9歳から14歳までの女の子は奴隷にされる世界3
- 143 :憩:2007/11/02(金) 19:41:01 ID:XjSod/CC
- 第三話 崩壊 12
全身に羽根を生やし宙に浮かぶユカリはさながら南国の鳥か蝶のように見えた。
「マミ、きれいだね。あはは」
友人の声などもうマミの耳には入らない。おぞましい化け物達が少女を苛んでいる光景。
『この国は間違っている』
もう、疑う余地なんて無いわ。間違っているのよ・・・
ロープを持つ松本先生の顔を覗き見る。
あ・・・嫌そうに見えるもん・・・やっぱり松本先生がMさんなんだよ。きっと
これが終わったら話をしてみるんだ。昨日から決めてたし、もう私!我慢出来ない!!
「さて、後始末をしようか〜男子、さっきの鞭でユカリに生えたダーツを叩き落としなさい〜」
ユカリの周りに集まり鞭を振るい始める男子達は皆、笑い声を上げていた。
「ほ〜ら、あやまれ!先生にあやまれ〜〜〜」
「バカだね〜ユカリは〜〜」「ごめんなさいって言え〜〜」
「あはは!あはははは!あははははははは!!あはははははははは!!おまえは汚い奴隷だぁ!!あはははは!」
口々にはやし立てながら鞭を振るう。伊藤は笑みを浮かべながらその光景を見ていた。
やがて矢はすべて落とされる。
見るも無残な赤い線上の跡と夥しい数の小さな血化粧を全身に施されユカリは気を失い床に降ろされた。肩を脱臼しなかったのは運が良かったのかもしれない。
マミの目には、この光景が小悪魔達の饗宴に見えて強い吐き気を覚える。
「おっと、もう授業は終了の時間か〜ユカリのせいで時間を取られちゃったな〜開通は明日にしよう。
男子、それに1級奴隷の女子。おつかれさん。松本先生も協力感謝します。3級女子は給食だ、そのまま待ってろ」
「ありがとうございました〜〜〜!」明るい男子児童の声に合わせるようにマミ達も土下座をして感謝を示す。
慣れ親しんだ土下座にもマミは嫌悪感を覚えていた。
もう、奴隷なんかじゃいられない・・・
早く松本先生と話をしたい・・・
服を着て教室へ戻る間、マミの頭の中をそれだけが支配していた。
つづく
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