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処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第19話

268 :名無しさん@初回限定:2010/09/21(火) 23:59:49 ID:EvHZLQ2G0
一月近く投稿がないだと・・・?

では流れも空気も読まずに投稿してみる、およそ5年ぶり位に



「ねえ、千早……」
 卒業式を間近に控えたある日の事。
 僕のベッドに潜り込んできた薫子さんが、何か云いたそうに僕の顔を見上げてきた。
「何です、薫子さん?」
「その、さ…えっと、こんな事聞いて良いのか、解らないんだけど…」
「それは、僕が答えにくいような類の質問なんでしょうか?」
「え? え、えーと、まあ、そう、なの、かな」
 ?
 何かどうにも要領を得ない。
「とにかく、質問を聞かない事には答えられるかも解りませんね…どうぞ、聞いて下さい」
 僕がそう答えると、薫子さんは少しの間、云うか云うまいかを悩んでいたみたい
だけれど。
「…えっと、千早は男の子で、だけど学院にいる時は女の子として振る舞っている訳だよね」
「え? え、ええ、まあそうですよね」
 そもそも女装している訳だから、女性として振る舞わないとあっという間にボロが
出てしまうと思うんだけれどね。
「その…やっぱり、学院で他の子達にボディコミュニケーションとか、されてた?」
「………ああ」
 性別の違いなのかなとは思うのだけれど、学院では普通にそんな様子があちこちで
見られていた。
 女の子同士なんだけど、手を繋いでみたり抱き合ってみたり、とまあそんな感じで。
 男同士でもスポーツの試合とかでハイタッチとか位はあるのだけど、流石に
抱き合ったりとかは普段は見ない訳で、その辺はやはり性別の違いを感じずには
いられない。
「そうですね、抱きつかれたりとかはありましたよ」


269 :名無しさん@初回限定:2010/09/22(水) 00:00:20 ID:40HHKR4o0
投下キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

270 :名無しさん@初回限定:2010/09/22(水) 00:01:07 ID:EvHZLQ2G0
 体育の着替えの時に香織理さんにシリコンパッドの胸を揉まれたのも、ある意味
ボディコミュニケーションなのかなぁと、ふと思った。
「そう云う時って…やっぱり我慢してたの?」
「そりゃそうでしょう。だって、されたからと云って僕が仕返すのは色々問題がある
訳ですから」
 そんな訳で、割と『触られ放題』な状況だったと云っても過言ではない。
 まあ、そうしょっちゅうそう云う場面があった訳じゃないから、幸い理性は保てていた
のだけれど。
「そっか…まあ、そうだよね…エルダーでもあるしねぇ」
 僕がそう答えると、薫子さんは何やら難しそうな顔をしていた。
「でも、それがどうかしたのですか?」
「え? い、いや、その……」
 僕が聞き返すと、何やら薫子さんは云い難そうにしている。
「何です?」
「ええと、その…そう云う風に我慢した後って、千早は、やっぱりその………一人で
してたの?」
「………………はい?」
 何か今、凄い事を聞かれた様な気が…?
「あ、あのねぇ薫子さん…ここは女子寮であって、僕が男だって知ってるのは薫子さんと
香織理さんと史しか居ない訳ですよ。そんな事出来る訳、無いじゃないですか…」
 そんな事したら、下手をすれば正体が他の寮生にばれかねない。
「で、でもでも…男の人は、その…『溜まる』って聞いたし…」
「ええっと…誰に聞いたのですか、そんな事?」
 そもそもそんな知識を持っている人ってうちの寮に居たっけ。
「その…陽向ちゃんに借りたレディスコミックで…」
「………………」
 陽向ちゃんはなんつー物を寮に持ち込んでいるんだ…。
 いや、ある意味年頃の女の子って事なんだろうか。
「…なるほど、それを読んで薫子さんは興味を持ってしまった……と、そんな所で
しょうか」


271 :名無しさん@初回限定:2010/09/22(水) 00:02:21 ID:Trtqz4ZZ0
「………うん………」
 頬を赤く染めて、上目遣いに薫子さんが僕の顔を見ている。
 こんな時にそんな可愛い表情をされても困るだけなんだけどね。
 やれやれと、僕は溜息を吐いた。
「…その、女性として学院に通っているうちに、時々自分が男だて事を忘れている
事がありまして。そんな訳で、余り気にならなかったと云うか、何と云うか…」
 …云ってて段々落ち込んできた。
 こんな事だから、ジェンダーアイデンティティの崩壊だとか云われるんだよね。
 ………ううっ。
「ちょ、ちょっと千早? お、お願いだから落ち込まないでよ」
「い、いいえ、落ち込んでなんか居ませんよ? ええ、落ち込んでなんか…」
 聖應を卒業したらちゃんと元に戻れるのかなと、そんな不安がふと頭をよぎった。
「ええっと、まあ…そんな訳で、薫子さんが想像している様な事は起きていませんから」
「で、でもでも…じゃあ、どうしてたの?」
「いえ、ですからさっきも云った通り、気にならなかったから何もしていませんよ。
其れ位のコントロールは出来ますから」
「本当に?」
「ええ、本当にです」
「…はっ! ま、まさか…実は史ちゃんに…」
「してません!!」
 全く、どう云う影響を受けているんだか。
 そんな薫子さんも可愛いとか思ってしまう辺り、僕も大概ダメなのかも知れないけどね。
「…そっか…その、もしかして、ずっと我慢とかさせちゃってた?」
「いいえ、そんな事はありませんよ」
 そもそもそう云う話は僕の『男』に関する問題であって、薫子さんには関係ないしね。
「…あの、さ…えっと…」
 と、何やら薫子さんが云いたそうにしている。
「何ですか?」
「えっと…その…」
 何やら、云おうか云うまいか悩んで居るみたいだけれど。


272 :名無しさん@初回限定:2010/09/22(水) 00:06:13 ID:Trtqz4ZZ0
「…その…も、もし千早が、その…えっと、た、『溜まってる』んだったら、あ、あたしで
良ければ………ぁぅ………」
 そう云って、薫子さんは顔を真っ赤にして、目の所まで布団を引き上げて隠れて
しまった。
 よほど恥ずかしかったらしい。…まあ実際、恥ずかしい事を云ってる訳なんだけどね。
「…あのね、薫子さん」
「…な、何?」
「僕が貴女を抱くのは、真に貴女を愛しているからです。僕の性欲処理の為だけに
抱く様な事は決してありませんから、それだけは憶えて置いて下さい」
「千早………」
 僕がそう云うと、薫子さんは顔が赤いまま、そっと僕に抱きついてきた。
「じゃ、じゃあ………えっと、その………」
 そう云いながら、指で僕の胸にのの字を書いている。
 何となく何を考えて居るかは解ったけれど、可愛いからもう少し様子を見てみよう。
「…何ですか?」
「えっと………その………あ、愛して、欲しい…」
「くすっ…はい、薫子さんの仰せのままに」
「えへへっ…愛してるよ、千早」
「僕も愛してますよ、薫子さん」
 そう云って、抱きついてきた薫子さんをしっかり抱き留めて、僕と薫子さんはキスを
した――。



「はっ! と、云う事は、あたしがセクシーな格好をして千早を挑発すれば、千早は
『溜まる』のかな!?」
「いや、あのね薫子さん…」
「………ううっ、自分で云って置いて何だけど、あたしのセクシーな格好ってのが
想像付かない…」
 いや、そこで落ち込まれても困るんですが。

 つづかない。

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