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永遠のアセリア&雑魚スピ分補充スレッド 28

1 :名無しさん@初回限定:2007/12/05(水) 19:29:58 ID:+cKV8aDh0

神様「スレ建て明けに、早くわしの元に来た順に新規イベントフラグを立ててやろうぞ」

クォーリン「あのキョーコ様、つい忘れちゃったのですけれど、神様の元へ行くのは何日でしたっけ?」
今日子「1月2日だよ^^」

時深は足がとても遅いので誰よりも早く出発して真っ先に神様の元へやってきました
しかし時深に乗っていた今日子が飛び降り、先にゴールしてしまいました
そしてヘリオンやネリシアやニムントールと足の速いスピたん組が次々とやってきます
セリアやハリオン、ヒミカ、ファーレーン、ナナルゥは油断してしまい到着が遅くなったそうです

クォーリン「神様ーきましたよー^^」
神様「何言っとるんじゃ、もう点呼も終わっとるというのに」
クォーリン「( ゚д゚ )」

それ以来、クォーリンは今日子を見かけると泣きながら追い回すようになったということです


お茶の間ネタからこんにちは。永遠のアセリア&雑魚スピ分補充スレッド 28


前スレ:永遠のアセリア&雑魚スピ分補充スレッド 27
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1185277607/
発売元:Xuse【本醸造】公式サイト
http://www.xuse.co.jp/
外部板:雑魚スピスレ保管庫
http://etranger.s66.xrea.com/
外部板:雑魚スピスレ避難所@MiscSpirits
http://www.miscspirits.net/Aselia/refuge/


2 :名無しさん@初回限定:2007/12/05(水) 19:30:56 ID:+cKV8aDh0
____      ________               _______
|書き込む| 名前:|            | E-mail(省略可): |sage       |
 ̄ ̄ ̄ ̄       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                                        ,ィ
                         ,べV       //
ネリーみたいなくーるな女には       / 〃  ̄ ヾ;  / ./
    sage進行がぴったりよね〜    ! i ミ(ノハソ / /./
                           !ik(i|゚ ヮ゚ハ<///
                            リ⊂}!廿i つベ/
                               く/Цレ'
                             し'ノ

3 :名無しさん@初回限定:2007/12/05(水) 19:31:40 ID:+cKV8aDh0

あてんしょん

 | ̄ ヽ
 |」」 L.
 |゚ -゚ノ| ……えっとこのスレに投稿したネタ(名前欄に題名を記入したもの)はね……
 |とl)
    ,べV      
   / 〃  ̄ ヾ; 
   ! i ミ(ノハソ
   !ik(i|゚ ヮ゚ハ   。・゚・⌒) 作者の意向が無い限り、
   リ⊂! |T|!つ━ヽニニフ))   問答無用で>>1の保管庫に収録されちゃうんだよ〜
     く/|_|〉 
     (フフ

4 :名無しさん@初回限定:2007/12/05(水) 19:32:39 ID:+cKV8aDh0

Q: 雑魚スピって何ですか?
A: サブスピです。

Q: 具体的に教えて下さい。
A: シアー・セリア・ナナルゥ・ニムントール・ネリー・ハリオン・
   ヒミカ・ファーレーン・ヘリオン、以上9名の総称です。

Q: 最近設定かネタか判んなくなってきちゃった。
A: ここで確かめましょう。→http://nechanforce.o-oku.jp/

Q: これまでに投稿されたSSはどこで読めますか?
A: ここで読めます。→http://etranger.s66.xrea.com/

Q: これまでに投稿されたAAは?
A: ここで観れます。→http://nechanforce.o-oku.jp/

Q: 俺あんまりサブスピに興味ないんだけど。
A: 雑魚スピです。>>1の関連スレリンク集か↓で行き先を探してみましょう

5 :名無しさん@初回限定:2007/12/05(水) 19:37:22 ID:+cKV8aDh0

エロゲー:Xuse(ザウス)総合48
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1190044687/

作品別:永遠のアセリア/スピたん/聖なるかな 第86章
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1196160328/

ギャルゲー:永遠のアセリア−この大地の果てで−10
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1189103113/

エロゲネタ:聖なるかなSS&ネタスレ第2世界
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1193308532/

6 :名無しさん@初回限定:2007/12/05(水) 19:41:45 ID:+cKV8aDh0
お題はえっと、
・アセリア、スピたん、なるかなに登場した食べてみたい食べ物  で。

ネネの実を食べ残しを付けたスピの頬っぺたを食べ(天壌無窮の太刀 <1>

7 :名無しさん@初回限定:2007/12/05(水) 19:52:02 ID:kG8bGsbtO
>>1

第二詰所のセリア謹製食事

8 :名無しさん@初回限定:2007/12/05(水) 22:44:18 ID:M7M9d/Jn0
>>1乙カレー

ヒミカ&ハリオンの手作りお菓子 <3>

9 :名無しさん@初回限定:2007/12/05(水) 22:56:35 ID:AtQK96ab0
>>1乙

オマエら無難なモノばかり選ぶなよ
オレは>>10と一緒に、ヨフアルの重箱弁当に特攻するぜ<4>

10 :名無しさん@初回限定:2007/12/06(木) 00:04:43 ID:b+OtmYU50
>1乙

ソゥユート製ナポリタン。

<3>


11 :名無しさん@初回限定:2007/12/06(木) 00:06:12 ID:b+OtmYU50
あぅ、スマぬ。
<5>ね

12 :名無しさん@初回限定:2007/12/06(木) 00:55:18 ID:cZLtpjEC0
>>1乙ー
見た目は地獄、食べれば昇天
今日子&ヘリオンの一人二役定食〈6〉

13 :名無しさん@初回限定:2007/12/06(木) 10:47:58 ID:/UAZioH10
>>1
乙ぺリア

じゃあ俺はセリアさんのマナ(ヘブンズ

でも『聖緑』から生えるらしい大樹の実は一度食べてみたい<7>

14 :名無しさん@初回限定:2007/12/06(木) 23:00:29 ID:8++MOgBH0
>>1

アセリアの手料理

>>13
つ大樹の実
       λ
       ,八,.
      ,ノ  \,   _
    '´ ヘ ヘヾ   '´ ヘ ヘヾ
  ノ〈从ハ从〉 ノ〈从ハ从〉  トーナリドーシ
  从ヲ´ヮ`ノヲ 从ヲ´ヮ`ノヲ アーナータト アータシサクランボー  <8>


15 :名無しさん@初回限定:2007/12/06(木) 23:36:26 ID:rsKSta+x0

ぐす、、、えぐっ、、、
         __       ヽ)/
      「,'´r==ミ、   ∠´ ハ`ゝ
      くi イノノハ)))  彡//ノハハ〉
       | l||;´(フノl|  ゞ(リ;゚ -゚ノ!  
       j /ヽ y_7っ ⊂ <´ii Yliン,
      (7i__ノ卯!      |. Tii<
  )))   く/_|_リ    <_ノ_jイ_ゝ


某所でいじめられてたのでとりあえず連れて帰ってみた

16 :名無しさん@初回限定:2007/12/06(木) 23:37:01 ID:rsKSta+x0

              ヽ)/
   |          く´ハ `ゝ 元気だせよ、、、
   |     __    〈ハノ/ノハミミ
   |   「,'"    ヽ ,,, li、゚- ゚;リゞ
   | くi  r==ミ、l ⊂くilY ii`>
   |  | ||i イノノハ))  >iiT |U
  / ̄j ノ.lニ⊃⊂) ̄ <_トj_ヽ> ̄ ̄ ̄
./    (7ヽ~(ヘ_)_). :. :. .:: : :: :: :::::::: :  :::::::::::::::::  
      . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::


いつもの癖で髪撫でて慰めてみたが効果が無い
つかこんな時深は初めてなので、正直対処に困る

17 :名無しさん@初回限定:2007/12/06(木) 23:38:05 ID:rsKSta+x0

     . __    __                    /|
   _(   ()_(   ()                  /i |  ヽ)/ 
   |             .|                 .| | |∠´ ハ`ゝ
   /\           |                 .| | |彡//ノハハ〉 時深、、、
   //\\         __|                 .|《]| !、 リ彡彡
  //  \\    「,'"    ヽ                | ||| <´   )
  //    // ∩くi  r==ミ、l                | |||  U   、
  \\  //⊂⌒  ||i イノノハ)) ひっく、、、ひっく、、、 | !メ  <__λ__ ゝ
   \\//  `ヽ_ jつ/"⊂ノ               .|/
     \/           

様子を窺いに部屋を訪ねてもノックする前にすすり泣きで足止めされる
どうやら不貞寝をしているようで、暫くそんなどんよりした日々が続いた

18 :名無しさん@初回限定:2007/12/06(木) 23:41:34 ID:rsKSta+x0
   ____
   /ヽ__//
  /  /  /
  /  /  /  前略、ユートさん江、、、
 /  /  /
`/  /  /
/  /  /
 ̄ ̄ ̄ ̄

そんなある日、時深が消えた。ぽつりと1枚の手紙を残して。
開いてみると、たった一言「忘れませんから」とあった

19 :名無しさん@初回限定:2007/12/06(木) 23:51:55 ID:rsKSta+x0

           ヽ)/
  −=≡   ∠´ ハ`ゝ
 −=≡   彡//ノハハ〉
−=≡    ゞ(リ;゚д゚ノ!⊃  は、早まるなあぁぁぁ
 −=≡   / つ /
  −=≡ /   ⌒)
        し'⌒ ̄

走った。ひたすら走った。時深に限ってとは思ったが、
今彼女を一人にしてはいけない、そんな気持ちで一杯だった。そして、、、

20 :名無しさん@初回限定:2007/12/06(木) 23:57:23 ID:rsKSta+x0

俺は、見てはいけないものが有限世界にはあると知った


;;;;!i!|il|ll|;:;::;::::::;::;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,     
;;:;ill|il|!l);:;::::::::::;::;::;;:;:;:;明日に向かって、、、;;;;;;;;;;;;;; 
:;:;!!iill|!li;::: カツーン::::;:::;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,____,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,
;;:il|!llli: |:::::::::::::::::::::::   ___  ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;:;!!iill ..,!,,,    __´ .     γ⌒ ミ  
;:;li;;  |!.:;l_   'r==メヽ7    (   ) ヽヾ
:;; ミ三,,;━┨((ハ从ノ i>__ ゝ__ ノ;;;;;;;;;;;;;;
;;:;:. /ユ;;i~   |i、ヮ゚|i) |//   :;:;;;;;;;;; カツーン ;;;;;;;
;;;! ,; /';」と二 ̄   ヽ);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,
;(il;:.  .:|......::::::::`>   _);;;;;;;;打つべしっ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
:;;;!!ilill|!l;|:::;:;:;:;;;;;(  ヽ \;;;;;;;;;;;;打つべしっ;;;;;;;;;;;;;;;
ソ;ハj|W;i;|;;;;;;;;;;;;;;;;`J;;;;;;;(_);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,
;:;;从人w;,v ,, "゛""  "゛""

21 :名無しさん@初回限定:2007/12/07(金) 00:00:21 ID:kjUybUlr0

  |,__
  |r==ミ、  忘れないとはそういう意味だったのか
  |ノハ)))  納得した俺は遠慮無く書き込みを続けることにした
  | ゚ヮ゚ノl| 
 =⊂)/i !      ヽ)/
  ||リ/l_」    ∠´ ハ`ゝ
  |'       彡//ノハハ〉
  |       ゞ(リ ゚ д゚ノ!   ξ おbsnかわいいよおbsn
          /¶.くVゝ¶\V━・
        /  | |゚/ ̄ ̄ ̄ ̄/
      __(__ニつ/  求め  /____
          \/____/

22 :名無しさん@初回限定:2007/12/07(金) 00:02:04 ID:kjUybUlr0
 ,_________________
 |                       |
 |  ._,,..-..,,,__          ○     .|
 |  |:::::::: ニ=.T         _______.   .|
 |  |:::::::: ニニ ト、      _,.-个:::::::|   |
 |___ .|:::::::: ニニ |叫     |.=ニレ-'个ー‐-|
 |.  ̄\:. ニニ.|叫 ̄ ̄ ̄~T=ニ|::|`'ー.,_  .|
 |-ー‐''''个.ニニ.レ'´. ,ィ^i^!1、  -.,|::| 叫 `ー|
 |. ニ= |::_,.-'´  .,'´  ̄ `ヽ';_ ``|.,     .|
 |   _,.ト'´  / (l !i_!li_!i!リ `;_  \   |
 |  /    /.  リi ゚ - ゚ iソ. `;_  .\,  .|
 |_/     /  √ |Ψ|`'i   `;_   \_|
 |      /    | |. i | .|    `;_   |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       はんにんは(ry


23 :名無しさん@初回限定:2007/12/07(金) 00:26:01 ID:YAKbXMB90
吹いたwww
藁人形とおbsnの手をじっと見てると名前に見えてきてさらに吹いたwwww

24 :名無しさん@初回限定:2007/12/07(金) 02:57:31 ID:bsAuVZVt0
>>23
言われなければ気付かなかったのにwww

この流れはおbsnの手作りおはぎとしか言えない<9>

25 :名無しさん@初回限定:2007/12/08(土) 01:31:21 ID:lWh5/NO20
手作りおはぎにもう一票ノシ<10>

26 :名無しさん@初回限定:2007/12/08(土) 02:09:35 ID:LKynGxlR0
悠人が食した異世界の食物で、
姿・味・香全てに反応がまともだったのは
エスペリアの料理全般ととヨフアルと時深のおはぎだけだった事について

27 :名無しさん@初回限定:2007/12/08(土) 03:21:14 ID:DgKTtHOL0
オルファの料理を……忘れないで……

28 :名無しさん@初回限定:2007/12/08(土) 10:56:45 ID:u1VGDW/90
第一詰所と第二詰所の入れ替え戦日程はまだ発表されませんか?

29 :名無しさん@初回限定:2007/12/08(土) 13:43:16 ID:JaUx9jDO0
ここは公平を期してユート殿に決めて貰おうではありませぬか

30 :名無しさん@初回限定:2007/12/08(土) 16:35:14 ID:+wQMjf100
むしろ入れ替えるよりユウトの部屋の引越しを行えばよいのではないか?

31 :名無しさん@初回限定:2007/12/08(土) 17:29:38 ID:JMGufEep0
では
第二詰所昇格:悠人
第一詰所降格:光陰
ってことであれ誰か来た

32 :名無しさん@初回限定:2007/12/08(土) 18:46:55 ID:fl7JeT+Y0
              辞 令

第一詰所エトランジェ課食事処理班
             高嶺 悠人 殿


本日付けで、王宮内永住並びに王室専属紫コロッケ処理班勤務を命じます。


                         ラキオス王国 重臣一同



もう試食台はこりごりだそうで。

33 :名無しさん@初回限定:2007/12/09(日) 05:14:57 ID:iwqOXXIK0
雑魚スピの処刑に使われるのは、紫コロッケの改良品

34 :名無しさん@初回限定:2007/12/09(日) 05:26:01 ID:kHXLzL/a0
更に消費期限改竄の罠

35 :名無しさん@初回限定:2007/12/09(日) 10:09:16 ID:bd+DV/2p0
消費期限だなんて食べ物のようなご冗談を

36 :名無しさん@初回限定:2007/12/09(日) 11:54:50 ID:R/XV1BxW0
強烈すぎて腐敗菌もはじかれてしまうもんな。
あれ? 謁見の間から呼び出しだって。

37 :名無しさん@初回限定:2007/12/09(日) 16:14:02 ID:8gc+L53w0

       '´∋θ∈
      ! ノノ))))  ええっとユートくんが好きそうな食材は、、、
      i (リ゚ -゚ノl|
      ⊂)iゝヲiつ
     ノl〈/ !芥!〉リ   
  )))  く_/liVil,ゝ


38 :名無しさん@初回限定:2007/12/09(日) 16:16:46 ID:8gc+L53w0

               |
          \  __  /
     '´∋θ∈ _ (m) _  
    ! ノノ))))    |ミ|
    i (リ゚ヮ゚ノl|   /     \
    ⊂)iゝヲiつ                      , ^》ヘ⌒ヘ《ヾ
   ノl〈/ !芥!〉リ                    ( リ〈 !ノルリ〉)) ユートサマドコカナァ 
    く_/liVil,ゝ              / ̄ ̄ ̄ノノ(!リ゚ ヮ゚ノリ((
                   )))  ~ ̄> ̄> ̄>  ヽ      カサカサカサカサカサカサ

39 :名無しさん@初回限定:2007/12/09(日) 16:17:44 ID:8gc+L53w0

     '´∋θ∈   ∠ な、中々上手く揚がりませんね、、、
    ! ノノ))))   
    i (リ゚ -゚ノl| .┃   ,'^》フ⌒´ヽ》ヘ  アチ、アチ、アツイデスアツイデスカーネルサンダース
    ノ⊂iゝヲi つ┃  ( ノ i」」」」」〉)) 
  l〈/ !芥!〉リノ .┃  ノノ(!リ;゚ヮ゚ノリ((  (;`Д´)←>>33-36
    く/|_ノ  〈≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡〉
     し'ノ  ./      処   刑      ヾ    グツグツ……
  ||ニニニニ||(____________,, )
  ||      ||ヾ;从;从;;从;从;从;;从;从;从;;从;;;ノ


40 :名無しさん@初回限定:2007/12/09(日) 16:21:16 ID:8gc+L53w0

             \  /// \__   ∧丶\< ̄´
              >='´      ̄´  ̄ヽゝゝ\
            , '´    /      ヽ  ヽ ヽ ヽ
           /  / / // イ    i.  i  |│  i  l
         /// /  / //  '1    !!   |  l j i |  l
            /!  ,'  / イ厶 { |   ||  /__/'/  ! .l. j     ん、おいち。
           l  |  :| Nト,三 ミヾ.  i|l ,'ミく/ヽ j | l
           l  |  :|  ||' {ヒbト} ヘ. |リイヒc1}メイj | ! !
           ト、 ト  l  |!`=¬"´  ヾ ┴=='-::/'/  | |
             `ト  ヽ ゝ、    '       ' イ  l. |
                 i  |  ゝ    ,r‐、    /|  j  l
                 |  |. T7!} 、 /〉二   / │  ト、 ヽ
            厶‐'| │! |. / /'´7- '¨´|_   _j  | \ ヽ、 
            /\__!  | | Y / /ン7ュ¬、ヽf´j  l / /
             /  ヘ| │V  j  |' /ヽ ヽ. ユ. V  レ‐'彡ヘ
          /  /i| │ ヘ.    {ヾ、丶 Y /'|  jク/ 、   ヽ
            /  r'   |!  トゝヘ    ヽ j !  /!   l/  ヽ  ヘ
         /  f'    |  |l  ト、   }     / | //     i   ヽ
.         /   !   ヘ  l  j ヾ、 .ノ   .ノj |,イ/     l    \


41 :名無しさん@初回限定:2007/12/09(日) 16:22:32 ID:8gc+L53w0

    , '  ⌒ヽ  あ〜ユートくん、3回目の偶然だね〜
  (@)ノノ)))リ)
   §(リ゚ ヮ゚ノ§
   ⊂!) 英i7つ回 <ユートサマタベテクレルカナァ…
    くイ__ 〉                      ヽ)/
  ))) し'ノ                   ∠´ ハ`ゝ
                          彡//ノハハ〉  な、なんだこの不気味な悪寒は、、、
                          ゞ(リ ;゚-゚ノ!  
                           <´ii Yliン,
                           U |.Tii<
                            <_ノ_jイ_ゝ

42 :名無しさん@初回限定:2007/12/09(日) 17:43:42 ID:jJa18S7l0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
                               ┃
   本日の被害                    ..┃     
     意識不明…1名                ┃  
     行方不明…1名               ..┃
     殺人未遂容疑…1名            .┃
     処刑…4名                   .┃
                              .┃
      ,ヽノ_                      ..┃
━━━,' 〃, ^^ヾ━━━/━━━━━━━━━━┛  
    i y(从ソ))リ゙.  /
    ノノ゙(リ゚ -゚ノリ  /
   (( ⊂}!廿i つ
       く/Цレ'
       し'ノ

43 :名無しさん@初回限定:2007/12/09(日) 20:22:45 ID:o1PLsW5v0
>>42
被害甚大w

44 :名無しさん@初回限定:2007/12/09(日) 23:51:36 ID:R/XV1BxW0
おいちw
童心にかえってるよ20過ぎ女王陛下。


ということで、部外者には見られてないと誤解してるスピ達のmixi暴露大会よろ。


45 :名無しさん@初回限定:2007/12/10(月) 01:49:37 ID:Q8+R7mS80
テラヨフアルの作り方
続きと動画を見たい場合はヨフアルヨフアルと(ry

コメント:はぁ? 代賞? マナじゃないの?

46 :名無しさん@初回限定:2007/12/10(月) 01:59:50 ID:11abgdkY0
焼く前だからナマだろ

47 :名無しさん@初回限定:2007/12/10(月) 07:20:20 ID:Ou9RPTEb0
>>45
時事ネタ詰め込みすぎw

48 :名無しさん@初回限定:2007/12/10(月) 15:22:34 ID:t5ZW0n5A0
     '´∋θ∈   ∠ 今回は不純物が混ざってないから大丈夫…
    ! ノノ))))   
    i (リ゚ -゚ノl| .┃   ,'^》フ⌒´ヽ》ヘ    '´ ⌒ヽ
    ノ⊂iゝヲi づ┃  ( ノ i」」」」」〉))   ! ソノノ~))) 
   ノl〈/ !芥!〉リ ┃  ノノ(!リ;゚ヮ゚ノリ((  く人リ;゚ヮ゚ノiゝ
   く_/liVil,ゝ .〈≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡〉
  ||ニニニニ|| /       処   刑          ヾ    グツグツ……
  ||      ||(_______________,, )
  ||      ||ヾ;从;从;;从;从;从;;从;从;从;从;从;;从;;;ノ


49 :名無しさん@初回限定:2007/12/10(月) 17:06:25 ID:sNdRowCX0

                            '´∋θ∈  
 Ξ     v  _ v                 ! ノノ))))   あ゛
     /`'´/ `´ ヾヘ  テイッ         =  i (リ゚ -゚ノl| 
     ! f{ミ|iソノリリ)〉 !            =  ノ⊂iゝヲi づ       _ _
 Ξ   ! !ヾリ ゚ヮ゚ノリ! !   \从 /  ┃ = ノl〈/ !芥!〉リ      //, ヽヽ\
     ノソ O)フとl)}リ   >,';;;て   ┃   く_/liVil,ゝ       (/ハ\ヾ ii  1名様、 
        く/_|に二二ニ‐,';;;',ヘ   ┃      し'         ハ´ヮ`)))/  ご案内ですぅ〜
 Ξ       し'        `Y   〈≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡〉
              ||ニニニニ|| /         処    刑             ヾ    グツグツ……
              ||      ||(___________________,, )
              ||      ||ヾ;从;从;;从;从;从;;从;从;从;从;;从;从;从;从从;;从;;;ノ

50 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 19:59:36 ID:UkYpEvea0

ふらっと訪れた第二詰所で、珍しい光景を見かけた。
ファーレーンとニムが応接間の机を挟んで座り、寛いでいる。
いや、ニムがファーレーンにべったりなのはいつもの事だし、
休憩時間に二人でお茶を飲んでいてもなんら不思議でもないのだが。
それでも俺は開いたばかりの扉の前で、思わず声をかけ損なう。

「ええっとこれをこう……ふぅ、難しいですね」
「……ていっ、ていっ」
「……」
彼女達は、揃ってありえないアイテムに夢中になっていた。
精確にはこの世界にはありえないアイテム。編み針と、毛糸玉に。
ファーレーンは忙しなく動く手元と真剣に睨めっこをしていて、
その手元から延びた毛糸が纏まった玉を、ニムが机の上で転がしている。
ふと、気配に気づいたのか手元を止めたファーレーンが丁度こちらを向いた。
集中を削いで悪いことをしたなと思いつつも、取りあえずは疑問を口にせずにはいられない。

「えっと……二人とも、何してるんだ?」
「え? あ、ユート様。こちらにいらっしゃってたのですか?」
「あ、ああ。暇だったからさ。それで、何してるんだ?」
「はい、アミモノです」
「やっぱり」
「はい?」
「……いや」
呟きながら、二人の正面に腰を下ろす。
すると接近にまだ緊張するのか、少し身を硬くするのが見えてしまう。
彼女の方を窺うと、恥ずかしそうに俯き、もじもじと手元を隠そうとさえしたりする。


51 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:00:15 ID:UkYpEvea0

「あの、あまりその……み、見ないで下さいますか……?」
「え、ああ、うん」
「あ、わ、私、お茶を入れて来ますねっ」
「ああいいよ、ごめん、邪魔をするつもりじゃなかったんだ」
「そんな、邪魔だなんて。それに、お茶もお出ししないなんていくらなんでも失礼です」
「いいって。それよりもさ」
礼儀に忠実な彼女の相手をするにはそれ相応の段階を踏まなければならない。
しかもやり取りの間にもおろおろと慌てたり耳元が真っ赤になってしまうので、
これ以上テンぱらせないように、出来るだけ何事も無かったかのようにさりげなく質問する必要がある。

「編み物って、この世界にもあるのか? 俺、初めて見たんだけど」


52 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:00:48 ID:UkYpEvea0

そう。ここはファンタズマゴリア。
いくらあっちの世界ではよく見かける光景でも、こっちでもスタンダードとは限らない。
実際、城下で手編みのセーターとかを着込んだ住人なんて見かけた事が無かったし。
立ち上がりかけていたファーレーンがきょとん、と首を傾げたまま目をぱちくりさせ、
静々と座りなおすと、項垂れるように膝の上に乗せたままの編み棒をじっと見つめる。

「いえ……これはその、カオリ様に教わりました。申し訳ありません」
「あ、いや別に責めてるんじゃ」
「本当に申し訳ありません。ユート様の許可も無くこのような出過ぎた真似を」
「いや、だから責めてる訳じゃないって。許可とかいらないし。そっか、佳織に教わったんだ」
「え、あ、はい、有難うございます。……あの、カオリ様は、とても器用な方ですね」
「んー、昔から家事とか得意だしなぁ。料理は俺が教えたんだけど、それは自分で覚えたのかな」
赤面症な彼女は異性に対して必要以上に謙る癖があるので、会話は慎重に進めなければならない。
しかし伊達に隊長なんかを長くやっているお陰か、最近はあしらい方も大分判ってきてはいる。
詰まる所、緊張させずに、自分が危害を加えない相手だと全身で伝えるように話せばいい。
丁度こう、初めて対面した時の佳織とか怯える小動物に対するコミュニケーションの要領だ。


53 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:04:07 ID:UkYpEvea0

そんな訳で、驚かせないようにゆっくりと立ち上がり、さり気なく告げる。
「あ、ごめん、無駄話で中断させちまったな。続けててくれよ、お茶は自分で入れるからさ」
「え……あ、そんな私が」
「いいから。もうすぐ完成なんだろう?」
「で、でも」
「その代わり、出来たら俺にも見せてくれよ。な?」
「あ、は、はい……はい?」
「はは、約束だ。楽しみだな」
「ぁぅ……判りました……」
ちょっと縮こまったファーレーンの呟きを背に、さっさっと厨房へ向かう。
出掛けにちらっと、珍しく会話に一切加わって来なかったニムの様子を窺ってみた。

「ていっ、ていっ」
「……」
猫だ。紛れも無い。
厨房でぼーっとお湯を沸かしながらも、夢中で毛糸玉とじゃれ合うニムの姿を反芻しては噴いてしまう。
お茶を淹れ、ついでにそこにあった茶菓子を皿に載せ、ようやく戻って来てもまだニムは毛糸玉とじゃれていた。


54 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:06:07 ID:UkYpEvea0

「ていっ、ていっ」
「……」
「……」
俺が部屋に戻って来るのを待っていてくれたファーレーンが一度小さく、
では失礼致します、と言って編み物を再開し、意外とちまちま器用に動く手元を眺め続けて数分後。
相変わらず毛糸玉と格闘しているニムを、頬杖を付きつつ眺める。
「ふあぁ……」
流石に退屈になってきた。
集中を解かないファーレーンと会話は覚束無いし、ニムは未だに俺に気づいてもいない。
ふと机の上に一冊の本を見つけ、生あくびを噛み殺しながら手にとってみる。
「……『初めてでもできる棒針編みのマフラー』。あっちの世界の本か。佳織のだな」
という事は、ファーレーンの編んでいるのはマフラーか。
ぱらぱらと捲ってみると写真や図解が多く、これなら言葉が通じなくても何となく判る。
しかも生真面目な性格からか、比較すると驚くべき事に棒の動きと本の手順が綺麗にシンクロしてしまっていた。
目通し、目外し、目寄せ、絞め。よく判らないが、本に書いてある動作がものの見事に次々と再現されていく。


55 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:07:04 ID:UkYpEvea0

「ん、ん……」
「……凄いな」
指の運びや糸の並び具合まで図解と全く同じで、ここまでくると律儀を通り越して一種のコピー能力だ。
初心者は料理でも何でも、取りあえず自己アレンジを施そうとしてそこで失敗する。
比較で言っちゃ悪いが、アセリアの初料理とかウルカの初料理とかレムリアのコロッケがその最たる例だ。
その点、この教科書に一切疑念を挟まない彼女のやり方は、非常に成果が期待出来るものだろう。
おまけにブラックスピリットのセンスなのか、調子が乗るとリズム良く回転も上がっていく。
自分で使うのか誰かにあげるのかは知らないが、いや、恐らくはニム用なのだろうが、ちょっぴり羨ましい。
あそこまで一心不乱というか一生懸命なのだから、きっと暖かいマフラーが出来るだろう。

「〜♪」
「……って」
回転が、速すぎる。鼻歌混じりなのはいいのだが、だんだん編み棒や指先が霞んできた。
もの凄い勢いで糸が減っていくので、連結している毛糸玉も同然のようにぴょんぴょんと激しく跳ね飛ぶ。
「ていっ、ていていっ、ていていていっっ」
「……ピンボール?」
そしてますます夢中になり、ランダムに飛ぶ毛糸玉にカウンターを当てていくニム。
しかしグーに握った手の動きは素早すぎて、まるで千手観音を見ているような気になってくる。
スピリットは皆美形なのでファーレーンの手編み姿は実に癒されるものがあったし、
無邪気にはしゃぐニムの姿も微笑ましい光景だったのだが、こうなると何だか雲行きが怪しくなってきた。
ファーレーンの背中にはいつのまにかふぁさふぁさとウイングハイロゥが靡いているし、
ニムの頭上で輝くハイロゥは主の機嫌の良さを表すように嬉々としてコルーレの光を放ち始めている。

「……ああ、思い出した。ここって異世界だったんだよなぁ」
俺はありえないスピードで仕上がっていくマフラーや不動の姿勢で手元だけ見えないファーレーンや
額に爽やかな汗を掻きつつ猛烈なラリーの応酬を一人で繰り返しているニムを横目に窓の外を遠く眺め、
なんとなく悟った気分に浸りながら菓子を頬張り、やや冷めたお茶をぼんやりと飲み干していった。


56 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:10:07 ID:UkYpEvea0

「―――― 出来ましたっ」
「ぶべらっ!」
「……どうかしましたか?」
「い、いや……」
唐突にファーレーンが叫んだのと、ニムが打ち損ねた毛糸玉が顎にヒットしたのは同時だった。
スピリットのパンチ力とへたに毛糸玉自体がゴルフボール大位にまで小さくなっていたせいで、
ピンポイントにめり込んだ衝撃力は想像を遥かに超えて凄まじく、あやうく舌を噛みそうになる。
しかしその弾みでニムがようやく俺の存在に気づいたらしい。何故かジト目で睨みつけられていた。
「あれ? なんだユート、いたんだ」
「いたよっ! さっきからっ!」
「こらニム、ユート様にむかって」
「あ、出来たんだお姉ちゃん」
「え? う、うん。後は糸端を切るだけです」
「へぇ、上手じゃないか。暖ったかそうだな」
「そ、そんな大したものじゃありませんよ。私、初めてですし……」
ファーレーンが恥ずかしそうに抱えているのは、厚手のごくスタンダードなマフラー。
萌黄色で、網目も綺麗に揃い、愛情が詰まっているのが一目で判り、とても暖かそうだ。
また謙遜しているが、良く判らない俺が見ても初心者にしてはかなり上出来に思えた。
隣で身を乗り出したニムもきらきらと瞳を輝かせつつ、興味津々で眺めている。


57 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:11:10 ID:UkYpEvea0

「ねね、お姉ちゃん、触ってみてもいい?」
「あ、はい。良いですよ」
「あ、俺も」
「やだ。ニムが先なんだから」
「なんだよ、少しくらいいいじゃないか、けち」
「けちじゃないっ! ユートが触ったら壊れるっ」
「なわけないだろ。……おっと」
「あら?」
「えっ……」
なんとなくの流れでニムと言い争っていると、何か柔らかいものが足に当った。
と思った時にはどうやら蹴ったらしいそれが丁度三人の真ん中にふわっと浮かび上がり、全員が目で追う。
軽くゴルフボール位の大きさの、どっかで見たような萌黄色の球体……って。


58 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:12:13 ID:UkYpEvea0

「やばっ……ニムっ!」
「ていっ! ていていていていていていていっ!!」
「うわあああああっ! やっぱりっ!」
遅かった。反射的に押さえつけようとしたが、もうその場にはいない。
玉に飛びつき、一緒になって部屋中を飛び跳ねるニムに尻尾が生えて見える。
そしてさっき、ファーレーンは言っていた。まだ、糸端は切っていない筈。
編んでいる時なら編み棒を軸に支える事も出来るが、今その編み棒はマフラーから抜かれ、机の上に。

「きゃあああっっ! あっ、あっ、ニムぅ〜〜っ!」
「ていっ、ていっ、ていっ、ていぃっ!!」
「……あー」
毛糸玉に引っ張られ、解け始めるマフラー。
それを大事そうに抱えつつ、涙目でこれ以上解かれまいと懸命にニムを追走するファーレーン。
距離を縮めようとするファーレーンにも気づかず、転々と転がる毛糸玉を四つん這いで追いかけるニム。
「その、……ごめん」
この洗濯槽の中のようにぐるぐると回る光景を、止める術は俺には無い。
ただマフラーの無事を祈りつつ、誰も聞いていないであろう謝罪を繰り返すだけで精一杯だった。


59 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:16:10 ID:UkYpEvea0

「……」
「ねぇお姉ちゃん、そろそろ機嫌直してよ」
「その、なんだ。半分事故みたいなものだし」
「……」
「ニム、ちゃんと謝るから。ごめんなさい。ね」
「俺も。悪かったよ、ごめんな。まさかあんなトラップがあるとは思わなかったんだ」
「……頑張ったのに」
「ぁぅ゙〜……ごめんなさい」
「……ごめん」
結局、騒動は壁に思い切り突進したニムが額から衝突し、我に返ったと同時に終結した。
しかしその頃にはマフラーの長さは約3/4程、丁度俺が来た時と同じ位に縮んでしまっていた。
今はどんよりと真っ黒なオーラを背中に背負い、膝を抱え込んでしまったファーレーンを二人で慰めている。
しかし被害は甚大で、そう簡単には立ち直ってくれそうもない。
ニムが爪先で脛を軽く小突きながら、なんとかしなさいよ、とか囁いてくる。なんとかって言ったって。


60 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:18:13 ID:UkYpEvea0

「ほら、ニムも反省しているようだし、今度は俺が監視してるからさ」
「そうそう、ユートも反省してるし、許してあげなよ」
「……」
「……」
「……なんでそんなに偉そうなんだよ」
「偉くない。なによ、ユートがいなきゃ、こんな事にはならなかったんだから」
「いや、そうかもしれないけど。そもそもニムがあんな変な習性持ってなければ何も問題はぶべらっ!」
「習性じゃない! ニム、獣じゃないんだからっ」
「同じようなものだろべがはっ!」
「……ユート、失礼。いい加減にしないと、殺すよ」
「ぐっ……お前、一々『曙光』は反則だろ」
「……ニム、ユート様」
「うわっ!」
「ひゃっ!」
「そこに、座って下さい」
「……はい」
「……うん」
一語一語区切った地獄の底から響くような低音の呟きが、争う二人の背筋を平等に直撃する。
と思った時にはもう反射的に正座をしてしまっていた。ニムの体なんか、縦に揺れてしまっている。
「……もう。しょうがないですね、二人とも」
しかし顔を上げたファーレーンは、まだ少し拗ねながらも苦笑いのようなものを浮かべていた。


61 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:20:07 ID:UkYpEvea0

俺とニムは一瞬顔を見合わせ、どうやらもう怒っていないらしいと確認すると、ほっと胸を撫で下ろす。
そして俺は余計な事に、上気した頬をちょっぴり膨らませているファーレーンの子供っぽい意外な表情に、
不覚にも少なからずドキっとしてしまい、自分から視線を逸らしてしまっていた。非常に落ち着かない。
その間に編み棒を手に取り、大事に抱えているマフラーに再び通したファーレーンは静かに話し始める。
「いいニム、ユート様を呼び捨てにしてはいけません。喧嘩も駄目」
「……うん」
「ユート様」
「え? あ、おう?」
「申し訳ありませんでした、お見苦しい所をお見せしてしまって」
「……うん。いや、ごめんな。編み直すんだろ? 今度も楽しみにしてるから」
「あ……はいっ。頑張りますね!」
「〜〜っ、お、おう」
「う〜、なんだか面白くない」
不満そうなニムが机の下でがしがしと脛を蹴って来ていたが、俺はそれどころでは無かった。
あんなににっこりと微笑みかけられたのは初めてだったし、小さくガッツポーズするなんて不意打ちすぎる。
なにより、これほど激しく大人と子供の表情を使い分けられてしまうと、振幅する感情の整理がつかない。
とりあえず誤魔化すように、もう冷え切ってしまったお茶を口にする。
「……あ、そうだ、ニム」
「……なによ」
「お茶を淹れて来てあげようぜ。ファーレーンの分も」
「……う、うん」
軽くぽん、と髪を撫でてやりながら立ち上がると、ニムも渋々ながらも自分のカップを手に取る。
ファーレーンのカップも取ってみたが、集中してしまっている彼女には気づかれなかったようだ。
ニムと二人目配せしながら、そっと厨房に向かう。部屋を出る時、気分の良さそうな鼻歌が微かに流れていた。


62 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:23:04 ID:UkYpEvea0

「―――― はい、出来ましたっ」
「おおー」
「やったね、お姉ちゃん!」
「ありがと、ニム」
夕日も傾き、部屋がややオレンジ色に滲み始めた頃。こうしてようやくファーレーンのマフラーは完成した。
今度はしっかりと切った糸端も織り込んでいるので、もう解ける心配はない。
嬉しそうに、満面の笑顔で広げて見せてくれる。結構長い。編み目もきちんと整えられていた。
この短時間で一騒動あったにも拘らず3m位は編まれており、改めて彼女の技能吸収能力に感心してしまう。
「……って、あれ? それニム用だろ? 何だか長くないか?」
「ふふ、そんな事はありませんよ……はい、ユート様」
「え?」
「はい? ユート? ちょっとお姉ちゃん!?」
「あの……受け取って、頂けますか?」
「は、……へ? 俺?」
差し出されたマフラー。ちょっと俯きがちに、両手を伸ばすファーレーン。赤く染まっている頬。
硬直していると、ふわっと首に巻かれる感触。微かに香る、草のような匂い。そっと離れるファーレーン。
一瞬、頭が真っ白になる。何が起きたか判らない。馬鹿みたいにその場に立ち尽くす。ぐきっ。

「って、痛っ! 痛たたたたっ! 首っ、首ぃっ!!」
「ちょ、ちょっとニム何を!?」
「むっきーっ! ユート、離しなさいよっ!」
「ぐっ、待て、引っ張るな、絞まるっ! 首が絞まるぅっ!」
飛びかかってきたニムがマフラーを取り返そうと引っ張る。
それも手加減無しの全力で引っ張るものだから、俺の首も全力で絞まる。
しかも幸か不幸か急所に極まっているものだから、呼吸うんぬんの前に意識が飛びそうになる。
っていうか、なんて丈夫な毛糸なんだ。普通、千切れてるって。流石ファンタズマゴリア製。
とか変な感想に耽っている場合じゃない。死ぬ。本当に死んでしまう。いやだ、こんな死に方。


63 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:25:57 ID:UkYpEvea0

「お〜姉〜ち〜ゃ〜ん〜の〜マ〜フ〜ラ〜、離〜せ〜ぇ〜」
「ぬおぉぉっ、ちょ、ギブ、ギブぅっ!」
「止めなさいニム、ユート様が死んでしまいますっ!」
「の〜ろ〜っ〜て〜や〜る〜っっ」
「もう……ほら、ニ、ム?」

ふわっ。

「こ〜ん〜の〜ぉ〜……へっ?……ぅ、ぇ?」
「―――― ぐはっ、はぁはぁ、し、死ぬかと……お?」
「ふふっ、ぴったりですね」
「……」
「……ごほ」
咳き込みながら改めて見ると、ようやく大人しくなったニムの首には見覚えのあるマフラーがすっぽりと。
ちょっと目が合うと、どういう訳か照れ臭そうに、すぐにそっぽを向いてしまう。
そして正面には、そんな俺達を楽しそうに見つめるファーレーン。胸に手を当て、何だかほっとしている。

「……あ、あれ?」
「良かった、ちゃんと寸法が合っていて」
「あ、あのさ、ファーレーン」
「ええ、これは二人用ですから」
「……」
「ぅ゙〜〜」
つまり。俺とニムは、マフラーの両端でものの見事に繋げられていた。


64 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:29:21 ID:UkYpEvea0

「……外す」
「だめですよ、ニム。さっきの罰なのですから、もう少しそうしていて」
「ぅ゙ぅ〜〜」
すっかり日も沈み、もうすぐ晩飯の時間。
俺とニムは首にマフラーを巻いたまま、もうかれこれ半刻以上、応接間の椅子に座らされていた。
ちなみにしっかり三重に巻かれているので、二人の間に隙間は殆ど無い。
ちょっと動くだけでもすぐに肩と肩が触れ合ってしまい、その度にニムがぴくんと反応する。
そして正面には、何故かご満悦のファーレーン。頬杖を付き、嬉しそうに目を細めている。
一体何が楽しいのかよく判らない。二人用なら自分とニムで使えばいいのにと思ってしまう。

「なあ、ファーレーン」
「……ちょっと、動かないで」
「あ、悪い」
「もう、素直じゃありませんねニムは。折角なのですから、もっと仲良くしないと」
「……ふん。なんで、ニムがユートと」
「……ああ、そっか」
「何よ」
「いや、何でも。……でも」
人見知りのニムと俺を仲良くさせようと頑張ってくれたのは判った。
きっと佳織も、その辺を察して編み物を提案してくれたのだろう。
しかし、二人はきっと誤解をしている。少なくとも俺はニムを嫌っている訳じゃない。
隣で不貞腐れているニムにしても、それは照れ隠しだと知っているから、俺が嫌われている訳でも無いだろう。

でも、ファーレーンはどうなのだろう。これで、本当に嬉しいのだろうか。寂しくはないのだろうか。
俺ならもし、佳織が他の誰かと仲良くしていたらそれはそれで喜ばしいが、兄妹としては少し寂しい。


65 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:31:33 ID:UkYpEvea0

そしてそれを俺よりも良く知っている筈のニムが、こんな時黙っている筈もなく。
「……ねぇ、お姉ちゃん」
「ん? どうしたの、ニム」
「罰だから、仕方ないけどさ……けど、お、お姉ちゃんも一緒じゃなきゃヤだ」
「……はい?」
「そうだな、俺もファーレーンと一緒の方が暖ったかいと思う」
「え、え、ふえぇっ? ユート様、ななな何を」
「ほらお姉ちゃん、こっち」
「あ、ちょっとニム」
「よし、ニム、このままじゃ長さが足りないから、一巻き緩めるぞ」
「判ってるってば。ニムに命令しないで」
「ほら、ファーレーンも」
「……は、はいぃ……」
「後いい、ユートが混ざるのは、仕方なくだからね。本当に仕方なく許してあげるんだから」
「ははっ。判ってるって。さんきゅな」
「……ふんっ」
「じゃあ、……その、お、お邪魔、します……」


66 :名無しさん@初回限定:2007/12/11(火) 20:32:27 ID:SSoyKZEh0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
                               ┃
           支援:エーテルシンク       .┃
      ,ヽノ_                      ..┃
━━━,' 〃, ^^ヾ━━━/━━━━━━━━━━┛  
    i y(从ソ))リ゙.  /
    ノノ゙(リ゚ -゚ノリ  /
   (( ⊂}!廿i つ
       く/Цレ'
       し'ノ


67 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:33:30 ID:UkYpEvea0

こうして。
「あ、暖かいですね……」
「そ、そうだな」
「ニム……離してくれませんね」
「もうそろそろ晩飯なのになぁ」
「zzz……」
「……ふふ」
「……ははっ」
三人で車座になり、一本のマフラーに包まれた途端、何故か安心しきったようにニムは寝こけてしまった。
しかもいつの間にか俺の服の裾をしっかりと握ったまま離さず、頭も俺の腕に預けられている。
きっと昼間、遊びすぎて疲れたのだろう。遊び相手が毛糸玉っていうのがいかにも子供っぽいけれど。
それがいかにもニムっぽくてつい可笑しくなる。起さないように慎重に髪を撫でると頬を摺り寄せてきた。
「ん〜、暖ったかぁい……」
「……ありがとうございます、ユート様」
「ん? いや、俺こそありがとな、こんないいマフラー貰っちまって。ニムと二人分」
「いいえ、そんな事……もしかして、気づいてらっしゃったのですか?」
「途中からかな。ファーレーンの目が、お姉さんになっていた辺りか」
「っっ〜〜〜。こ、この子、ちょっと素直じゃないだけで、本当は凄く良い子なんです」
「知ってるよ。だから、そんなに心配しなくても、大丈夫だと思う。ちゃんと皆と仲良くやってるからさ」
「……そうでしょうか」
「ああ、ファーレーンの気持ちも伝わってる。だからこうして安心出来るんだよ」
「……本当に……そう、でしたら……嬉しいの、です、けれ、ど……」


68 :編み目に籠めた想い:2007/12/11(火) 20:36:18 ID:UkYpEvea0

「……ファーレーン?」
「zzz……ニムぅ……」
「……お疲れ様。頑張ったな」
「zzz……む〜、お姉ちゃんに、近づくなぁ〜……」
「……ははっ。眠ってても、仲は良いんだな」
動けない。でも、その不自由さがやけに心地良い。
もう一方の肩もファーレーンの頭にちょこんと占拠されてしまった俺は、
そのまま二人を起さないよう壁にもたれ、窓の外に上り始めた月を眺めてみる。
暗闇の中で両脇を女の子に挟まれているというのに、不思議に心は落ち着いていた。
途中で応接間の灯りが灯っていないのに不審がったのか遠慮気味なノックがされ、
晩飯に呼びに来たヒミカがそっと入ってきたが、俺が口元で指を立てると頷き、微笑みながら立ち去っていく。
食堂にいる筈の他のメンバーも気を使ったのか、その後誰も訪ねては来ない。

「……お、月だ」
気づけば、部屋は月光と静寂で満たされている。
先程マフラーに滲んだ香りが仄かな光の中で混ざり合い、三人分の温もりの中に溶け込んでいく。
俺は、ゆっくりと瞼を閉じた。すっかり馴染んでしまった"安心"の全てを全身で受け止めながら。


69 :信頼の人:2007/12/11(火) 20:37:38 ID:UkYpEvea0
支援、ありがとうございます。つか何事かとびつくりw
ぬこニムは鍋の中にも入ってくれるのでしょうか(ぇ

70 :名無しさん@初回限定:2007/12/12(水) 00:06:50 ID:xqRTGMAO0
ファーさんがー夜なべーをしてーマフラーを編んでくれたー

うっはwニヨニヨしてしまうような微笑ましい光景だw

71 :名無しさん@初回限定:2007/12/12(水) 18:49:33 ID:Pj7THho60
>>69
乙です。
「ていっ」てw
毛玉と真剣に戯れている姿が目に浮かぶよう。
これは新たなスキルを習得しましたということでしょうか?w



72 :名無しさん@初回限定:2007/12/12(水) 22:26:05 ID:7MNApFFQ0
なんだかトムとジェリーの追いかけっこを連想したw
♪あべこべだ毛糸玉叩き

ファーさん二度手間三人巻き。
そして、縫い棒片手に月夜の街を駆け抜ける仕事人。チャララ〜


73 :名無しさん@初回限定:2007/12/13(木) 13:50:49 ID:wQVl1k+n0
ふむ。まあ悠人の言いたいことは良く分かった。
だがやはり、巷の趨勢を無視しちゃ世の中を渡っていけないもんだぜ。
ネリーちゃんシアーちゃんのユニットもいい加減五人体制に編成した方が良いんじゃないか?
ネリーちゃんシアーちゃんヘリオンちゃんオルファちゃんそしてニムントールちゃんだろ……お、
ほらちょっと考えてみると年少組の人数がピッタリだZE!
命名はっと……キスキス♥戦隊コウイン5でどうだ!!

74 :名無しさん@初回限定:2007/12/13(木) 17:55:03 ID:V8A9UplI0
                                   .: ,.:ヽ<        ミノゝ .:.,
                                    .,.:..ゝ/.:       >/.:..,
                                   ..,;.ヘ|.        」>》,.;:
                                   ...:\ゝ       ヽ\.:;
                                  ..,:;.,,<ゞ        /》,..::;
                                   ..ゞ/|         >/,,.:;
マナよ、我が声に従え。                    ..,:.;.,:<丶       /》.,:.;;
 雷光となりて、天空より降り注げ!            ;,,,;iミ.          |ヾi::;.
サンダーストーム!!!                    ..,;.ゝ/,.         》..,.;
                                    ...,:.;..;\;|         ゞ>..,;;,:
    ∧/|_                           :::,;.;.:.<ヽ        >》;;.:,..
   '´  ヘヘ/          。             ドォォォォ .,:../.<:.        /|ヾ,,.;;:..,;ォォォォォン!
  ノ ノノ从ハ)ゝ           __||__               ..,:.;.;.,:.;;/ゞ        \》);;,:..,:.;.;:,;..
  ヽ(リ#゚ヮ゚ノリ / ̄ ̄ ̄ ̄/  ||             ...,:.;:,;.;;<;:\<    ;>>光陰;    》//.>.,:.;,:,;
  (〕つ 甘 つ/. 今日子 ./   ||            ,,:.;,..,巛;<\.., .      ,,.   />》;,;.:,;..
 ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

75 :名無しさん@初回限定:2007/12/13(木) 19:39:24 ID:dybTIm8Q0
>>70さん
こうしてファンタズマゴリアに新語がまた1センテンス。
よく判りませんが、ニヨニヨして頂けたのなら幸いですw
ちなみに次の夜なべでは3人羽織り用セーターに挑戦だそうですよ(ぇ

>>71さん
そうです、これがラキオスに伝わる究極の奥義てぃンドウィスパー。
スタートサポートで自身に対Mind効果-50、数時間程度のタイムシフト。
更にパーティーにファーレーンがいる場合は、メダパニの効果も与えます。

>>72さん
Tom & Jerry ナツカシス。しかも初代OPすかw
しかし月を背に振り返り、シュピン、とばかりに縫い棒回すファーはちょっと格好良いかも。
「ニムに近づく不届き者……月に代わってお仕置きです」(違  依頼人:クォーリン


>>73-74さん
時は永遠戦争真っ最中。戦いもそっちのけ、5人の戦士が立ち上がる!
敵はサーギオスでもエターナルでもない。自身の貞操を守る為、諸悪の根源コウインを打ち倒せ!
壮絶な口撃と始末の悪いボディーチェック。次々と襲い掛かる新たなセクハラ、パワハラ。
そして謎の助っ人が示すハリセンの謎とは? 電子制御の『空虚』が、今制裁の紫電を解き放つ!
勝てば個別ルートゲット、負ければイービルルート真ッ逆さま。果たして大地の祈りは届くのか?!
ザウス最新作、「ロリたん」、いつかどこかでカミングスーン。乞うご期待!

76 :名無しさん@初回限定:2007/12/15(土) 01:50:47 ID:OtQ88T2I0
通達 −暖房用エーテルの使用自粛について−



第一は大変だろうが、こっちは大丈夫さみんな!
なんたって人数多いからな。みんなで押しくらまんじゅうしたあと絡み合ってお布団に入れば……どんな寒波も耐えられるぜ!

ってあれ? どうしてクォーリンしかいないんだ?


77 :名無しさん@初回限定:2007/12/15(土) 02:07:49 ID:cefREnQl0
一人ぼっちで震えるクォーリン
「さ、寒いですコウイン様。は、は、早くオシクラマンジュウを…」
さあどうする光陰

78 :名無しさん@初回限定:2007/12/15(土) 12:41:47 ID:bmi1dwPoO
思ったんだが…もし本人達がアセリアスレから発生したSSを見たら、どんなリアクションをとるんでしょうか……



79 :名無しさん@初回限定:2007/12/15(土) 12:55:12 ID:K1ZcSgrGO
雑魚スピスレ的変遷

・ヘリオン
 メインヒロイン → ゴキスーツ
・ヒミカ
 ストーリーテーラー → 同人作家
・セリア
 百合 → メインヒロイン
・ナナルゥ
 不思議キャラ → ニンジャ

他の面子は立ち位置に大きな変化ないかな

80 :名無しさん@初回限定:2007/12/15(土) 13:07:45 ID:4T6aKrhh0
>>79
これも追加してくれ

・ファーレーン
 腹黒→暗殺者→諜報員
・クォーリン
 ロリ娘→巨乳美女→薄幸
・エスペリア
      ヘ⌒ヽフ
 お局→(  ・ω・)

年少組はあんまり変遷が無いな。

81 :名無しさん@初回限定:2007/12/15(土) 14:07:08 ID:q10Fddi10
待遇が良くなったと喜びそうなのはセリア位しかいないというのがなんとも…

82 :名無しさん@初回限定:2007/12/15(土) 16:28:18 ID:Fd9x3f7w0
このスレのセリアさんはツンデレ度が本編の8割り増しだな
だがそれがいい

83 :名無しさん@初回限定:2007/12/15(土) 16:32:40 ID:uusfZoVy0
それがみんなの願望ってことだな

84 :名無しさん@初回限定:2007/12/15(土) 16:38:08 ID:7+r9TNqy0
ツンデレ度でいえばニムも侮れないと思うんだ

85 :名無しさん@初回限定:2007/12/16(日) 04:22:18 ID:+XAPnid40
ニムはロリツンデレだからな
その筋の人はたまらんだろうて。俺とか

86 :名無しさん@初回限定:2007/12/16(日) 12:27:34 ID:NkmWtw2k0
ニムのあれはツンデレなんだろうかとふと疑問。
どう考えてもツンデレなのはわかってるが、スピたんのようにデレありきのツンにどれだけの価値があるんだろうなと。
そんな俺はセリアに虫糞のように罵られたい派

87 :名無しさん@初回限定:2007/12/16(日) 14:38:23 ID:s49FYESt0
最終的にユートの一家でユートが一番微妙そうだなぁ
妻は休眠状態の天位永劫
娘は鞘(未確定だけど)
秩序の人の捨て台詞からユート自身は二位内では上位っぽいけど、二人とは天地の差がありそうだなぁ
まあ、ユートはどのヒロインとでも立場はたいして強くないんだろうけどね

88 :名無しさん@初回限定:2007/12/16(日) 14:42:47 ID:+XAPnid40
基本的にヘタレキャラだからなユート様
ウルカ辺りが一番対等かな?

89 :名無しさん@初回限定:2007/12/16(日) 17:06:26 ID:nYdLfGFB0
基本尻に敷かれてる。しかし座り心地の良さがポイント
黙っててもヒロインや仲間が進んで力を貸してくれようとする、
それが悠人の真の強さ。「これが心の力というものか…」

90 :名無しさん@初回限定:2007/12/16(日) 19:48:47 ID:jWjB10Yu0
最終的に雌雄を決するのは意思の力の差だと聖賢も言ってるからね。
悠人なら 「みんな! 俺に力を分けてくれ!」 で運命も宿命も聖威も叢雲も刹那も時詠も蹴散らせるさ。

91 :名無しさん@初回限定:2007/12/16(日) 20:21:19 ID:bQVlLJXwO
>>90
ラスボスが時詠なのがイカす

92 :名無しさん@初回限定:2007/12/17(月) 00:02:03 ID:q8j51Og20
エターナル・ユート・オーラフォトン
相手は死ぬ

93 :名無しさん@初回限定:2007/12/17(月) 02:13:05 ID:J+RR2VFp0
>>86とは美味いヨフアルを食い交わせそうな気がする。

94 :名無しさん@初回限定:2007/12/17(月) 18:45:50 ID:ZeSu1Ia70
食い交わすってなんか凄い言葉だな
よし、じゃあ俺はセリアを食い交わる

95 :名無しさん@初回限定:2007/12/17(月) 21:26:52 ID:oRgrr0Ih0
乱交みたいジャマイカ

96 :名無しさん@初回限定:2007/12/17(月) 21:34:07 ID:qSFwGBVW0
仕組まれた罰ゲームで、ハイペリア式の結婚式を挙げることになった悠人とセリア
光陰「では誓いのマナ交換を」

97 :名無しさん@初回限定:2007/12/17(月) 21:53:18 ID:NDgsyXUN0
     ,ヽノ_
    ,' 〃, ^^ヾ   ;l|
     i y(从ソ))リ゙   !|
    ノノ゙(リ゚(プノリ !| :i|
   (( {!(ヽノ)i)  l| | l
     くノ`(r‐<!l| ! | i
     (_ノ ヘ \|i!| |;
         \. \l! 
           ヽ_」  

        ______
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  |/ー-- |/        |-‐'''''"|/
.   ̄ ̄ ̄         ̄ ̄

98 :名無しさん@初回限定:2007/12/17(月) 22:00:13 ID:vZ3xxkI60
>97
神剣マジックです。

>96
刺し合います。

99 :名無しさん@初回限定:2007/12/17(月) 22:26:56 ID:/lmlmzkl0
一連の流れが脳内で混ざってこんがらがって異物混入した結果
入刀の儀で間違って自分の髪斬るセリア想像してしまった俺マナ欠乏症


100 :名無しさん@初回限定:2007/12/18(火) 11:16:47 ID:JJjU8yaRO
スピリット達と訓練したいぜ…剣・体術だとオルファにすら負けるだろうけど、それがいい。その分は精神鍛錬で余裕を…そしてセリアに「年少に勝って喜ぶなんて子供ですか」と罵られるお約束
で、ついさっき、おるふぁきっくを突っ込んでキャッチ→巻き込み投げをするヒミカを想像した俺

そして誰も体術訓練の相手をしてくれなくてイジける光陰もお約束

久しぶりに来てみたが、妄想ばかり出てくる…乱文で失礼

101 :名無しさん@初回限定:2007/12/18(火) 12:50:20 ID:Lloy/kB80
気の毒そうに手加減してくれそうな組
エスペリア・ハリオン・ファーレーン・ヘリオン
ギリギリまで追い詰めてから手加減してくれそうな組
ウルカ・セリア・ヒミカ・イオ
泣きを入れたらようやく手を止めてくれそうな組
アセリア・オルファリル・シアー・ナナルゥ・ニムントール
そもそも手加減という文字が辞書になさそうな組
ネリー

102 :名無しさん@初回限定:2007/12/18(火) 13:12:21 ID:hKb1E/bn0
>そもそも手加減という文字が辞書になさそうな組
ネリー・今日子

103 :名無しさん@初回限定:2007/12/18(火) 18:42:36 ID:e+/rDgHJ0
>そもそも手加減という文字が辞書になさそうな組
ネリー・今日子・おbsn・天才

天才より体力ない俺orz

104 :名無しさん@初回限定:2007/12/18(火) 19:06:28 ID:7ERRwCE30
雑魚スピスレ式スピリチュアルテスト

貴方(もしくは貴女)は今、いきなりファンタズマゴリアに飛ばされました。
そして飛ばされたからにはエトランジェとしての使命を果たさなければなりません。
しかし、殺し合いはおろか普段ろくに運動もしていない貴方(もしくは貴女)は、
神剣を手にする前にまず体力作りから始めなければならないのです。
幸い、周囲にはその手のエキスパートがよりどりみどり赤青白黒。
さて、貴方(もしくは貴女)は一体どの子の訓練を受けたいですか?
彼女達の性格等、これまでにスレで培った情報を最大限に活用し、慎重かつ大胆に選んで下さい。

105 :名無しさん@初回限定:2007/12/18(火) 20:29:06 ID:e+/rDgHJ0
なんという四面楚歌

106 :名無しさん@初回限定:2007/12/18(火) 20:57:41 ID:p3PON1mA0
>>104
いや、全部死亡フラグじゃないかとw

107 :名無しさん@初回限定:2007/12/18(火) 22:38:12 ID:FcLHtcHt0
いやまずは、セラス・セッカさんに訓練を受けるべき。
リリアナやら弓奈さんは女性なのかしら。

108 :名無しさん@初回限定:2007/12/18(火) 22:41:41 ID:YQY9nfPN0
まぁ戦場で死にたくなければウルカ一択だぁね

オルファと一緒だと戦場で心が冷えるし

109 :名無しさん@初回限定:2007/12/18(火) 22:45:39 ID:7Izdh1la0
俺はせっかくだからこのソゥユートを選ぶぜ!
コウインともども親友ポジションになりたいんだぜ!

110 :名無しさん@初回限定:2007/12/19(水) 00:52:28 ID:YMyy7Hh+0
ニムだな。
めんどくさいとか言いつつ手とり足とり指導してくれるはずだ

夜は俺が手とりあs(ry

111 :名無しさん@初回限定:2007/12/19(水) 01:43:11 ID:V7VYMx+s0
ウルカしかないな
指導は丁寧だし、根気よく付き合ってくれる
師として仰ぐには最高のキャラ

セリアさんの下で、冷たい視線に耐えながら
修行するってのも非常に魅力的ではあるがw

112 :名無しさん@初回限定:2007/12/19(水) 06:58:48 ID:9JVUWTyeO
ある意味訓練って訳でエスペリアに言葉教えて貰うんだ・・・・・

113 :名無しさん@初回限定:2007/12/19(水) 09:53:49 ID:hoQZdCMcO
一人を選ぶなら、実力が近くて成長途上のヘリオン。複数可ならエスペリアを追加
スピリット以外が選択出来るなら光陰だな

体力がないと手数が出せないから、致命傷を避けつつ一瞬の隙を狙う戦い方しか出来ない
致命傷を避ける為に早い攻撃にも慣れないといけないけど、青が初期の訓練相手だと早さには文句はないが、威力ありすぎて耐えれない。赤は威力が低いが直接攻撃向きじゃないし、早さやディフェンスに劣る。緑は防御メインで一瞬の隙を突く攻撃には向かない

まあ、分担する役割で変化するけどね

114 :名無しさん@初回限定:2007/12/19(水) 12:17:28 ID:fnbCh24q0
できれば安全なトコから指示だけ出してたいぜ・・・軍師ポジション希望
だが彼女たちと一緒に戦わないと信頼とかラヴ的なものは得られないわけで・・・

115 :名無しさん@初回限定:2007/12/19(水) 16:10:25 ID:+hih1jJD0
軍師じゃ今まで彼女達を上から目線で指示してきた人間達と同列扱いされちまうからな
信頼とかラヴ以前に最初から線引きされて敬遠されてそれでいて馬鹿丁寧に応答される

そんなことになったら俺は泣く。ネリーに特攻する。

116 :名無しさん@初回限定:2007/12/19(水) 19:42:22 ID:2h/s7d78O
>>115
心配ない
ネリーには線引きする要領も頭も無い

117 :115:2007/12/19(水) 20:51:55 ID:fw3z70dK0
いや、だからネリーなんだがw
ただ素人相手でも手加減無しにいきなり静寂ぶん回してきそうだから特攻、と

118 :名無しさん@初回限定:2007/12/20(木) 22:23:15 ID:ee3xcy9d0
よし、聖夜はサンタルックが似合いそうなネリーと一緒に過ごすぜ!
戦場のネリークリスマスなんちゃって

119 :sage:2007/12/21(金) 00:00:21 ID:ssSH+qNn0
長かった。本当に長かった。
どれだけこの日を待ちわびただろうか……。


遂に遂に遂に『永遠のアセリア』(川村ゆみ)DAM配信決定!!!


この調子で『この大地の果てで』(TA-)も配信されるのを大期待。

120 :名無しさん@初回限定:2007/12/21(金) 00:48:15 ID:HS/IQ0O30
まじか!
あとsage間違ってるぞ!

121 :名無しさん@初回限定:2007/12/21(金) 01:59:33 ID:jVzmNRu50
マジかw
誰か地味に投票してるって奴いたなぁw
それが効果・・・あったのか?

スルーされて可哀想な>>118に愛を注いでおく。

   ( ・∀・)   | | ガッ
  と    )    | |
    Y /ノ    人
     / )    <  >__Λ∩
   _/し' //. V`Д´)/
  (_フ彡        /  ←>>118

122 :名無しさん@初回限定:2007/12/21(金) 03:23:56 ID:m+9iP3esO
うぉう、歓喜のage
この大地の果てでも期待してるが、あれイントロのが長いよなw

123 :名無しさん@初回限定:2007/12/21(金) 04:15:31 ID:jmeCLprH0
アセリアよりも大地の方を期待していたのに・・・

124 :名無しさん@初回限定:2007/12/21(金) 05:54:17 ID:qHYK0OPY0
逆に(ry
まだ「待つ」楽しみが続く
そ(ry

125 :名無しさん@初回限定:2007/12/22(土) 05:10:58 ID:dzplhevaO
マジか!
…昔、リクエストしたけど、ぜんぜん反映されなくて涙目だったんだよなぁ〜

よし、この調子でどんどん行くよ〜
ジョイサウンドでもリクエスト出してくる

126 :名無しさん@初回限定:2007/12/22(土) 07:29:25 ID:9U3kDXvZO
KOOLなネリーは……大丈夫か?

127 :名無しさん@初回限定:2007/12/22(土) 07:35:02 ID:U4fCb2AD0
グールなネリーは大丈夫じゃないな

128 :名無しさん@初回限定:2007/12/22(土) 10:49:58 ID:4DktyJ9Y0
某恋愛ADVのゾンビ肌のような「くーるでぐーるなねりー」が頭に浮かぶ俺

もしシアーが相手ならあの肌の色でも抱(ry

129 :名無しさん@初回限定:2007/12/22(土) 13:07:48 ID:A8UQ2GaJ0
koolとかいわれるとゾンビ鬼を思い浮かべたり……聞いてるのか高嶺悠人!!

130 :名無しさん@初回限定:2007/12/22(土) 14:22:41 ID:rQTfwEJo0
ご〜るしたネリーは……いや、なんでもない

131 :名無しさん@初回限定:2007/12/22(土) 14:53:25 ID:2P8mwKKa0
ネリーとのご〜るは漏れのモノ

132 :名無しさん@初回限定:2007/12/23(日) 10:48:36 ID:a+N/F3kZ0
>>131が烏になりました。あのうみ〜

133 :名無しさん@初回限定:2007/12/23(日) 18:51:24 ID:irI03/qD0
    |┃     __
    |┃.  「,'´r==ミ、
    |┃三 くi イノノハ)))
 ガラッ.|┃.   | l|| ゚ヮ゚ノl|  <前スレは落とさせて頂きました
    |┃.   j /ヽ y_7っ=  
    |┃三 (7i__ノ卯!
    |┃.    く/_|_リ

134 :名無しさん@初回限定:2007/12/23(日) 20:32:02 ID:ARkItWEZ0
>133
さすがはイブイブな日でもお時間たっぷりなお方様。

135 :名無しさん@初回限定:2007/12/23(日) 20:59:12 ID:M3rcvtAd0
     __
 「,' ´r==ミ、
く i イノノハ)))
  i l||゚ ヮ゚ノl|  <愛し合う2人は特別な日など必要ないのです
  i (/つ旦O    私愛されてまし信じてますから
  i と_ノ_')_)>

136 :名無しさん@初回限定:2007/12/23(日) 22:12:51 ID:ARkItWEZ0
ろれつがw 無理しないでいいんだよ……。


137 :名無しさん@初回限定:2007/12/23(日) 22:39:54 ID:NveAGCve0
どっちかと言うと哀だよね

138 :名無しさん@初回限定:2007/12/24(月) 02:36:26 ID:y1VcusVe0
鬼道戦士おbsn 〜哀戦士〜

139 :名無しさん@初回限定:2007/12/24(月) 02:40:16 ID:8cLVcCEG0
OKババア、愛してるぜ

140 :名無しさん@初回限定:2007/12/24(月) 03:06:48 ID:J9u1dVwhO
>>139
俺はいっそ地肌の潤い君でもいい

141 :名無しさん@初回限定:2007/12/24(月) 08:07:32 ID:5pUvVaFY0
>>135 ごめんババァ・・・・最近別のババァに浮気しちゃったよww

ごめんニム、ちょっと別のツンデレに足蹴にされて喜んでいた
ごめんねネリーシアー、他の双子と遊んでばかりいて
ごめんなさいセリア・・・誤って簡単に許してくれるわけないけれど、本当この通りすみませんでしたorz
ごめんヘリオン、ヘリオンと同じくらいのドジっ娘がいて・・・・これからはヘリオンをしっかりフォローするから
ヒミカすみませんでした、ヒミカと同じくらいカッコいい娘がいて、いやヒミカのことを男っぽいだなんて、そんなこと

と言う事で、心機一転ラキオスプロとしてスピリットの育成強化に励み
来たるマロリガンプロ、碧光陰Pのスピリットとの対決に備え・・・・あれ?

142 :名無しさん@初回限定:2007/12/24(月) 12:05:55 ID:KOm7c7260

               あ〜あ〜男の人って いくつも愛を持っているのね♪

                   _                 , ヘ      , ヘ _             _ ,ヘ 
  , ^》ヘ⌒ヘ《ヾ  '´ ⌒ヽ  '´ ヘ ヘヾ  ' ` ^ヽ   '´ ⌒ヽ  〃 ' ^^ヾ   〃 ' ヘ ヘヽ  '´ ⌒ヽ   〃/::::|ヽ
 ( リ〈 !ノルリ〉)) ! l」」ルl」」 ノ〈从ハ从〉ノ ル从ルリゝハ」」」l」」〉 i ハ从从リ  ノi ミ从l~iルソ  ! ソノノ~))) ∠ <====ゝ 
 ノノ(!リ゚ ヮ゚ノリ(( i !ゝ゚ -゚ノゝ 从ヲ´ヮ`ノヲ从リ゚ ー゚从 ヾゝ゚ ヮ゚ノゝノノゞリ゚ ヮ゚从(((ヾ(i|゚ -゚ノi|く人リ゚ ー゚ノiゝんヘi」゚ -゚ノ」
(( ⊂》|Tリつ ソ ⊂》|Tリつ ノ⊂》|Tリつ ⊂》|Tリつ ⊂》|Tリつ(((⊂》|Tリつ 从i⊂》|Tリつ ⊂》|Tリつ  ⊂》|Tリつ
   く/|_ノ⊃  ノノく/|_ノ⊃て(く/|_ノ⊃  く/|_ノ⊃  く/|_ノ⊃   く/|_ノ⊃    く/|_ノ⊃  く/|_ノ⊃   く/|_ノ⊃  
    (フ      (フ      (フ     (フ      (フ      (フ       (フ      (フ       (フ



143 :名無しさん@初回限定:2007/12/24(月) 13:01:13 ID:x+HNojYg0
>>142
年ばれるぞw

144 :名無しさん@初回限定:2007/12/24(月) 14:41:00 ID:YInEBBjt0
>>141
ハリオンとファーレーンにも謝れ

145 :名無しさん@初回限定:2007/12/24(月) 14:46:24 ID:KOm7c7260
だが俺も最近、ここみたいな雰囲気のスレを見つけてしまってそこでまったりしてたりする。
だって、なんだか愛があるスレなんだもん……。

浮気はゆるさないっちゃ〜〜   orz


まあクリスマス中止と言われた光陰から伝え聞いたクォーリンでも妄想してクルシミマス。

146 :名無しさん@初回限定:2007/12/24(月) 17:58:47 ID:oPSJOlWG0
これからカポー達の予約満載なディナータイムで
残業覚悟の給仕をしなければならない俺にスピ達から励ましの一言


147 :名無しさん@初回限定:2007/12/24(月) 18:13:28 ID:5X5+K7y40
       _
    '´ ヘ ヘヾ
   ノ〈从ハ从〉
   从ヲ´ヮ`ノヲ <後で〜、ユートさまと一緒にお伺いするのでぇ〜、
   ノ(/つ旦O   そのときはよろしくお願いしますねぇ〜♪
   てと_ノ_')_)>

148 :名無しさん@初回限定:2007/12/24(月) 19:21:54 ID:5XDfk1bu0
その頃、ユートはスピリット隊のみんなとパーティー中だった

149 :名無しさん@初回限定:2007/12/24(月) 22:25:36 ID:cEndnRoL0
どのように抜け出すか、戦闘時よりも張り詰めた心と頭でシミュレートするユート

150 :名無しさん@初回限定:2007/12/24(月) 23:00:08 ID:bkrZMYbX0
一方、ユート様を独占する機会を窺い、水面下で激闘を演じているスピたち

151 :名無しさん@初回限定:2007/12/24(月) 23:56:03 ID:KOm7c7260
それを尻目に悠然とあらわれてヨフアルトッピングケーキ(ケーキにヨフアルが乗ってる)を手に悠人を拉致監禁する女王陛下。

152 :146:2007/12/25(火) 01:18:12 ID:yOhmDrfc0
お前らただいま。
ハリオンの激励で乗り切ったぜ。これからケーキ食う。一人で。

153 :戦場のメリークリスマス:2007/12/25(火) 08:15:43 ID:yB5gQBv50

今日は、スリハの月黒みっつの日。
ハイペリアでは、くりすますというお祭りだそうです。
料理を教えて頂いている時に、キョウコさまがこんな風に仰っていました。

『あっちじゃこの日はね、大切な人と一緒に甘〜い一時を過ごす日なの』
『そ、そうなんですか?』
『そうなの。ヘリオン、好きな人いるんでしょ? 頑張んなさい』
『なっ! ななななんでそうなるんですかぁ?!』
『なんでって。こういうのも、きっかけなんだから。チャンスってのは、自分で引き寄せるものよ』
『そ、そんな無理ですよぅ〜! 唐突すぎますし……』
『はは、ま、ヘリオンの性格じゃあしょうがないか。てか、やっぱり居るんだ好きな人』
『ゔ……もしかして、またからかわれてますか、わたし……』
『そんな事ないわよ。でも、別に憶えておいて損はないでしょ?』
『あうう……そうですけどぉ……』

すみません、キョウコさま。こんな性格でも、思いっきり二人っきりになれちゃいました。
しかもこんなに薄暗い場所で、これでもかっていう位密着してます。心臓ばくはつしそうです。

「しっかし、まいったなぁ」
「ははははははいっ?!」
「うおっ、何だ! 俺、なんか変な事言ったか!?」
「ああああいいいええそそそそんなことはっ」
「……ぷっ。落ち着けよヘリオン、いくら敵のど真ん中で遭難中だからって」
「あぅ……はいい……」

そうです。わたしが悪かったんです。
ニーハスからの進撃中に、調子に乗ってマナ結晶を取りに行こうとしたらいつの間にか敵に囲まれて。
助けに来てくれたユートさままで巻き込んでしまって、夢中で逃げてたら森の中に迷い込んで。
おまけに足まで挫いてしまい、たまたま見つけた洞窟の奥でユートさまごと動けなくなってしまって。


154 :戦場のメリークリスマス:2007/12/25(火) 08:16:51 ID:yB5gQBv50

「ま、どうやら近くに敵の気配は無いようだし。暫くは、ここで救援を待つしかないか」
「はぅっ!……すみません〜」
「ああいや、別に責めてる訳じゃないって。それより足、大丈夫か?」
「は、はいっ、へっちゃらですこんなの……いたっ」
「ほら、無理するなって。辛かったら寄りかかってていいから」
「そそそそんなめっそうも」
「遠慮するなよ。ほら」
「ぁ……はぅ……」

すっかり頼りっぱなしで情けないやら申し訳ないやら。
なのにわたしってば、心のどこかで喜んでしまってるんです。
暗闇でも、闇の加護を受けてるブラックスピリットは夜目が利いちゃったりするんです。
おかげでユートさまの横顔なんかがコレでもかっていう位はっきりくっきり見えちゃってます。
息が苦しいのは、酸欠のせいなんかじゃありません。暑いのは、洞窟が狭いからじゃありません。
ちょっと足首を庇って動いただけで、ユートさまと色々接触してしまいます。ひゃああ。
あ、でも、ちょっと気持ちいいかも。ユートさまの肩、大っきいなぁ。何だか安心します。

「……ユートさま?」
「ん? どうした? どっか痛むのか?」
「あ、いえ……あの、今日って何の日か、知ってますか……?」
「今日? いや、なんかあるのか? 俺、こっちの祝日とかは知らないぞ」
「あぅ……えっと、その、ですね。そうじゃなくてですね……」
「?」

困りました。ユートさま、本気で首傾げてます。
ってよく考えたら、二人っきりになってからどうしたらいいのかは教えて貰っていませんでした。
もしかしてわたし、かなり間抜けな発言をしてしまっているのでしょうか。助けてキョウコさま。
じゃなくて、えっとえっと。あわわ何も思いつきません。泣きそうです。
暗くて良かった。きっとユートさまには気づかれてないはずです。そうでないと困ります。


155 :戦場のメリークリスマス:2007/12/25(火) 08:24:45 ID:yB5gQBv50

「ヘリオン?」
「はわわわわはいぃっ」
「……本気で変だぞ? 何だか困ったような顔して、今日ってそんなに大事な日なのか?」
「はいっ! それはもうっ」
「うおっ、そ、そうか」

気づかれてました。ユートさまの視力、凄すぎです。ってもうそんな事どうでもいいです。
きっと、これがキョウコさまの仰っていたチャンスなんです。速さで負けちゃいけない所なんです。
怖くなんか……怖くなんかないですっ。戦闘よーいっ。『失望』……一緒に行こうっ!

「ああああのきょうはいぺぺぺりあああでわくくくりすまますでだいすきな」
「待て待て、ほら、深呼吸」
「ははははい……は〜〜〜〜……ふ〜〜〜〜……」
「うん、はい、吸って、吐いて。落ち着いたか?」
「お、おかげさまで……それで、ですね。今日は、くりすますなんですっ」
「クリス……ああ。そっか、もうそんな時期なのか。って良く知ってるな、そんな事」
「あ……えへへ……」

ユートさまに、褒めて貰っちゃいました。ついでに髪まで撫でて貰っちゃいました。
顔が緩んじゃいます。頬っぺたが熱くなっちゃいます。力、抜けちゃいます。ふにゃふにゃです。
思わずもたれかかっちゃいましたけど、苦笑いをしながらちゃんと受け止めて下さります。
ユートさまの匂いって、凄く安心出来るから不思議です。
ほんとは敵に囲まれてるのに、目を閉じていても怖くないから。
ほんとはわたしのせいなのに、全部許されているような気がしてくるから。
心臓の鼓動がゆっくりになって、全身がリラックスして。何だか雲にでも乗っているかのように穏かで。
でもこれじゃ、言えちゃうじゃないですか。もう言わなくてもいいやって位、幸せなのに。


156 :戦場のメリークリスマス:2007/12/25(火) 08:26:57 ID:yB5gQBv50

「……クリスマスって」
「ん?」
「……クリスマスって、大切な人と一緒に過ごす日だって聞きました……」
「あ、ああ。確かにそんなイベントもあったなぁ」
「ユートさま……わたし、ユートさまと一緒に過ごせて」
「でも、本当はちょっと違うんだけどな。サンタクロースって知ってるか?」
「はい……はい?……違う、んですか? さんた? く?」

あれ? なんか、雲行きがおかしく。違うって。
えっとキョウコさま……わたし、なにか間違えましたか?
はぅ、ユートさま、鼻の頭擦りながら、何だかバツの悪そうなお顔に?! もしかして呆れられてますか?!

「えっとその……ユート、さま?」
「ん? ああ、クリスマスってのは俺達の世界で、ちょっと有名な人が生まれた記念日でさ」
「? はぁ」
「んー、難しい事は省略するけど、その日はサンタクロースって奴が良い子にプレゼントを持ってくるんだ」
「……えっとぉ……それだけ、ですか?」
「ああ、本当はな。でも俺の国じゃ、何故かそれがさっき言ってたイベントみたいになってるんだよ」
「……」
「まぁあっちの世界でも国によって文化に違いが……あれ? ヘリオン?」
「はふぅ……」

キョウコさまの、嘘つき。
もう、ふらふらです。精も根も尽き果てたです。真っ白に燃え尽きちゃいました。ブラックスピリットなのに。
あ、でもちょっぴり面白いお話が聞けました。さんたくろーすさんがどんな方かは良く判りませんけど。
良い子はプレゼントを頂ける日なのですね。でしたら……でしたら、こんな世界でも。ユートさまに。


157 :戦場のメリークリスマス:2007/12/25(火) 08:32:07 ID:yB5gQBv50

「……お、どうやらやっとみんな、来てくれたみたいだ」
「はい。……くす、ネリーの気配だけ、凄く判り易く近づいてきますね」
「セリアが何だか怒ってるみたいなのがちょっと怖いけどな。……さて。よっと」
「きゃっ! わ、わわわユートさま?!」
「おっと、暴れるなって。まだ痛むんだろ?」
「でででですけど、重いですよぅ」
「重い? はは、むしろ軽い位だ。ヘリオン、小っちゃいからなぁ」
「ゔ……どうせ、小っちゃいですよぅ。背も中々伸びてくれませんし……」
「いじけるなって。ほら、小さいからこうやって軽々運べるんだしさ」
「む〜、何だか納得いきません〜……あ、ユートさま?」

もうすぐ、洞窟の入り口。
とっても恥ずかしいけど、それまでに。
みんなに会ってしまえば、きっともうからかわれて遊ばれて頭真っ白になってしまいますから。
次第に明るくなってくる外の光と新鮮な空気にちょっぴりだけ勇気を貰って、1つだけ聞きたい事を。

「ん?」
「ユートさまなら……何が欲しいと思いますか? その、さんたくろーすさんに貰う、プレゼント」
「俺?」
「はいっ」
「んー、そうだなぁ」
「……」


158 :戦場のメリークリスマス:2007/12/25(火) 08:36:04 ID:yB5gQBv50

わたしに出来ることでしたら、なんでも。ですから、教えて下さい。
今までに頂いた心の代わりなんて、きっととても追いつかないでしょうけれど。
闇の加護は、暗闇でもユートさまの横顔をはっきりと映し出してくれました。
でも、逆光に照らされた表情は眩しすぎて。目を細めても全然駄目で。
今はただ、声色だけに耳を欹てるしかなくて。それがとってももどかしいです。

「……うん。今は、無事ならいいや」
「無事……?」
「ああ。戦いで誰も死なないでいてくれたら、それが最高のクリスマスプレゼントだな」
「ぁ……」

やっぱり、ユートさま。
予想も出来なかったけど。わたしだけじゃとても叶えられないプレゼントだけど。
でも、わたしも頑張れば、ちょっぴりだけでもそのお手伝いは出来ますから。
キョウコさまの言うとおりでした。ユートさまの「大切」が、わたしだけじゃなくても嬉しくてたまりません。

「……はいっ! 頑張りますっ」
「うわっ! なんだ、急に元気になって」
「えへへ〜。秘密ですよぅ」

呆れられても、もう悔しくなんかありません。
皆さんの声が、森の向こうから聞こえてきます。
でも、大っきな背中も暖ったかい心も、今だけは独り占め。
きっとそれが、さんたくろーすさんからのプレゼント。だから……がんばりましょう!!


159 :信頼の人:2007/12/25(火) 08:38:40 ID:yB5gQBv50
まんまの時事ネタです。
タイトルはスレから拾わせて頂きました。多謝。

160 :名無しさん@初回限定:2007/12/25(火) 13:01:46 ID:Dv9snM3h0
乙。ヘリオン可愛いよヘリオン

161 :名無しさん@初回限定:2007/12/25(火) 19:39:34 ID:cOXVUM950
皆さんの声が……

しゃんしゃんしゃん
「え?」

赤鼻のセリアが率いてきたコタツ付きそりの上には!

「まったくヘリオンは。抜け駆けだなんて許せることではありませんのに」ズゴゴゴゴ
「ん、殲滅する」チャ
「この野郎。俺のヘリオンちゃんと聖夜をしっぽり過ごそうなんて許せん!!
連れ込み宿の予約取るのにどれだけ苦労したと……」 ズガーン
「ずるいよねーシアー?」
「うん〜ケーキユート様と二人締めなんてだめだよ〜」
「くすくすくす。プレゼントはあばら骨に滑り込む冷たい金属ですよ」シュラン
「ヘリオン……お姉ちゃん髪まで黒くなったから」
「冷凍ヒミカおいしいですぅ」
「ミカンでしょ!」

「さあ、走るんだよ! ほらヒィヒィ悲鳴を上げながらさあ!!」
何故か変な人が御者だったり。

162 :名無しさん@初回限定:2007/12/26(水) 02:42:15 ID:IG6+grNXO
>信頼の人
ヘリオンらしさが出ていてGJでした


しゃんしゃんしゃんしゃん…(ぼひゅっ
ナナルゥ「国内への無断侵入者を排除しました」

…書く暇が無かったネタorz

163 :名無しさん@初回限定:2007/12/26(水) 23:48:42 ID:Bqopl/wV0
    |┃     __
    |┃.  「,'´r==ミ、
    |┃三 くi イノノハ)))
 ガラッ.|┃.   | l|| ゚ヮ゚ノl|  <来年は私も初めての厄年ですね。
    |┃.   j /ヽ y_7っ=  
    |┃三 (7i__ノ卯!
    |┃.    く/_|_リ

164 :名無しさん@初回限定:2007/12/26(水) 23:57:04 ID:dt5zj1+d0
厄年じゃなくて厄周期なんじゃないの

165 :名無しさん@初回限定:2007/12/27(木) 10:49:33 ID:kA8qFYz90
時深を可愛いと感じてしまったお陰で、俺の守備範囲はとんでもない事になってしまった。
他に好きなキャラをどれだけ挙げても平均年齢を算出しようとする度に絶望的な気分になってしまう。
もしかして俺は、極端な年増好みなのだろうか。試しに、電車で席を譲ってみた。ちょっぴり幸せになった。

166 :名無しさん@初回限定:2007/12/27(木) 19:46:58 ID:1xB3T2/b0
LV0 永遠のアセリア?どうせ典型的キャラ萌えゲームだろ?どうでもいいよ
LV1 ふーん…SRPGなのか?この無表情なのがヒロインなのか?
LV2 このセリアとか…ちょっといいかも
LV3 やっべセリアさんマジヤッベ
LV4 やべぇヘリオンとかファーレーンとかナナルゥもすげぇ可愛い ニムだけ邪魔だ
LV5 マジこのニムどうにかなんねぇのか?マジウゼェ
LV6 ニム結婚してくれ!
LV7 やべぇニム最高!ニムと水さえあれば生きていける!
LV8 ニムと結婚した!俺はニムと結婚したぞ!!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜    
    __
  「,'´r==ミ、
  くi イノノハ)))
   | l|| ゚ヮ゚ノl|  
   j /ヽ y_7っ=

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

LV9 やっぱ時深さん最高だわ

167 :名無しさん@初回限定:2007/12/27(木) 21:54:18 ID:XnS86WJc0
このスレに改変の跡が見られるっ!

168 :名無しさん@初回限定:2007/12/28(金) 00:50:43 ID:TGcfwO3J0
神剣通話は距離関係ないみたいだから時深さんはきっと悠人に、愛の電話掛けまくりなんだろうなあ。
羨ましいぜ。

169 :名無しさん@初回限定:2007/12/28(金) 02:19:08 ID:nzgIjuIs0
ユート 誰と話してる

170 :名無しさん@初回限定:2007/12/28(金) 04:46:27 ID:fvKkeqhO0
しかもただの通話じゃなくてテレフォンセックルというオチ

171 :名無しさん@初回限定:2007/12/28(金) 06:32:04 ID:68haBYcm0
もしスレチならスルーよろ

あっちでも話が出たが神剣通話で天位と会話とか出来んもんなのかね?
それとも全ての神剣と連絡の取れる力が「鞘」なのか?

172 :名無しさん@初回限定:2007/12/28(金) 07:15:40 ID:tgq8WflV0
毎日5分おきに神剣通話を迫る時深さん
ああ、愛深き故の行為かな

173 :名無しさん@初回限定:2007/12/28(金) 08:08:59 ID:Y+zNGLBm0
この神剣は現在ご契約者様のご都合により…

174 :名無しさん@初回限定:2007/12/28(金) 12:07:38 ID:6KDFF/Pl0
>>171
そもそもあっちってどこだよとか天位は眠ってるから会話なんて出来ないだろうとか
なぜここで聞くとかいろいろと突っ込みたい

175 :名無しさん@初回限定:2007/12/28(金) 15:02:49 ID:RClRsD/h0
時深さんなら盗聴とか出来そうだな。

176 :名無しさん@初回限定:2007/12/29(土) 03:55:15 ID:735MkCUAO
眠ってる神剣に一斉に通信をして起こしたりしたら面白そうだ
…下位のにやったら崩壊しそうだが

177 :名無しさん@初回限定:2007/12/29(土) 08:21:42 ID:qXCvHzO50
                   , ヘ     
                 〃 ' ^^ヾ      '´ ⌒ヽ,
                 i ハ从从リ    .<」」」l」」ハ 
 また着信だらけだよっ! ノノゞリ゚ ヮ゚从    <パヮ ゚ iノ/  ネリー、いっつもさいれんとも〜どだもんね〜
               彡 ⊂i |T|} つ   ⊂ {|T| i つ ミ
              ((   ⊂く/|_ノ ゞ     く/|_ノゞつ  ))
                 ミ    ∪  ≡     U′  彡



178 :名無しさん@初回限定:2007/12/29(土) 12:20:22 ID:Tdo4ft170
>176
なんというF5アタックw

>177
何というマナー向上w

そして業務連絡以外行き来しないクォーリンとコウイン隊長の神剣メール。

179 :名無しさん@初回限定:2007/12/29(土) 12:52:59 ID:eITTsvpq0
クォーリンの携帯には送れなかったメールが未送信の状態で3ケタですか。

180 :名無しさん@初回限定:2007/12/29(土) 13:44:26 ID:c0pDtBvI0
神剣通話ってイオの補助がないとできないんじゃなかったか?
言わばイオはサーバー、迷惑メールを振り分けるぐらいのことはやってくれるはず

181 :名無しさん@初回限定:2007/12/29(土) 13:54:54 ID:VvoDeB1n0
イオの采配一つでどのメールが届くか届かないかが決まると

182 :名無しさん@初回限定:2007/12/29(土) 14:09:38 ID:uEVYZkP40
ソゥ・ユートに対するラブコールは全て削除されるわけですね

183 :名無しさん@初回限定:2007/12/29(土) 14:15:04 ID:Tdo4ft170
「ユート様。申し訳ありませんが、この文書を詰所の皆に配布してくださいませんか」
「あーいいぜ。なになに」

――――新年おめでとうメールの配信ご遠慮のお願い


184 :名無しさん@初回限定:2007/12/29(土) 15:57:38 ID:goh/DusE0
>>183
回線混雑www

185 :名無しさん@初回限定:2007/12/29(土) 19:13:57 ID:c0pDtBvI0
そうとは知らず、スピリットたちはユウトとの秘め事を赤裸々にメールに書くわけですな
それを種にイオはスピリットたちとユウトを脅すと

186 :名無しさん@初回限定:2007/12/30(日) 04:21:58 ID:f0qCdE7y0
ところで、以前見たことのあるサブスピリット没設定 (サブスピリットたちのその後として用意したもの)がのっていたサイトが見つからないんだけど、潰れちゃったのかな?
もしURLが分かればなんとかなるんだけど、どなたか知っている人はいませんか?

187 :名無しさん@初回限定:2007/12/30(日) 06:40:56 ID:9CCx5U7S0
>もしURLが分かればなんとかなるんだけど
そりゃわかれば質問しない罠

188 :名無しさん@初回限定:2007/12/30(日) 09:49:50 ID:pV7Nklxe0
「さて、年末だし部屋の掃除でもするかね。イオ、手伝ってくれるか?」
「……ヨーティア様、何か悪い物でも食されましたか?」
「失礼な奴だな。今までだって整頓位はしていたぞ。見ろ、どこに必要なものがあるかあたしにだけは一発で判る」
「……」
「何だ、その沈黙は」
「……いえ、ご自覚が無いのでしたら構いません。では、早速取り掛かりましょう……『理想』」
「いちいち引っかかるが……ん? いいのか、今神剣を使っても。無理をする必要はないぞ」
「何も問題はありません。むしろこの方が助かります。ではまず、書籍を纏めて外に」


  ―― 【あけおめ】神剣サーバー、年末年始にかけて中断【涙目】  spi-net ――

  1 名前:名無しの雑魚スピ 投稿日:2008/12/31(月) 07:48:22 ID:kOuiNlOvE

      どうやら魔境一掃の方を優先されたみたいで、復旧の目処も立たないとの事です。

189 :名無しさん@初回限定:2007/12/30(日) 09:59:52 ID:pV7Nklxe0
  2 名前:名無しの雑魚スピ 投稿日:2008/12/31(月) 07:48:23 ID:nETundERe

      別にどうでもいいけど。折角作ったおめでとうメールはどうしたらいいのよ


  3 名前:名無しの雑魚スピ 投稿日:2008/12/31(月) 07:48:24 ID:kUSabuE

      2get


  3 名前:名無しの雑魚スピ 投稿日:2008/12/31(月) 07:48:24 ID:ShItUreN

      わわわ残念です、折角お近づきになるチャンスだと思ってたのに……


  4 名前:名無しの雑魚スピ 投稿日:2008/12/31(月) 07:48:25 ID:kIMoUtO

      ケコーンオメ

190 :名無しさん@初回限定:2007/12/30(日) 10:10:57 ID:f0qCdE7y0
>>187
いや閉鎖していたら、Internet Archiveで拾えないかなと思って

191 :名無しさん@初回限定:2007/12/30(日) 12:36:24 ID:h3ndTJ4U0
>>190
求めには代賞が必要だぞ契約者よ

192 :名無しさん@初回限定:2007/12/30(日) 17:12:39 ID:CMJlq4xY0
腰の大小は武士の最後の一分というものですぞ。
質屋に向かってはなりませぬ。

193 :名無しさん@初回限定:2007/12/30(日) 22:31:14 ID:d1HMHASv0
>>189
4のIDがwww

194 :名無しさん@初回限定:2007/12/30(日) 22:39:35 ID:W1JgG6UA0
これはいいツンデレw

195 :名無しさん@初回限定:2007/12/30(日) 22:54:52 ID:pN83lnm50
ゲトしてねぇww

196 :名無しさん@初回限定:2007/12/31(月) 21:46:01 ID:PMrGfK/S0
もうすぐ今年も終わりか……スピたちはどうやって過ごしてるんだろうな。

197 :名無しさん@初回限定:2007/12/31(月) 22:01:21 ID:8Xx+cV3q0

     '´ ⌒ヽ
    ! ソノノ~)))
   く人リ' ー`ノiゝ  おコタにミカンが最強の過ごし方うにぃゅ〜…
 〜/\ ̄ ̄ ̄ ̄\
 / ※ \______ヽ
 \※ ※       \
   \ / ※ ※ ※ ※ ヽ
     `───────'''




198 :名無しさん@初回限定:2007/12/31(月) 23:54:49 ID:qbfube8V0

                        オソバおいしいよオソバ
  _ ._____ .____ ____ ____ ___  _____ ____ ____  __
   ∨       ∨      ∨      ∨      ∨     ∨       ∨      ∨      ∨ 
                   _                   , ヘ      , ヘ _              _ ,ヘ 
  , ^》ヘ⌒ヘ《ヾ  '´ ⌒ヽ  '´ ヘ ヘヾ   ' ` ^ヽ    '´ ⌒ヽ  〃 ' ^^ヾ   〃 ' ヘ ヘヽ   '´ ⌒ヽ   〃/::::|ヽ
 ( リ〈 !ノルリ〉)) ! l」」ルl」」 ノ〈从ハ从〉 ノ ル从ルリゝ ハ」」」l」」〉 i ハ从从リ  ノi ミ从l~iルソ  ! ソノノ~))) ∠ <====ゝ 
 ノノ(!リ゚ ヮ゚ノリ(( i !ゝ゚ -゚ノゝ 从ヲ´ヮ`ノヲ 从リ゚ ー゚从  ヾゝ゚ ヮ゚ノゝノノゞリ゚ ヮ゚从(((ヾ(i|゚ -゚ノi| く人リ゚ ー゚ノiゝんヘi」゚ -゚ノ」
  (つ=|||| つ_ (つ=|||| つ (つ=|||| つ (つ=|||| つ (つ=|||| つ  (つ=|||| つ (つ=|||| つ (つ=|||| つ  (つ=|||| つ
  ̄ ̄\≠/  ̄\≠/ ̄ ̄ \≠/ ̄ ̄\≠/ ̄ ̄\≠/ ̄ ̄\≠/  ̄\≠/ ̄ ̄ \≠/ ̄ ̄\≠/ ̄ ̄
       ̄     . ̄      . ̄      . ̄       ̄       ̄     . ̄ /´ハ``゛>. ̄      . ̄         
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\   \     〈ハハヽヾ゛ミ   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \.  . \     | ゚- ゚; ゞ)゙   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                                        \ \   ..\  =⊂__ .⊂)〜 そば粉なんてどこから
                                        . .\ \    ̄ ̄\≠/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                                           \ .\ .  .   ̄
     来年もスピ達とこのスレにマナの導きがありますように……   .\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                                               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

199 :名無しさん@初回限定:2008/01/01(火) 01:05:50 ID:m3G1as/i0
あけおめ。
雑魚スピが並んでるAA見ると、何故か
毎回噴いてしまうw

200 :ゆく想い、くる願い:2008/01/01(火) 05:42:27 ID:0lrMKYsn0

新年にハツモウデというものを行い、一年の無事と平安を祈る行事がハイペリアにはある。
でも、ユート様やコウイン様、それにキョウコ様がそう教えて下さった時には、正直戸惑った。
我がラキオスはおろか、大陸全土には、残念ながらそういった行事が存在しない。
また、もし存在していたとしても、所詮わたくし達スピリットには縁の無いお話だったでしょう。
シンコウ、というのでしょうか、祈るべき対象など、せいぜいが見た事も無い『再生』の剣位。
もしくはマナの導きなどという、掴み所の無いあやふやなものに縋るしか無かったのですから。
ですので、本当に戸惑ったのです。今までは、それだけで良かった筈のわたくし達でしたから。


201 :ゆく想い、くる願い:2008/01/01(火) 05:43:28 ID:0lrMKYsn0

『そうだ、折角だし、やってみないか? 初詣』
『ふむ、確かにこっちの世界も三千大千世界の一部だ。御仏の加護に頼ってもばちは当らないだろう』
『いいんじゃない? 戦いばっかってーのも乙女の過ごし方じゃないし。やりましょうよ』
『ああ。という訳だから、いいかなエスペリア?』
『え? わ、わたくしもですか?』
『当たり前だろ? それで、みんなにも予定を空けておくように頼んでおいて欲しいんだけど』
『あ、はい、それは勿論、大丈夫ですけれど……』
『それで悠人よ、具体的にはどこへ行くつもりだ? そういった場所に心当たりでもあるのか?』
『うーんリクディウス山脈なんてどうだろ? サードガラハムが居た洞窟なら、マナの導きもありそうだし』
『さんせー。どうせなんだから、派手にいこうか。振袖着てくってのもいいかもね』
『おいおい落ち着けよ。大体、誰が縫うんだそんなの。どのみち今からじゃ間に合わないだろ』
『こんなの、って教えてみんなでやれば何とかなるわよきっと。ハリオンとか、縫い物得意そうじゃない?』
『まあ、そっちは今日子に任せるとして……ん? どうした? エスペリア』
『……あの、ユート様、本当に宜しいのでしょうか。そのような行事にその、わたくし達が参加しても』
『え? もしかして嫌だったか? いや、確かに遊んでる場合じゃないとは思うけどさ。駄目かな』
『あ、決してそういう訳では……いえ、何でもありません』
『? まあ、頼むよ。エスペリアはみんなに伝えてくれるだけで良いから』
『はい……あ、いえそんな、わたくしもお手伝いさせて頂きます』

ぽん、と肩に置かれた手には不思議な安心感があって。
スピリット、という単語を飲み込んだまま、素直に頷いてしまう。
ユート様は、ずるいです。その笑顔に逆らえないわたくしを、ご存知なのでしょうか。


202 :ゆく想い、くる願い:2008/01/01(火) 05:45:09 ID:0lrMKYsn0

準備は、滞りなく進みました。
偶然か幸いかその間は敵の襲撃も無く、他の仲間達が何故か乗り気だったせいもあるのでしょう。
ともあれ、第一第二詰所内の空気がこんなに浮ついたものになった事など、記憶にありません。
ハリオンとファーレーンが全員分のフリソデという衣装を縫い上げた時には、歓声まで上がりました。
今まででしたら、決してあってはならなかった雰囲気。
引き締めなければと、自分に言い聞かせなければならなかった雰囲気。
戦いに身を置くスピリットにとって、緩んだ気分などただの油断に過ぎませんから。
なのに、自分が良く判りません。そんなみんなの姿を見ても、自然と微笑んでしまうだけの自分が。
暦が変わり、出発する際には、もう踊るように弾んだ心を誤魔化しきれなくなってしまっていました。
ですが胸の奥底、どこか深い所で、ちくりと何か刺すような痛みもまた、同時に感じてしまうのです。
今こうして隣を並んで歩いて下さっている、ユート様の横顔を眺めていてさえも。


203 :ゆく想い、くる願い:2008/01/01(火) 06:09:57 ID:0lrMKYsn0

「ん? どうしたんだ、疲れた?」
「あ、いいえ大丈夫です……ふふ、ユート様と一緒にこちらに来るのは二回目、ですね」
「懐かしいな、あれからもう、えっと二年か。あの頃はエスペリアに世話になりっぱなしだったなあ」
「あら、今は違うのですか?」
「ちぇ。確かに家事とかは任せっぱなしだけどさ。少しは変わったんじゃないかと自分じゃ思うんだけど」
「……はい。もちろんです。あの頃のユート様とは違います」
「はは、さんきゅ。エスペリアに言われると、お世辞でも嬉しいよ……あ、あのさ」
「はい? なんでしょうか」
「普段のメイド服もだけど、その、振袖……似合ってる。すごく」
「……ぷっ」
「な、なんだよ笑うなよ。仕方ないだろ、慣れてないんだこういうのは」
「はい、申し訳ありません……く、くく……」
「……ちぇっ。ほら、急ごうぜ。みんなもう向こうで待ってる」
「はいっ」

少しぎこちなさを感じていたフリソデ。
きっと、ユート様達がいらっしゃらなければ、わたくし達が決して袖を通す事の無かった異世界の衣装。
いつもと同じような淡い緑色でも、戦場で血に塗れてしまう服とは、全く用途が違います。
こうして小走りになるだけでも慎重にならなければ躓いて転び、土に汚れてしまうのでしょう。
ですが、それは絶対に避けなくては。折角ユート様が褒めて下さったのですから。
だってこれは、着飾る為の服。そのようなものを、……そのようなものを、スピリットであるわたくしが?
「……っっ!」
また、ちくりと刺してくる胸の痛み。そっと手で抑えても、もう和らいでくれそうにありません。


204 :ゆく想い、くる願い:2008/01/01(火) 06:10:47 ID:0lrMKYsn0

洞窟はどこかひんやりと余所余所しく、浮かぶマナ蛍に照らされた蒼い闇に満たされています。
かつては膨大だった主のマナの気配も今は全く感じられません。二年前、他でもないわたくし達の手で。
守り龍様が小さき者とおっしゃっていたわたくし達スピリット達の手によって、存在は完全に失われました。
その罪も、決して消えるものではありません。生きている限り、償わなければならないものです。
先頭に立つコウイン様が、ふと呟かれました。こりゃ、どちらかというと墓場だな、と。
恐らくは場を和ませる為の冗談なのでしょう。はしゃいでいるネリー達の笑い声も一段と大きくなりました。
気難しいセリアやナナルゥや人一倍責任感の強いヒミカでさえ、明るい雰囲気に顔を綻ばせています。
ですがその一言を、こうも深刻に受け止めてしまうわたくしは間違っているのでしょうか。
お話に伺っていた奉る為のサイダンも何もない寂しい空間に向け、教えられたように手を当てます。
そしてこの後は、目を閉じて、お願い事を想わなければなりません。そう、まるで、人のように。
でもそれで、本当に良いのでしょうか。殺すのみのわたくし達に、そのような資格がまだあるのでしょうか。
このような小さき者による厚顔無恥な所業を、守り龍様は本当に望んでいらっしゃるのでしょうか。

「でさ、エスペリアは、何をお願いしたんだ?」
「はい、皆の健康を」
「ふーん、無難だな。でもそれもエスペリアらしいか」

嘘をついてしまいます。
本当はお願い事など、何も思いつきませんでした。わたくしらしさとは、一体どのようなものなのでしょう。
素直なアセリアやオルファ達は互いに何をお願いしたか、小声で交歓していますけれど。
わたくしには、ただひたすら謝るしか考えられませんでした。やはり、来るべきでは無かったのです。
こんな風に誤魔化すべきでは無い罪を、わたくしスピリット達は誰しもが背負っているのですから。
帰り道は下り坂なのですが、足取りが酷く重く感じられます。まるで足に鎖でも繋げられているかのように。


205 :ゆく想い、くる願い:2008/01/01(火) 06:11:45 ID:0lrMKYsn0

「……ユート様は」
「ん?」
「ユート様は、何をお願いされたのですか?」
「俺? んー、お願いっていうか、頼んだかな」
「……? それは、同じ事なのではないのですか?」
「うん。でもさ、勝手にだけど、誓ってたんだ。だから、それを見届けてくれるように任せたっていうか」
「ええと、良くわかりませんけれど……もしかして、あの時にですか? 一体、何を」
「あー……いや、エスペリア達スピリットが、これ以上この世界で変な使命に押し潰されないように……かな?」
「……っっ」
「はは、ま、我ながら大それた事とは思うんだけど。辛そうなみんなはやっぱり見たくないし……エスペリア?」

呼吸が。呼吸が出来ません。
胸を刺す痛みが。刺している針ごと、神剣魔法にでもかけられたかのように溶けていって。
思わずまじまじと見つめてしまったユート様の、鼻の頭を掻く照れた仕草だけが目に焼きついてしまい。
気づけば、すーっと抜け落ちていく悩み。熱く込み上げて来る想いに制御が利きません。
ユート様は、ずるいです。本当に……ずるいです。それに、強引すぎます。
これじゃあ、勝手に溢れてくる涙を何とか誤魔化さなくてはならないではないですか。


206 :ゆく想い、くる願い:2008/01/01(火) 06:48:57 ID:0lrMKYsn0

「って、うえ?! あ、あのそのえっと、エスペリア、さん?」
「駄目、でしょうか」
「いや、駄目っていうか、むしろ嬉しいっていうか、ああ、俺何言って」
「……はい。ありがとうございます」

思い切って腕を絡めたのと、朝日が差し込んだのは、殆ど同時。
キョウコ様のハツヒノデという声と、それに続くみんなの歓声も同時に湧き起こっています。
それは確か、新年最初に昇った太陽、というハイペリアの言葉。ユート様が教えて下さった言葉。
他でも無い、今もこうして全てを許し、受け止めて下さっているユート様の言葉だから。

「ユートさま、あけましておめでとうございます」
「ああ、こちらこそ、今年もよろしくな」
「はいっ!」

わたくしも、応えなければ。
償いに立ち向かう、強い心を持って。二度と嘘で逃げないように。汚れを雪ぐ勇気を、どうか。
自分でも分かるほどの、満面の笑み。それを生み出す心の在り処も、きっとまたわたくしなのですから。
ルゥ、もう戸惑いはありません。今までの、わたくし。これからの、わたくし。さて、お覚悟は、宜しいですか?
貴方に変えられていくわたくしを、どうか楽しみに待っていて下さいませ。それが"今年のお願い"です、ソゥユート……。


207 :信頼の人:2008/01/01(火) 06:51:23 ID:0lrMKYsn0
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくです。

208 :名無しさん@初回限定:2008/01/01(火) 09:44:45 ID:q3gnV2Cg0
新年早々の新作投下ご苦労様です
しかし黒くないエス姉が新鮮に感じられるとは駄目だな自分w

209 :名無しさん@初回限定:2008/01/01(火) 21:12:53 ID:eCKwDFDG0
新年一発目乙です。
今年は何にwktkしながら過ごそうか…

210 :名無しさん@初回限定:2008/01/01(火) 22:13:55 ID:cpONPhuO0
>>207
乙&あけましておめでとうございます。
同じくこんなエスを見たのは久しぶりw
でもこれこそが本編のエスなんですよね。

211 :クォーリン:2008/01/02(水) 09:25:00 ID:R5f+ltl+0
「神様ーきましたよー^^」

212 :ネ申様:2008/01/02(水) 09:32:21 ID:nWR4azNI0
「何言っとるんじゃ、もう点呼も終わっとるというのに」

213 :名無しさん@初回限定:2008/01/02(水) 09:40:03 ID:p5OuwREN0
そういえばそんなネタもあったな

214 :名無しさん@初回限定:2008/01/02(水) 13:39:30 ID:Kb/3ZcNC0
しかし3着以降の新規イベントフラグはロティ絡みというオチだった
意外と間に合わなくて良かったのかも(貞操的な意味で


215 :名無しさん@初回限定:2008/01/02(水) 13:40:45 ID:Kb/3ZcNC0
すまんageてしまった・・・
ちょっくら神社逝っておbsnにシバかれてくる・・・

216 :名無しさん@初回限定:2008/01/04(金) 00:36:59 ID:9cqVcUtT0
デスクトップのワイヤレスのコタツトップ使ってる。
今日思い立ってワイヤレスセット探しに行ったら見た瞬間に安くて即買した。

---中略---

個人的にはコタツでも十分に快適。
嘘かと思われるかも知れないけど雑魚スピスレで第二詰め所でマジでスピリット隊御用達と聞いた。
つまりは異世界ですらニホンのコタツにはお世話になりっぱなしと言うわけで
それだけでも個人的にはぬくぬくするニムとネリー、シアー、ヘリオンを思い浮かべて
その後に掘りごたつ中へ移動して息を潜め、すらりと伸びる青、赤、緑、黒のニーソと絶対領域のむっちり
更にその先の聖域を眺める妄想して大満足です。

217 :縁結び:2008/01/04(金) 02:51:54 ID:JLMrvD3P0
階段を登る。
白い息を靡かせながら振り向けば、
「あーこの階段上るのはキツいぜ。流石陸上部のホープは違うねえ」
「あったりまえよ。この今日子様はどこぞの生臭坊主とは鍛え方が違うものね」
「よーし、そんなら俺も陸上部にぶほっ!」
と言う風に見慣れた光景が晴天の下繰り広げられている。

「あんたが入ったら女子が逃げるに決まってるでしょうが!」
スパパンと連撃追撃が入る。これまたいつものことだが、悠人は、光陰が食らいながらも微妙に芯を外して、
スタンディングを維持している事に無駄な感心を持ってしまう。
「お前ら騒ぐなよ。ここですっころんだら池田屋だぞ」
年末の映画で見たシーンを思い浮かべて、一応は今年の初ハリセンにストップを掛けておく。
傍らの佳織は、困ったような笑顔で一段上で立ち止まり、その隣の小鳥はあからさまに呆れた顔で振り返った。

ここは、神木神社の表階段。いわゆる参道という奴だ。
悠に建物三階分はあるのではという高さと長さを誇る階段が威容を誇っている。
普段は気にもとめないけれど、それはそれは立派なものだった。近くの中学生がよく部活の体力作りに訪れていたのを見た覚えがある。
「ふ、その時は死なば諸共。今日子と一緒に俺があいつであいつがおぶへっ!!」
断末魔と共に光陰は崩れ落ち、わざとらしくも今日子の腰に縋りついた。
タックルを切れないストライカーがギャーギャー騒ぐのを置き去りにして、悠人は、少女二人を両手に花で、神社の敷地へとさっさとたどり着くのだった。

「結構いますね悠人先輩」
「ああそうだなー」
「えへへへ。また今年もこれたね」
佳織が本当に嬉しそうだ。小鳥と一緒にはしゃいでいる。この何気ない時間がとても嬉しいのだろう。
既に何十人も並んでいる列に加わり年末年始のテレビ番組に花を咲かせていると、光陰達がようやっと追いついて来た。
ハリセンの跡がいくつもの筋になって残っているのが、数多の戦歴を物語っているようだった。今日子の息が荒い。
出店も幾つか開いていて、定番のたこ焼きやフランクフルトの香りが食欲を誘うようだった。

218 :縁結び:2008/01/04(金) 02:53:45 ID:JLMrvD3P0
そのまま、列に並ぶこと数分。社殿まで数歩という距離まで進んだとき、光陰に脇腹を小突かれた。
「何だよ」
「まあ良いからあれ見ろって、凄え美人だぜ」
シシシと笑う光陰が小さく指さす方向を見ると、破魔矢の売り子役であろうか、長い黒髪に楚々とした仕草。赤いはちまきに巫女服が似合う妙齢の女性の姿。
悠人は不覚にも、見とれてしまった。それはまるで時が止まったかのような感覚。
そして、その女性は首をかしげて悠人と目を合わせ、ニッコリと――。


「あの時、悠人さんたら見とれていたんでしょう?」
クスクス笑いつつ体を押しつけてくる時深。悠人の顔のすぐしたには、艶々した黒髪と、その分け目と旋毛まで見えてしまう。
そのことが、何故か非常にイケないことのような気がして悠人は、焦って吃って顔を逸らす。
「そ、そんなわけないだろ! あ、あれはただなんだ」
「なんですか、ただ?」
「見慣れない人がいたからさ、め、珍しいなと思っただけだよ」
「ふふっ。そういうことにしておきましょうか。悠人さんのあの時の顔はしっかり覚えていますしね」
「うっ……言ってろ」
ふて腐れた悠人は、社殿の石段を駆け下りて神木神社の敷石の上を歩いて行く。
あの時と大して変わらぬ風景がそこには当たり前のようにあった。とは言え季節の差があるので出店まで同じではないけれど。

219 :縁結び:2008/01/04(金) 02:57:18 ID:JLMrvD3P0
振り返って声を出す。
「本当に良いのか? 俺もいた方が」
「良いんですよ。私一人で十分ですから。それとも、もしかして焼き餅ですか?」
ニンマリと笑う時深に背中を向けて髪をバリバリ掻くことで答えて、『聖賢』に頼んで門を開いた。
「ちぇ、あの時の清楚な笑顔はどこに……詐偽ってレベルじゃねえぞ」
「何か言いましたか?」
背後に炎立つ殺気に慌てて右手の親指を立てた悠人は、逃げるように次元を越える門へ飛び込んだ。
時深の仕事を邪魔するわけにはいかない。重要人物に会う予定らしいが、きっと上手くやるのだろう。
「時深の言う面白い事ってろくな事にならないよなあ」
今までの経験が走馬燈のように脳裏を流れる中、呟いてみた。
苦笑しか出てこないけれど、それでも、そんな生活が楽しいことだけは時深と同感だった。

精霊光の群れが銀河のように渦を巻き、いまだ尽きせぬ多元世界。
悠人は、久しぶりのシングル生活を満喫するのも悪くないかもな、と精神を移動先へ慎重に向けるのだった。

220 :名無しさん@初回限定:2008/01/04(金) 03:05:07 ID:JLMrvD3P0
暫くアセリア関係の妄想をしてないと、セリフ感覚が鈍るものですね(汗)
分かりにくいけれど、時深さんルートの聖なるかなで一発。

>216
掘りごたつなら俺も入る余地がありそうです。
オルファの絶対領域を掻き分けた聖域は神聖すぎます!

221 :名無しさん@初回限定:2008/01/04(金) 08:59:33 ID:RjYjwPbJ0
>>220
乙〜。純おbsnメインは久しぶりな気がして逆に新鮮。

222 :名無しさん@初回限定:2008/01/05(土) 15:50:45 ID:CgpzjfoC0
    |┃     __
    |┃.  「,'´r==ミ、
    |┃三 くi イノノハ)))
 ガラッ.|┃.   | l|| ゚ヮ゚ノl|  <今年は私と悠人さんが通い婚
    |┃.   j /ヽ y_7っ=  
    |┃三 (7i__ノ卯!
    |┃.    く/_|_リ

223 :名無しさん@初回限定:2008/01/05(土) 16:13:55 ID:MUBGNHI20
>>220
乙です。
そこに至るまでのおbsnの苦労を考えると・・・

おかしいなぁ…どうしちゃったのかな
ほかの娘も魅力的なのはわかるけど、私もヒロインなんだよ
エターナルに関する質問のときだけ言うこと聞いてるふりで、土壇場でヘタレるなら
千年の純潔の意味、ないじゃない ちゃんと、和姦をやろうよ
ねぇ、私の言ってること
私の生き方、そんなに間違ってる?
少し、時間戻そうか……

などと・・・
ん?誰か来たようだ。

224 :名無しさん@初回限定:2008/01/05(土) 19:40:58 ID:K71V095n0
小ネタとしてはともかくヒロインとしてみるなら二股と紫コロッケも見ないような?
まあここは雑魚スピメインのところなので一応でも『メイン』ヒロインとしてのネタを見ないのはある意味正しい


225 :名無しさん@初回限定:2008/01/05(土) 21:04:11 ID:P9Tfti0+0
>>223
そんなあなたにエクスパッション
おbsnとソゥユートのらぶらぶえっちが見れるぜ
ついでに今日子とのメイド服えっちも楽しめヤス

226 :名無しさん@初回限定:2008/01/06(日) 01:07:43 ID:Ht7B5BD20
エクスパッションとはまた激しいな

227 :名無しさん@初回限定:2008/01/06(日) 02:22:18 ID:LaH/ko750
今日子はいらん
激しくいらん

228 :名無しさん@初回限定:2008/01/06(日) 03:17:40 ID:VtRBtHj40
このスレ的には、今日子がいないと報われない緑の人の魅力が激減するじゃないか

229 :名無しさん@初回限定:2008/01/06(日) 04:41:34 ID:ylsTjHK+0
慌てるな。今日子がいないからといって、あの緑の人の悲願が成就するとは限らんだろう
今日子がいないのに待遇が変わらなかったら、あまりにも不憫・・・

230 :名無しさん@初回限定:2008/01/06(日) 07:14:46 ID:GqPwoXJPO
今日子がいない理由によると思う
マゴリアに来てないなら扱いは変わらない
死んでるなら可能性アリと予想

231 :名無しさん@初回限定:2008/01/06(日) 08:47:28 ID:IsXu0A3E0
今となっては今日子は・・・稲妻さんを弄るくらいしか居るポジションが(ry



よふある・・・・

232 :名無しさん@初回限定:2008/01/06(日) 08:49:47 ID:14fl/R3l0
小鳥・・・

233 :名無しさん@初回限定:2008/01/06(日) 10:31:23 ID:LaH/ko750
単に俺が今日子嫌いなだけだから気にするな
個人的にはライトニングハリセンが今日子の存在意義だと思ってる

234 :名無しさん@初回限定:2008/01/06(日) 11:58:43 ID:ZuSpLfIX0
真面目な話、アセリアプレイヤーの中で、露骨にアンチ発生してんの今日子くらいじゃね?
あとはルーグゥとかソーマ様とか
仮にもヒロインでこの二人と張り合ってるって……
まあ俺も嫌いだけど
キモウトはもはやネタだし

235 :名無しさん@初回限定:2008/01/06(日) 12:11:01 ID:fNeUYuPL0
珍しくスレが進む原動力が今日子さんか。
死に様は綺麗なんだけどな。

wikiでビッチ認定するのはどうかと思うけど。愛称ってアベするレベル。

236 :名無しさん@初回限定:2008/01/06(日) 13:26:31 ID:p7hcuhk+0
ポジションがポジションだから仕方ないっちゃ仕方ないんだけどなぁ。
いくら停まってるからってこのスレでアンチネタはちょっと残念だ。

237 :名無しさん@初回限定:2008/01/07(月) 09:40:49 ID:mybJP/YV0
そしてタイムスタグナント

238 :戦場をかがくする:2008/01/07(月) 23:06:18 ID:KLqHfEsT0
「ほ、本当に大丈夫なんでしょうね、ネリー?」
「うん、まっかせてよエスペリア。楽勝だよねシアー」
「うん、だいじょぶ〜」

今この光景を見た人は一体どんな感想を持つのでしょう? 嗚呼、ユートさまには見せられません。
で、でも、わたくしにはこうするしか方法がありません!

「もーそんなにしがみつかないでよエスペリアー」
「おもい〜」

く、元はと言えばわたくしともあろう者が、この子達の口車に乗ったのが運の尽きでしょうか。

「だ、大体新しい必殺技を身に着けたと言いましたが、わたくしは『新たな技を覚えました』なんて報告した覚えはありませんよ?」
「うん。いってないよ」
「うん。いってな〜い」

な、ななな。あっさりとこのガキ共! あ、こほん。

「ほらこれだよ」
「こ、これは!? 食堂から何時の間にやら消えていたハヤイス(お塩)振り器です。どうしてこんな物がここに?」
「う〜んとね、この前ユートさまが実験してくれたの〜」
「そ、じっけんじっけん」

239 :戦場をかがくする:2008/01/07(月) 23:18:38 ID:KLqHfEsT0
じ、実験?

「すっごいんだよ! ハヤイスをね、ネリー達が作った氷に振りかけるとすっごく冷たくなるんだよ!」
「それで、その上から糸を垂らすとおっきな氷もつれちゃうの〜!」

「あ、あなたたちは何の話しをしているのです!?」
あ、頭痛が……。

「へっへー、テスハーア、テスハーア」
「まだ試してないけど、エスペリア安心していいよお」

い、今試してないって言いました!? 大体これが何の関係があるというのか、わたくしには皆目理解できません。
は!?っっ 来ました、これは、この力は!? や、やっぱりこの子達の力では止められそうもありません!

「きたきたきたぁ〜♪ 気合を入れて、いっくよ〜シアー!」
「上手くいくかわからないけど……シ、シアーだってやるときはやるんだから!」
「ま、待ちなさい二人とも!」

「くっくっくガキ共がナメおって。貴様ら程度の腕で我が破壊の力を止められると思うなあっっっ!!」
眼前には赤スピリットのオールラウンダー。
あふれ出る自信と強大なマナを隠しもせずに真っ向から来ました! こ、こうなったからにはこの子達だけでも! 『献身』お願い!

240 :戦場をかがくする:2008/01/08(火) 08:14:00 ID:dIg+WOML0
「ほい、エスペリア」
「え、ええ!? これでどうしろとっ!」
前を向いたままのネリーから、ハヤイス振り器を投げ渡されて虚を突かれたわたくしを尻目に、
戦場は理屈もへったくれなくノンストップに展開していきます。

「愚か者共よ死ぬがいい。マナよ、爆炎となりて舞え! アポカリプスッ!!」
「「マナよ、我に従え。氷となりて、力を無にせしめよ。アイスバニッシャー!!」」
「し、死にます! え、ええーい! ままよ!」
訳も分からず脇目もふらず、投げつけたハヤイス振り器は、狙い過たず敵の頭上ではじけ飛びました。
そして、キラキラとハヤが舞い散ったかと思うと、敵を方形に包み込んだ青色の檻が輝きを増していきます!!

「ぐ、ぐわあ!! あり得ん! 何故こんなガキ共のバニッシュを食らうのだっっ!!?」
「へっへーん。それはネリー達との頭脳の差だよ!」
「だよ〜」
「ぐはっっっ」

呆然としているわたくしの前で、赤スピリットは二人の交差する袈裟斬りに倒れマナの霧に還っていきました……。
じゅ、寿命が縮みました……○| ̄|_

「「「勝利!!」」


「ふむ。これが敵に塩を送ると云うハイ・ペリアの故事ですな。手前、勉強になりました」
「あ〜ウルカお姉ちゃんオルファのセリフ取っちゃダメだよぉ」


241 :名無しさん@初回限定:2008/01/08(火) 08:26:34 ID:NqNNC6SfO
一応、支援

242 :名無しさん@初回限定:2008/01/08(火) 08:32:54 ID:dIg+WOML0
>>241さん
あ、終了宣言忘れてました、すみません。
実は避難所の方で投稿されていた髪結い氏のエマージェンシーコールを
見つけてしまったものですから、勝手に転載させて頂きました。>>240でラストですorz

243 ::2008/01/08(火) 12:17:21 ID:m7OOVqHb0
>242信頼氏へ
サンクスです。お手間を取らせました。
おそらくですが、プロバイダの切り替えが影響していた様です。切り替え日を失念していました。
でも、他の板には書き込めたので影響があったのか無かったのか……?

>241さん
と言うことでして240でオチです。○| ̄|_
支援ウレーシェ。


あんまり速くならなかったよエスとん……(´・ω:;.:...

244 :名無しさん@初回限定:2008/01/10(木) 02:32:54 ID:xGSaljXy0
>>200-206のエス→>>238-240のエス
誰にでも簡単に判る、スレにおける現在までの推移

そして今や無印のエスルートに違和感を覚えてしまう俺

245 :名無しさん@初回限定:2008/01/10(木) 03:27:17 ID:FMUVt0AV0
セリアっていつからあんなツンデレキャラになったんだっけ?

246 :名無しさん@初回限定:2008/01/10(木) 04:36:14 ID:oVHakoDs0
EXPでそれっぽい性格を匂わせてからかな。
悠人が元の世界に帰るかどうかってくらいの時のヨフアルと一緒の会話中で
いかにもツンデレな空気を纏っていた。
というか基本的に今の雑魚スピの性格が表れるのは全部EXPからだね。

247 :名無しさん@初回限定:2008/01/10(木) 07:33:32 ID:rHLiCAJi0
ネリシアに関しちゃ無印のころからかなり出来上がってた気もするけどな

248 :名無しさん@初回限定:2008/01/10(木) 13:04:23 ID:JzNnsmsn0
セリアのツンデレならイービルルートで既にげへへへ

249 :名無しさん@初回限定:2008/01/10(木) 15:56:45 ID:fUV3Xnoc0
「へっへっへ」
「へっへっへ〜♪」
「へっへっ…へ?」

250 :名無しさん@初回限定:2008/01/10(木) 18:07:21 ID:rHLiCAJi0
>249
シアーはちょっと違ったはずなんだが、俺も正確に思い出せんうぎー!

251 :名無しさん@初回限定:2008/01/10(木) 22:51:56 ID:w1aZZcgc0
クォーリンをエキサイト翻訳するとcorinになる件。

さぁ、今からでも遅くないから猫をかぶるんだクォーリン!

252 :名無しさん@初回限定:2008/01/11(金) 00:14:30 ID:vPtQSHDB0
碧光陰・・・
グリーンスピリットのクォーリン・・・
緑corin・・・

     |
\   __  /
 _ (m) _ピコーン
    |ミ|
  /  `´  \
   γ"⌒ヽ
  (.リノ彡ヾ〉       私とコウイン様は一心同体なんですね!
   !pリ゚ ヮ゚リ      
   ((<(つ/ ̄ ̄ ̄/     
 ̄ ̄ ̄ヽ/SpiNet/ ̄ ̄ ̄ ̄

一気に恋愛とか超越してしまった彼女の明日はどっちだ?

253 :名無しさん@初回限定:2008/01/11(金) 01:10:59 ID:uD0LP/aU0
GOTO corin星

254 :名無しさん@初回限定:2008/01/11(金) 03:41:02 ID:2QPXJ7Cg0
「corin星のクォーリンコだプー♪」

こんなクォーリン嫌だ_| ̄|○

255 :武士の一分:2008/01/11(金) 21:11:24 ID:mXVJfq7a0

敵に、不足は無い。
打ち抜かれた白銀の太刀筋を読み切り、前髪を数房持って行かれる間合いで避わし、深く踏み込む。
荒れ狂い、頬を切り裂くアネースの奔流には敢えて逆らわず、受け流した勢のままに『拘束』を抜く。
同時に右掌へと収束させるマセスの塊。複雑な詠唱は必要無い。戦いで研ぎ澄まされた感覚に従うのみ。
白き衣装に包まれた『青い牙』の腹部に叩き込むと、華奢な身体はそれだけで音も立てずに崩れ落ちる。
同時に、鞘を滑らせた『拘束』は殺到してきた『献身』を掻い潜り、コルーレの障壁を貫き砕く。
神剣の声などが聞こえなくとも、未熟な動きに遅れを取るほど錆びてはいない。これで、残る敵は唯一人。
膝を折った姿勢からゆっくりと立ち上がり、やや薄汚れた妙な羽織りを背負う長身の男に向き直る。
状況も理解出来ずただ呆然と立ち尽くしていたのか、剣を突きつけられた男はそれだけで動揺を隠せない。
慌てて『求め』を構え直す滑稽さに、思わず唇が歪んでしまう。エトランジェとは、この程度のものか。
倒すべき敵と言葉を交わすつもりなどは無かったが、これではつい下らぬ呟きも漏れてしまうというもの。

      「ラ キ オ ス の ね ず み よ …… 死 ね っ !」

所詮は剣の術も体の捌きも臨む精神の有り処も、すべからく知らぬまま戦場へと赴いてしまった痴れ者。
だからこそ、せめて苦しまぬよう。見下げ果てた愚かさの代賞として、与えられる唯一の手向けとして。
全力を乗せた雲散霧消の太刀はその初撃だけで肩から心臓を捉え、容易く男の身体を両断し ――――


256 :武士の一分:2008/01/11(金) 21:23:40 ID:1AkBydv60
 
「――――ああああああっっっ!」
跳ね起きたのは戦場ではなく、柔らかいベッドの上。一瞬、何が起きたのか判らない。
噴き出した重苦しい汗が激しい心臓の鼓動と相まって荒い呼吸を引き起こす。そうだ、ここはラキオス。
「はあっ、はあっ……ゆ、夢か。それにしても手前は、新年早々何という」
大きく波打つ胸を抑える。だが、なかなか鎮まってはくれそうにもない。
夢とはいえ、大恩あるユート殿に対して手前はなんたる無礼な口の利き方を。
更にあろう事か神剣を繰り出しこの手にかけてまでしまうとは、厚顔無恥にも程がある。
「ねずみ……確かエト、と申されていた。くっ、折角このように懇切丁寧に教えて頂いたのに手前は……」
呟きながら、足を下ろす。ひんやりと冷たい床が次第に動揺を鎮めてくれる。
だが、寝巻きにたっぷりと沁み込んでしまった汗が背筋を這い登ってくるようで気持ちが悪い。
手早く前掛けのボタンを外し、肩を抜きながらけだるい気分のまま窓の外をぼんやりと眺める。
差し込んでくる、眩しい陽光。うなじの辺りをくすぐってくる、朝の空気。
それらの清々しさが逆に今の罪悪感に満ちた心境には余りにも痛く、思わず目を細めてしまう。
全てを脱ぎ捨て日差しに全身を晒した頃、ようやく確固たる決意が全身に漲ってきた。
ふむ、場所は、広い応接間をお借りした方が良いのだろうか。

「っておいっ! 何やってるんだウルカ?!」
「止めて下さるなユート殿。手前は……やはり償わなければなりませぬ」
「いや、良くわからないけどだからって何も切腹する事は無いだろ。そもそも白装束なんてどっから」
かくなる上は、せめて潔く。
たとえ夢見が悪かったのが、昨晩ユート殿が食事の際に話されていたハイペリアの話題の影響だとしても。
これがハツユメというものならば、そこには確実に何らかの啓示があるのだ。ユート殿に嘘偽りは無い。

「お静かに。あ、介錯を頼みます」
「にっこり笑いながら物騒な事を言うな! ってだから待て、うわあああ落ち着けええええっっ!!!」


257 :名無しさん@初回限定:2008/01/11(金) 21:24:59 ID:1AkBydv60
 
初期設定というか時期外れネタというか(テンジョウムキュウ

258 :名無しさん@初回限定:2008/01/11(金) 22:48:05 ID:uD0LP/aU0
らきおすねずみもこれだけネタにされるのだから本望でありますなw
白装束はobsnの上衣を借りてくれば十分です。ですが、切腹の作法はまず、水をかぶるところからです。
褐色の肌に張り付く透けた布地が艶めかしく、悠人の介錯用神剣がムクムクとアタマをもたげてマナを寄こせ。


「ん、セリアこれでどうだ?」
そういってアセリアはねずみを模した楊枝入れをセリアへと翳しました。
「んー上出来よ。後は館の前で道行く人たちに新年のご挨拶用粗品として配るだけね。スピリットの地位向上の明日のため、コツコツ行きましょう」


259 :インタビュー3:2008/01/12(土) 23:53:09 ID:DSyS8z5D0
ソーマ=ル=ソーマ
元サーギオス帝国軍スピリット隊隊長
『変態メガネ』と呼ばれ
堕ちたスピリットを率いた男

『ソーマズフェアリー』隊長
ソーマ=ル=ソーマ
元サーギオス帝国軍スペシャルインペリアルナイト
ソーマズフェアリー

終戦後は戦犯を逃れる為に逃亡
敏腕訓練士が
追われる羽目になる

260 :インタビュー3:2008/01/12(土) 23:55:11 ID:DSyS8z5D0
こんなとこですみませんね
商売上 昼間は活動外です
当時の私の仕事は
『スピリットブリーダー』ってやつです
可愛らしい妖精を
従順な道具に鍛え上げる
あの日も訓練を兼ねた
半端な妖精の駆除命令が舞い込んできました
別に特別なことじゃありません
ただ―
あの日に関しては
ちょっと違っていました

261 :インタビュー3:2008/01/12(土) 23:58:03 ID:DSyS8z5D0
目標は新兵なんかではなく――
ラキオス軍が誇る
期待の勇者様です
そして勇者殿は わざわざ
私の張った罠に飛び込んできました
噂通り愚かな男です
だが問題は
そんなことじゃありません
その隣に 『蒼い牙』と 『裏切り者』
噂の化け物コンビが居たことです

262 :インタビュー3:2008/01/13(日) 00:00:37 ID:wTMG5VMQ0
まいりましたね
おかげで私の可愛い妖精たちが
いくらか壊れてしまいました
こうなったら 彼女たちに
代わりになってもらおうと思いましてねえ
それが―
私の運の尽きってやつです

263 :インタビュー3:2008/01/13(日) 00:05:23 ID:wTMG5VMQ0
勇者殿はまだ生きてるのですか?
まあ 悪い奴はなかなか
死なせてくれないものです
本物の英雄は
いつも利用され死んでいく
私も 彼も 皆―
一生地獄で
生きて行くしかないのです
まあ―
それも強者の証ですがね

264 :名無しさん@初回限定:2008/01/13(日) 00:09:38 ID:fLBy03kY0
     _
    '´   ヽ  
   !l ノノノハ
   (6リ`o-oノ 
   oリ)||  ||(リっ-~  支援でもしてみましょうかねえ
   |_ /|i .」l 
    .く/メ兀」




265 :259:2008/01/13(日) 00:09:50 ID:wTMG5VMQ0
X-BOX360とエスコン6が買えなくて久しぶりにやった。
反省はしていない。
細かい点はハリオンマジックでよろしく。

266 :名無しさん@初回限定:2008/01/13(日) 00:45:27 ID:VMjezX6W0
生 き て た の か よ w

267 :名無しさん@初回限定:2008/01/13(日) 02:51:23 ID:VMjezX6W0
>>250
遅レスだが調べてみた。

光陰「へっへっへ……」
ネリー「へっへっへ〜〜♪」
シアー「? へっへ……」
ナナルゥ「真似はしたほうがよろしいですか?」
悠人「……しなくていい」
ナナルゥ「そうですか」
悠人「……」
ナナルゥ「…………へっへっへ」
悠人「いや、あの、真似したかったら、別にしてもよかったんだけどな……」

以下、中の人の一人芝居から奇怪な料理イベントへと続く。
どうでもいいけどこんなの調べるのに睡眠時間2時間も削っちまったぜ

268 :名無しさん@初回限定:2008/01/13(日) 06:11:42 ID:pwCyw8yU0
>>265
乙。これはワロタ
>>267
乙。残りの時間がどれくらいかは知らないがゆっくり休んでくれ。

269 :名無しさん@初回限定:2008/01/13(日) 23:23:25 ID:hsUIlIa00
雑魚スピをアメリカン・ジョーク風にしてみた

「ナナルゥ! 我々は、例え、カゾクが死に瀕していてもっ!
 どんなに、勝ち目がない戦いであったとしてもっ!
 自らの命を捨てて、敵を倒さねばならないのっ! なぜだかわかる?!」

「任務ですから」


ヘリオン:
ユートさまは、助けてくれるし、守ってくれるし、
気持ちのいい暖かい世界を提供してくれるし、
可愛がってくれるし、よく世話をしてくれる……。
ユートさまは神に違いない!

ニム:
ユートは、構ってくるし、光陰から守ってくれるし、
お姉ちゃんが喜びそうな世界を提供してくれるし、
面倒臭いけど、頼みもしないのによく世話をしてくれる……。
ニムは神に違いない!


光陰「どうやら我がマロリガンも大幅な人員削減が必要なようだ。
   恋人がいる者でも止むを得ないだろう。至急リストアップしてくれ」

クォーリン「わかりました。ということはキョウコ様を説得できたのですね?」


光陰「友よ、ちょっと俺のロールにネリーちゃんを貸してくれないか?」
悠人「……なるほど。で、担保は?」
光陰「なんだって、信頼できる親友の一言だけじゃ足りないって言うのか?」
悠人「いや、もちろんそれで充分さ。だから早く今日子を連れてこいよ」

270 :名無しさん@初回限定:2008/01/13(日) 23:24:10 ID:hsUIlIa00
「何だって戦闘不能になったんだい? グリーンらしくディフェンスしてただけだろ?」
「ブルーのサポートが無かったのです」


日記:
○月○日
今日はシアーと遊んだよ
○月△日
今日はシアーと遊んだよ
○月×日
今日はシアーと遊んだよ

その日記を見たセリア。「もっといろんなことを書きなさい」

次の日の日記。
○月□日
今日はシアーといろんなことをして遊んだよ


レスティーナ・ダィ・ラキオスの名言

「禁ヨフアルなんて簡単だよ。私はもう100回はやったね」

271 :名無しさん@初回限定:2008/01/13(日) 23:24:52 ID:hsUIlIa00
「リクェムは苦いから嫌いなんだ」
「では苦味だけ残して食べて下さいませ」


セリアが悲しい時……誰もセリアの涙には気づいてくれない
セリアが痛がっている時……誰もセリアの痛みはわからない
セリアが心配している時……誰もセリアの心痛を理解してくれない
セリアが幸せなとき……誰もセリアのほほえみには気づかない

セリアがデレているとき……誰だってすぐわかる


「スピリットのウイングハイロゥってどこまでが羽根なんですか?」
「切っていって『痛い!』ってとこまでが羽根だな」
「爪みたいなものですか」


「わたし今度、文学作品を作ることにしたんだ」
「へぇ、どんな?」
「わたしの今までの人生の中で得たあらゆる経験、知識、創造力。
 とにかくわたしの全てを賭けた作品を生み出すつもりよ」
「なるほど、で、誰が『受け』なの?」

272 :名無しさん@初回限定:2008/01/13(日) 23:39:04 ID:kx0iwR2W0
>>269-271
HAHAHAHA

てか>>269の笑いどころの分かり難さが秀逸。

273 :ミッシング・ピース:2008/01/14(月) 07:34:02 ID:QiI9GL3h0
初めて投下させて頂きます。合計で30kb弱、22投稿くらいあるのでかなり長いけどご容赦下さい。

「以前進軍した時は淀んで感じられたのに、こんなに清々しい……」
ミスレ樹海を東に抜け出る小さな町、リーソカ。
守護者と呼ばれる強大な龍が座する広大な木々の海。その守護者の洞穴への参拝経路と樹海そのものへの入口を
兼ねているこの街は、無きサーギオス帝国が誘発したマナの異常活動によって濁った空気を徐々に浄化している樹海の恩恵を真っ先に受けている。
マナの利便におぶさり怠惰な生活を送っていた旧帝国人民も、統一王朝からの指導によって活性化してきている。
「確かこの辺で大規模な戦いがあって…もうここまで修復が進んでるんですね」
戦争の爪跡は広く、深く、そして重い。中には自分の刻んだものもあるだろう。
「今日はこのあたりで…あ、あのっ! すみませーん…」
道行く労働者の方に声をかける。出来る限り肉体労働っぽい男の人に目当てを絞る。
といっても男の人目当てなワケじゃない(そんなの無理デス……)
力が要りそうな仕事を分けて頂き、それを手伝って寝床を紹介してもらう。
わたしの日課だ。手元にお金がないわけじゃないけれど、そうする事で流浪の身でも国のために尽くしている実感を得られる。
永遠神剣という武器はいまだ凶悪な力として忌まれるものの、それ以上に人々は人手を欲していた。
避けられるから近付かない、怖いから近寄らない……では何も始まらない。
女王陛下はスピリットと人間の垣根を撤廃する事に不断の努力を惜しまないと公言している。
それに反発する過激派に命を狙われる事さえあるのに、配下でありスピリットでもあるわたしが何もせずにはいられない。
今は嫌われてもただ前を見る。仕事を終えて休む場を頂く頃にはわずかに軋轢が弱まる時もあり、それはそれで嬉しいもの。

274 :ミッシング・ピース2:2008/01/14(月) 07:35:17 ID:QiI9GL3h0
「あづいでず………あづ…ぅいぃ〜〜〜…」
見渡す限り砂、砂、砂。自分の体も砂、砂、砂。
大陸を南北に分かつ大砂漠の、ようやく確保されたキャラバン隊の商道をひた歩く。
荷物は重い。だがこれを手放すと夜に凍死しかねない。
(ヨーティア様は砂漠を快適に渡るための乗り物を作ると言ってたのに、いつのまにか
「人類は空を飛べ!」とかよく分かんない事言い始めちゃったしなぁ…)
大陸一の科学者であるところのヨーティア様は大陸一の気まぐれでもある。
以前マロリガン共和国と交戦した時に使用された最強の広域殺傷兵器、マナ障壁。
それがマナエネルギーの受け渡しによる半永久機関である事に着目し、それに変わる流通機関を作るはずだったのに、
いつの間にか首都にある彼女の工房では羽を生やした舟のようなものが毎週のように建造され、毎日のように墜落している。
「海というものがあるんだからまずそれを渡れる船を作れば……って、あら」
ふと上げた視線の少し先、黄土の景色の中にポツリと違う色。目に写る像に揺らぎはなく蜃気楼の類でない事が分かる。
(わぁ〜…!)
それはなんと木だった。と言っても実り豊かな落葉ではなく、葉の繊維は強く厚みもあり、酷地で生き抜く事だけに特化した常緑だ。
「うぅ〜…こういうのを見ちゃうと自分たちが間違ってない気がします〜〜♪」

『ガロ=リキュア』。
現・統一王国の名称。というより、この機械をもとに国の名が付けられた。
ほんの数ヶ月前まで大陸全土を繁栄させていたマナ活用によるエーテルエネルギー文明。
しかしマナは決して再生しない有限素であり、使い続ければ大陸の全てが衰退するという研究結果から
女王陛下はエーテル文明の破棄を断行。それを徹底化するためにそもそもエーテルが使えないように
世界中のマナを変質させる機械を作り上げた。それがアンチマナ・コンバータと名付けられた機械。
これによって陛下の政治的信用はさらに危うい物になっているが、忠誠の強い旧臣の擁護や、
陛下に恩寵を頂くわたし達スピリット護衛もあって、政局は泥沼化せずに踏み止まれている。

275 :ミッシング・ピース3:2008/01/14(月) 07:35:55 ID:QiI9GL3h0
この大砂漠はかつて大規模にマナが消失した際の爪跡だと究明されており、そこに緑があるという事は
マナの消耗が減って世界全体の負担が軽減されたおかげで、砂漠が自力で緑化しつつあるのだと言う。
草木一本、大したものではないけれど。
「私も最初は、きっとこんなんだったんですよね…」
小さな体、細い剣。弱い心……今も私の根底はあの頃と変わっていない。けれど草木が根をひとつに
多くの葉を茂らせ実を結ぶように、根っこのところは同じ私も今は多少ましな物。
「要は育てばいいんですよね……ごくり」
何を隠そうこの草、葉っぱの部分はあま〜い水分をたぁぁぁぁっぷりと保った果肉があるのだ。
「えーと、えーっっっとぉ……ゆ、許して下さいデスネ?」
腰の神剣を抜き、ちょっとだけ葉っぱの先を削ぐ。蜜液が刃を滴りあっという間に照り乾く。
なにこのすっごく甘くさわやかでいい香りここは砂漠ですけど。
「い…ただきまぁーすッ!」皮を剥いてぱくり。
「ん……んもぉ゛〜〜〜〜〜っっ♪♪♪」
たまらない。回復魔法を受けている気がするほど癒されるー!
一口で一晩中走れそうなほどの滋養を得られた気がする。将来的にマロリガンやデオドガンの主要作物になったり…
しないかな。これはすごく高級食材の予感。
「ご馳走さまでしたぁ……よいしょ」
食べられない果皮の部分を根元に埋め、水筒の水を掘り出した根元に直接かけて再び砂をかぶせる。
水の量は果肉を頂いた分にちょっと上乗せ。不毛な砂漠地帯、持ちつ持たれつでよろしくお願いします…
「って、あれ!?」
水をあげて顔を上げると、地平線のちょっと手前あたりに建物の姿が……
間違いない! 美しい白の建造物。 デオドガン中継街の外壁!
「やったぁー! 今日はベッドで寝れる予感〜〜〜!
 これぞ緑の、大地のマナのお導きですね! これ、お礼ですッ!」
水筒の残りを全部小木に注ぎ、私は一気に走り出す。
数十分後、当たり前のように街の手前で脱水症状になった私は行商の方に拾い上げられた。

276 :名無しさん@初回限定:2008/01/14(月) 09:46:02 ID:ahFTT+xb0
支援てか規制に巻き込まれた?

277 :名無しさん@初回限定:2008/01/14(月) 10:02:17 ID:xwnbmQKO0
例のもちつき大会かな?
投下無理そうなら>>1の避難所に続き投下するというのもあり。

278 :名無しさん@初回限定:2008/01/14(月) 15:05:43 ID:OjOhxaiT0
もう遅かったかもしれないけど一応

>もちつけ2.0 第二回もちつき大会
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/operate/1198669847/

691 名前:動け動けウゴウゴ2ちゃんねる 投稿日:2008/01/09(水) 20:18:30 ID:op4ZA+jjO
最初からもちつけに引っ掛からない方法は
頭にスペース付けろ

279 :名無しさん@初回限定:2008/01/14(月) 15:37:21 ID:OjOhxaiT0
ってか普通に面白そうだから困る
続きが気になってしょうがないじゃまいか
wktkしつつお待ちしてますよ、と

280 :ミッシング・ピース4:2008/01/14(月) 16:20:37 ID:QiI9GL3h0

「すんすん……うわ、ここまで炭の匂いがする」
大陸北西部は山間の地、リーザリオ。
エーテル変換施設が衰退を始めてから早々に炭鉱開発が再開された盛りの鉱山街。
多くの人が毎日精力的に勤しみ、首都圏ではトップクラスの利潤を上げているらしい。
大鉱脈が次々発見されるラジード炭鉱は龍が住みついていると言われていたが、それは遥か昔のことで
統一王朝の母体となった国、ラキオスに伝わる勇者の手で討ち滅ぼされ、その亡骸が鉱脈という恩恵に
なり後世の人々を潤した…という伝承がある。
しかし戦争中に坑道から強大な龍が再び現れ国に深刻な被害を与えんとしたため、当時の隊長だった
コウインさんはわざわざサーギオスへの進軍を断念してまで坑道の救済を進言した。それは採択され
今こうして人々は炭鉱の恵みを得ている。
(こうしてまとめるとえらい人なのに、なんでこうも尊敬の念が湧かないんでしょうか?)
多分、大人なのにネリーさんやニムさんにちょっかいをかけてはキョウコ様に叩きのめされている姿が
哀れだからなのだろうけど、その姿もまた良しとするクォーリンさんの感覚もちょっと分からない。
この日も炭鉱の力仕事を手伝った。たくましいおじ様やお兄さんたちに嬢ちゃんすごいねなどと
褒められている内に掘り進みすぎてしまい口を開けていた竪穴に落っこちて笑われた。が、がっでむ…。

281 :ミッシング・ピース5:2008/01/14(月) 16:22:01 ID:QiI9GL3h0

「さすが聖地…すごいけれど、ちょっと怖いですよね〜……」
首都よりさらに北にある最果て。ここは統一王国の聖地、守り龍の洞窟。
ここには旧ラキオス王国の守り龍とされた聖なる青龍、サードガラハムが数年前まで実在していた。
龍は豊かな知性と強大な力を持った畏るるべき存在だったが、女王陛下の父君が強兵策の一環として
龍を滅ぼし、そのマナを軍備に充てたという悲しい事件のあった地でもある。
ラキオスは古代より伝わる、持ち主を選ぶ強大な神剣『求め』を有しており、龍の討滅のために
それを使ったというけれど、どうやって討滅をなしたのかは誰も知らない。
国宝だった『求め』もその時に破壊されたらしい。
そのときまだわたしは正式な配属ではなったので、当時の中央軍について語れる人はエスペリアさんや
オルファさんくらいしかいないのだけれど、彼女たちも知らないのだからよほどの極秘事項なのだろう。
私みたいなものが探りを入れただけで死刑だったりして……こ、怖い怖い。

282 :ミッシング・ピース6:2008/01/14(月) 16:22:59 ID:QiI9GL3h0

「ヘーリオーン! おっかえりーーー♪」「おかえり〜♪」
「はいッ! ただいま戻りましたっ!」
王都で一番最初に再会した知り合いは、ネリーさんとシアーさん。
二人とも先の大戦を共に戦い抜いた、大切な戦友……なんだけれど、二人とも青春を謳歌しているというか
怠惰に生きているというか、手には裸のお菓子を持ってそれをパクパクかじりながら出迎えてくれた。
「あ、あのぉ、王宮内で食べ歩きは…」
「だいじょーぶだよぉ、だってヨフアルだもん!」「怒られても女王さまにあげれば、オッケ〜♪」
「そういう問題じゃあ…」
「それよりヘリオン、旅はどうだった?」「どうだったの〜?」
「あ、ええ、楽しかったですよ」
「ふーん、一緒に行きたかったけどネリーはサバクキライしょーこーぐん病だからー」「シアーも〜…」
青スピリットは特に暑さに弱い。大戦でマロリガンに侵攻した時も戦死より先に病死するんじゃあ…
ってくらいヘトヘトだったのをよく覚えている。
「でも嬉しい事もあったんですよ、砂漠に木が生えてて…」
そんな切り出しから旅行にまつわる思い出を根掘り葉掘りされ、一晩中楽しくおしゃべりした。
シアーさんは速攻で眠りについてしまったけど。彼女らしいというか……。

283 :名無しさん@初回限定:2008/01/14(月) 17:12:23 ID:nqsVRCY90
つ4円

284 :名無しさん@初回限定:2008/01/14(月) 18:03:55 ID:OjOhxaiT0
キター!
というか初投稿ってbbspink初投稿なのかな?
見事に3レスで引っかかってる辺り単純にtime規制のような。
時間帯にもよるけど5〜10分くらいづつ間隔空けて投稿すれば外れますよ、と一応。
参照↓
2ch投稿時エラー一覧
ttp://ansitu.xrea.jp/guidance/?2chposterror

知ってたらスマソ

285 :名無しさん@初回限定:2008/01/14(月) 18:56:40 ID:/lq5fosC0
多分2chブラウザで投稿すると鯖の規定値過ぎると警告出るし分かりやすいんでないかと。
という事でxuse推奨2chブラウザ「ギコナビ」を薦めてみる。

ttp://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/browser/typclbrwsr/gikonavi.html

286 :名無しさん@初回限定:2008/01/14(月) 18:57:35 ID:/lq5fosC0
てかスレのテンプレに投下の説明入れておいた方がいいのかもね。

287 :名無しさん@初回限定:2008/01/14(月) 19:29:56 ID:OjOhxaiT0
>>286
難しい所かも
元々SSスレじゃないし、
そもそも初挑戦の猛者なんて実に4ヶ月ぶりだし

288 :名無しさん@初回限定:2008/01/14(月) 20:22:05 ID:/3xnSZza0
なんかこうスレが膠着してたからヘリオンの果物みたいに、新鮮な感じだな。
ゆっくりと羽化してみればいいんでない?

289 :名無しさん@初回限定:2008/01/15(火) 22:19:23 ID:jZmNl2jv0
 
「あらあらヘリオンさん、お久しぶりですねぇ〜♪」
「はい、ご無沙汰しちゃいました……ってええとその格好は、何かの懲役のたぐいなのでしょうか…」
商業街区を物色しているとハリオンさんに出会えた。なぜか木組みの屋台を引いていた。
しかも王宮のメイド服姿なのでどうも見世物じみているような…。
「ご冗談を〜♪ これはわたしの商売道具ですよぉ〜」
「商売……あぁ、なるほど!」
花をひくつかれせばすぐに感じる甘い香り。それも自然のものではなく熱された香ばしさ。
国にいた間よくご馳走してくれた焼き菓子の香り。それを屋台がまとうって事は…!
「開業したんですねっお菓子屋さん!」
「はい〜♪ おかげさまで大好評なのですよー♪」
見れば屋台の中身は空っぽで今から開店できる様子はない。日も高いのに売りつくしたらしい。
「すごいですねー……あぅ、わたしも食べたかったなぁ…」
「それなら大丈夫ですよぉ〜、一緒についてきてくださいな〜。
 今からセリアさんのところにお邪魔して、もう一仕事するのですー♪」
「…あぁ!」
ぽんと手を打つ。セリアさんは終戦後すぐに神剣を王宮に奉納し、その代価として得た受給をもとに
孤児院を設立したのだ。そこで一仕事という事は
「ただばたらきというやつですねぇ〜♪」
「そそそそんな言い方しちゃダメですよぅ!ていうかサラッと心読まれてませんかわたし!?」
「うふふ〜、お姉さんですもの〜♪」
「あれ? ところでヒミカさんは…」
「ヒミカなら一足先に、家から食材だけ持って目的地に行ってます〜」
「そうかぁ、お会いするの楽しみですね〜」
「はい〜♪」
そして孤児院で出会った時、わたしは固まってしまった。
小さな孤児院では数人の子供たちに追い掛け回され、服を引っ張られるヒミカさん。
それだけなら微笑ましかったのだけれど、彼女が着ているのは『その日のハリオンさんと全く同じ』で。
ヒミカさんも私と目が合った瞬間固まっていた。顔中から変な汁が滴っていた。
なんというかその、ごめんなさい。

290 :ミッシング・ピース8:2008/01/15(火) 22:20:28 ID:jZmNl2jv0
 
「本当に久しぶりね…どのくらいになるのかしら?」
「ええと…7ヶ月とちょっとですね」
孤児院での焼き菓子パーティーの夜、院長のセリアさんやみなさんと一緒に食事。
戦時中のピシッとした戦闘服ではなく、町人と同じ質素な服を着たセリアさん。
「セリアさんの私服姿ってはじめて見ましたけど、新鮮なのにどこか懐かしいような…」
「そう? 高い物じゃないけど、気楽に着れていいから気に入ってるわ」
穏やかに微笑むセリアさんはやはり戦争中の面影とは別人で、でも本来の彼女を思わせる馴染みがある。
「わたしはいつもこれですけど、気楽に着れるのはいい事ですねぇ〜♪」
そう言うハリオンさんはちょっと頬が赤い。色っぽいような気もするけれど傍に置いてある
お酒の空瓶の数が尋常ではない。そしてその空瓶に被害を受けているのは
「ヒック……あたしはずぇんっっずえん! ラクじゃらーいわよーぅ」
「ひ、ヒミカさん…」
空瓶山を挟んでヒミカさんがものすごい勢いで酒に呑まれている。
「このっ、ヒランヒランのせいで、毎日まいりちヒドぅい目にあってるっちゅーの!」
「それはまぁ、ご愁傷様です…」
聞けば屋台を開業して間もないがこれが制服だと言う。その愛らしい見た目が売り上げに貢献してるそうだが、
なぜかヒミカさんだけはお子様がたのオモチャになっているようで。それだけならまだしも…
「きーてよセリアぁ! きょう家に帰る途中、人間の男が声かけてきてぇー…あたしの肩をやらしーく
抱きよせてぇ路地裏に連れ込んで……『一晩でいくら?』らとぉぉー!?」
「あーハイハイ…ていうかその話何周目だったかしら」
「次で10周めですねぇ〜♪」楽しそうに聞きながらぐびぐびと杯を空けるハリオンさん。
口調は穏やかなのにお酒を運ぶ手の動きだけ異常に手早いのはなぜなんでしょう。
「いくらヒランヒランだからってスカートの中身までヒランヒランじゃないっつーの!
 二度とそんな遊びしないようにきっつーく脅して追っ払ってやったわよあーははー!」
「今はいいけど、子供たちの前でそんな話しないでよね…」セリアさんが苦笑している。

291 :ミッシング・ピース9:2008/01/16(水) 01:29:40 ID:Jt8CSpBG0
 
「まぁーアレよね、ヘリオンもさ」
不意にヒミカさんの標的がわたしに切り替わる。き、記念すべき十周目はわたしですか!?
「いつまでもフラフラしてらいで、腰ィ落ち着けらいとダメらんじゃないの?」
う、酔ってるくせに所帯じみたことを聞かれてしまった。
「え、えーと、出先で働いてますし、広域で奉仕活動というわけで真面目に働いては…」
「そゆ事心配はしてらいわよー、あんた真面目ッ子だし」
「はぁ…」
「あたしらがゆーてるのはね、『あんたの戦争は終わったのか?』つーこと!」
「………」
「こら、ヒミカ」セリアさんがたしなめる。いえ、別に気分悪い事はないんですけど。
「心配したっていーじゃないあたしら戦友だし…この子生まじめでそそっかしいけど責任感も強いし…
 それが昔と変わらずアクセクしてるとさぁ、こっちも、落ち着くぁ…ぃ…」
赤い頭がフラフラしだしたかと思うと、くったりと卓に伏してしまった。
「あらあら〜」ハリオンさんがヘッドドレスを脱いでヒミカさんの首にかぶせる。
も、毛布のつもりなのでしょうか?
「…仕方ない子ね」セリアさんが苦笑している。
「まぁお酒のせいでもありますし…」
「ええ、ただヒミカの言葉にも一理あるわ」
「う…」
「留まる事を無理に薦めるつもりはないわ。誰にも生き方がある。
 ただ、見据える物がないまま歩き続けるのは、何もしてないのと一緒だと思うわ」
「……」

292 :ミッシング・ピース10:2008/01/16(水) 01:30:45 ID:Jt8CSpBG0
 
「昔の私達はただただ戦っていた。でも直接何のために戦っていたかというと、それは何もなかった
 気がするのよ。本当にただ戦争のコマとして無心に、いいえ、無関心に剣を振るっていたような…」
それは分かる。スピリットは人間に従い、彼らの富と野心のために他国のスピリットと戦争という名の
潰し合いに駆り出されていた。誰かのために戦っていたわけじゃない、その虚しさはわたしでもよく
分かっている。
「かもしれません。けれど、わたしは…少し違う気がします。
 皆さんと共に戦っていた。それはとても大切な絆です。けれど、その中にもっとなにか、
 あったような気がするんです。今のわたし達が欠いている、なにかが。」
「仲間の私達にすら説明しきれないようなものが?」
「はい……」
「でも、それはあなたにとってかけがえのないものなのね?」
「はい…」
「それを見据える事であなたは前を見ていられる?」
「…見ていると思い…ううん、見ています。」
「なら私はとやかく言わないわ。というか最初から言うつもりもなかったけど、確認だけね」
「?」
「だって帰ってきたあなたの顔、翳りはなかったもの」
「はい…そういう生き方をしてるつもりです」
「翳りはなかったですけど、そういえば寝ぐせが付いてましたねぇ〜」
「はい…そういう生き方もして…ってうえっ!?」
「ほらぁ今もここ、結び目のところがリボンとくちゃくちゃに…」
「うえええええ! せ、セリアさん気付いてました!?」
「ええ、まぁ…でも若い子の流行の髪形かしらと思って」
「あわわっ何ですかこれーっ! こんなお洒落大陸のドコにも未来永劫流行りませんってば〜!」
「ぅるっさい〜! 人がせっかく気持ちよく寝て…ッあアタマ痛…」
「はう! す、すみませんん〜…」
そんなこんなで夜更け過ぎまで飲み食い語らい、ハリオンさんはつぶれたヒミカさんを屋台に乗せて
家まで帰っていった。あれだけ呑んだのに力強く屋台(人入り)を引いていったあたり、
恐ろしいやらハリオンさんらしいやら。私はさすがにセリアさんに泊めてもらった。

293 :名無しさん@初回限定:2008/01/16(水) 12:01:38 ID:YtiBTPJ60
ええと、また規制でしょうか?
自分も投稿したいのあるけど、割り込むわけにはいかないので自重
とりあえず支援しつつ、完成を待ち望みます

294 :ミッシング・ピース11:2008/01/16(水) 13:57:16 ID:6eFAwTYQ0
  
次の日。セリアさんに教えてもらった場所に向かうと…
「うわ、ヘリオンだ」
「『うわ』って…もしかしてわたし歓迎されてませんか?」
「別に。お姉ちゃーん、ヘリオンが出たー!」
む、虫けらのような扱いを受けている気がするのですがニムさんは修羅場を共にくぐった大事な
だーいーじーなお友達なのでそんな事ありえないという事にしておきましょうハイ。
「あら、ようやく帰ってきたのね」
ログハウスから出てきたエプロン姿はニムさんのお姉さん、ファーレーンさん。
戦後はセリアさんと同様に奉納受給を頂いてすぐ郊外…というか人里離れた林野に居を構え、以来
林業の手伝いと牧畜で細々と、穏やかに暮らしている。
「世界を回って半年、収穫はありましたか?」
「ええ、色々と…」
「私もニムにもっと広い世界を見て欲しいと思うのですが…」
「旅なんてめんどくさい。ニムはお姉ちゃんと一緒ならそれでいい」
「とまぁ、そんなわけでニムったら学校にもあんまり行ってくれなくって…」
「あ、あはは…」
学校。わたし達にはなかなか斬新な響き。
最低限の読み書きと戦闘にまつわる事しか教育されないのがスピリットの習わしだったけれど、終戦後は
女王陛下の意向によりスピリットにも人権と文化を与えられる運びになった。その中で文化の
象徴になるのが市街居住権と財産保有権、そして就学権だという。

295 :ミッシング・ピース12:2008/01/16(水) 13:58:01 ID:6eFAwTYQ0
   
「わたし達の中ではオルファさんとニムさんだけでしたっけ、学生さま」
「『さま』って…ああそうだわ。確かあなたが出立してすぐ、アセリアが…」
「学生さまになったんですか? アセリアさんが!?」
「ええ、と言っても普通科ではなくて市井の料理学校ですけど」
「へ、へええええ…!」
意外としか言いようがない。あのアセリアさんが料理学校!
わたしも人のこと言えた義理じゃないけれど、結びつかない組み合わせ。
「先々月くらいに一度、仲間の皆に料理を振舞って回ってましたよ」
「へぇー…ちなみにお味の方は」
「すっごいまずかった。食材生のまま食べた方がおいしかった」
吐き捨てるように言ってニムさんが「うべー」と舌を出す。
「こらニム! せっかく作ってくれたんだからそういう言い方」
「でもお姉ちゃんも『これ以上ニムには食べさせないであげて下さい!』って必死にゆってたよね」
「それはその、に、ニムに何かあったらと思うとつい反射的に…」
「何かありそげなお味だったわけですね…」
よし、それならまだわたしの方が…! ってそこまで自信ないですけど。
「わたしがいない間、なにか変わった事とかありましたか?」
「そうねえ…あまり街には行かない生活だからすっかり疎くなっちゃって…」
「先週からアキラィスでウルカとミュラーがなんかやってる」
「そうなの、ニム?」
「うん。えんしゅーとか言ってたかな」
「そうなんですかぁ〜。うん、行ってみようかな」

296 :名無しさん@初回限定:2008/01/16(水) 16:40:31 ID:CrgYSQQT0
今で半分くらいですかね
残りものんびりと待ってます

とりあえず
>>289にタイトル入ってませんがミッシング・ピース7ですね
7行目「花をひくつかれせば」は「鼻を〜」かな

297 :ミッシング・ピース13:2008/01/16(水) 19:28:04 ID:6eFAwTYQ0
  
>花≠鼻
大変失礼しました。花がひくつくのは方舟周辺の魔物で十分ですね。
7は避難所の方にお助け頂いたものなので責めないであげて下さい。

「残念だったね。ウルカはすでに王宮に向かってしまったよ」
「そのようですねー。一足遅かったです」
向かい合うのは褐色白髪の長身。でも目が覚めるような抜群の美人。
ガロ=リキュアどころか大陸にこの人ありと言われる最強の『剣聖』ミュラー様。
「長らく旅に出ていたようだけど、どの辺りを回ってきたんだい?」
「大戦の進軍ルートに沿って回るつもりだったんですけど、エーテル施設が止まってからはいくつか
通れなくなった道もあって、半分くらい回れないまま往復みたいな旅路になっちゃいました」
「それは災難だったね。で、目当ての物は見つかったかな?」
「正直なところ……望みどおりのものは、まだ」
「そうかい。私も興味があるから暇を見て多少探っているんだけど、戦果の程は君と大して変わらないと思うよ」
「ですよね」

298 :ミッシング・ピース14:2008/01/16(水) 19:33:55 ID:6eFAwTYQ0
  
わたしが旅をして探している物。
それはラキオスの、ひいては大陸全土の古い英雄『聖ユウト王子』にまつわる歴史。
永遠神剣とエーテル文明を武器に北方において名を挙げ乱世の大陸を制覇した、生きた軍神。
つづりは古代文字を現代風に解釈しているので「ヨト」とか「ヨゥト」「ユ・ト」などと発音するケースも
あるけれど、現在は国で一番えらい学者のヨーティア様がユウトと読んでいるので多数がそれに倣っている。
そう呼ぶようになったのもヨーティア様の(身勝手な)こだわりなのでごく最近の事だけど。
「元々聖ユウトは龍の魂同盟、特にラキオス領の英雄とされるから、北方領外で探すのは難しいかもしれない」
「はい。でも彼の血脈は大陸全土に散っていますから、どこかに何かが残っているかもって思って…」
「そうだね。私もそこそこ旅をしている方だけど樹海や大砂漠、龍の爪跡の周囲は全然踏破できていない。
あの辺に何かあったらお手上げだ。爪跡の山岳方面ならイオに聞いてみてもいいかもしれないが」
「どうあれ道のりは厳しい……ですね」
「若い娘にはいい目標かもしれないけどね。若い娘と言えば」
「はい?」
「君もよく探究心が尽きないものだね。まるで過去の偉人に恋をしているようだよ」
「こッ!?」
びっくりした。
「ぶべっべべべべべつにそんなわたしみたいなものが英雄様に恋をするなど滅相も…!」
「取り乱すことないだろう、知的探究心が昂じて憧れを抱くのはマニアとしては良くあるケースらしいしね」
「ぃやッそのッ、わたし本当にそういうマニヤとかアニキとか念力とかそういうんじゃないんで!」
「そういう事にしておくよ。しかしなんでまた聖ユウトだったんだい?」
「は、えーと」
「気を悪くするかもしれないが、学を積まないできた今のスピリットにとって、特に人間の歴史学など
重要な意味はないように感じるよ。戦争から開放された思春期盛りの娘がひとり世界をさすらってまで
追い求めるような魅力があるのかな?」
「うぅん…笑わないで下さいますか?」
「君に笑わすつもりがないなら」

299 :ミッシング・ピースの作者:2008/01/16(水) 19:40:22 ID:6eFAwTYQ0
  
スレの長期占有を避けるべく、いったん中断宣言いたします。
次回は2008/01/17(木)17時以降とさせていただきます。
ちょうど明日はクラブザウスからなるかな資料集も届くし…。

300 :名無しさん@初回限定:2008/01/16(水) 20:27:43 ID:V+UiraXK0
よしCsageだ!

301 :ミッシング・ピース15:2008/01/17(木) 18:26:16 ID:dKQ682ZJ0
  
「そうですか……なら言っちゃいますけど、じつは何というか、すごく軽薄なんですけど」
「うん?」

「ユウトという響きに、なんとも言えず『いいなぁ』って思うものがあって、それで…」

「ふむ」
「そ、そういうわけなんですけど」
「世界中のユウトくんには耳寄り情報のようだね」
「やっ別にユウトさんなら見境なくカモンとかそういうわけじゃないんですけど!」
「分かってるよ」
「それにそう思うにも理由というか、根拠みたいなものがあって…」
「ふむふむ」
「その響きを耳にするたびにどこか、頭というか胸というか、疼くものがある気がするんです。
ざわつくような、既視感的な何かが」
「記憶の深くに引っかかる物がある、という感じかな」
「そんな感じなんです。忘れられない事を思い出せない、それがずっとのどの奥に引っかかってるような気がして」
「で、ユウトといえば聖ユウトだと思って調べ始めたと」
「知名度だけじゃなくて『聖ユウトが世界を巡って戦った』っていうイメージに、強く揺さぶられる物があるんです。
ううん、もっと明確に、共感さえ覚えます」
「夢などは見ないのかい?」
「よく見ると思います。でも目が覚めるたびに忘れてしまう…」
「それはもどかしいね。そんな状態が長続きするんじゃあ腰を据えようにも落ち着かないだろう」
「はい……でも」
まっすぐにミュラー様を見て言う。
「今の私にとって、このモヤモヤを追いかける事は大事なことなんだって思います。いつか何らかの形で
結果が出るまでは頑張って追い続けてみたいんです。わたしの中の、この気持ちを。」
「そうかい……もしこの世界のどこかに君の求めるユウトという人がいるとしたら、全く幸せ者だね」
「え、えへへ…」

302 :ミッシング・ピース15:2008/01/17(木) 18:27:03 ID:dKQ682ZJ0
 
「ご苦労様でした。この成果は必ず国策に役立てて見せます」
王宮の秘書執務室にて。
そう言ってわたしの渡した書類を胸に抱えると、エスペリアさんは深く頭を下げた。
「いえ、わたしも自分の旅の片手間に集めたものですから…」
「今はそういうものほど重要なのです。文明が途絶した今、様々な情勢は直に目で見て足で拾わないといけなくって」
「仰る通りです…結果的に往復してきただけですけど、行き帰りでビックリするほど差が出てました」
「エーテル文明を捨てれば文化活動は停滞すると多数の識者から予想が提出されたものですが、今や昔以上に人の、
自然の動きが活性化しています。人の暮らしこそ質素になるでしょうが、世界はより一層活きていくかもしれないんです」
「それにお力添えできるようにわたしも頑張ります!」
「ありがとうヘリオン。じゃあこれ、今回の路銀にどうぞ」
「うわ、またこんなに…大丈夫なんですか?」
「あなたの業績を考えればこれでも渋っている方なんですよ?」
「きょっ、恐縮ですぅぅ…」
「北方内であれば送り馬車くらい用意しますが、今度はどちらへ?」
「えーとですね、次はアキラィスから『直接』サルドバルトに渡ってアト山脈沿いにスレギト、ニーハス経由で
自治区に行こうかなと」
「ああ……あなたは初めてでしょうね。確かに土地の者なればこそ一見の価値があるわ、サルドバルト『草原地帯』」
「マナが潤って砂漠が緑化するだけかと思ったら湿原の水も捌けたって聞いて、行ってみたいなって」
「数年のうちにより肥沃な農耕地帯になると思うわ。経済的にも、何より地理的にもイースペリア地方の
難民を助けるにはもってこいだと陛下もお喜びなの……そうだわ、陛下にお目通りは?」
「? 今日は陛下はダーツィ地方に視察とかなんとか…」
「ところが…窓の外、見てご覧なさい」
「?」

303 :ミッシング・ピース15.5:2008/01/17(木) 18:27:53 ID:dKQ682ZJ0
 
今日は以上で。

304 :名無しさん@初回限定:2008/01/17(木) 18:58:09 ID:vkvC4VWC0
リアル投稿?
書きあがってるなら一度に投下すべきだと思うんだけど
22レス分なんてこのスレじゃ珍しくないんだし

305 :名無しさん@初回限定:2008/01/17(木) 19:22:10 ID:bB0E6I9N0
ヒント:連投規制

306 :名無しさん@初回限定:2008/01/17(木) 20:07:42 ID:vkvC4VWC0
いや、>>294-295は2レスだからそれは無いだろ
もちつけも回避してるようだしバーボンなら予告は変かと


307 :名無しさん@初回限定:2008/01/17(木) 21:07:00 ID:zZ9OEBNH0
多分3レスの規制に引っかかったからこういう投下の方法取ってるんだろうけど、
>>284-285で対策とか提示されてるのに、それをスルーしてマイペース貫くのってどうよ?とは思う。
こういう風に分散されると保管庫の中の人も捕獲するの大変だろうし。

308 :名無しさん@初回限定:2008/01/17(木) 22:39:09 ID:qgRA6Xwy0
ルールを提示するのは構わんが強要はどうなのか
一気に投稿しなきゃならないわけでもないし
いうなれば前後などの回数別に分かれてるだけのこと
○○(前編)、○○(中編)、○○(後編)は許せても今回はいけないのか
今までを大事にしすぎて若い芽が枯れなきゃいいね

309 :名無しさん@初回限定:2008/01/17(木) 23:48:54 ID:QC4diDPi0
本人が規制のためだって言ってるし(>>1避難所)、
一気に投稿したくない訳じゃないんじゃないかな。
その割りには散発だから動機が良くわからない。
で、別に分割がいけないとかじゃなくて、その間隔が短すぎて
>>293みたいに待機している人がいつまで待てばいいのか見当つかないし、
感想レスも付け辛いしネタも振れないしでROMるしかなくなる。
今日で4日連続だしこの方式だと結局スレ占有状態みたいになっているのが問題だと思う

話自体は好きだし続き待ってるんだけどね。ヘリオン可愛いよヘリオン

310 :名無しさん@初回限定:2008/01/18(金) 01:38:39 ID:Fh7I2jMA0
専ブラなくても、とりあえず五分間隔くらいで投稿すれば
規制にひっかかることはないだろうし、そうして欲しいけどね
ちゃんとレス読んで判断して欲しいんだが・・・いや読んでないってことはないだろうけど

311 :ミ(略)の作者:2008/01/18(金) 04:25:21 ID:3iFZzNWp0
  
突然ですが失礼します。

閲覧中の方々には「なめとんのか」と言われるの覚悟ですが、状況を見るに
これ以上ぶつ切りする方がご迷惑かと思い、避難板の方にミッシング・ピース15以降全部を投稿させて頂きました。
拙作の横断をわざわざお待ち頂いた>>293さんをはじめ、沢山の方々にご迷惑をおかけした事をお詫びします。
今後は投下を避け、スレを見守っていこうと思いますのでご容赦下さい。
(HN名乗るわけでもないので容赦も何もあったもんじゃないですが…)

312 :ミッシング・ピース16:2008/01/18(金) 08:14:20 ID:nbIPtJ5W0
 
言われて振り向いた視線の先。大きく開いた出窓の向こうには庭園が広がっている。
そこはかつてコウインさんのお友達のエトランジェ、カオリさまを元いた世界に送還した儀式の場所。
そこには今、一組の男女がいて楽しそうに歓談していた。
わたしは執務室を飛び出していた。

313 :ミッシング・ピース17:2008/01/18(金) 08:20:13 ID:nbIPtJ5W0
 
「…あら? ヘリオン! 帰ってきていたのね!」
駆け寄るわたしを見て、レスティーナ女王陛下が笑顔で手を振って下さった。
「は、はい…先日帰還いたしましたっ!」
「そうだったの、ご苦労様…これからはしばらくここに?」
「いえ、そろそろまた出発しようと思ったらここに陛下が…」
言葉は交わすが、どうにもお言葉に集中できない。
ふたりの前に立ってからずっと、わたしの意識は隣の男の人に偏りっぱなしだった。

くせのある直毛。スマートだけど筋肉質の体躯。身を包む白い陣羽織。
背に抱えた大剣から発する強大な波動は、たぶん永遠神剣。
けれどそれよりも心を奪われるのは、揺るぎない意志の光を湛えた印象的な瞳。
そしてそれがわたしに向けてくる、穏やかな微笑。
初めて逢う人だということは分かる。
だのになぜか心の中に狂おしく波立つものがある―――!

「あのッ陛下! こちらの方は…!?」
「あら、初対面だったかしら?」陛下が首を傾げる。
「ああ…そう、だよな。うん。」彼が困ったように笑う。
「彼は怪しい者じゃないわ。と言っても私にとってのみだけど」「おいおい!」
泡食った様子の男の人に、陛下はいたずらっぽい顔で笑いかける。
「俺はユウト。君はスピリットだから分かると思うけど、こいつは俺の神剣な」
「ゆ、うと……?」
「ああ。なんでもこの国じゃすごく偉い人の名前と同じらしい」
「え、えぇ、はい、聖、ユウト…」
「と言ってもあなたが偉いわけじゃないしね〜ぇ」
「へっ、デマの視察情報飛ばしてサボってる女王陛下に言われたかないね!」
「あーっ、せっかく一緒の時間つくったのにそういう言い方するんだー!?」
「最初にかわいげのないこと言ったお前が悪い!」
「な〜にをー!」「あんだよ!」

「……って、あら? ヘリオンは……?」

314 :ミッシング・ピース18:2008/01/18(金) 08:24:23 ID:nbIPtJ5W0
 
二人の会話が盛り上がっていたので、わたしはその場を離れた。
胸の奥、心臓が弾んでいる。高鳴っている。
この気持ちは何なのだろう。なぜわたしは二人から離れたのだろう。
なぜわたしはこんなにも、いたたまれない気持ちを二人に抱いているのだろう…!?
「う………っく!」
堰が切れてしまえば、もう抵抗はできなかった。
神剣の柄を握り締め、力を解放してまで、人目がつかなくなるところまで走った。
声を上げて泣かずにはいられないこの気持ちが誰にも気付かれないよう、走り抜けた。
王宮の片隅の林、誰も寄り付かない一番奥に辿り着いたところでようやく口の噤みを解いた。
「っふぅっ、ふえ、うええ…ッ!」
とてつもなく苦しかった。息が上がっているからじゃなかった。
心を突き上げ押し出される衝動に、胸と喉が耐え切れない。
「うぁ…うわああああああんッ!!!」
どうして泣いてしまうのか、どうしてこの涙はこんなにも苦しいのか。
泣き止んだ後も理由は分からないんだろうなと、漠然と思った。

315 :ミッシング・ピース19:2008/01/18(金) 08:30:24 ID:nbIPtJ5W0
頬に自分の涙が沁み、喉に痛みを覚えた頃、ようやく落ち着いた。
体が憔悴しきったせいか、妙に自分自身を俯瞰してるような気分になる。
「はぁー……なんなんだろ、わたし」
手の甲で涙を拭く。目元がピリピリ痛み、疲れた喉がしびれている。
「そろそろ、行かなきゃ…」
口に出してみたものの、ふっと、それが何を意味したのか自分で分かりかねた。
「えっと……サルドバルトに行って、そこから山伝いにソーン・リームに……でも、なんで?」
目的も分かる。世界をくまなく巡り、聖ユウトに関する伝承を集めるためだ。
分かっているのに、そこに付随しないものがある。意欲、つまりやる気だ。
今までの自分にそれがあったという記憶もある。だのに今プッツリとそれが失せた実感もある。
「……へんなの。」
とりあえず疲れてしまったので、街の宿で一晩明かすことにした。
ベッドの上で自分の気持ちを整理する。
「女王さまとお会いして、その横に、あの人がいて…」
微笑んではくれたけど、女王さまと楽しそうにお話していた。心底、楽しそうに。
「うぅ〜ん…」
もやっとする。この気持ちは、聖ユウトについて調べてる時と似てると思う。
だとしたら、もしかしてわたしは…
「あの人の事を、追いかけていた?」
いやいやそんな筈はない。間違いなく初めて会った人だ。
顔も見たことはないし、神剣の波長も今まで感じたためしがない。
でも感じる気持ちにウソはつけない。だとしたら
「これって、一目惚れってやつだったのかなぁ……?」
ミュラー様の言葉がリフレインする。知的探究心がどうのこうの。
「わたしは、聖ユウト様に、自分の理想を積み立てていた。
 その理想に第一印象ではまったのが、あのユウトさんだった。
 でもユウトさんはたぶん、陛下と……」
つまりわたしは、一目惚れと失恋を同時に経験してしまったということなのか。
それにパニックを起こして、こんなになっちゃったのか。
「うううううぅ〜?」
なにか違う気がする。でも、一番近いような気がする。わからない。わからない。
迷宮入りしそうな疑問を反芻するうちに、私の意識は沈んでいた。

316 :ミッシング・ピース20:2008/01/18(金) 08:39:13 ID:nbIPtJ5W0
 
「ん?」
「お久しぶりです、アセリアさんっ!」
「……ん、ヘリオン」
半年ぶりに再会したアセリアさんは、だいぶ印象が違って見えた。
髪を結い上げているのと、いつも惰性で着ていた鎧がないせいですごく女の子に見える。
ついでに両手が手首から、代わりの手甲かなにかのように包帯まみれになっているのが激しく気になる。
「ヘリオンも、料理の勉強か?」
「はい! 色々思うところがあって、とりあえずやってみようと思ったんです!」
「ん、そうか」
「あらアセリアさん、ヘリオンさんとお知り合い?」と、教壇から先生の声が。
「ん、仲間」
「じゃあ不慣れなところは色々教えてあげてもらっていいかしら?」
「うん…まかせろっ」
「ういっ!?」
あれあれあれこの間のファーレーンさんの話によるとアセリアさんの腕前は
『逆に究極』ないし『ある意味至高』みたいなレベルなんですよね?
なに「後輩ができた♪」とばかりに鼻の穴ふくらましてるですか?
「ヘリオン。これ、ほうちょう。受け取れ」
「あわっアセリアさんっ刃物を渡す時は向きを逆にッ! あと無造作に突き出さないで!」
「そうか。んっ」
「あっ!」
言うとおりに持ち替えてくれたはいいけれど、そのまま柄を握る感覚で刃の部分をギュウ。
「…………いたい」
「あ、アーセーリーアーさぁぁぁん!!!」

317 :ミッシング・ピース21:2008/01/18(金) 08:44:11 ID:nbIPtJ5W0
 
と、結局わたしは旅の予定を取りやめ、料理教室に入った。
今まで続けてきた旅にあったはずの生きる目的を見失った、と言えばそうなのかもしれない。
だとしたら失う原因はやはり「彼」との出会いだったと思う。
そこに恋という気持ちを当てはめてみてもいまだにしっくり来ない、もやっとした気持ちを抱えている。
ならば今のわたしには旅をするより恋について知る、恋に備える事こそ生きる目的足りうるのではないか。
そのためにとりあえず女の子らしい事をちゃんとしようと思い、こうして料理に目をつけた。
ヘタだけど料理するのは好きだから、『好き』を通じて『好き』を知れればと思うし。
(こうして女の子らしさを磨いていれば、いつかわたしにもそういう人との出会いがあったり…するのかなぁ?)

「ヘリオン」
「はっ、はい!?」

「わからない事、何でも聞け」(←手から血を滴らせつつイイ顔で)

「………」
なぜだか、わたしの女の子らしさが磨きあがるのは相当先になる気がした。

318 :名無しさん@初回限定:2008/01/18(金) 08:49:18 ID:nbIPtJ5W0
以上、避難所で見つけたので、代理で。
例のもちつけ大会ですが、良く判りませんorz
先頭に全角スペース入れても書き込み無視(何の警告も無く書き込みも反映されない)が
しばしば起こりますし、19で改行制限が起きたので仕方なく全角スペース省いたのですが、
通りました。判定がランダムなのでしょうか。とにかく連投し辛いのは確かなようです。

で、感想おば。
乙でした。そしてこういう展開になるとは思いませんでした。
最初の頃はぶらりファンタズマゴリアの旅&ヘリオン成長記ってノリだったのに、
終わってみればしんみりへこたれるヘリオンばかりが想像出来ちゃうのは何故なんでしょう。
そしてこれでこそヘリオンだと思ってしまえる自分は死んでいい。アセリアw

319 :名無しさん@初回限定:2008/01/18(金) 20:08:02 ID:rUpFi+JY0

ヘリオンはやっぱりいいなぁなごむなぁと、まったり楽しませてもらいました


投稿に関しては、どうなんでしょうかね?
普段から特にこんでるわけでもなく、長編ならぶつ切りになるのは当たり前だし
私はこのペースでも特に気になることはなかったんですが(先が気になるだけで)
そう目くじら立てるほどのものでもないのでは?
保管庫用のフォローなら、最後の〆に作品の記事番号明記すればいいんじゃないか

320 :紅蓮の人 \. 1/38:2008/01/19(土) 00:11:19 ID:0Q3/Q3N00
 レーズはその巨体に似合わぬ繊細な動きで、音もなく純白の峡谷に着地した。
 始まりの地のあるキハノレに至る道は、徐々にその幅を狭めている。
 左右に連なる山脈は、万年雪と合わせて天然の城砦だ。攻め入ろうとするなら、ここはかなりの難所となろう。
 もっとも今となってはあまり関係ない。先に潜むのは百の軍勢ではなく、一騎当千のエターナル六人のみ。
 あれだけの量を前線につぎ込んだ以上、この先雑兵はあまりいないだろうというのが時深の見立てだった。
 雪嶺の最奥から流れてくるマナは、肌をくすぐる熱として、徐々にその濃度を上げている。
 全員を背から降ろし身を起こしたレーズを、悠人は振り返った。
「ありがとう、助かった」
『良イ。我はアシュギスの言に従っタまでだ』
「なら、アシュギスにも伝えといてくれ。……それと、レーズ、ソスラスの皆を助けに行ってくれないか」
 この言葉に一番劇的に反応したのは光陰だった。表面上、いつも通りではあるが。
『……アシュギスからハ、最後マで汝等の供ヲせよと言わレている』
「いや、ここから先は、俺が始末をつけなくちゃならないことだ」
 悠人は首を振り、言った。
「瞬があんな風になって、世界が危機に陥っている責任の一端は俺にある。
 だから、俺があいつを斃さなきゃならない。お前達にまで、その命をかけさせることはできない。
 ……それにお前も、クロウズシオンのことが気になっているんじゃないか?」
 龍はわずかに目を見開いた。あの時、ソスラス上空での自分の言葉と行動から、この若き永遠者は何を読み取ったのか。
 レーズは悠人の後ろに並ぶ者達を見た。
 その目に、悠人に対する不信は微塵もない。いくらか諦めの表情が見て取れるが、それは理解ゆえの黙認だった。
 自分が抜けたことで減衰する戦力のことなどは、初めから思考の埒外にあるといったような。
 不思議な者達だ。レーズは思う。この者達は、この先待ち受けているであろうものに、絶望を一欠片たりとも抱いていない。
 それを、レーズは快いと認識した。深い絆で結ばれた、信頼と親愛と、そして力がそこにあった。

321 :紅蓮の剣 \. 2/38:2008/01/19(土) 00:12:23 ID:0Q3/Q3N00
『……ならば、良かろウ。これヨり先の運命、汝等に全て預ケよう』
 レーズは岩の如き拳を前に突き出した。
『武運を』
〈聖賢〉と拳を打ち合わせ、レーズは背を向けた。最早振り返りもせず翼を一打ちし、一息でその身体を宙へ躍らせる。
 遠ざかる青い影を見送り、悠人は仲間達へと振り返った。

 白一色の世界の奥に、かすかに、キハノレの門が見える。
 道は緩やかな斜面を描き、雪は一層深く、悠人達の行く手を阻んだ。
「ちょっと、この雪量は異常じゃないか?」
 膝下までを雪に埋めて、隊の最前にいる悠人はぼやいた。
「マナの流れに乗って吹き降ろす風が、雪を運んできているのでしょう。もう少しの辛抱です」
 そう言うエスペリアの横で、今日子が隊を挟んで反対側にいる光陰に呼びかけた。
「ねぇ、あたしの雷撃でキハノレまでの雪、フッ飛ばしちゃうわけにはいかないかな」
「阿呆。んなことしたら雪崩になっちまうだろうが」
 呆れた様子で、光陰。ム、と今日子は口を歪めるも、事実なのだからしょうがない。
〈空虚〉の放つ稲妻には、当然ながら熱が伴う。
 全て吹き飛ばすならともかく、その熱と衝撃によって力を加えられた雪がどんなことになるのか、想像に難くない。
「……寒い」
 ニムントールが不機嫌そのものの声で呟く。今はファーレーンもその言葉を咎めない。内心、同じ気持ちであるからだ。
 皆それぞれマナの壁で寒気を凌いでいるとはいえ、そればかりに力を割くわけにもいかない。
 余計に力を消費するのは、先に戦いを控えている以上良いことではない。敵に感知される怖れもある。
 もっとも、どうであれ素通りさせてもらえるほど甘い敵でもないだろうが──

322 :紅蓮の剣 \. 3/38:2008/01/19(土) 00:13:30 ID:0Q3/Q3N00
 悠人がそう思った直後だった。
「──ユート様ッ!」
 ヒミカの切羽詰った叫びと、身体が前に押し出される感覚は同時だった。
 冷たい雪に押し倒された足元を、超高熱の何かが横切っていったのを知覚する。
 声を上げる暇すらない。焦燥に駆られ振り仰いだ視界で、前に立ち、動こうとする皆を押し留める光陰の姿があった。
「立って! 前へ!」
 いつの間にか前にいた時深が、悠人と、一緒に倒れ込んでいたヒミカの手を引っ張り上げた。
 光陰が類稀な集中力で、刹那の間に最強硬度のオーラフォトンの壁を練り上げる。
 訳も分からず駆け出しながら、悠人は自分と光陰の間に、地上を横一文字に切り裂いた痕跡を見た。
 雪を溶かし、岩盤すら切り裂いたその傷口が、間を置かず灼けた鉄の赤い光を湛え──爆発する。
 左右の雪峰を右から左へ、切り裂いていった順番に、内に溜めた熱に耐え切れなくなって、大地が破裂する。
 ヒミカの叫びから爆発まで、全ては一瞬の出来事だった。
 背中を、マナを伴わない純粋な熱量と圧力が襲う。吹き飛ばされて三人は再び雪の中に突っ込んだ。
「っは、一体、何が──」
 起き上がった悠人の耳に不吉な轟きを聞いた。地獄の底から響いてくるようなそれは背後から。
 振り返ればそこにはもう誰もいない。二十歩先の大きく抉れた大地と、その向こうにもうもうと立ち込める雪煙を残しては。
「雪崩が──」
 ヒミカが唇をわななかせた。齎された正体不明の攻撃は、一瞬にして彼らを分断してしまった。
「まずい! 早く皆を助けに行かないと……」
 光陰が皆を護っていたから恐らく最悪の事態は避けられただろうが、ここは敵地のど真ん中だ。
 敵の意図は見え透いている。悠人達を分断した上で、確固撃破するつもりだ。
 加えて単騎最強のエターナルは二人ともこちらに割り振られた。早く合流しなければ、アセリア達が危ない。

323 :紅蓮の剣 \. 4/38:2008/01/19(土) 00:17:30 ID:0Q3/Q3N00
「無理です。──来ました」
 時深が苦々しげに呟いた。言葉に前後して、悠人もヒミカも、痛いほどにその気配を感じ取っていた。
 三人とキハノレの門を結ぶ、その中点。遥か上空からそれが落ちてくる。
 視界を白色の瀑布が覆った。だがそれも一瞬。悠人達の頬を撫でて消え──代わりに高温の大気が鼻腔を灼く。
 その向こうに立っていたのは、お世辞にもまともな生物とは言いがたい『異形』だった。
 一言で言えば、それは毛むくじゃらの目玉だ。
 赤い球体状の身体に、縦に裂けた巨大な目が一つだけ。四肢はなく、下からは蠍の毒尾のような棘が突き出している。
 上には小さな王冠を被り、髪の毛なのか触手なのか、長い黒毛が二房、左右に伸びている。
 気づけば周囲の雪は全て溶けていた。極寒は灼熱に転じ、その熱源が今悠人達の前に立ちはだかっている。
 一瞬悠人の視界を奪ったのは、異形の着地と同時に水蒸気に転じた雪が、すぐさま周囲の大気に冷やされてできた霧だ。
 それすらも伝播する熱によって吹き飛ばされ、雪は溶かされ、蒸発していった。
 先程の攻撃の正体を悠人は悟った。上空から強力な熱線によって地表を焼き、一瞬で雪と岩盤を気化させたのだ。
「──業火のントゥシトラ。永遠神剣〈炎帝〉の担い手です」
 時深が警戒も露に身構えた。対し、異形はこちらを伺うように動かない。悠人は隙を作らぬよう視線だけを周囲に這わせた。
 奇怪。その一言に尽きた。ントゥシトラは悠人達から、三十歩ほど離れたところに浮かんでいる。
 ントゥシトラの発する熱によって一帯の雪は消え去っているが、その消え方がまずおかしい。
 ントゥシトラを中心に、雪は定規で測ったかのように、綺麗な正方形の形に消えているのだ。
 悠人達がいるのはそのうち一辺の中点であり、まるでリングの王者に挑む挑戦者のような格好になっている。
 間違ってないな、と悠人は熱気に乾きつつあった唇を湿らせた。あれは〈炎帝〉、業火を支配する王君だ。
 悠人は二人を庇うように前に出た。敵の出方が分からない以上、一番耐久力のある自分が壁になるべきだ。
「気をつけてください。『アレ』は体内に〈炎帝〉を取り込んでいます。
 そのため力を発揮するタイムラグがほぼないに等しい。隙を見出すのは容易ではないでしょう」

324 :紅蓮の剣 \. 5/38:2008/01/19(土) 00:18:56 ID:0Q3/Q3N00
 ントゥシトラをアレ呼ばわりした時深だったが、それはひとえに性別が判然としないためだ。
 世界を渡り歩くエターナルにとって、奇怪な姿形のものと出会うことは少なくない。
 だがヒミカは、己の常識を超えた理解不能の造形に、より強い警戒を抱いていた。
「トキミ様は、あのエターナルと戦ったことがあるのですか?」
「直接目にするのは、これが初めてですね……ぶっちゃけ対策の立てようがありません」
 率直すぎる物言いに、悠人は脱力しそうになる。やる気を削ぐようなことは言わないで欲しかった。
「しっ、仕方ないじゃないですか! ただの場を和ませる冗談なんですからそんな怒らないでください!」
 逆ギレする時深を、ントゥシトラはふよふよと空中に身を漂わせながら眺めている。
 あちらも同様に警戒しているのか、もしかすると呆れているのかもしれない。
「……確かなのは、近接戦は危険だということです。
 ントゥシトラは〈炎帝〉の力で炎を手足のように操ります。また近づけば近づくほど、〈炎帝〉の影響力は増します。
 そしてそれを相手は理解している。今はいわば『待ち』の姿勢を取っている状態です。迂闊に手出しできません」
「とは言っても──」
 悠人は改めて自分達を見回した。三人とも得意なのはクロスレンジ。どうしても相手の懐に飛び込まねばならない。
 ヒミカの神剣魔法も、炎を操るエターナル相手では正直期待できない。
 唯一の遠距離攻撃は悠人のオーラフォトンビームだが、直線的な砲撃を甘んじて受けてくれるとも思えない。
「どちらにしろ、危険覚悟で飛び込まなきゃいけないわけか。腹、括るしかないな」
 後ろの二人に目配せする悠人。それだけで意図は伝わってくれた。
 前触れもなく時深とヒミカが飛び出した。大きく孤を描き左右から挟み込むライン。
 合わせて、悠人は剣先にオーラフォトンを収束させ、解き放つ。だがそれは直線的なものに留まらない。
 地面すれすれから上方向に薙ぎ払われた白光は、世界を区切る障壁となってントゥシトラに迫る。
 左右どちらに避けるにしろ、そこにはヒミカか時深が待ち構えている。

325 :紅蓮の剣 \. 6/38:2008/01/19(土) 00:20:24 ID:0Q3/Q3N00
 その目論見に対して、ントゥシトラは一切積極的な行動を見せない──ように見えた。
 自らも追撃するべく既に一歩目を踏み出していた悠人は、真正面からそれを捉えた。
 だが。

「NNNNNNNNGGYYYYRUUUUUUUUUUUUUUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHHHHHHH!」

 分厚い鉄板が軋みを上げて曲がるようなその音色が、ントゥシトラの奏でる『声』だ。
 人ならぬ蛮声の導きに応えて、異形をゆらりと陽炎が包み込み──
 押し寄せる白光は、巌にぶつかる波濤のように、飛沫となって空間に飛び散っていく。
 挟撃を行う時深とヒミカが閃光に目を細める中、悠人は何が起きたかを理解し、歯噛みした。
 オーラフォトンも一度放たれてしまえば、物理現象としては強大なエネルギーの塊に過ぎない。
 故にントゥシトラは、それと同じ規模のエネルギーを発生させて、オーラフォトンビームに抗したのだ。
 純粋熱量による相殺。言うのは簡単だが、短い間しかなかったとはいえ、悠人も先の攻撃にはそれなりの力を込めていた。
 それを相殺しうるだけの熱量を、ほんの一瞬で発生させた〈炎帝〉の出力は察するにあまりある。
 疾走。元より最初の一撃には期待していない。防がれたのなら、三方向から直接叩き伏せるだけだ。
 時深は真横、ヒミカはやや後方に回り込んでいる。牽制に放つファイヤボルトは到達と同時に立ち消えた。
 消滅ではなく、同化だ。火の意味を与えられたマナを、〈炎帝〉たるントゥシトラは強制的に隷属させている。
(つまり、私の神剣魔法は効果がない……でも、そうであるならば──!)
 判断し、ヒミカは自らの周囲をマナの衣で覆った。同じ火であるならば融和し、溶け合う。
 それが無効化されるのは自明だが、その瞬きほどの間は、しかし一刀浴びせるには充分だ。
 悠人と時深も同様に自らをオーラフォトンで覆い、強く一歩を踏み入れる。
 見えるもの全てが赤色の業火で、その中心には恒温の瞳がある。
 それが大きく見開かれると同時、白光が爆発し、悠人達を飲み込んだ。
「ぬ、ぉ、ぉぉ……!」
 身を小さく丸め、防御膜の密度を上げて耐える。それでも透過する熱がじりじりと頬の皮を焦がしていく。
 視界を灼く光の中、本能だけを頼りに、その中心めがけて剣を突き入れた。

326 :紅蓮の剣 \. 7/38:2008/01/19(土) 00:23:09 ID:0Q3/Q3N00
 だが。
「……ッ!?」
 手応えがない。三方向から同時に突き入れられた剣は、確かに高エネルギーを放つそれを貫いていて──しかし、それは、
《抜け殻だ! 逃げろ!》
〈聖賢〉が叫び、悠人は前に跳んだ。両腕を広げ、時深とヒミカの腹を抱いてその場を離れた。
 あの爆発の瞬間。ントゥシトラは自らの発した熱量を、『そのままの形で』その場に残し、離脱したのだ。
 直後、背後に圧を感じる。
(…………ッ!?)
 脳が思考能力を失った。巨人の平手が背面から悠人を打ち据え、肺腑の酸素を全て吐き出させた。
 上空に逃れたントゥシトラが放ったサイコロ大の圧縮炎弾は、地表を一メートルほど潜ったところで炸裂した。
 悠人を打ったのは爆風ではなく、それによって吹き飛ばされた硬い土塊だ。
 意識を失いかけ、それでも悠人は走った。本能の警告が肉体をつき動かしている。
「──、──、──!」
 時深が何事かを叫ぶが、今の悠人にはそれすら理解できない。だが叫ぶ理由は、全神経でひしひしと感じている。
 両脇の二人を前へと投じ、〈聖賢〉を両手で握ってがむしゃらに己の背後へ振り回した。
 ここに至り、ようやく悠人は意識を取り戻した。
 そして見る。己の剣が押し留めているもの、その後ろに繋がるものを。
 がちがちと震えながら〈聖賢〉が食い止めているのは、大蛇のようにうねる炎の竜巻。
 剣を通じて触れているからこそ、理解した。その炎の渦には、一本で城一つを吹き飛ばしかねないほどの力が宿っている。
 それが全部で四本、空中に浮かぶントゥシトラに、まるで四肢のように接続されている。
 下方に伸びた二本がントゥシトラを固定し、その『脚』の安定を以て、灼熱の『右腕』を悠人に叩きつけたのだ。
 古の伝説にある、一つ目の巨人の威容が、ントゥシトラを核として顕現していた。

327 :紅蓮の剣 \. 8/38:2008/01/19(土) 00:24:14 ID:0Q3/Q3N00
「WWWWRRYYYYYYYYYYYYAAAAAAAAA!!!!」
 渦は削岩機のように〈聖賢〉を噛み砕かんと回転数を倍加させる。押し潰しの轟圧に、悠人の足が踝まで地面に沈んだ。
 釘付けになった悠人は見る。巨人が『左腕』を大きく振り上げ、たわませ、そして振り下ろした。
 上から叩きつけるのではなく、横薙ぎの動き。胸から下をごっそり持っていくつもりだ。
「ユート様!」
「来るな!」
 駆け出そうとしたヒミカが、罵声じみた厳しい響きに身を竦ませた。それほどの想いが言葉には込められていた。
 今来られたら、ントゥシトラは確実にヒミカを狙う。その隙をついて、悠人はントゥシトラを斬ることはできるだろうが、
(それは、俺が最も望まないものだ……!)
 犠牲の上に成り立つ勝利など欲しくはない。綺麗事だが、それでも悠人はそれを求めていくと決めたのだから。
 その思いが、自分を今ここに至らせているのだから。
「お、ぉオオ────!!」
 だから、最後まで諦めることは、決してしない。
 地表すれすれを滑っていく、業火の鉄槌。超高熱に晒された地面は、それだけで水飴のようにとろけていった。
 炎の渦が迫り──悠人は〈聖賢〉をわずかに傾ける。
 力の行き場をずらされた炎神の右腕が落ち、横薙ぎの左腕と交差する。
 起きるのは融和だ。あまりに高密度であったがために、炎はお互いを通り過ぎることはなく溶け合った。
 二つのベクトルが互いを相殺し、炎の勢いだけが増す。その上に、悠人は乗った。
 自分を押さえつけていた『右腕』に沿うように回転させ、裏返した〈聖賢〉を、足と炎の間に挟んで。
〈聖賢〉を足場に置いて、無手のまま悠人は跳ぶ。ントゥシトラの眼前へと。
 真紅の眼がそれを追い、最早一つとなった両腕を振り上げる。
 だが間に合わない。腕を模して用いたものは、腕の動きに縛られる。既に巨人の懐に潜り込んだ悠人には、その両腕はあまりにも遅すぎた。
 異形の眼球に、容赦なく、悠人は硬く握った拳をぶち込んだ。

328 :紅蓮の剣 \. 9/38:2008/01/19(土) 00:25:21 ID:0Q3/Q3N00
 人ならぬ叫びを上げてントゥシトラが吹っ飛ぶ。炎の四肢はその場に残され、制御を失って霧散した。
 手応えはあったが、神剣で斬ったわけではないので致命傷には程遠い。
 発散される熱に跳ね上げられた〈聖賢〉を受け止め、悠人は走った。
 斃すならばこのタイミングしかない。先程のパンチも、神剣を手放してようやく得た反撃の機会だったのだ。
 恐らく次はない。ントゥシトラは警戒を強め、今度は接近を許さぬまま火力で押し切ろうとするだろう。
 だから悠人は走った。ントゥシトラは今、苦悶に喘いでバタバタと無様に地面で暴れ回っている。
 斬るならば、内部に孕んだその神剣ごと、一撃で決着しなければならない。
「おぉオオ────ッ!!」
 脇を締めて柄を握り、全身でぶつかるように〈聖賢〉を突き入れた。
「──GGGOOOOOAAAAAAAAAAAAAAAAAHHHHHHHHH!!!!!!」
 断末魔の絶叫が耳を劈いた。
〈聖賢〉は、ントゥシトラの眼球に深々と突き刺さっている。
 噴き出した血を全身に浴びながら、ぐち、と悠人はさらに〈聖賢〉を抉り込む。
「ぬ、う、ぅぅ…………!」
 ばたばたと暴れ回る尻尾を踏みつけにし、傷口を広げていく。一センチ切り込むたびに鮮烈な血臭が鼻をついた。
「A……OOH……HAA……A……KA……」
 ントゥシトラは最早、死にかけの獣が喘ぐような音しか洩らさない。
 だが、悠人はそれ以上剣を動かせなかった。
 巨大な目玉でしかなく、今やそれさえも切り刻まれているのに──それが確かに、勝ち誇るように『笑った』からだ。

「────、勝チ────」

 錆びた鉄を擦り合わせた耳障りな声で、そう発音した。
 怖気を感じて剣を引き抜いたときには、既に悠人は灼熱の顎に喰らいつかれていた。

329 :紅蓮の剣 \. 10/38:2008/01/19(土) 00:27:24 ID:0Q3/Q3N00
「────────!!」
 苦悶と歓喜が同時に上がった。一瞬にして悠人は、ントゥシトラともども炎に包まれた。
 何が起こったのか、悠人は理解できない。
 ただ確かなのは、殴り飛ばされ、苦痛に悶えるその姿は全て悠人を誘い出すための演技だったということ。
 ントゥシトラは、自分が貫かれることも、そしてその剣が〈炎帝〉に届かないことも、これまでの戦闘で把握していた。
 全て織り込み済みで、自らが最も力を発揮する射程範囲に獲物を誘い込んだのだ。
 叫びを上げるための酸素すら、悠人は得られない。肺を喘がせれば吸い込むのは炎ばかりで、それが呼吸器を灼いていく。
(離、れ……)
 脳裏に瞬く、稚拙にして唯一の思考。なりふり構わぬ動きでントゥシトラを蹴り飛ばし、反動で後ろに跳んだ。
 ただそれだけの動作に体力全てを奪い取られ、悠人の身体は無様に地面を転がった。
 だがそれはントゥシトラとて同じ。承知の上であったとはいえ、全身を半裂きにされて平気であるはずがない。
 違うのは、炎がどこまでもントゥシトラの味方ということ。
 現にゆっくりとントゥシトラは浮き上がり、炎に融けるようにして、少しずつその傷を塞いでいく。
「ユート様っ!」
 真っ先にヒミカが駆け寄った。全身を包む炎を手で払おうとして、しかしいくらやっても炎は蛇のようにまとわりつく。
《無駄だ! これはただの炎ではない! 燃焼しているのはントゥシトラの返り血だ……!》
〈聖賢〉が指摘する。エターナルの肉体もまたマナから構成されている。それは血液とて同じことだ。
 ントゥシトラは、その飛び散った自らの血を変換・燃焼させ、自らが受けた傷の代価を支払わせる。
 懐に入り込まれても生かしては返さないという、周到さと覚悟で仕掛けた罠──
「普通の方法じゃ消えない。多少、手荒くなりますが……!」
 時深は悠人の身体に手を押し当て、オーラフォトンを注ぎ込んだ。

330 :紅蓮の剣 \. 11/38:2008/01/19(土) 00:28:46 ID:0Q3/Q3N00
 オーラフォトンが一旦悠人の体内を巡り、表面から再び放出されて炎の衣を吹き飛ばしていく。しかし、
「一度では足りませんか……!」
 炎は未だ悠人を包んで燻り続けている。悠人は瘧のように身を震わせているが、次第にその動きも弱々しくなっていく。
 このまま──死んでしまいそうなほどに。

「────、ぁ」

 ……ぎしり、と。
 ヒミカの心臓が、原因不明の軋みを上げた。
 視界が真っ暗になって、けれど倒れた悠人の姿だけは鮮明だった。
 それに重なって、脳裏で何かが瞬く。意識の裏側から、それを知れという呼びかけと、知ってはならないという制止が同時にした。
 だがそれは、余計にヒミカの既視感を際立たせる。記憶の闇の閃きは、針で引っかくように情報の海を幽かに波立てる。
 見覚えなどない。目の前で倒れているその人物は、つい先日初めて会ったばかりの人物で、知っていることなどほとんどない。
 あるとすればそれは、森の中で交わした剣の感触や、
         (──それを何故か、懐かしいと感じた錯覚や、)
 互いを補い合える、良いパートナーになれると感じたことや、
         (──そして実際にそうであったのだという確信を抱いた、ありえない空想や、)
 もう会えないという仲間のことを教えてくれたときの、寂しげな笑顔や、
         (──その時自分の胸の内に生じた、抱くはずのない痛みや、)
 自分の肩に頭を預けて眠る寝顔の、歳相応の安らかさや、
         (──できるならこの人には、そうして穏やかに生きていて欲しいという、知らない願いや、)
 そんなものばかりで、今、自身を締め付けてくるこの感情など──『愛しい』などという、そんな感情など。
 持てるはずがないものなのに、ならばどうして、こんなにも胸が張り裂けそうなのだろう──

331 :紅蓮の剣 \. 12/38:2008/01/19(土) 00:29:49 ID:0Q3/Q3N00
『──良かった』

 星が瞬くように、生み落とされた言葉があった。
 出所の分からない、どうして出てきたのかも分からないその言葉は、けれどヒミカの意識を打ち震わせた。
 自分はそれを知っているはずだ、と。
 そんなはずはない。ヒミカは記憶の訴えを拒絶する。だって、知らないのだ。見覚えなどないのだ。
 知らない。私は知らない。こんな状況、今まで一度もあったことがない。

 そう、今と同じような、荒涼とした大地の上で、倒れた少年の姿など──

(あ)
 外れていた歯車が、かきりと音を立てて廻りだす。
 決して、決して知らないけれど、それは確かに自分の中にあって。
(ああ──)
 忘れてなど、いなくて。
「……、ゆ」
 皆が、世界が、自分自身さえも忘れてしまっていても、なお。
 魂に刻みつけた『何か』は──その『誓い』は、まだここに残っている。
 この魂に、残されている。
 そんなのは嫌だ、と、確かに思ったのだ。

 ──忘れない。忘れない。忘れない。忘れない。
 ──私は絶対忘れない。皆が彼を忘れても、世界が彼を忘れても、私が彼を忘れても。

「ユート、さま」
 そうだ。『私』は、もう覚えてもいないほどずっと遠くで、確かに誓った。それを忘れたくないと求めた。

 ──彼の剣として、彼の傍で戦うことを。
 ──思い出を喪い傷も消え、世界の摂理というどうしようもない壁がそこにあっても。

332 :紅蓮の剣 \. 13/39:2008/01/19(土) 00:31:39 ID:0Q3/Q3N00
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                    地獄に堕ちても忘れない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


333 :紅蓮の剣 \. 14/39:2008/01/19(土) 00:32:33 ID:0Q3/Q3N00
「……ヒミカさん?」
 悠人を包む炎を除去し、その容態を見ていた時深が顔を上げた。
 ヒミカは二人に背を向け、まるで不動の壁の如くントゥシトラの正面に立っている。
 ──護らなければならない、と。
 ただそれだけの強い意志が、ヒミカの全てを占めていた。
 理由は今もって分からない。ヒミカはまだ、何も思い出してはいない。
 記憶の水底から呼びかける声はやまず、自らを勝てる見込みのない敵の前に立たせる理由も、彼女は理解していない。
 だが、それに身を預けることに不安はなかった。
 例え誰もがそれを忘れ、世界がそれを忘れ、自分自身までもが忘れてしまっていても。
 形ある記録にも、形なき記憶にも、残っていなかったとしても。
 それは確かに、今も自分の中に『在る』のだから。
 決して消えない炎となって、この身体を突き動かし続けるのだから。
 だから、護る。
 聖賢者ユートが、世界を救う要となる力を持つからではない。
 悠人(かれ)が悠人(かれ)だからこそ、ヒミカ(わたし)は護りたいとそう思っている。
「ヒミカさん! それは──!」
 彼女の横顔から何を察したのか、時深は身を乗り出した。ヒミカの肩を掴み──小さな悲鳴と共に手を放した。
 ヒミカに触れた手の平は、表面が焼け爛れていた。
 土の焼ける独特の臭気が辺りに漂う。煙は、ヒミカの足元から昇っていた。
 ヒミカの総身には今、水を一瞬で蒸発させるほどの熱が宿っている。
 本来は空間に作用する神剣魔法・ヒートフロアは、今、ヒミカの体内でうねる熱となって顕現していた。
 だが過ぎたる力は、炎の妖精の身すらも灼こう。神剣の切っ先に宿る力は、彼女自身をも蝕む茨の棘だ。

334 :紅蓮の剣 \. 15/39:2008/01/19(土) 00:33:37 ID:0Q3/Q3N00
 そんなことは分かっている。けれど、そうしなければ自分はきっと、あの炎の化身には届かない。
 そしてまた──
「大丈夫です」
 ヒミカははっきりとそう言った。なおも伸ばされる時深の手を、焼かぬように優しくどけて、微笑んで。
「死んでまで勝とうなどとは、思っていません。そんなことをすればユート様が哀しんでしまう。
 私は生きます。勝って、生きます。それがどんな困難な道だとしても」
 剣を前に、這い蹲るように姿勢を落とした。
 号砲を待つスプリンターは、剣の名前と同じ光を、その身に纏わせている。
「……不思議なものですね。勝てない敵を前にして、けれど、微塵の恐怖もありません。
 ただ一つ、『護れる』と、そんな奇妙な確信だけがあるんです」
 それは錯覚だ、と時深は言ってしまいたかった。
 どれほどの修練を積もうと、どれほどの想いを込めようと、彼女はスピリットで、敵はエターナルだ。
 そこには覆しがたい、断崖の如き差がある。彼女の小さな炎は、地獄の業火の前に飲み込まれるだろう。
 だが、どうしてそれを止めることができようか。
 ヒミカの横顔は、同性である時深が見ても、息を呑むほどに美しかった。
 大切なものを護ろうとする、潰えることなき太陽のような輝きが、今のヒミカにはあったのだ。
 同じ女として、同じ男を愛した者として、どうしてそれを否定できよう。
 ──だから、時深も足を踏み出した。
「護るなら二人で、です。傷は半分のほうが、戦いの後悠人さんの心配も少なくてすみますから」
「違いありません」
 敵を前にして微笑み合った。それをントゥシトラはどう取ったのか、周囲に渦巻く炎がその火勢を増した。
「──私が先行します。私の炎であれの『鎧』を融和させ、一瞬止めます。その隙に」
「ええ。頼りにしています、ヒミカさん」

335 :紅蓮の剣 \. 16/39:2008/01/19(土) 00:35:32 ID:0Q3/Q3N00
 二人の脳裏で同時に撃鉄が落ちた。
 言葉通りヒミカが先行する。その肉体に許された最高速度の疾走で、乾いた大地を駆け抜ける。
 対するントゥシトラは再び『四肢』を顕現させ、閉じゆく花のように正面に向けて束ねようとする。
 ……ントゥシトラは姿こそ異形であるが、人間以上の知性を備えた存在である。
 そして〈炎帝〉の契約者として、ントゥシトラは全ての炎の王であり、またロウエターナルの戦士でもある。
 故に王として、優勢を確信しながらも油断せず、戦士として、ヒミカの正面突破を真っ向から迎え撃つ。
 ヒミカと時深の覚悟に、誇りを以て相対した。微塵の躊躇なく、完全なる勝利を果たすため。
 だが、ヒミカはその気概の先を行く。
 低い前傾の姿勢から更に身を倒し、振り上げていた〈赤光〉を地面に叩きつける。
 インパクトの瞬間、剣先から迸らせたマナの圧力が、地中で逃げ場を失って炸裂する。
 その圧力が、ヒミカに肉体性能の限界を超えた速度を与えた。
 四つの炎蛇が交差するその座標に、身を滑り込ませ──全身に満たしたマナの半分をそこで爆発させる。
 ヒミカの炎は回転する円環として生まれる。それにぶつかった『四肢』は融和し、円環の一部となった。
 ぽっかり空いた筒状の空間にスフィアハイロウを一個置いて支えとし、自身は慣性のままントゥシトラの真下に着地。
 見下ろす眼球に強き意志の眼光を返し、高らかに己の剣の名を叫んだ。
「〈赤光〉、ファイヤエンチャント──!!」
 残り半分のマナを全て剣に注ぎ、加えて周囲のマナをも取り込まんとする。
 しかしそのマナは既にントゥシトラの隷下にあり、格の劣るヒミカではそれを奪い取ることはできない。
 だが、それでいい。
 奪い取れないまでも、ントゥシトラが集めたマナは違う命令系統からの割り込みを受け、ほんのわずかな時間綻びが生じる。
 そこに、時深が飛び込んでくる。
 巫女服の裾を削り取られながら、肩に担ぐように剣を構えて。

336 :紅蓮の剣 \. 17/39:2008/01/19(土) 00:36:35 ID:0Q3/Q3N00
 一刀が、咄嗟に纏った炎熱の衣ごとントゥシトラを切り裂く。
 血が飛沫くより速く自分の時間を加速させ、時深はントゥシトラの頭上を飛び越える。
 ヒミカが燃え盛る〈赤光〉で追撃する。捻りを加えた一撃はントゥシトラの下部を大きく抉り、血を浴びぬよう背後へ抜ける。
 咄嗟に戻していた『四肢』の一本が、しかし虚しく空を切り地面を穿つ。
 だが止まらない。地に刺さった一本を軸にントゥシトラは自分の身体を振り回し、慣性を与えた一本で背後を薙ぐ。
 少女達は身を低く落として回避する。目標を逸れた炎は長く伸び、後方二十メートルの地面を抉り取っていった。
 退くことはできない。一度遠ざかれば、もう二度と懐には入り込めないだろう。
 中心であるントゥシトラに近く、『四肢』の動きを見極められる場所にいなければ、次なる攻撃の糸口は掴めない。
 残り二本のうち一本が、さっきとは逆、右から左に薙がれようと初動を見せる。
 しかしあえて二人はントゥシトラに向かって突進した。それよりも突っ込んで斬るこっちほうが速い。そう判断した。
 ──背後に隠れていた四本目が、ントゥシトラの脇を抜けて真正面から突き出される。
「…………!!」
 視線を走らせた右の一本は、一向に動く気配がない。フェイント。そう理解すると同時に時深は動いていた。
 ヒミカに一歩先んじて、剣の腹に手を添えて突き出した。
 うねる蛇ではなく、堅牢な柱となって直進した炎を、傾けた神剣で逸らそうとする。
「っぐ、ぅ……!」
 重い。腕と剣がこぞって悲鳴を上げる。意識ごと削り取られそうな、破砕の意志を宿す一撃。
 けれど、と時深はヒミカを見た。既に時深が作った隙間からントゥシトラへと肉薄している。
 彼女が再びントゥシトラの炎に綻びを作れば、自分が限界まで時を加速して、ントゥシトラを切り刻む。
 そのためのマナは総身に満ちている。この攻撃を凌げば、あとは永劫にも近い一瞬の中で決着する。
「ぅぅぁぁぁっ!!」
 息と一緒に力を振り絞って炎を跳ね上げ、一歩という動きを以て空間に身を躍らせ──精神のスイッチを切り替える。

337 :紅蓮の剣 \. 18/39:2008/01/19(土) 00:38:07 ID:0Q3/Q3N00
 時間の加速が始まっていく。相対的に自分以外のものが全て遅くなっていく。
 スフィアハイロウの補助により、ヒミカは時深が作り出した間隙を力ずくで押し広げる。
「引き裂けろ……!」
 それを保ったまま後方に退き、マナの揺らぎを引っ掻いて歪みを増大させ、さらに間口を広げた。
 千々に裂かれるマナの流れを、ゆっくりと視界の端に捉えながら、時深は剣を握る手に力を込め、

「タイムアクセラレイト──!」

 ──まるで世界が切り替わったかのような感覚を、ヒミカは得た。
 一瞬前には何もなかった座標に時深がいて、きしり、とガラスが軋む音を聴く。
 ントゥシトラの眼球の表面に、縦横無尽に切れ目が走り──破裂するように血肉があふれ出した。
 永遠に近い一瞬の中で振るわれた幾百の剣閃は、内部に取り込んでいた〈炎帝〉本体にまで到達している。
 かしん、かしん、と。小さな罅割れの音を流れる血に乗せて、それは砕け散ろうとしていた。

 ……そのときヒミカは、視界に映るものの全てを見届けていた。
 飛び散る血の玉のきらめき、時深の頬を伝う汗の雫、舞い上げられた砂粒一つ一つ。
 頭上を、左右を、足元を、音もなく通り過ぎていく、殺意という名の陽炎の筋。

 時深が力を振り絞り、血を被る前に後方へと跳んだ。
 剣は確かに〈炎帝〉の本体を捉えた。〈炎帝〉は──ントゥシトラはもう消滅を待つだけの存在だ。
 だがなおも精神は緊張の糸を張っていた。油断はできない。手負いの獣ほど怖ろしいものはない。
 二歩目は強く踏みしめた。背後のヒミカと共に、速やかにントゥシトラの射程圏内から逃れなくてはならない。
 時深のその推測は正しく──そして、どうしようもなく遅かった。

338 :紅蓮の剣 \. 19/39:2008/01/19(土) 00:40:40 ID:0Q3/Q3N00
 ──その少し前。
 雪崩によって遥か下まで流された光陰達は敵と相対していた。
 数はわずかに二人。だがそのいずれもが、人智を超えた力の担い手だ。
「エトランジェとスピリット相手に、エターナル二人か。──ちぃとばかし破格じゃないかね」
「それは僕らがあなた達に対してですか? それとも、あなた達が僕らに対してですか?」
 にこりともせず応じる青年に薄ら寒いものを覚えつつ、前者さ、と光陰は答えた。
「正直なところ、俺と今日子で一体、他の皆で一体なら行けるかと思ってたんだが。
 実際あんたらを目の前にすると、いやはや、ちょっと自信過剰だったかもなと思ってる」
「ご自身の過小評価はよしたほうがいいですよ。勝てるものも勝てなくなりますから」
「ご忠告、痛み入る」
 くつくつと光陰は笑った。その横から不機嫌を隠そうともしない今日子が耳打ちする。
(あいつ、ヤな奴ね)
(見りゃ分かる。……もう一人のほうもな)
 え、と今日子が目をやると、青年の隣の美女が、目隠しの奥から嘲弄の視線を向けていた。
(ぐ、なんて生意気なプロポーション……! ちょっと光陰見るんじゃないわよ)
(見てねぇし、興味ねぇよ)
 いまいち緊張感の欠ける相棒に、それもまぁらしくて良いかと思いつつ、疑問を重ねた。
「──が、むしろウチのエターナル二人に、一人だけしかぶつけなかったってのは不可解だな。
 数の上でなら正しい割り振りだが、あの二人はそんな生易しい相手じゃない。甘く見すぎじゃないか?」
 言いつつ、さりげなく敵の武装を確認する。青年は双剣を腰に下げ、女は束ねた鞭がそれだろう。
 時深から聞いた話からすると、青年がメダリオ、女がミトセマールという名のはずだ。
 前者はともかく後者のそれは、どう見ても剣ではない。だが発せられる禍々しさは、疑いようがなかった。

339 :紅蓮の剣 \. 20/39:2008/01/19(土) 00:41:39 ID:0Q3/Q3N00
 その怖気を、むしろいとおしさの対象とするように、女は鞭を撫でる。
「それこそ、過小評価が過ぎるってものさ。見ていないからそんなことが言える。
 分断したのは、あれ一人で充分だからだよ。……まぁ、巻き添えを食らいたくなかったからというのもあるけどね」
 発する言葉に偽りはない。自信過剰というわけではなく、それが正当な評価なのだ。
「そりゃまた、悠人達も災難だなぁ」
「他人の心配とは余裕ですね。それと、くだらない時間稼ぎもそろそろ終わりにしていただきたいのですが……」
 言葉は慇懃そのものであるが、そこには一切の感情が乗っていない。
 光陰は肩をすくめ、悪かった、と軽く謝罪した。
「できればもう少し時間稼ぎをしたかったんだがな」
「それを赦すほど、こちらも時間に恵まれていませんので。それに僕らは、過大評価も過小評価もしません。
 あなたの後ろで、そんな物騒なマナを溜めている方々……大火力の神剣魔法の準備中のようですね。
 それを喰らっては、僕らとて多少は痛い目に合いそうですが、詠唱は終わっていても、マナがまだ充分でないと見える。
 今のうちにやめていただければ、苦しまずにそっ首落として差し上げますよ」
 いかがでしょう、とセールスマンのように告げる顔には、やはり一片の笑みもない。
 光陰はその無垢な殺意を真っ向から受け止めつつ、しかし気の抜けた仕草で鼻の頭を掻いた。
「……評価されてるのか馬鹿にされてるのか、いまいち分からないんだが」
「最大限評価していますよ。その結果が僕らに及ぶものであるかどうかとはまた別ですが」
「成程な。それでもまぁ高すぎる評価だと思うんだが、戦う前にこれだけは言わせてくれ」
「ほう、なんです?」
 光陰は申し訳なさそうに苦笑して、

「すまん、もう終わってる」

340 :紅蓮の剣 \. 21/39:2008/01/19(土) 00:42:41 ID:0Q3/Q3N00
 唐突に身を沈めた光陰の後ろ、両手を突き出すようにしてオルファが立っていた。
 その背をまるで支えるようにナナルゥが手を押し当ており──そこから大量のマナがオルファに流れ込んだ。
 本来ナナルゥのものであるべきスフィアハイロウは、今オルファの傍らに浮かんでいる。
「だぶる・あぽかりぷす!!」
 即席の合体魔法がオルファの手から爆風となって迸った。
 空間を舐めるように通り抜けた炎熱の怒涛は、しかし伏せた光陰の舌打ちがその結果を物語る。
 右方から蒼い閃光が飛ぶ。報復のようにオルファとナナルゥを覆ったそれは、新たに収束されかけていたマナを散らした。
(バニッシュか!)
 把握。判断。光陰は跳びすさりつつ指示を飛ばす。
「今日子! アセリアとウルカ連れてメダリオを追え!
 ネリー、シアー、ハリオン、ファーレーンもそっちだ! 残りは俺と来い!」
 了解と返る声だけを聞き、光陰は左に跳んだ。
 その反対に跳んだ今日子は、立ち込める爆煙の向こうに標的を見つける。
「そこだぁっ!」
 突き入れた〈空虚〉の一撃は、しかし軽く振るっただけの〈流転〉の一本に防がれる。
 姿勢の崩れた今日子に振るわれるもう一刀。それを、割り込んだアセリアの剣が受け止めた。
 背後、回り込んだウルカの居合いが音もなく振るわれ、その首を断たんとする。
 打ち合わせもなしに行われた、最善にして最速のコンビネーション。それを、
「──ふむ」
 ぐるん、とメダリオは剣に触れたままの今日子とアセリアごと、三者の配置を『かき回し』た。
 位置関係が入れ替わり、メダリオの首のあった場所には、今や今日子の頭があった。
 既に、刃を止められる速度ではなかった。一刀はほんの数瞬後に、今日子の眼球ごと頭部を断ち切ろう。
「────ッ!」

341 :紅蓮の剣 \. 22/39:2008/01/19(土) 00:44:01 ID:0Q3/Q3N00
 だがウルカは、『止まらない』選択肢を進む。
 手首を返し、風に舞う木の葉の如く刃の軌道が翻る。右翼のみで空気を強く打ち、傾ぐ身体を押さえつけて剣を走らせた。
 一陣の疾風となった剣を、しかしメダリオはそっと身を逸らしただけで回避する。
 流水。ウルカはその言葉を思い浮かべた。己が風であるならば彼は水だ。ただの一合、剣を交えただけでそれを悟った。
 水月の双剣──成程然りだ。水面に映る月の如く捉えどころがなく、しかしその刃の鋭きことこの上なし。
 だが、
(斬り難きを斬ってこそ、剣士冥利に尽きるというもの! そして──)
 踏み出した一歩の先に、アセリアが差し出した〈存在〉がある。
〈存在〉は縫い止めれたように中空にて耐え、その上で躊躇なく、全身の力を爪先に集わせ、蹴った。
(越え難きを共に越えてこそ、仲間というものよ!)
 弾かれたように飛び出した身体は、裂帛の咆哮をその太刀に乗せて突き入れる。
 正面からの突きに対し、メダリオは右手の剣を払うことで対応し──己の迂闊を悟る。
「せぃやぁあっ!」
 がら空きになった背を、既に姿勢を立て直していた今日子の剣が襲う。
 気配だけを判断材料に、メダリオは身を捻って逃れる。だがそれを、別方向から詰めていたネリーとシアーが阻む。
 左右から全身の力を以て振り下ろされる二剣。
 メダリオは、右のシアーを剣で、左のネリーは、あろうことか持ち上げた足の裏で受けとめた。
 空いた左腕は、頭上から落下するファーレーンの太刀へと宛がい、後方からのハリオンの突きを首を傾げるだけで回避する。
 ギ、と一瞬だけ全方向からの力が拮抗し、メダリオがその全てを弾き飛ばす。
「三方包囲! 手近な子と組んで!」
 今日子の呼びかけに応え、それぞれが三人ないし二人のチームとなり、メダリオを取り囲む。

342 :紅蓮の剣 \. 23/39:2008/01/19(土) 00:45:06 ID:0Q3/Q3N00
「これで七対一。過小評価も過大評価もしないアンタから見て、この戦況はどうかしら?」
 勝者の余裕ではない。少しでも会話で時間を引き延ばし、息を整える時間を仲間に与えたかった。
 それはメダリオにも時間を与えることになるが、問題はない。何故なら彼は全く息を乱していないのだから。
 彼はハリオンの突きによってついた頬の傷を指で拭い、
「たかが七対一、ですよ」
 事も無げに告げた。
「むしろ、ミトセマールのほうに同情しますね。彼が相手ではどうにもやりにくいでしょう」
 ついと向けた視線の先では、ミトセマールと光陰達がつかず離れずの攻防を繰り広げていた。
「そういった意味では、まぁ、あなたがたはとても殺し易そうだ。
 ──ものは相談ですが、生きるのを諦めてはもらえませんか。そうすると僕も助かるのですが」
「冗談キツいわ。あんたこそ、この世界から出てってもらえると助かるんだけど」
「交渉決裂ですか。残念です」
 全然そうは思っていない口調でメダリオは言い、くるりと、剣を逆手に持ち替えた。
「さてそうなると、少々手間取りそうですね。あなた方はそれなりに強いようだ。
 なので申し訳ありませんが、僕も本気で行かせてもらおうと思います」
 勿体ぶった喋りをするメダリオの異変に、今日子は気づいた。
 ハリオンがつけた頬の傷。そこから明らかに血ではないものが溢れ出している。真っ黒な、おぞましい何かが。
 それはやがてメダリオの皮膚を這うように広がっていき、全身を覆っていく。
「痛くても、後悔しないでくださいね。素直に死んでくれないあなた達が悪いのですから」
 口元が黒い液体で覆われる直前、メダリオは初めて笑った。氷のような、酷薄な笑みだった。
 やがてメダリオの露出していた皮膚が、指先まで残らず漆黒に覆われた。
 闇にも似たそれは体表面を蠢いて、やがて統一されたある形を取っていく。

343 :紅蓮の剣 \. 24/39:2008/01/19(土) 00:46:05 ID:0Q3/Q3N00
 ──きろり、と。宝石じみた、しかし温かみの欠片もない、異形の双眸が開かれた。
 最早メダリオの輪郭は、人のそれとは程遠いものと化している。
 頭部は鋭角的なラインを描き、裂けるように広がった口にはずらりと短い牙が並んでいた。
 首には左右に三本ずつ切れ目が入り、それはゆっくりと、規則的に躍動を繰り返している。
 両腕は長く伸び、肘からは細く長い翼のようなものが生えていた。剣の柄は手と一体化してしまっている。
 今日子は、そのフォルムに見覚えがあった。
 鮫だ。小学生のとき水族館で見たそれを、さらに先鋭化し、凝縮したイメージを今日子は得た。
 その凶暴性をも、無理矢理人のカタチに押し固めたかのような──
『やれやれ、この姿になると、どうも自制が効かないのですが……』
 奇妙にくぐもった、どこか弾んだ声で、メダリオは告げる。その異様に、今日子達は身を強張らせていた。
 その反応を楽しむかのように、ぎちぎちと歯を鳴らして彼は嗤う。
 水中において絶対を誇る捕食者が、歪なヒトを象って、雪の海原に立っていた。
『──精々、楽しませてください。肉を裂く歯応えくらい、あると良いのですがね』

「今日子!」
 メダリオの変貌を察知し、光陰が叫んだ。だが剣を振るう手はミトセマールから離さない。──離せない。
「ッハハ、他人の心配なんかしてる余裕あるのかねぇ!」
 雪を跳ね上げて飛び出した鞭の先端が、光陰の鼻先を掠めた。
 翻って脳天に落ちようとしていた鞭が、しかし途中で向きを変え、左の空間を薙ぎ払った。
 その一撃で幾つもの火球が打ち落とされ、次いで後方から躍りかかったセリアをも軽くあしらった。
 ナナルゥとオルファは、牽制としてファイヤーボールを放ち続けている。エスペリアとニムントールは二人の防御だ。
 その合間を縫って光陰やヘリオン、セリアらが攻撃を仕掛けるが、それでようやく五分だった。

344 :紅蓮の剣 \. 25/39:2008/01/19(土) 00:49:00 ID:0Q3/Q3N00
 ミトセマールの鞭──〈不浄〉は、長さを変化させ、時として幾条にも枝分かれして変幻自在に振るわれる。
 ただでさえ鞭というあしらいにくい武器だというのに、その間合いまで変化させられてはやりづらいことこの上ない。
 加えてミトセマールは、まるで背中にも目があるかのように、こちらの動きのことごとくを把握していた。
 レッドスピリットで行動を制限しつつ、三人で接近戦を挑んで、ようやく拮抗できる。
 その事実に、光陰は背中が薄ら寒くなる。エターナルの力を身を以て思い知った。
 ミトセマールは、何も大威力の魔法を放つわけではない。武器は鞭一本であり、それ以外にはない。
 だがその反応速度が段違いだった。あらゆる方向、あらゆる速度の攻撃を、まるで手玉に取っている。
 いなし、払い、打ち据え、弾き、光陰達の攻撃はただの一太刀とて届くことはない。
 ……彼らに寿命はない。肉体の性能も、人のそれとは比べ物にならない。
 つまりそれは無限に経験を積み重ね、それを活かせる肉体を持っているということだ。
 ミトセマールがどれくらい生きているか知らないが、光陰の年齢を彼女の年月で割れば、おそらくほぼゼロだ。
 それほどの開きが、自分達とエターナルの間にはある。
 彼らの剣捌き、鞭遣いが経験に裏打ちされたものであるならば、光陰がそれを覆せる道理はない。
 唯一の隙は、ミトセマールがまだ余裕を見せていることだ。強者ゆえの驕りと言ってもいい。
(何か考えなきゃならんな。その隙を突けるような手を……)
 鞭を捌きつつ思索を巡らす光陰を嘲笑うように、ここに来て、ミトセマールは笑みを深めた。
「さぁって、それじゃあここらで追加オーダーと行こうか!」
 音を立てて、ミトセマールのコートが宙に踊った。
「おいおい……俺ぁもう、腹いっぱいだぜ」
 引きつった笑みを浮かべる光陰の前で、コートは毒々しい深緑の牙獣へと姿を変える。
 主人の姿を反映するように眼のない怪物は、獰猛な牙の並ぶ口を笑みに歪め、光陰へと襲いかかった。

345 :名無しさん@初回限定:2008/01/19(土) 00:50:32 ID:uKfr4MHN0
支援

346 :紅蓮の剣 \. 26/39:2008/01/19(土) 00:50:41 ID:0Q3/Q3N00
 ──波濤のように散る雪煙がアセリアの視界を覆う。だがその中心にある鋭い影だけは、見逃しようがなかった。
 龍の顎の如く左右より閉じる双剣を、翼を一打ちし上空に逃れる。
 だが剣は双牙となって翻った。たまらず振り下ろした神剣が、嫌な軋みを上げて身体ごと弾き飛ばされる。
「下がれ!」
 ウルカの言葉に応え、蒼白と宵闇が入れ替わる。同時、反対側から疾走してきたファーレーンが剣を抜いた。
「「星火燎原の太刀ッ!!」」
 激声の唱和。二刀四連、計八閃が左右からメダリオを強襲する。
 その全てを、メダリオは腕を交差させ、自らを抱き締めるようにして防御した。
『……軽いですね。もう少し、届いてくれるものと思いましたが』
 牙の隙間から声が漏れる。〈冥加〉と〈月光〉は、メダリオの剣と肘に絡め取られるようにして停止していた。
 奇妙な光沢を放つ黒い肉体には傷一つなく、無感情な眼球に宿る静謐な殺意も衰えない。
 対して、今日子達に無傷な者など誰一人いなかった。多かれ少なかれ全員が手傷を負っている。
『中々でしたが……これ以上は望めないでしょうね。それでは、速やかな決着を』
 握っていた神剣ごと、ウルカとファーレーンが空中に投げ飛ばされた。
 無防備になった二人には目もくれず、メダリオは雪原を駆ける。
 身を膝の高さより低く沈め、鼻先と両腕で雪を掻き分けて進む、滑るような疾走。
 その先にあるのは寄り添いあうネリーとシアーだ。幼い二人では、この速度から振るわれる剣に抗しきれない。
「させません!」
 割り込んだのはハリオンだった。普段の温和な雰囲気をかなぐり捨て、幼い姉妹を護るために彼女は立った。
 緑光の障壁が〈流転〉を受け止め──続く連打が、マナの結合そのものを揺るがした。
「ぐ、う、ぅうぅ……!」
 連撃は一呼吸のうちに十を数えた。気を抜けば命ごと散らされそうな障壁を、ハリオンは維持し続けようとする。

347 :紅蓮の剣 \. 27/39:2008/01/19(土) 00:51:47 ID:0Q3/Q3N00
 だが、次の息を継ぐより早く二十を数え、とうとうその障壁が砕け散った。
『二十六。良く堪えました。誇ってもいいと思いますよ』
 愉悦を含ませた二十七撃目が頭上から振り下ろされる。
 倒れゆくハリオンに、だがそれは届かなかった。ネリーとシアーがハリオンを自分の側に引っ張り込んでいた。
「弱いものいじめしてんじゃないわよッ」
 そこに今日子が飛び込む。鋭い突きは、右の剣の腹で受け止められた。
『酷い誤解だ。幼子をいたぶる趣味はないので、ならば先に逝かせてあげようと思ったまでです』
「咲く前の花散らすほうがよっぽど悪趣味だわ」
『それならお望みどおり、あなたから殺して差し上げましょう』
 右の剣が傾ぎ、〈空虚〉の切っ先にかかっていた力をズラした。
 体勢を崩したところに、頭上から回り込むように左の剣が落ちてくる。
 前に飛び込んで回避し、振り向き様に雷撃を放つ。金の閃光はメダリオを吹き飛ばしたが、ダメージを受けた様子はない。
 心の中で悪罵し、今日子は思考を巡らせる。
(──っつったってあたし頭悪いしなぁ。どうしたもんかしら)
 とりあえず、目の前の鮫野郎に生半可な攻撃は通用しないことは分かっている。
 光陰はバニッシュを警戒してこちらにレッドスピリットを寄越さなかったのだろうが、
(そもそも魔法使う暇もありゃしないっての。あの速度にはまともについていけないわ)
 こちらは雪の上で動きづらいというのに、相手はむしろ速くなっている。まさに雪の中を泳ぐように。
 ウルカとファーレーン二人がかりで、どうにか防御させた程度だ。届きはしても、ダメージを与えるには至らなかった。
 咄嗟の一撃だったとはいえ、雷撃も効果が薄い。あの表皮が絶縁膜のような役割をしているのかもしれない。
(……待てよ?)
 ふと、今日子の脳裏に閃いたものがあった。それならば、あの敵を倒せるかもしれないと。

348 :紅蓮の剣 \. 28/39:2008/01/19(土) 00:55:05 ID:0Q3/Q3N00
 だが問題はそこに至る道程だ。光陰ならばここで姑息な手段の一つでも思いつくのだろうが。
(生憎そんな頭は持ってないし……やるしかないか)
 後方の仲間達に目配せする。それだけで意は伝わった。
 覚悟を決めて、悠然と歩んでくるメダリオへと剣を向けた。
『……ほう?』
 足を止め、メダリオが剣を構えた。今日子の左手には、マナが稲妻となって集いつつある。
 ──どちらからともなく駆け出した。
 ギィン、と〈空虚〉が弾かれ、その流れのままに今日子は跳躍する。メダリオの頭上を飛び越え、左手の雷に意味を与えた。
「マナよ、我が求めに応じよ! 小さき雷となりて敵を討て!」
 集ったマナは、まだ充分とは言えなかった。だがそれに構わず今日子は神剣魔法を発動させる。
「──ライトニングブラストッ!」
 収束された雷光の砲撃は、しかしメダリオを穿つには至らない。容易く回避され、雷光は雪を吹き飛ばし地を抉る。
 だがそれこそが、今日子の狙いだった。エターナルをこの程度の攻撃で貫けるとは最初から思っていない。
「おぉりゃ────────ッ!!」
 空中で全身を捻った。まるで巨大な剣のように振るわれた雷砲が地表を舐めていく。
 そう、最初から狙いは地面だ。雪を残らず吹き飛ばし、でこぼこの荒れた大地を露出させること。
(これで、足場の不利はなくなったぁ!)
 その意図を悟り、メダリオが地上に降り立った今日子に言い放つ。
『それがどうしたと言うのです! まだあなた方の不利は変わらない!』
「んなこたぁ分かってんのよぉ!」
 打ち倒すにはもう一手、あと一手が必要だ。それを為すのは今日子一人では無理だろう。

349 :紅蓮の剣 \. 29/39:2008/01/19(土) 00:56:16 ID:0Q3/Q3N00
 だが、今日子は一人ではない。
「みんな!」
 叫んだ。それだけで全ての意が通じるというように。
「──そいつを止めて!」
 突風となって、アセリアが正面から突っ込んだ。大上段の一撃が双剣での防御を強制させる。
 左右からウルカとファーレーンが身体ごと剣を突き入れ、右肩と左脇腹を貫いた。
「ッ!?」
 逃れようとした脚を、ネリーとシアーがしがみついて止めた。背中からもハリオンが押さえ込む。
 メダリオの動きが、完全に静止する。
 メダリオの頭上に影が差した。思わず見上げたところに、落雷にも似た一閃が疾った。
 呻きは今日子とメダリオのどちらのものだったか。
 全力で振り下ろされた〈空虚〉は、メダリオの歯で挟まれ、止められていた。
 だが今日子はにやりと笑い──握り固めた拳で、メダリオの鼻先を殴りつけた。
『ガァッ?!』
 たまらず口を開いてしまった瞬間、嫌な音を立てて、〈空虚〉がメダリオを口の中から貫いた。
「……前に、聞いたことあんのよ。鮫の鼻殴って撃退した人がいるって。嗅覚神経が集中してるから、弱点らしいわ」
 グギュ、とさらに深く〈空虚〉を押し込むと、口腔から赤黒い血が溢れ出した。
「やっぱり、外は硬くても、中はそうでもなかったみたいね。
 ──内側から焼き魚になりなさいッ! サンダァァァストォォォォォォム!!」
〈空虚〉を残し、今日子含む全員がそこを離れた直後、凄まじい轟音と共に天空より紫電が直下した。
 もうもうと、煙と臭気が立ち込める。余波に吹き飛ばされた仲間達は、傷だらけだが誰一人欠けることなくそこにいる。
 山からの吹き降ろす風が通り過ぎたあとには、ただ黄金色のマナがあり、それもやがて消えていった。

350 :紅蓮の剣 \. 30/39:2008/01/19(土) 00:57:41 ID:0Q3/Q3N00
「──チッ、メダリオはやられちまったみたいだね。仕事が増えたじゃないか。
 さっさとあんたら殺して、残りの手負いも始末するとしようかね」
 唸りを上げる牙獣を撫でながら、膝をついている光陰を見下ろすミトセマール。
「……勘弁して欲しいね。俺はまだ人生を楽しみたりてないんだ。具体的には、女の子とか」
「ふぅん。なら、いっそあたしのものにでもなるかい? そしたら悪いようにはしないよ」
 自我はなくなるだろうけどねェ、と毒蛇を思わせる笑みを浮かべて、言う。
「悪いが年下専門でな」
「あ、そ」
 戦場にあるまじき軽口の応酬は、ミトセマールにとっては余裕の顕れであり、光陰にとっては時間稼ぎの術だ。
「中々骨がありそうだし、悪くはないんだがねぇ。あたしの責めをあれだけ受けてまだ倒れてないんだから」
「立ってもいねぇけどな」
 ──苛烈さを増したミトセマールの攻め手は、それまで均衡を保っていた戦況を一気に傾けた。
 実際、光陰はもうボロボロだった。服は所々が裂け、額の傷から流れ出した血が片目を塞いでいる。
 それは光陰が、本来仲間が受けるべき攻撃を全て一手に引き受けたからだ。
 ミトセマールは軽く吐息すると、〈不浄〉をひらりと振って姿勢を崩して見せた。
「──聞きたいんだが、あんた指揮官だろう? 指揮官がそんなぼろぼろになっちまっていいのかい?」
「まぁ、部下を護るのも、指揮官の役目だからな」
 光陰がそう答えると、ミトセマールはおかしそうに笑い、そして言った。
「何言ってるんだい。部下を犠牲にしてでも勝利を得る。それこそが、指揮官に与えられた義務であり、権利だろ?」
「ほんとにそう思ってるんなら、俺はあんたとは一生仲良くできそうにないな」
 はははとお互い笑い合い、その手は己の武器を強く握り締めた。

351 :紅蓮の剣 \. 31/39:2008/01/19(土) 00:58:55 ID:0Q3/Q3N00
「それで? あんたが護ってきたあんたの部下達が、あたしを斃すとでも?
 あんたでさえ、あたしに一太刀も届かないってのに?」
「ああ」
「しゃらくせぇ」
 力強い光陰の即答を、ミトセマールは一笑に伏した。
 だが──否、だからこそ、彼女は周囲への警戒を強めた。表情で嗤っても、その精神まで同じとは限らない。
 それは、後天的に今の姿になったミトセマールならではの性格なのだろう。
 ただ朽ちゆくを待つばかりであった己は、〈不浄〉と契約し新たな姿を得た。
 そんな自分然り、メダリオやントゥシトラ然り、彼女は外見があてにならないことを理解している。
 目の前のエトランジェが、ただ軽口を叩くだけの男でないと確信している。
 現在、スピリット達はそれぞれが光陰とミトセマールを取り囲むように散開していた。
 左右に赤と緑の組が一つずつ。ミトセマールの後方に青。光陰の後方に黒。
 それぞれマナの消耗はあるが、肉体は十全。傷一つ負っていない。
 だが、彼女達がミトセマールを捉えることはできない。傲慢ではなく厳然として聳える事実だ。
 この状況から自分を斃そうというならば、全方位からの同時攻撃か──
(いや、そう考えるのは早計か)
 どんな手段を打ってくるかは分からないが、最も警戒すべきなのが目の前の男であることに変わりはない。
 そしてどんな策を弄そうと、エターナルとしての力と矜持を持ってそれを越え、真正面から叩き伏せるだけだ。
「それで、どうやってあたしを斃すって?」
 ミトセマールが口火を切った。これが最後の会話になるだろうことは、対峙する両者とも理解していた。
「ああ……」
 光陰は小さく息を吐き、そして、

352 :名無しさん@初回限定:2008/01/19(土) 00:58:58 ID:uKfr4MHN0
グレケンktkrと支援

353 :紅蓮の剣 \. 32/39:2008/01/19(土) 01:00:01 ID:0Q3/Q3N00
「──こうするのさ!」
 全力で後退した。
 同時に周囲のスピリット達がそれぞれ動き出す。ミトセマールは凄惨な笑みを浮かべた。
「部下を護ると言ったやつが大層な振る舞いじゃないかい、えぇ!?」
 言葉とは裏腹に、むしろその行動を評価していた。
 光陰は後退しつつ神剣にマナを収束させている。一度引いて、強力な一撃を叩き込むつもりなのだろう。
 それでこそだ。力及ばぬ者が勝利を得ようとするならば、何かを犠牲にしなくてはならない。
 十全たる勝利を収めるためには、部下など消費物の一つとして切り捨てなければならない。そして、
「それを叩き潰してこそ、無為に帰してこそ! あたしも愉悦を得られるってもんさぁぁぁ!!」
 左右で膨れ上がっていくレッドスピリットのマナを無視し、ミトセマールは牙獣を走らせる。
 追いすがる暴虐は容易く光陰へと追いつき、その爪を突き立てんとする。
「ハァッ!」
 それより疾く、光陰は〈因果〉の一太刀にて牙獣を両断し、
 ──二つに分かれた獣の向こうから飛来した〈不浄〉に絡め取られる。ミトセマールの口に笑みが浮かんだ。
(これで──!)
「そう、終わりさ」
「!?」
 にやりと光陰が笑い、身体を後ろへと引く。
 二者の間で、ピンと〈不浄〉が張りつめ、ミトセマールがたたらを踏んだ。
 タイミングを合わせて、左右からオルファとナナルゥの神剣魔法が斉射される。
「舐めんじゃ、ないよっ!」
 瞬間的に放出したオーラフォトンによって、火球の連弾を全て消し飛ばす。

354 :紅蓮の剣 \. 33/39:2008/01/19(土) 01:01:08 ID:0Q3/Q3N00
「まだです!」「だよ!」
 声は斜め前方、それも両側から聞こえた。回り込んだエスペリアとニムントールが、懇親の力を込めて槍を突き出す。
 だが、それもブラフとミトセマールは判断した。彼女の存在しない眼は、後方から忍び寄る鋭気を捉えている。
 地を這って跳ね上がるセリアの剣と二本の槍を、ミトセマールは上空に跳躍することで逃れた。
(仕切り直すしかないか。一旦〈不浄〉を解いて、それから各個撃破に──!)
「悪いが、させるわけにはいかねぇな!」
 がくんとミトセマールが強い力で引っ張られた。
〈不浄〉の先に意識をやれば、溜め込んでいたマナを全て放出して、光陰が踏ん張っていた。
 光陰の手はしっかりと〈不浄〉を握り締め、振り解けない。慣れ親しんだ武器こそが、今や彼女を縛る鎖だった。
 空中で完全に無防備となったミトセマールを睨みつけ、光陰が腹の底から叫んだ。
「走れ、ヘリオンッ!」
「はいっ!」
 光陰の肩を足掛けに、ツインテールの少女が陣風となって〈不浄〉の上を疾走し、──そして、駆け抜けた。

 ──その刹那、ミトセマールには選択肢があった。
 ここまで追い込んだ光陰は大したものだが、まだミトセマールは余力を残している。
 一瞬、そうほんの一瞬〈不浄〉を手放して両手が自由になれば、体捌きだけであしらうのは難しくない。
 この攻撃をかわしたあとで再び〈不浄〉を手にすれば、もはや彼らに手はなくなる。
 だが、ミトセマールはそれができなかった。彼女の手は〈不浄〉を握って離れなかった。
 それどころか指の一本でさえ動かせない。まるで呪いのように、身体が凍り付いていた。
(呪いか……確かに、そうかもしれないねぇ)
 居合いの一閃が己の臓腑を切断する感触を味わいながら、ミトセマールは自嘲した。

355 :名無しさん@初回限定:2008/01/19(土) 01:04:30 ID:uKfr4MHN0
C

356 :紅蓮の剣 \. 34/39:2008/01/19(土) 01:05:17 ID:0Q3/Q3N00
 エターナルに寿命はないが、死はある。
 契約した上位永遠神剣の本体が破壊されるか、永遠神剣を手放した状態で死ぬと、もう二度と蘇ることはないのだ。
(ざまぁない。一人も仕留められず、あまつさえこの醜態か──)
 ミトセマールは、テムオリンの部下だ。やがて全ての永遠神剣が一つに集うとき、共に滅びる運命にある。
 部下として、指揮官のために動こうとするのであれば、ミトセマールは〈不浄〉を手放し反撃すべきだった。
 それができなかった。彼女は彼女自身が口にした理念に反した。
 彼女は久しく忘れていた、死の恐怖に囚われたのだ。死ぬかもしれないという曖昧な恐怖が、彼女を縛ってしまった。
(人のこと、言えたもんじゃなかったね)
 見事に自分も仲間も喪わぬまま勝利を収めた光陰を思い浮かべ、自らを恥じつつも、しかし〈不浄〉は手放さない。
「ま、今回はこれで終わりか。仕方ないね、良い経験になったと、思うことにするさ──」
 笑いながら、ミトセマールの身は〈不浄〉と共にマナへと還っていった。

 ミトセマールが完全に消滅するのを見届けてから、光陰は倒れた。
「光陰ッ!」
 今日子が駆け寄ってきて抱き起こす。肉体の損傷は、思っていたよりも大きかったようだ。
「すまん、大丈夫だ」
 エスペリアの回復魔法を受けながら、光陰はなんとか自分の身を支える。
 なんとか、勝てた。だが勝利を喜ぶ余裕も今はない。もう一人のエターナルが、悠人達のところにいるはずなのだ。
「向こうは、どうなって──」
 そうして光陰が顔を向けた、その瞬間だった。
 天を衝くような炎の柱が、キハノレの近くに屹立していた。

357 :紅蓮の剣 \. 35/39:2008/01/19(土) 01:07:28 ID:0Q3/Q3N00
 いきなり、時深の身体が強い力で後方に引っ張られた。
 三度目の急加速に肺が呼吸をし損ねる。遠のいていく視界の端に──ヒミカの姿があった。
 後ろにいたはずの彼女が何故前にいるのか、一瞬理解が及ばなかった。
「何を」
 突っ立っているのだと、そう発音することはできなかった。
 マナを込めたヒミカの掌底が、時深の腹をしたたかに殴りつけた。
 さらに速度を追加され、時深の身体がすっ飛んで、その意味を問わんとする前に──
 左足が消滅した。
「、な」
 地を砕いて現れ、天を衝くように伸び上がった炎の柱が、時深の左足を奪っていったのだ。
 それは先程から飽きるほど見てきた、うねり渦巻く炎蛇の姿であり、
(地面の下を、潜らせて──)
 ついさっき空振りし、地を穿った『四肢』の一本。それが時深とヒミカの退路を塞ぐように回り込んでいた。
 さらに上方と左右からも炎が伸びた。死の抱擁は途中からいくつにも枝分かれし、球形の檻を編み上げる。
 時深はその外側に逃れた。だが、時深を逃がしたヒミカは、
「ヒミカさ──!」
 伸ばした手は意味を成さない。閉じゆく業火に炙られながら、ヒミカは小さく微笑んで──
 そして、炎に呑み込まれた。

358 :紅蓮の剣 \. 36/39:2008/01/19(土) 01:08:44 ID:0Q3/Q3N00
 時深の腕を引っ張ったとき、ヒミカは「ああ、やっぱりか」と思った。
 ントゥシトラは、恐らく自分が致命的な一撃を喰らうことを予測していた。
 そして逃れられないと知るや、時深とヒミカを相討ちに持ち込もうとした。
 死に至る己の、その向こう側の勝利のために、防御の一切を捨て『四肢』を回り込ませた。
 足元をくぐらせた一本で退路を塞ぎ、残り三本で二人を抱き締めるように灼き殺そうと。
 それを何故ヒミカが瞬時に理解できたのかは、彼女自身も与り知らない。
 だが理解したときには、身体は勝手に動いていた。魂にまで染み付いた、戦士としての判断がそうさせたのだ。
 ここで二人とも斃れるわけにはいかない。ならば時深とヒミカ、どちらが生き残るのが正解か。
 ──答えるまでもない。
(ユート様は、悲しむでしょうけれど)
 それだけは心残りだ。きっとすごく悲しんで、すごく怒って、赦してなんてもらえないだろう。
 だが不安はない。
 自分がいなくなっても、彼はきっと全てをやり遂げてくれる。
 自分を捨てるような戦い方はするなと、かつて否定された。──誰に? 誰だっただろうか。
 でもこれは違う。捨ててなどいない。自分がここからいなくなっても、意志は皆が継いでくれる。心を、置いていける。
 夢に向かおうとする意志は喪われたりはしない。きっとそこで、自分は生き続けていける。
 ……身体が炎に包まれていく中で、ふとヒミカは気づいた。
(ああ──)
 焼けついた喉はもう声を出せない。それでもヒミカは、ントゥシトラに向けて、言った。
(きっとあなたも、私と同じなのですね──)
 自分がいなくなっても、残る仲間が目的を果たしてくれるはずだと。
 だからントゥシトラは、自分の命と引き換えに、時深とヒミカを殺すことを迷わなかったのだろう。

359 :紅蓮の剣 \. 37/39:2008/01/19(土) 01:09:47 ID:0Q3/Q3N00
 無論、確証はない。意思疎通が可能かどうかさえ分からない存在だ。だがヒミカはそれを確信できた。
 何故ならばントゥシトラは、今になってなお諦めていないのだから。
 残せる全ては残して、持っていける全ては奪っていこうと、滅びゆく肉体を奮わせている。
 それを、ヒミカは看過しない。
 その、戦士としての最期の輝きが、愛する人を害するというならば。
 我が意を以って、その気概を打ち砕こう。
(あなたは、私が連れていくわ)
 己の死も、彼の死も、ただ待つなどとは最早思わぬ。今この手でその命を砕き、終焉をくれてやる。
「…………!」
〈赤光〉を、その柄を強く噛み締めて保持する。自由になった両手を崩れゆくントゥシトラの中に突っ込んだ。
 痛覚は最初の半秒で麻痺した。同時に感覚そのものも消え失せた。それでも記憶と勘だけを頼りに、それを探した。
 一旦引き抜いた右腕は途中からなくなっていた。露出した骨まで黒焦げだった。
 左腕も同じだろうと思っていると、とうとう炎に網膜を焼かれた。灼熱の業火が視覚野に焼きついて消えなかった。
 全身の皮膚感覚も消え果てた。自分が立っているのかさえおぼろになる。
 それでも、短くなった腕で燃え盛る血肉を掻き分けた。
 見つけた。
 いつの間にか地に落ちていたントゥシトラの身体を、両肘と右足で引き裂いた。
 まだ残っていた筋繊維が軒並み千切れて、左脚の膝が砕けて身体が傾いだ。
 しかし、見つけた。いまやヒミカ唯一の感覚器となった〈赤光〉が、〈炎帝〉の本体を捉えた。
(これ、で……!)
〈赤光〉ごと首を振り上げて、
(さようなら、ユート様)
 振り下ろした。

360 :紅蓮の剣 \. 38/39:2008/01/19(土) 01:11:55 ID:0Q3/Q3N00
「ヒミ……カ……?」
 小さな、何かが割れるような音が、悠人の意識を呼び覚ました。
 炎の中に、二つの影がある。そのうち一つはよく見知った形をしていた。
 そこで悠人は気づいた。さっき聴いたのは、〈炎帝〉と〈赤光〉、いずれが砕けた音か。
「待て……」
 手を伸ばそうとしても、まともに身体は動かなかった。
 あそこに、ヒミカのところに行かなければならないのに。彼女を助けなければならないのに。
 なのにどうしても、身体は動いてはくれなかった。喘ぐ息だけが喉から漏れ、震える指が地面を掻いた。
 護ると誓ったはずだ。そのために自分はここにいるはずだ。
 彼女と世界から忘れられても──彼女と世界を護ろうと。
 そうまでして得たはずの力は、どうしてあの場所に届かないのだ。
 ああ、いや、おい、待て。待ってくれ。ちょっと待ってくれ、それはないだろう。
 努力は必ずしも報われはしない。それは分かっている。この世界に来ていくつもの理不尽に出遭ってきた。
 何度も命を奪われかけ、その度に、己に降りかかる理不尽を他者に押し付けて生き長らえた。
 それが嫌になって、誰も彼もを護ろうとした結果が、これだと言うのか。
「ヒ……ミカ、ヒミカぁ……!」
 うわ言のように名を呼びながら、萎えた手足を奮い立たせた。力を振り絞って立ち上がり、けれどそれを止める者があった。
「ダメです、悠人さん! 行っては、あなたまで……!」
 誰が何を言っているのかもよく分からず、ただ煩わしいと思って、しかしもう自分にはそれを振り解く力もない。
 その間にも影は形を失っていく。断末魔の叫びは炎となって、全てを奪っていく。
 地にひざをつくような姿勢から、腕が落ち、肩が落ち、──首が落ちた。

361 :紅蓮の剣 \. 39/39:2008/01/19(土) 01:13:15 ID:0Q3/Q3N00
 ぼろりと、灰になった、何よりも大切だった少女の末路に、肺は引き攣るように息を吸い込み、心臓は鼓動を止めた。
 渦巻いていた炎は、束縛する何かから解き放たれたかのように高く高く燃え上がる。
 高熱による温度差からくる風が、悠人と時深の全身を嬲っていく。
 それは生者を弄する地獄からの嘲りであり、死者を弔する鐘の音だ。
 心臓が再び動き出し、肺から空気が押し出された。
 吐き出したとき、それは叫びだった。

「ヒミカァアァァァァァァ────────────ッ!!!」



 燃える。
 燃えていく。
 炎の妖精の全てが燃え落ちる。
 魂に宿る全ての記憶も思い出も一切合財。
 魂が孕む全ての誓いも約束も一絡げに。
 燃えて。
 落ちる。

362 :紅蓮の剣 \. あとがき:2008/01/19(土) 01:14:14 ID:0Q3/Q3N00
一つ目のタイトルと、全体の数を数え間違えてましたorz

お久しぶりです。そろそろ死亡者扱いされてそうですが、生きています。
支援の方、ありがとうございます。新人さんも増えて嬉しい限りです。
またも一年ぶりとなった『紅蓮の剣』です。怠慢ここに極まれり……
これまで投稿のたびにかなり間が開いてしまいましたが、残りについては今年度中に終わらせるつもりです。
来年度からはリアルに物書く時間がなくなりそうなので、逃げ場を作らないよう自分にプレッシャーを(ぉ

内容について。
ントゥシトラ戦だけで全てが終わっています。ントゥシトラ大好きです。
シーンはソスラスに向けて遡上中の道のりです。本編ではここでロウエタ三人と戦うことになります。
ントゥシトラ戦メインのはずが、メダリオとミトセマールも割と楽しく書けてしまいました。
やっぱり喋るのと喋らないのとじゃ結構違いが……
人間の形をしていないものを動かすのが思いのほか難しいことを知りました。上手く動かせてる自信がありません。
あとちょっとントゥシトラの性能がチートすぎたかな、と。
これから先、と言ってももうあまりありませんが、ドラゴンボール並の戦闘力インフレを起こしそうな気がします。
ヒミカは……えぇと……(汗

おそらくあと二回ほどの投稿で、話は終わると思います。それまで、どうかお付き合いください

363 :名無しさん@初回限定:2008/01/19(土) 01:16:18 ID:uKfr4MHN0
>>362
一年ぶりの登場乙!
後でゆっくり読ませて頂きます。

364 :名無しさん@初回限定:2008/01/19(土) 01:17:08 ID:uKfr4MHN0
sage忘れorz

365 :名無しさん@初回限定:2008/01/19(土) 01:29:57 ID:ebWtMp1v0
まだ半分しか読んでないが、怒濤のうpは一体全体?
ほんの直近まで連レスで苦労してたのに、何か裏技でもあるのかしらん。

366 :名無しさん@初回限定:2008/01/19(土) 06:25:18 ID:lRfFN5Zh0
キター
となった瞬間>>320の名前欄に噴いてしまった俺ガイル
さって朝っぱらから特攻しますよ、グレケンは前回から復習しないといけないから大変だw

367 :名無しさん@初回限定:2008/01/19(土) 22:44:49 ID:LLSHSe5z0
グレケンktkr!!
1年ぶり乙かれさんです。
ントゥたん強すぎw
ヒミカ、らしいけど・・・(ノω・、)
ラストまで、よろこんでお付き合いします。

368 :名無しさん@初回限定:2008/01/20(日) 04:32:01 ID:0C3Pw0sq0
>>362乙です。
はwwなwwwメダリオさん、あんたはどうしていっつもそうwwww
とか他にも色々あったけど、取りあえずエターナルとのやり取りには盛大に噴かせて頂きました。
そしてそれ以上に少年漫画の1カットを容易に想像出来るような血湧き肉踊る戦闘の数々。
特にメダリオが全ての攻撃を受け止め静止する場面などはすんなりビジュアルとして浮かんできて。
対ントゥシトラでイース6のステージボス連想してしまったのは多分自分だけでしょうけれど。

ってヒミカーー?
うわああ続き気になってしかたNEEE!!

>>365
紅氏は●餅なのではとか言ってみる

369 :名無しさん@初回限定:2008/01/20(日) 12:40:38 ID:OYINvsPN0
>311
ヘリオン諸国漫遊記お疲れ様でした。
ところどころでぷっと吹き出す表現があったりで楽しいお話です。
焼き菓子のようにヘリオンの胸に残る焼け焦げた部分。
甘いお菓子な筈なのに、ようやく手にした高級菓子には喉奥に染みるお焦げがありました。と。
山吹色のお菓子には酸いも甘いも含まれているのでしょうか。


なんだかレスティーナとユウトの元へ駆け寄るヘリオンを窓に寄りかかりながら眺めるエスペリアを幻視出来たわけで、
眼福でした。
次も期待しますよ!

>362
うおー。戦場の狼たちが華々しく刃を散らす戦いに心躍りました!
ロウエタ達が格好良すぎるw
そして聖賢者が情けないw

ミトセ姐の生への執着が良い味出してました。悠人君も聖賢を手放したりしてるのに……この違いはw
ントゥたんの矜持やら、メダリオさんの完璧振りには戦慄を禁じ得ません。
ヒロインがどうなるのか、何ヶ月後かを震えて待ちます。

>354
懇親→渾身かと

>368
そんな理由だったのか。知らんかったよウレーシェ>●

370 :名無しさん@初回限定 :2008/01/20(日) 15:13:52 ID:68dqod8S0
お疲れでした。

頭の中で鳩野夫妻の声付きで再生できるくらい
臨場感あふれる素晴らしい作品でした。
やっとヒミカルートもゴールが見えてきましたね。
気長にまってます。


371 :名無しさん@初回限定:2008/01/20(日) 20:20:17 ID:ALdJZVEL0
>>311
GJ!
まさかレスティーナエンド後の話だとは思いませんでした。
ヘリオンの視点から見た戦後の変遷とその解釈が面白かったです。ユートの活躍と聖ヨトとの絡みなんか特に。
ヘリオンのキャラがそう思わせるんでしょうが、人類は衰退しました的な雰囲気が凄い好きです。
とりあえずヘリオンカワイイヨヘリオン。

まぁ住人から反発食らう事も多々あるとは思いますけど、
個人的にはこれに懲りずに続けてくれると嬉しいなぁとか思ってるんですがだめかなぁ。

>>362
久々のグレケンktkr!
更新の日付見たらギリギリ一年経ってないんですねw
衰えることを知らない筆力にただただ舌を巻くばかりです。
バトル描写は鳥肌物でした。ントゥたんカッコカワイイヨントゥたん。

これからの展開がどうなるのか続きが待ちきれませんので、全裸で正座しながら待たせて頂きます。

372 :名無しさん@初回限定:2008/01/21(月) 00:32:50 ID:M9J7o/1L0
今年こそブログという物を始めようかと思うのですけど。

     ,ィ^i^!1-、   ヽ)/
    ,(レ´  ̄ ヽ) .く´ハ `ゝ
    i`_l !i_!li_!i!リ 〈ハノ/ノハミミ   
    jixi」 ゚ -゚ノリ  li、゚- ゚;リゞ   ……ファイアウオールの設定はしっかりしておけよ
     <(つ/ ̄ ̄ ̄//i l ii/ヽ
 ̄ ̄ ̄ヽ/SpiNet / ̄ ̄(l[_ソ ̄ ̄ ̄

373 :名無しさん@初回限定:2008/01/21(月) 00:39:49 ID:EP8g7ea30
そして数日後、エスぺリアの不用意な発言で炎上するのブロブ・・・

374 :ミ(略)の作者:2008/01/21(月) 01:47:46 ID:AfLj5BMA0
ブロブで炎上といえば散さまの御典医が陰腹召しつつ「ぶゆゆー」とバトルを繰り広げる姿が浮かびます。

そういうのはどうでもいいのですが
(こういう急カーブの書き出しをしないとマトモに人へのレスが打てない難病持ちなだけです)
感想返しの方はあえて避難板の方にさせて頂きました。
場があるなら色々使った方が活発になるかなーと思いまして。

現在はなるかなのお絵描きしつつ紅蓮の剣を読んでいます。ントゥたんかっこいい。
バケモンが知性を発揮するのは怖カッコイイっ。

375 :名無しさん@初回限定:2008/01/21(月) 02:06:07 ID:gdPnjwGH0
エス様のことだから、ユウトとの性活を赤裸々にブログに書いてしまうに違いない

376 :名無しさん@初回限定:2008/01/21(月) 03:35:08 ID:IkMt21gL0
ハリオンのブログはスイーツ(笑)とな

377 :名無しさん@初回限定:2008/01/21(月) 14:04:55 ID:y07iM3Mn0
関係ないけどエスペリアのキーボードタッチって
両人差し指一本づつだけにもかかわらず
もの凄いスピードで打ち込んでそうな気がする。レジのおばちゃんみたいに

いや、そんな気がするだけだけど

378 :名無しさん@初回限定:2008/01/21(月) 15:46:02 ID:M9J7o/1L0
雑魚スピのくせに。

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大砂漠緑化ボランティア サモドア風ハクゥテ ラキオス女学園新入生募集

379 :名無しさん@初回限定:2008/01/21(月) 19:41:13 ID:jg8vwl4C0
>散さまの御典医が陰腹召しつつ「ぶゆゆー」とバトルを繰り広げる
日本語でおk

やヴぁいならスルー水晶

380 :名無しさん@初回限定:2008/01/21(月) 21:48:22 ID:Rehuxe9Q0
最近なるかなの初回についてたアセリアをプレイしました
やっぱエターナルになる決断をするあたりは盛り上がるし、別れのシーンも普段はキモウト呼ばわりの妹もいいキャラだった
やっぱ、なるかなの委員長ENDはいろいろと台無しだと思う……。完全な蛇足だよなぁ

381 :名無しさん@初回限定:2008/01/21(月) 22:07:07 ID:M9J7o/1L0
>380
わざわざこっちで書くと言うことは、
あなた、ニムモエですね? 隠さなくても良いですよ。
やはりスク水を着せてみたい(+ビート板)キャラNo.1だけのこと有りますよね。

って枕は置いて。
実際に忘却された状態で仲間に接する部分が全くのゼロだったのが、エターナルを軽くしていると思うのよね。
結局渡りの設定は、エトカリファ限定ルールなのかね。

382 :名無しさん@初回限定:2008/01/21(月) 22:58:10 ID:+54ZxG8A0
なあ…気づいてしまったんだが…
無いんだ…保管庫に…王女様の絵がいちm

383 :名無しさん@初回限定:2008/01/22(火) 10:15:02 ID:o3htqdlw0
それって、単に人k

384 :名無しさん@初回限定:2008/01/22(火) 12:53:26 ID:T7WqngEf0
この前、今俺がやってるMMOで「レスティーナ」って名前の人がいたぜ!
「聖賢者ユート」って人と「エスペリア」って人と「若本」って人も発見したが・・・

色んなMMOでたまにアセリア関係っぽい名前の人見かけるわぁ

385 :名無しさん@初回限定:2008/01/22(火) 15:05:01 ID:t+Nt7kHP0
若本は別にアセリア関係ってわけでもないだろうw

386 :いんたぁでぃぺんでぃんす:2008/01/22(火) 21:40:41 ID:a4dNPu2D0
 
「暇だね〜〜」
「ああ、暇だな」
「ニムは別にいいけど」
「ああ、ニムはそうかもな」
「ネリー、ちゃんと休息を取るのもわたし達の仕事よ」
「そうよ、他のメンバーが帰って来たら交代なんだから」
「だってさあ〜」

戦いは、小康状態を保ち続けている。
ので、本格的な戦闘は無いものの、前線警備や他の用事で常に半分以上の仲間達がラキオスにはいない。
とはいっても取りあえずここ、第二詰所はすっかり緩みきった空気に満ち溢れている。
うららかな昼下がりに集まったのは、セリア、ネリー、ニム、ヒミカ、ナナルゥ、それに俺。
つまり今回の待機組全員がテーブルを囲み、お茶を飲みながら休息という名の一時の平穏を過ごしている訳だが。

「休息ったって、こう暇だと身体が鈍っちゃうよ。ね、ナナルゥ?」
「問題ありません。身体機能は正常に稼動しています」
「そうじゃなくて〜」
「うるさいなあもう。隣で騒がないで」
「なにをー」
「……ふんっ」
そわそわと落ち着かないネリーに、テーブルにこてんと頭を預け、横を向いたままのニムが突っかかる。
しかしこの程度の事で睨む目付きが鋭すぎるというのは、やっぱりどこか機嫌が悪い証拠だろう。
がるるる、ふーっ、という擬音が聞こえそうな感じで牽制し合う二人に呆れながら、隣のヒミカに囁いてみる。


387 :いんたぁでぃぺんでぃんす:2008/01/22(火) 21:41:27 ID:a4dNPu2D0
 
「なあ、止めた方がいいんじゃないか?」
「あ、はい、大丈夫だと思います。どうせいつもの事ですし」
「いつもの事?」
「はい。シアーとファーレーンがいないのが寂しいのでしょう」
「……ああ」
いつもの相棒が隣に居ない。それがいらいらの原因か。
言われてみればネリーはたまに誰も居ない空間を振り返っているし、突っ込むニムもニムで何だか覇気が無い。
納得していると、ナナルゥが黙って俺のお茶を注ぎ足してくれる。仄かな香りが鼻をくすぐり、気持ちが落ち着く。
口をつけると、以前どこかで味わったような甘く爽やかなブレンドだった。これは確か、ヘリオンが料理の訓練で。
「なあナナルゥ、これって」
「はい。ヘリオンに教わった通りに再現してみました」
「やっぱりか。うん、美味しいよこれ」
「……ありがとうございます」
「?」
珍しく頬を染めて俯くのは新鮮でいいのだけれど、そのわりには何だか元気が無い。
自分の分も注ぎ、そっと口に含む仕草もどことなく普段の機械的なものが影を薄めているというか。
いや、それはそれで喜ばしい事なんだが、何か引っかかるというか。


388 :いんたぁでぃぺんでぃんす:2008/01/22(火) 21:42:37 ID:a4dNPu2D0
 
「……熱っ!」
「お、おい!」
「ちょっとセリア、大丈夫?」
「大丈夫、ちょっと零しただけ」
「カップ、割れなくて良かったね」
「ニム、そんな事言ってる場合じゃないよ! ほらセリア、ハンカチ」
「え、ええ。ありがとう、ネリー」
「へへ〜、セリアでも失敗するんだね〜」
「……もう」
「で、本当に大丈夫なのか? 火傷とかしてないだろうな」
「あ、あ、あああありがとうございますユート様。でも、本当に平気ですから」
「セリア、顔が赤いですよ」
「う、五月蝿いわね!」
咄嗟にお茶のかかった掌を調べてみたが、少し赤くなっているだけで、どうやら水ぶくれとかにはなっていない。
しかし安心して手を離すと、その途端セリアはそそくさとその手を庇うように胸に抱え、縮こまってしまう。
良く考えてみたら普段の彼女なら怒鳴り飛ばされていてもおかしくない局面だったので、どうにも調子が狂う。
誤魔化すようにカップを摘み、窓の外を眺める。相変わらずぽかぽかとした日差しの中を、鳥が一羽飛んで行く。


389 :名無しさん@初回限定:2008/01/22(火) 21:44:30 ID:t0mpH8T00
支援

390 :いんたぁでぃぺんでぃんす:2008/01/22(火) 21:45:26 ID:a4dNPu2D0
 
「……はあ〜〜」
「……」
今度はヒミカか。見ると、お茶請けのヨフアルをじっと眺めた姿勢のまま考え事をしている。
赤い瞳の視線の先がヨフアルの一点に集中されているので、放っておくと燃え出しそうだ。
などと妙な連想をしながら同じようにヨフアルを摘み、何気無くぱくついてみる。
「……ぐっ」
口中に広がる芳醇な味わい。粉っぽさ。というか塩辛い。そして苦い。
しかし吐き出す訳にもいかないので、慌ててお茶で流し込む。落ち着くと、何故か笑いが込み上げてきた。
「ははっ。ヒミカでも失敗するんだな」
「……申し訳ありません、ユート様」
「……あれ? ……あ痛っ」
「ばかユート」
ネリーを真似て冗談にしたつもりだったのに、ヒミカはしゅん、と余計に項垂れ、部屋に重い空気が漂う。
しかも直後、テーブルの下ではニムには思いっきり脛を蹴り上げられてしまうというおまけ付き。
涙目になりながら足を抱え込んでいると、いつの間にか側に来たセリアが気遣うように耳打ちしてくれる。
「今日は、ハリオンがいませんから」
「……そっか」
「ですから、その」
「分かってる、そっとしとくよ……お?」
納得しつつ、改めて席に座りなおすと、しょんぼりしたヒミカを除く全員が無言で冷やかな視線を送ってきていた。
その中でも特に、ニムとナナルゥの視線が痛い。気のせいか、殺気のようなものまで籠められている。
しかし自業自得なので耐えていると、ネリーが突然呆れたように両手を広げ、すっとんきょうな声を上げた。
「も〜、しょうがないなぁユートさまはぁ。駄目だよ、そーゆう事言っちゃ」
「あ、ああ、ごめんな」
「くーるなネリーはへーきだけどね。ニムもナナルゥもヒミカもセリアも、寂しいの我慢してるんだからぁ」
「そ、そうだよな。ニムもナナルゥもヒミカもセリアも、みんな寂しいのを我慢してるんだよな」
ずびしっ、と指を指しつつ文字通り指摘してくるので、思わず苦笑いを返しながら復唱してしまった。
すると妙にお姉さんぶったネリーもよし、許そう! とか偉そうににーっと笑ってくれたので、ほっとする。
と、ここまでが明るい雰囲気に助けられたと思った瞬間だった。だがしかし。


391 :いんたぁでぃぺんでぃんす:2008/01/22(火) 21:47:07 ID:a4dNPu2D0
 
「……え?」
がたがたっと椅子の音が響き渡ったかと思うと、残りの4人が取り囲みつつ詰め寄ってくる所だった。
「な、なんだろう?」
「ニムは寂しくなんかないぃっ! ネリーやナナルゥやセリアやヒミカは知らないけどさ!」
「アセリアが居なくても寂しくなんてありません! ネリーやナナルゥやヒミカやニムとは違います!」
「ヨフアルを失敗したのは認めますが、ネリーやナナルゥやニムやセリアみたいに寂しくはありません!」
「理解不能です。ヘリオンが不在だと、ネリーやニムントールやセリアやヒミカと同症状に陥るのでしょうか」
「だ、だからネリーはくーるだからシアーがいなくてもへっちゃらなの!」
「ちょ、ちょっとみんな落ち着」
「ふん、大体ニム、知ってるんだから。ネリー、いっつも寝言でシアー、シアーって」
「うわっ! ニ、ニムだってファーレーンの居ない部屋でカビ生やしてたくせに〜〜っ」
「セリア、貴女が部屋でアセリアの創った銀製の指輪を触りながら溜息をついているのは何か関係があるのですか?」
「ななななっ! なんで知って」
「ヒミカが文句を言いながらもハリオンの家事一切を代わりに勤めているのも何か関係が」
「あーあーっ! ナナナナナルゥ? 貴女だってよくヘリオンの部屋でぼーっと髪飾りを物色してるでしょうが!」
「あー、その、な」
「ユートさまは黙っててっ!」「「ユート様は黙ってて下さい!」」「ユートは黙ってて!」「なんでしょうか」
「……はい」


392 :名無しさん@初回限定:2008/01/22(火) 21:47:19 ID:t0mpH8T00
支援


393 :いんたぁでぃぺんでぃんす:2008/01/22(火) 21:48:52 ID:a4dNPu2D0
 
「ニム、カビなんて生やしてないっ!」
「ふっふ〜ん。いーや、生えてたね。さっすがグリーンスピリットって、ネリー感心しちゃったもんっ」
「くぅ〜〜〜こんのぉっ。枕にシアーって名前付けて抱きついてたこと、言いつけてやるからっ!」
「ぬなっ! ……がるるるーっ!」
「ふーっ!」
「ナナルゥ! 覗きはあれほど止めなさいとっ」
「今度やったら天井裏ごと蒸し焼きにするわよっ!」
「で、ユート様。なんでしょうか」
「「人の話を聞きなさいっっ」」
「……あーもう、勝手にしてくれ」
結局全員が誰かの安否を気遣ってぴりぴりしているのは良く判ったので潔く諦め、居直ってカップを手に取る。
喧騒をよそに窓の外を眺めると大きな木の枝に小鳥が二羽、仲睦まじげに寄り添い囀っていた。
そよ風が靡いているらしく、揺れる枝の先で生い茂った葉が揺れている。……心底、その景色が羨ましかった。


394 :名無しさん@初回限定:2008/01/22(火) 21:51:49 ID:t0mpH8T00
支援

395 :いんたぁでぃぺんでぃんす:2008/01/22(火) 21:52:16 ID:a4dNPu2D0
 
「……ん?」
そんなこんなで小一時間。ふと、玄関の方から物音が聞こえたような気がしたので立ち上がる。
応接間のノブを握ると、扉の向こうから賑やかな声達が聞こえてきた。どうやら帰ってきたらしい。
しかし振り返ってみても、喧々諤々激論に夢中な5人はどうやら気づいてもいないようだった。
仕方が無く自分だけでも迎えに行こうと扉を開く。すると玄関の声が、よりはっきりと伝わってくる。
『た〜だ〜い〜ま〜か〜え〜り〜』
『ん。帰った』
『ただいま戻りました』
『帰ったの〜』
『ただいまです〜』
「ああ、おか」

    ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

  「「「「「おかえり(なさい)っ!!!♪」」」」」


396 :いんたぁでぃぺんでぃんす:2008/01/22(火) 21:53:37 ID:a4dNPu2D0
 
「……ぇ、り」
一瞬、何が起きたのか理解できなかった。ふと気が付くと、いつの間にか地べたを這いずっている俺がいる。
それに、何だか背中が酷く痛い。丁度こう、背後から象の大軍にでも踏み越えられてしまったような。
『あらあらヒミカさん〜、そんなに急いでどうかしましたかぁ〜』
『あ、や、なんでもないわよ。それよりヨフアル作るの手伝って、一人でみんなの分作るの大変なんだから』
『あらあらぁ〜、はいはい〜』
『セリア、待たせた』
『だ、誰も貴女なんか待ってないわ』
『ん、ただいま』
『……お帰りなさい、アセリア』
『あっ、ナナルゥさん、ただいまです』
『……不思議ですね。何だか心が落ち着きます』
『ふえ?』
『へへ〜、シアーぁ』
『やんっ! も〜どうしたの〜、くすぐったいよネリー』
『……お姉ちゃん、お帰り』
『あら……ふふ、ただいまニム』


397 :いんたぁでぃぺんでぃんす:2008/01/22(火) 21:56:38 ID:a4dNPu2D0
 
「……なるほどね」
玄関の方から、黄色い歓声が聞こえてくる。なんて判り易い、もとい素直じゃない連中なんだ。
っていうか、今の俺の立場は一体。ああ、床が冷たくて気持ちいいなぁ。
まあ、みんなが笑ってるなら俺の立場なんてどうでもいいんだけど。
少なくとも先程までの重苦しい雰囲気よりは断然良い。それに、俺だって。
「ユ、ユート殿?!」
「うわあ、パパ、どうしてこんな所で寝てるのぉ〜?」
「ウルカにオルファか……放っといてくれ、俺は今もの凄く気分が良いんだ」
「何を馬鹿な……お待ち下さい、今回復して差し上げますから」
「ああ、ありがとうエスペリア、でも本当に大丈夫だから……あ、そうだみんな」
「はい、なんでしょう?」
「なになに〜?」
「どうか致しましたか、ユート様」
「お疲れさま。おかえり」
「「「あ……はいっ」」」
それに俺だって、寂しかったのは一緒だし。
この満面の笑みが見られるのならば、多少踏みつけられる位はどうって事ない。なんたって、カゾクだからな。


398 :いんたぁでぃぺんでぃんす:2008/01/22(火) 22:00:40 ID:a4dNPu2D0

  == 余談 ==

数日後。
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「ユート様、今度はセリアとヒミカとニムとナナルゥとネリーが前線に赴いておりますので……」
「うん、そうだよな、暇だよな」
「は?」
「あ、いやなんでもない。お、このヨフアル美味いな」
「ユ、ユート様、いつの間に苦味を克服されたのですか?」
「ははは変な奴だなぁ。何言ってるんだよエスペリア」
「ですがそれは失敗……いえ、何でもありません」

どっとはらい。


399 :信頼の人:2008/01/22(火) 22:02:02 ID:a4dNPu2D0
前スレ&現スレの流れで連続で思い起こされた例の料理イベントからこんなん出ました。
支援、ありがとうございます。レムリア可愛いよレムリア。

400 :名無しさん@初回限定:2008/01/23(水) 03:05:05 ID:LCa5uQxTO
>信頼の人
GJでした
人と人とは繋がっている…といった事をばっちり表現出来ているよい作品でした


以下、チラ裏
寒い中、コミトレに行ってきました〜
久しぶりに行く規模の大きい即売会で、創作意欲が刺激されました
といった訳で、時間を作って近い内に一本書いてみようと思ってます
…絵を描く練習もしなきゃ

401 :名無しさん@初回限定:2008/01/23(水) 13:09:52 ID:ocIt4SkC0
>399
「ははは悠人。そいつは災難だったな」
「ちえ。しんみりするいい話だろうが、破戒坊主め」
「……ふ、それはそれだ。で……何色だったんだ?」
「は?」
「惚けるなよこのこの。うしし、ちょっと首を巡らせれば目くるめく花園だったわけだろ!? 白か? ニムントールちゃんならワンポイントもありだな。
次は俺も踏みつけられてえぜ!!」

「あんたは前線から帰ってくるなぁっっっ!!!」ずがーん


とまあ、セリアやらナナルゥまでニムネリレベルのエヒグゥ症候群だなんて感動したw!

402 :名無しさん@初回限定:2008/01/24(木) 22:46:11 ID:On5MfWlc0
画像板にネ申現る


って女王様が言ってた

403 :名無しさん@初回限定:2008/01/26(土) 00:22:04 ID:Jqg6w5hT0
演劇第一幕の、相性診断を施したら、
クォーリンと光陰はどんな色に……。

白スピ「こ、この深緑色は……」
クォーリン「ど、どうなんですか!?」

404 :名無しさん@初回限定:2008/01/26(土) 16:56:07 ID:ozohuCc80
白スピ「ま、稀に見る相性の良」

  ―――――――
  (自分だけ幸せになろうとしてもそうはさせません)
  ―――――――

クォーリン「…あ、あれ私一体。確か占いを依頼して」
     _
  「,'´r==ミ、
  くi イノノハ)))
   ■■■■■  <お答えしましょう。残念ながら二人の色は交わることも無く
   j /ヽ y_7っ=
  (7i__ノ卯!
    く/_|_リ  

405 :名無しさん@初回限定:2008/01/26(土) 20:18:01 ID:MgZDCAGX0
>>399
遅ればせながら乙。
皆して寂しがりなんですな。
何気にナナルゥとヘリオンのかpが意外。

>>404
ちょwwwおばwww

406 :名無しさん@初回限定:2008/01/26(土) 20:55:39 ID:pjnfTzKv0
たまに思うんだ
EXPANSIONは某若作りの巫女が本編中の結末(他のヒロインのEND)が気に入らないから時間を戻してやり直した世界なんじゃないかって
多分、何度もやり直してユートが自分を選択するような行動を選び続けてるんだ
今日子ルートはただの失敗でEND後に巻き戻されてるんだ

407 :名無しさん@初回限定:2008/01/26(土) 21:39:25 ID:GyPBYB8e0
俺ら「ええとここなんのスレだっけ。ああそうだ、永遠のアセリ」

  ==暫くお待ちください==

俺ら「そうそう、時詠みのトキミンだっけか。それの雑魚スピがいい味出して」

  ==暫くお待ちください==

俺ら「おbsn可愛いよおbsn」


こんな感じか

408 :名無しさん@初回限定:2008/01/26(土) 22:52:14 ID:1ISq60dz0
時間の撒き戻しの歪みが溜まりに溜まり、PS2のハーレムルートが固定化

そして父親の種馬っぷりに愛想を尽かしユーフィがロウエターナルの少女に走ると

409 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 00:02:22 ID:ynd/v8Zm0
now loading

410 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 08:35:06 ID:zb5XpZv50
  |,__
  |r==ミ、
  |ノハ)))
  | ゚ヮ゚ノl| <暫く大人しくしてみれば…
 =⊂)/i !
  ||リ/l_」
  |'
  |

411 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 08:36:55 ID:zb5XpZv50
     __
  「,'´r==ミ、  まずは貴方から             >>90
  くi イノノハ)))                       ∧_∧
   | l|| ゚ヮ゚ノl|                       (´∀` ) 命も宿命も聖威も叢雲も刹那も時詠も
   j /ヽ y_7っ=                     .(>> )
  (7i__ノ卯!                        | | |
    く/_|_リ                        .(_(__)


     __
  「,'´r==ミ、                          
  くi イノノハ)))     シュパッ!               ∧_∧
   | l|| ゚ -゚ノl|         .=−= .△        (´∀` )  ?
 ⊂ヽ_ヽ y_ヽ7つ       =−三[ |×| ]       (>> )
  ( ソ ノ卯! 彡        −=  /.∧ヽ       | | |
    く/_|_ じ        −=−            (_(__)
   ψ  &


     __                     ボワンッ!!
  「,'´r==ミ、                     (⌒ ⌒ヽ !?
  くi イノノハ)))                 (´⌒  ⌒  ⌒ヾ∧
   | l|| ゚ヮ゚ノl|                ('⌒ ; ⌒   ::⌒  ))
 ⊂ヽ_ヽ y_ヽ7つ               (´     )     :::)
  ( ソ ノ卯!レ                (´⌒;:    ::⌒`) :;ソ|
    く/_|_ じ                 ヽ  ヾ  ノノ  ノ__)
   ψ  &

412 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 08:37:45 ID:zb5XpZv50
    __
 「,'´r==ミ、  余計なお世話です
くi イノノハ)))  \\
 | l|| ゚ヮ゚ノl|    | |
と( /y/ ̄)し    | |
   Y_/ノ   人
  くσしレゞ  <  >_Λ∩
  // ψ //. V`Д´)/ <<164-165
 レ_フ彡        / 


               'r==メヽ7 
   _____  ガッ!! ((ハ从ノ i>
 /:\._>>141_\   |i、ヮ゚|i) | 隠れても無駄です
 |: ̄\((∩(`Д((( ☆⊂/i y ハ8
 |:   |: ̄ ̄ ̄∪:|    L卯 メ__iリ
               〈/」_i ゝ

    _
  「,'´r==ミ、パンパンパンパンパン
 くi イノノハ))) ∩   
  | l|| ゚ヮ゚ノl彡☆))Д´)☆))Д´)<<136
    ⊂彡☆))Д´)☆))Д´)<<137
     ☆))Д´)☆))Д´)<<139

413 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 08:53:12 ID:zb5XpZv50
    「,'´r==ミ、
    くi イノノハ)))
     | l|| ゚ヮ゚ノl| <おbsn言うな
     j /ヽ y_7っ=
    (7i__ノ卯!
        ヽ    ヽ.)  \
        \ \ \ ヽ、    r、,从,/{
          ヽ 、\ ヽ    } ,.- 、 し' >>103
              \\\   // Z/   ヽ{
                \\ / //,ヘ} |/
                 ヽ、\   |!i|
            : ∴  /〃\ \.i !        `・  。・
                   从ノ{/  \ヽ\    //; ゚ ,,. -―- 、
             ,、_,、⌒ヽて∴  \、ヽ、 //`。 γ´  、ヽ  ヽ>>223改変乙
        >>215 (Д li )  }/   `  l| i! \ ノ{ ∴ (rゥ li lヽ__)、_,)
               と と;;;)っ     | i!/ ;;  Zゝ,,_ヽ/\,|
               `ー'       |i! !/ 。・ 、}ノY^ヾ
             / /       / | l!    ;`・; ヽ、\ 、 ヽ、从/{
             /〃    //ヽ、,从/ ・      。\ヽ、\ ヽ、 て
            〃/  ///  ノγ⌒ ∴  `。     \ヽ`、 } ( >>225
            〃/ //     ヽ{   _,.∧∧  ・     // ノ  7
           /〃//     <  c(´_,(li Д )つ   //  ⌒Yヾ
         /{ / //        ∨ (_,.'´>>405 / /
        Z ヽ,                l! !      //
        `'>  ーァ>>407    .  |i !    //
          Y⌒ヾ           |l i!   //
                       |i! /  }て
                       i/ / (
                      ヽー‐''   7 >>138
                       }/ヽ}^Yヽ

414 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 08:54:00 ID:zb5XpZv50
    (⌒⌒)
     l  l
     __   ,、
  「,'´r==ミ、 ^
  くi イノノハ)))o 、
   | l||."□ノl|ノO ヽ もーっ、きりがありませんっ!こーなったら!
   j /ヽ y_7 ニ〇 )
  (7i__ノ卯! ヽO ノ
    く/_|_リ .゚´


415 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 08:56:43 ID:zb5XpZv50
   "
     ´∴        __        ゜ヾ´      ″´∴
             「,'´r==ミ、―≡ ̄`:∵∧_∧´∴∵゛'
          __くi イノノハ))≡―=',((( >>   )≡―=‥、 ∵゛、゜¨>>404-407
        , ≡ )| l|| ゚ヮ゚ノl|r⌒)  _/ / ̄ =―≡―   _
      ´∴'≡く / ∧   | y'⌒  ⌒ ヽ イノノハ))(  ≡―=‥、,、
     ″″    \/〈(((ノ从|  />>  | | ゚ヮ゚ノ`=―≡―∞
     "        ||( ゚ヮ゚ー' |   |ヾノ   //
             =―≡ ̄`:, | ,  | ( ̄=―≒‥,,
  "       ,゛"=―≡―=',/  ノ )∵`=≡―=
            ″( ゚ヮ゚∴/´/ / |  | , ゚ヮ゚ノ'ゞ    ∵゛、 ゜  ¨
  ヾ       =―≡ ̄`:゛/ / \|  |≡―=‥、,、   ヾ
      ,゛"=―≡―='(  |  (  |=―≡―∞=@   , 、∴
               /  |  |  |\ \  ´ ∴  ヾ             .
  ・            / / |  |   | ヽ/⌒〉
     .... .  ............ . .(_  「 _) (_〈_/....... .  .. .  .... .
     __
  「,'´r==ミ、
  くi イノノハ)))
   |∩| ゚ヮ゚ノl|  たいむしふと>>1-415
  ((ヽヽ y_7ゞ
    ノ卯 !
    く/_|_リ

416 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 09:07:23 ID:zb5XpZv50
     __
 「,' ´r==ミ、
く i イノノハ)))
  i l||゚ ヮ゚ノl|  <…ふう。久し振りにフルコンボすると疲れますね
  i (/つ旦O  
  i と_ノ_')_)>  旦旦旦旦旦

417 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 09:12:23 ID:m3VyHRRx0
年だね、おばさん

ってあっちの方から。

418 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 12:02:12 ID:tUTywSnx0
>>410-416
久々のおばラッシュ乙

419 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 13:15:13 ID:7d9AofdS0
今更だけど愛称にキレられてもなぁ・・・
時深ちゃんの方がはるかに痛々しいだろうに

420 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 13:51:56 ID:yXljAG7W0
ばばあ結婚してくれ!

421 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 14:59:41 ID:ADUtd1nv0
鯖が落ちてるからってこっちでやるなっつーの
まあこのスレの住人のスルー力には目をみはるもんがあるけどな

422 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 20:04:36 ID:kj7RiF0E0
>>408だけ見逃されている不思議

423 :名無しさん@初回限定:2008/01/27(日) 22:25:20 ID:DHcHZvmt0
>>419
何か遥か以前そんな話題出た事あったな、
違う愛称考えてあげようぜってなノリで。どこだっけか

>>422
ハーレムは許容範囲内なのかも試練

424 :名無しさん@初回限定:2008/01/28(月) 01:04:28 ID:bBlgLF280
>>420
その台詞って、別のゲームのラブコールだろ?
時深おbsnには通じないよww

425 :名無しさん@初回限定:2008/01/28(月) 01:29:54 ID:CSMn2ksL0
年増にしばかれるのが大好きスレと聞いて飛んできました

426 :名無しさん@初回限定:2008/01/28(月) 15:52:02 ID:tNFov1zR0
>>423
ほら、一応自分も結ばれてるし

427 :るーむしぇありんぐ:2008/01/28(月) 23:28:18 ID:H5EPBg0A0

一旦Lv.上げの為にと膠着させてみたマロリガン最前線。
殉教者の道の入り口にさしかかるこの街は大陸でも珍しく、付近に広がる森の木々が銀の装飾を纏っている。
その、戦争の合間に訪れたささやかな休日。雨どいにつららが伸びる、穏かな昼下がり。
雪を見てしまってはもう落ち着かず、犬も喜ぶやっかいな性(さが)で外を飛び跳ねる年少組とはうって変わり、
ここニーハスの仮設詰所に集まった4色8人の年長組は、コタツを囲んでの和やかな談笑なぞを交わしている。


  構図:
              ヒミカ  ハリオン

        ナナルゥ            ファーレーン
                 こたつ
        ウルカ             セリア
     
             エスペリア アセリア  


428 :るーむしぇありんぐ:2008/01/28(月) 23:34:18 ID:H5EPBg0A0
 
「うーん暖かいですねぇ……ハリオン?」
「すやすやぁ〜……zzz」
「あら?……ふふ」
もとい、1名は既に脱落。残り7名。
既に小1時間は花が咲いたソゥ・ユート談義に、元々ぼんやりとした精神が耐え切れなかった様子。
隣のファーレーンが柔らかに微笑み、コタツの中央に積まれた冷凍モンナの山に手を伸ばす。
その正面でモンナの皮を剥き、共食い寸前のヒミカは憮然とした表情を隠しもしない。

「寝てるのはまぁいつもの事だけどさ。こう見せ付けられるのも何だか腹立つなぁ」
「自分の胸を枕にするって……何というか、器用ね」
「ハリオンですから」
うつ伏せになったハリオンは、天板に乗せた自らの胸の谷間に顔を埋めて寝こけている。
ヒミカがこぼさなくてもその驚異的な光景は、先程から無言の羨望と嫉みと呆れの視線に晒され続けていた。
お気に入りのハーブを口にしながらあくまで冷静な姿勢を崩さないセリアに、更に冷静なナナルゥが答える。
するとその視線の種類を微妙に勘違いし、自らも試そうと好奇心旺盛なのがウルカとアセリア。
「……手前にも出来るのでしょうか」
「ん」
「こら、いけませんアセリア。お行儀の悪い」
ウルカは再現可能っぽいが、アセリアはまだこれからの成長に期待といったところで、悪戦苦闘四苦八苦。
ちなみに窘めようと苦笑しているエスペリアの表情には、どことなく成功者のような自信が漲っている。


429 :るーむしぇありんぐ:2008/01/28(月) 23:36:00 ID:H5EPBg0A0
 
「それにしても……」
「……狭い、ですね」
互いを窺うように、隣り合わせのセリアとファーレーンが呟く。
それもそのはず、4人しか入れないような通常大のコタツの中に、計16本の美しいおみ足がくんずほぐれつ大渋滞。
もじもじと軽く身を捩るだけでも誰かの太腿に触れてしまう。何かの拍子にうっかり不可侵区域へと突撃しかねない。
まるで白鳥のように上半身だけで優雅にモンナを頂き、ハーブの香りを味わい、誰かの話題に微笑みを返す。
しかし水面下で行なわれているのは、遠慮しつつの懸命なテリトリー争い。擦れるハイソの皺も気になるお年頃。
「ちょ……やめてよ」
「へっへっへ」
妙な笑みを浮かべながらの攻めナナルゥに、受けヒミカが言葉だけの抵抗を示す。
ぷるぷると細かく震える指先で、それでもモンナの白皺を丁寧に剥く素振りを絶やさないのは流石というべきか。
調子に乗ったナナルゥの爪先が器用にもつつつーと這いずる度に奇妙な感覚が背中を駆け上がってくるのにも耐える。
恣意的では無いにせよ、各地では頻繁にその手の接触事故による被害が多発しており勢力図の変化が目まぐるしい。


430 :るーむしぇありんぐ:2008/01/28(月) 23:40:34 ID:H5EPBg0A0
 
「ねぇちょっと強くない? ヒートフロア」
「いえ、『消沈』の力に別段変化は確認できません」
「そうでしょうか。では、ヒミカ殿が?」
「わ、私はもうとっくに止めてるわよ」
「ん。ちょっと暑い」
「そうですね、私もちょっと……あ、あら? エスペリア? エスペリア?」
「……うきゅぅ」
とか言っている間にも犠牲者1号発生、残り6名。そして緑全滅。
顔に微笑みを張り付かせたままスローモーションでうつ伏すメイドはある意味シュールな光景。
ぽふり、とダイレクトキャッチした胸が歪んで衝撃を吸収し、皮肉にも先程までの自信を見事に証明してみせる。
それにしても、熱にも寒さにも勝てないとあっては体質の弱さというだけではもうフォローのしようもない。
皆気の毒そうな、それでいて無かった事にしておいてあげた方が、といった戸惑いの空気が流れ、視線だけで牽制し合う。
そんな中、あまり表情には出さないが微かに頬を膨らませて不満げなのは窘められたばかりのアセリアとウルカ。
「ん。エスペリア、自分だけずるい」
「ふむ、では手前も」

ごいん。

「……痛い」
「ふむ、これは中々。おや、アセリア殿、いかがなされた?」
決して小さいという訳では無くとも、ハードルが高ければ振るい落とされるのが世の常。
無事クリアしたウルカは何故アセリアが失敗したのか判らず、そのボーダーラインにすら気づかない。悲喜こもごも。


431 :るーむしぇありんぐ:2008/01/28(月) 23:42:28 ID:H5EPBg0A0
 
「あー、えっと、そっとしておいてあげなよウルカ」
「それはぁ〜同族、相憐れんでいるのですねぇ〜」
「誰がよっ! ……って寝言? 質悪いわね」
そしてボーダーラインを知るのは常にドロップアウトした者のみ。
文句を言いながらも、正面のヒミカは倒れたエスペリアが所有していた空間の占拠を早速試みる。
しかしそのスペースには既にウルカのおみ足が2本立ち塞いでいて、褐色のバリケードが何人たりとも侵入を許さない。
流石大陸にその名を馳せた漆黒の翼、こと局地戦に於いては同族に遅れを取った事などはないのである。

「ところでセリア、は、あ、あれは良くないのでは」
「え? いきなり何よ、あふぁっ、ファ、ファーレーン」
ヒミカとウルカによる激しい制空権争いの間、ファーレーンとセリアは太腿同士を心ならずも摺り合わせながら、
それでもじんわり汗を掻きつつ表面上ではあくまで日常的な会話を継続しようと試みている。
しかしやはり反射的な刺激にはいかんとも抗し難く、所々吐息混じりなのが傍から見ると色っぽい事この上ない。
「で……ンッ、すからその、アッ?!」

ぱたり。

「……え? ちょっとファーレーン? わ、私じゃないわよ?」
「奇襲成功。拠点占拠完了しました」
隣のセリアとの凌ぎ合いに夢中ですっかり油断していたファーレーンの甘くなった太腿の間をすり抜けたのは、
一瞬の機会を虎視眈々と窺っていた赤いニーソックス。威力3倍、情熱の爪先イグニッション。
燻ぶりかけていた所に敏感な部分をピンポイントで責められたファーレーンは一瞬ぴくん、と顎を仰け反らせ、
短くあ、と漏らしたかと思うと糸の切れた操り人形のように机の上へと突っ伏してしまう。
取りあえずの脅威が去った筈のセリアでさえもが一体何をしたのかとその手並み、もとい足並みに呆れ返る。残り5名。


432 :るーむしぇありんぐ:2008/01/28(月) 23:46:16 ID:H5EPBg0A0
 
「良く判らないけどやるわね……レッドスピリットのくせに素早い」
「へっへっへ」
「ちょっとナナルゥ、重い、重いってば!」
「……そこはかとなく失礼ですねヒミカ」
自らの肢を踏み台にされてしまったヒミカが狭い空間で身悶える。
が、質感たっぷりの太腿にがっちりホールドされていて動けない。ニーソックスの皺だけが増えていく。
しかも摩擦が余計にコタツ内温度を上昇させ、既にヒミカの額からは玉のような汗が滴り落ち始めている。
「そんな事より、お陰でファーレーンが何を言おうとしていたか判らなくなったじゃない」
「熱いし、重いし……」
「セリア殿、ファーレーン殿はきっとこのような諍いを嘆いておられたのではないかと」
「うるさいですよ、ヒミカ」
「ああ、なるほどね。確かに、あまり暴れられると机の上も危ないし」
「あああ重いー! あああ熱いー!」
「ずずず……うむ、コタツの作法とは、和む事にこそあるのではないかと」
「凄い、この振動の中で、零さない」
「感心してる場合じゃないでしょアセリア、私達もモンナを抑えるわよ」
「ん。ところでウルカ、暑くないのか?」
「心頭滅却すれば、ヒートフロアもまた涼しですアセリア殿。ずずず……」
「だあああああっ! 何でこんな我慢してまで篭っていなきゃ――――はぅっ」

くたり。


433 :るーむしぇありんぐ:2008/01/28(月) 23:48:38 ID:H5EPBg0A0
 
「あ、治まった」
「すみませぬ、余りにも煩わしかったものですからつい」
「つい?」
「その、土踏まずと小指の付け根の急所にこう、左脚の親指で順に刺激を与え、撃退致しました」
「よほど凝っていたのでしょう、悶絶している可能性が高いようです。ですがこれで心置きなく乗せて置けます」
「どこが心頭滅却よ……敵にだけは回したくないわね」
「ウルカ、その技知りたい」
「これはハイペリアに伝わるシアツという秘伝でツボを誤ると危険なのですが……ふむ、ではこの後訓練ででも」
「ちょっとウルカ、うちの子に変な事教えないで頂戴。アセリアも、頼まない」
「そうですか……残念です」
「……残念」
「へっへっへ」

残り4名。


434 :るーむしぇありんぐ:2008/01/28(月) 23:50:59 ID:H5EPBg0A0
 
ようやく通常の定員に落ち着いたコタツだが、脚の数が減った訳ではないので人肌により確実に温度上昇を続けている。
そこでアセリアは殆ど自己保存の為、セリアは周囲に気を配り、こっそりとアイスバニッシャーを試みている。
だが、ヒミカが気絶してヒートフロアの威力が半減しているにも拘らず、何故か一向に効果が上がらない。
自然、2名の視線は自然ともう1人のレッドスピリット生き残り、すなわちナナルゥへと集中する。
「……なにか?」
「いえ、なんでもないわ。それにしてもやっぱり少し暑すぎるようね」
「気のせいでしょう。少なくとも私は快適と認識しています」
「ん。ナナルゥ、『消沈』」
「……ふむ。これは」
ウルカも加わり、全員の視線が今度はナナルゥの傍らに寝そべっている『消沈』へと注がれる。
そこにはぶ厚い刀身に煌々と照らされ、活発に増殖を続けている炎のマナ。倍率ドン、更に倍。
「……」
「……」
「……」
「問題ありません」
「問題ありません、じゃないでしょっ! マナよ、我に従え 彼の者を包み、深き淵に沈めよ」
「セリア、エーテルシンクは強すぎ。お茶が、ん、零れる」
「そういう問題ではありませぬアセリア殿。止めないと我々も巻き添えに」
「ん。まかせろ」
「……ひゃっ! ちょっと、何!?」
かっとなったセリアを制止するのは、ラキオスが誇る青い牙と漆黒の翼との連携プレー。
すばやく折り畳んだアセリアの脚がセリアのニーソックスの付け根を指先だけで摘み、そのままずり下ろす。
と同時に正面から伸びたウルカの爪先が剥き出しになった太腿から膝裏へとつつーっとソフト in ワンでなぞり上げる。
迅速かつ的確な攻撃に敏感な部分ばかりを捉えられ、力の抜けたセリアはなす術も無い。上半身だけで身悶えを繰り返す。


435 :るーむしぇありんぐ:2008/01/29(火) 00:03:47 ID:H5EPBg0A0
 
「ちょ、止めなさいってば……あんっ、くぅっ! や、きゃは、きゃははははっ」
「む、ここですな。まだ荒削り…しかし、良い感度を持っておられる」
「く、くすぐっ、くふぅぅぅっ! だ、だめ息が、きゃはははははっ、ははっ、はははっ!」
「セリア、面白い顔」
「では私も」
「おっ、面白くなんか、はっ、ナっ、ナナルゥ、元はといえば貴女が、きゃうぅんっ! 〜〜〜っ、」
興味を持ったナナルゥまでもが制止も聞かずに脚を伸ばす。しかし突撃した先は僅かに軌道を逸れ、一気に本丸へと突入。
昂ぶっていた所に自身の持つ最大のスイッチを強めに圧されてしまった身体は大きく仰け反り、三秒ほど硬直してしまう。
その瞬間、セリアはようやく悟っていた。先程ファーレーンを追い詰めたものの正体を。しかし、もう時既に遅し。
そのままぶるっと身震いし、がっくりうつ伏してしまった後に残されるのは、テーブルに散らばった長いポニーテールのみ。
「〜〜〜はああっ、はぁっ……」
「はて、面妖な。太腿がじっとりと汗ばまれている様子。セリア殿、そんなに暑いのですか?」
「こちらでも確認しました。爪先が冷たく湿ってやや不愉快です」
「こ、この……そこっ!」
「――――ぬっ!」


436 :るーむしぇありんぐ:2008/01/29(火) 00:06:45 ID:H5EPBg0A0
 
しかし、散々責められつつも、セリアはこの瞬間を狙っていた。
接触しているからこそ判る、油断して弛緩しきったウルカのもちもちな太腿を。
脚を伸ばし、褐色の肌をすれ違うように滑り抜け、爪先に溜め込んでいたマナを一気に放出する。
丁度ラキオスとは異なる戦闘服の内股を摺り上げ、辿り着いた華奢なおへその辺りへと。
「手加減はしません…… 最強の技で葬り去るのみっっっ!!!」
「かはっ……ぁ……」
「はぁ、はぁ……こ、こういう戦い方だってあるのよ……きゅう」
「よ、よくぞその場所から……しかし、次は逃がしませぬ……きゅう」
力尽きたセリアはにやりと勝ち誇ったように微笑み、目を閉じる。
一方渾身のエーテルシンクをまともに受けてしまったウルカも苦痛とも悦びともつかぬ笑みを浮かべ、
ゆっくりと上半身を傾け、そのままテーブルに乗せた自身の胸へと沈んでゆく。こう、たゆん、と。
「セリア? ウルカ?……動かなくなった」
不思議そうに首を傾げたアセリアがつんつんと頬っぺたを突ついてみるが、ゆらゆらと揺れるだけで二人とも反応が無い。
だが壮絶な戦いを終えた彼女達の寝顔には、妙に満足しきったような満ち足りたものが浮かんでいたという。残り2名。


437 :るーむしぇありんぐ:2008/01/29(火) 00:12:27 ID:jfHorEsc0
 
「静かになった」
「休息なのですから、問題はないのでは?」
「……つまらない」
「では草笛でもふきましょうか」
「今はいい」
「そうですか」
「……」
「……」
スピリットは一般的にすらっとした綺麗な脚線美を持ってはいるが、それゆえ太腿にはボリュームを持っている。
よって意識が無く、だらしなく横たわる太腿はやはりそれなりに重い。全てしっとりと汗ばんでいるとなると尚更。
垂直に交わっているそれらを乗せる気にもなれず、アセリアはファーレーンやセリアの上に自分の脚を乗せている。
小さなお尻がちょっと浮かび上がるような感じになるが、仕方が無い。多少ニーソックスの擦れも気になるが、我慢する。
ふと、正面のハリオンが目に止まった。精確には、ハリオンが埋まっている、巨大なふたつのクッションが。
周囲を見渡してみると、ヒミカ以外のだれもかれもがそこに埋もれて気持ち良さそうに寝息を立て。レッツ再チャレンジ。

ごいん。

「……痛い」
「……アセリア、学習能力という言葉を知っていますか」
「良く判らない。……けど、ん。わたしとヒミカだけ、出来ない。どうしてだ?」
「……これのことですか?」

たゆん。


438 :るーむしぇありんぐ:2008/01/29(火) 00:16:22 ID:jfHorEsc0
 
「む」
「相応な反発力です。快適と判断します」

たゆんたゆん。

「……ずるい」
「よくわかりません……ですが」

たゆんたゆんたゆんたゆん。

「睡眠欲を確認。先制攻撃、いきます」
「あ」
「……zzz」
「……」
数々の犠牲者を輩出し、最後は結局自分から快楽の虜となったナナルゥが眠りへと没入する。
全然先制攻撃でも何でもないのだが、アセリアだからそんな突っ込みは浮かばない。
ただ、気持ち良さそうに寝息を立てるナナルゥを不満そうに見つめる。ぽつねんと、ひとりぼっち。
やる事も無いので取りあえずモンナを丸ごと口に含み、頬っぺたをリスのように膨らませてみる。
そしてモンナをハーブで流し込んだ所で、ようやく仲間外れという単語が頭をよぎって焦り始めた。
このままでは、自分だけ寝遅れそうだった。


439 :るーむしぇありんぐ:2008/01/29(火) 00:21:09 ID:jfHorEsc0
 
「……ん」
隣のエスペリアににじり寄り、メイドキャップごと頭を少しだけずらす。
自分で保有しているもののスペックが足りないのだから、代用品を探すしかない。
エスペリアのならば、片方に頭いっこでも充分間に合いそうだった。ぐにん、と歪んだ球体の先で何かが引っかかる。
「ん、んぁ……ゃ」
「?」
「ダメデス……ユート、さまぁ……」
「……」
一瞬くぐもった艶かしい呻きのようなものが聞こえたが、アセリアだから気にしない。
どかし終えるとそのまま自分の頭を右側のクッションへと押し付けてみる。
こちらを向いていたエスペリアと危うく唇がぶつかりそうになるが、アセリアだからやっぱり気にしない。
そのまま目を閉じてみる。するとなんとなくミルクのような、不思議な匂いが気持ちを落ち着かせて。
「zzz……」

残り0名。


440 :るーむしぇありんぐ:2008/01/29(火) 00:25:21 ID:jfHorEsc0
 
という訳で。
「よ、どうだコタツは……ぅおっ、なんだこりゃ」
様子を見にふらっと立ち寄った悠人が見たものは、巨大マシュマロに包まれた、赤青緑黒の仲間達。
ある者は長い睫毛をぴくぴくと震わせ、ある者は艶めいた小さな唇から悩ましげに吐息のような寝息を立て。
ある者は半分脱げかけたニーソックスを絡ませつつ顕わになった脹脛をこたつの下から淫らにちらつかせ。
またある者は今にもキスしてしまいそうな距離でお互いに寄り添い合い。
それでなくても美少女達が無防備に頬を染めた寝顔をそれぞれ晒し、華奢な肩を微かに上下させ、
その度に彼女達の魅力的すぎるソレもたゆんたゆんと微妙に波打つ、謎すぎる耽美なシチュエーション。
「い、一体何が……ごくり」
これでは光陰や『求め』でなくても思わずのけぞり、喉を大きく鳴らしてしまう。
そして静まりかえった部屋で、その音は必要以上に大きく響いてしまい、焦りで上がった体温が鼻腔をくすぐり。
「ぐっ……やばっ」
どたどたどた。溢れ出る鼻血を懸命に抑えながら、慌てて部屋を飛び出して行く。
『求め』が不満そうに何かを言って来たが、取りあえず撤退するより他に、悠人はこの現状で自制する術を知らない。

翌日からのラキオススピリット隊は平常運転で、本来の目的でもあるLv.上げの訓練も行なわれたが、
しかし何故か主導する筈のエトランジェのみが年長組に話しかけられるだけで顔を真っ赤にしながら逃げ出し、
その為部隊全体が動揺に包まれてしまい、侵攻計画そのものが見直される事になったという。どっとはらい。


441 :信頼の人:2008/01/29(火) 00:28:43 ID:jfHorEsc0
 
殉教者の道は、今日も平和です。
つかいつの間にかset.bbspinkに移行してたんですね、ボード更新しないで書き込めないとかテンパりました(汗

>>400さん
どもです。横の繋がりが大切なのはスピだって一緒だと思うのです。
お、絵に新作SSですか。頑張って下さい、wktkしつつ全裸でお待ちしています。

>>401さん
どうして光陰的注目点はいっつもそこなんだ、神罰の雷が落ちるのは判ってるだろうにw
エヒグゥ症候群な彼女達はそこがつけ入る隙だって光陰が言ってt(このレスはタイムシフトされました

>>405さん
いいコンビだと思うんですよ、ナナルゥ&ヘリオン。ボケとツッコミというか。
たまにどっちが年上だか判らなくなるアンバランスな感じだとか。絡ませると、意外と会話が成立するしw


で、詠媼の君とか提唱してみる>新呼称

442 :名無しさん@初回限定:2008/01/30(水) 00:32:50 ID:i8o06R1t0
よーユート。いつだったかの続きをしにきたのか? 悪いが今私は手が離せなくてねえ。
え、違う? 乳枕中身付き女工哀史の現状に義憤に駆られて血噴してしまったって?
おーいイオ。ユートの奴錯乱してるみたいだから鎮静剤打っといてくれ。
しかし、変だな。掘りごたつ形式にするからと、予算も付けてやったはずなんだが、
なんでそんなチチ累々になったんだろう……まあいいか。おーいイオ。済んだら紅茶煎れてくれ、アカスク入れてだぞー。



なんだか、アイドル水泳大会みたいな雰囲気でスピリットこたつ大会モンナもあるよ! なナナルゥの足技はオルファキックの師匠なのだろうか、
とか赤外線こたつはカティマさんにはどう見えるんだろうと、鷹の目ナナルゥの視力を想像。
そして、掘りごたつに潜んだ人間椅子ならぬ人間炬燵をしくんだ光陰様が、翌日脱水症状で発見w


443 :名無しさん@初回限定:2008/01/30(水) 23:22:30 ID:i8o06R1t0
ハトムギゲンマイツキミソウ  ソゥユート茶
ヨフアルハブチャプーアールー ソゥユート茶

444 :名無しさん@初回限定:2008/01/30(水) 23:38:40 ID:06Gj43ju0
薄絹一枚で大平原に佇み風に髪を靡かせながらそっと茶を口にするアセリア幻視した

445 :名無しさん@初回限定:2008/01/31(木) 21:14:07 ID:pHsh1Qc80
ふと思ったんだがスピたちの血ってマナの霧になるんだよな
それなら生殖能力が付加されてからは
月一でスピたちの股間からマナの霧があふれ出るようになったんだろうか?

「あれれ〜、ネリーのおまたからマナの霧が出てるよ〜」
「うわわ、本当だ〜。いつのまに怪我しちゃったんだろう」
「とりあえずハリオンに診てもらおっか〜」
「うん、そうだねー」

この後二人は驚愕の事実を知ることに……!

446 :名無しさん@初回限定:2008/01/31(木) 21:29:52 ID:pHsh1Qc80
ふと思ったんだがスピたちの血ってマナの霧になるんだよな
それなら生殖能力が付加されてからは
月一でスピたちの股間からマナの霧があふれ出るようになったんだろうか?

「あれれ〜、ネリーのおまたからマナの霧が出てるよ〜」
「うわわ、本当だ〜。いつのまに怪我しちゃったんだろう」
「とりあえずハリオンに診てもらおっか〜」
「うん、そうだねー」

この後二人は驚愕の事実を知ることに……!

447 :名無しさん@初回限定:2008/01/31(木) 23:03:39 ID:iFk9SYgr0
この後>>446は驚愕の重複を知ることに…!

448 :名無しさん@初回限定:2008/01/31(木) 23:18:46 ID:20prVNh50
どういうオチやねんw

つうか、厳然たる事実として破瓜の血はマナに還らないという……
織物は知らぬがw
佳織今日子はファンタズマゴリアに来てから来ないのか来てるのか。

追記。確か、SSで昔有ったなあ。

449 :名無しさん@初回限定:2008/02/01(金) 00:10:34 ID:zBjRwYsU0
確か月の満ち欠けに影響受けるんだよね。
なんとなくだがファーレーンが大変そう。月光の活性化とかもろに受けて。

450 :ヒミカイザー 第1話 0/16:2008/02/01(金) 01:16:29 ID:Ap2f869+0
判る方には一発で判ると思いますが、
この話は殆ど原作そのままです。
長い改変コピペとしてお読み下さい。

451 :名無しさん@初回限定:2008/02/01(金) 01:41:11 ID:Ap2f869+0
ゴメン、何だか上手くアップできない。
ちょっと様子見ます。

452 :名無しさん@初回限定:2008/02/01(金) 22:31:49 ID:HaJy32b90
もちつけかな?
>>277-278辺りを参照すると良いよ
あとこの鯖バイバイさるさんもあるらしいからゆっくり投下するのが吉かも

453 :名無しさん@初回限定:2008/02/02(土) 16:45:13 ID:h5LL9BlX0
>449
一応。
人の月経と月齢の関係は眉唾。
見た目が欠けているだけで、実際はちゃんと丸月です。
なにゆえ人の雌だけが影響を受けるのか根拠がないし。

ということでプルーツ波を浴びたファーレーンは疼く体を抑えながらよだれを垂らしてビクビク。
恐る恐る悠人がツンとつつくだけで爪先まで伸ばして「ッ!……」

obsnも基礎体温を記録しながらたまにアクセラレイトしたりタイムシフトしたりしながら、
運命の日を待ち続けていたりして。

454 :名無しさん@初回限定:2008/02/02(土) 23:05:10 ID:+SBGzMq80
プルーツ波を浴びたファーレーンは疼く体を抑えながらよだれを垂らしてビクビク。
恐る恐る悠人がツンとつつくだけで爪先まで伸ばして「ッ!……月が!月が呼んでる!」

全身毛むくじゃらになり断崖絶壁で遠吠え。狼女伝説の発動であった……

455 :名無しさん@初回限定:2008/02/03(日) 13:26:01 ID:a9SdZjQo0
_____{iユニニニニニニニ_ _}ニニニニニニニニニヽ
|i|      | ̄ ̄ ィ-i^i^!、, ̄ |i| '''{]三三三三三三三三i||_
|i|     [ii:: .:::.(´  ̄ `v) ̄.|i|   | 三三三三三三三三i| i ̄`ヽ
|i|      |.:. :. ::(!i!_il!_i! l_`i :|i|   | 三 ラキオス急便 三i| | ]   ヽ
|i|     [ii::::.:.从゚- ゚ 」ixij  :|i|   {]三三三三三三三三i| i     ヽ
|i|     |:::.:::._ノ___ ハ) :|i|   | 三三三三三三三三i|| ̄`ヽ__,i|
|i|   )  |/   /O'   ̄|i|   | 三三三三三三三三i|| (ユ)    `i
|i|_'´⌒ソヽ ̄ ̄ ̄|  |  _|i|__{]三三三三三三三三i||__   {l
  i ,ノノ ))リ_ .__|/r―ァ二二lニiコ}二二二二二二二イi二二`ヽ_iソ
n |!il| ゚ -ノ|O  i二二i二二} / /´ ̄ヽイ__,||――|| /´ ̄ヽ|ニ`l
||  (   ,ソ  |〜〜|   0=ソ 〜| i (_))|=||======||ァ i (_))レ'
||   ) ) ) ヽ,ヾヾヽ_ノ ヽ,ヾヾヽ_ノ ヾヽ_ノ  ヾヽ_ノ
t========ァ
O    0    トキミ様へ御年齢分のラスナノ豆をお届けに参りました

456 :名無しさん@初回限定:2008/02/03(日) 13:47:04 ID:NpL57frH0
     __
   「,'´r==ミ、
  くi イノノハ)))
   | l|| ゚ヮ゚ノl|  <そういえば今日は節分でした。恵方巻きでも食べましょう
   /\ ̄◎;;;;;;) ̄\
 / ※ \______ヽ
 \※ ※       \
   \ / ※ ※ ※ ※ ヽ
     `───────'''



457 :名無しさん@初回限定:2008/02/03(日) 22:18:35 ID:AF2wACha0
           ,べV
   〃  ̄ ヾ; / 〃  ̄ ヾ;   ユートさまのエホーマキ
   i`_(ノハソ ! i ミ(ノハソ
   l从゚ ヮ゚ハ !ik(i|゚ ヮ゚ハ   トキミさまのラスナノマメ
  ⊂}!廿i つ⊂}! 廿i つ
   く/Цレ'  く/Цレ'
    し'ノ     し'ノ

458 :名無しさん@初回限定:2008/02/04(月) 00:17:39 ID:ZyIA7fdC0
そこの二人、誰に吹き込まれたw

459 :名無しさん@初回限定:2008/02/04(月) 00:43:52 ID:0XF5qkCb0
ユートのはそんなに立派な…いや、げふんげふん。
セリアが血相変えているから逃げた方がいいぞ

460 :名無しさん@初回限定:2008/02/04(月) 20:41:19 ID:rSc7kmye0
 『THE SPIDOLM@STER』

あなたは新人エトランジェ。
ラキオススピドル隊のひと癖もふた癖もある新人スピドル達を、
調ky……えーあー鍛錬し、歌って踊って戦える永遠に語る継がれるトップスピドルへと育て上げるのだ!


*最初に選べるのは第一事務所の4人だけです。2周目以降から、
第二事務所のスピドル達ときゃっきゃうふふな毎日も可能となります。
ですが忘れてはいけません。あなたは彼女たちをより上位ランクのスピドルへ強化する責務を負っているのです。
もしも戦争が終わっても場末の戦場慰問止まりの場合、処k……ゴホン神剣解放の憂き目を見ることになるやも……。
有る条件を満たすと、ライバル事務所のライトニング企画のエトランジェとなることも……?


では、第一事務所の4人の中から担当するスピ゚ドルをお選び下さい。

      ヽ    ,ィ^i^!1-、     ヽ    ___  _
    , ´  ̄ ヽ  ,(レ´  ̄ ヽ)  , ´ ̄ 〉ヽ >彡 /^ヽ、/  , '  ⌒ヽ
    i イ((())) i`_l !i_!li_!i!リ ixil ノノハ))) < イ从从)〉(@)ノノ)))リ)
    | l| ゚ -゚ノ|| jixi」 ゚ -゚ノリノノi(リ ゚ヮ゚ノlヾ、 入i|ー ‐ノ|l  §(リ゚ ヮ゚ノ§
    ノ ft)介)う ⊂)llΨ)つ  と)i个i7っ `//f_/`’i)  ⊂!) 英i7つ
    ⌒U_l__i|>  ん/t___|l   く/廿V   i/七]∀i〕    くイ__ 〉
    く_|し'ノ」   ` tナナ'     し'ノ'   /_j|フノ|,ゝ   (_/ヽ_)

461 :名無しさん@初回限定:2008/02/04(月) 21:21:10 ID:l+uXnC0n0
……一番右は何だ

462 :名無しさん@初回限定:2008/02/04(月) 22:49:55 ID:ShpZ1w9e0
よし、ウルカを演歌歌手に育てよう
「唄にこぶしを……こぶしを乗せるのです」

463 :名無しさん@初回限定:2008/02/04(月) 23:41:19 ID:62tCd2xlO
>>462
……違和感が全くねぇ

464 :名無しさん@初回限定:2008/02/05(火) 00:30:00 ID:KdWC3mML0
>461
第一次正ヒロインメンバーですがなにか。

465 :名無しさん@初回限定:2008/02/05(火) 01:01:21 ID:pBztG30K0
熱唱ウルカ
「ぅお゙っさっえってぇ〜もっ ぅお゙っさっえき〜れぬっ」

466 :名無しさん@初回限定:2008/02/05(火) 02:12:47 ID:MokaB8/zO
正統派なのはエスだな
ミュージックルームがあるし
アセリアは孤高の歌姫タイプか
オルファはふつーにアイドル系

467 :名無しさん@初回限定:2008/02/05(火) 09:29:03 ID:PEo/ROa60
しかし肝心のオーディションで一番トチりそうなのはエスのような気ガス

468 :名無しさん@初回限定:2008/02/05(火) 20:03:16 ID:o2DkNzvJ0
エスは枕営業が発覚して干されるタイプだろ・・・

469 :名無しさん@初回限定:2008/02/05(火) 21:45:11 ID:KdWC3mML0
エスとんをプロデュース

470 :名無しさん@初回限定:2008/02/06(水) 19:32:19 ID:X2MdC5VU0
保管庫のこれ↓
ttp://etranger.s66.xrea.com/april.htm
思い出しちまったじゃねえかw

471 :名無しさん@初回限定:2008/02/07(木) 03:14:59 ID:NnpSmLq60
>>455
ん、足りない

472 :名無しさん@初回限定:2008/02/07(木) 07:47:24 ID:0o+ZXiy50
ファイヤー☆ミカ、フレイム♪ルゥとペアで歌手デビュー。
デビュー曲は神剣アニメ『ファイヤー味っ娘』主題歌『ファイアエンチャント』

  イグニッション 始めよう わたしたちだって
  熱い心持ってるはず 何だって出来る
  ファイアエンチャント わたしのこの手は
  いつも何かさがし燃えてる
  
  変えていく 自分で ヒートフロアよ
  わたしたちの自分自身 いつか手にするわ
  ファイアエンチャント わたしのこの手は
  いつも何かさがし燃えてる

そして主役で声優デビューも。

ねぇ、セリア。あなたの性格はツンとデレとどっちなのよ? はっきりしてみなさい。
ネリーにシアー、あなたたちを育てた訓練士いちど紹介してよ。ありえないほどとぼけた奴っぽいから顔が見てみたいわ。
なーんて、女王のヨフアルなんかと雑魚スピスレ七大不思議合戦で遊んでたら、とんでもない敵が現われた。
スピコック? 味スピと40人の雑魚たち?
噂には聞いたことがあるわ。イースペリア スピリット料理団!
危ない、ユート様! 後ろからソーマが襲い来る!
よーし、こうなったらサーギオスの地下食堂で勝負よ!
次回『ファイヤー味っ娘』。
   『3タイミング一本勝負! 時深 対 今日子 EXPANSION王座決定戦』
おいしいわよ!

スピドルと序盤の食べ物な展開が混ざって絡まった結果斜めな方向に……

473 :名無しさん@初回限定:2008/02/07(木) 20:05:49 ID:ZoJFIhYZ0
>472
まてw

やっぱり、お姉ちゃんの作った卵焼きの方が、悠人の作った卵焼きよりも上なのかなあ……?
「そんなのあたりまえでしょ」


今日子と時深さんのニッチな争いは、乱立する文学賞くらいの価値はあるのでしょうか、☆ミカ賞選考委員会長様?


474 :名無しさん@初回限定:2008/02/08(金) 00:45:21 ID:Vh4jlKEv0
ようやく北方五国統一も終えほっと一息の私達でしたが、
平和も束の間、スピリットにはお茶を飲む余裕すら与えられません。

さ〜て来週のさざエスさんは。

「いないねぇ…」「変換施設に向かう」「触れてはいけない気がする」
の3本でお送り致します♪ 「いたしますっ!」「ふぇ?…ますっ」

ちゃ〜ららっらちゃっちゃっちゃら〜、ちゃ〜らららっら〜
じゃんけんぽんっ

475 :名無しさん@初回限定:2008/02/08(金) 10:32:50 ID:hE2obJAI0
フラグばっきばきじゃねーかw


☆ミカプロデュース
エスとんデビュー曲
「さざエスさん」エンディングテーマ

    ,ィ^i^!1-、
   ,(レ´  ̄ ヽ)
   i`_l !i !li !i!リ
    jixi」 ゚ ヮ゚ノリ < お〜おっき〜な〜盾を〜広げた〜らっ♪
    ⊂)llΨ)つ     ま〜あっか〜な〜マナが〜飛っんっでっ来ったっ♪
    ん/t___|l
    `tナナ'

476 :名無しさん@初回限定:2008/02/08(金) 10:46:07 ID:Mgy49Ez10
>>474
エス完全スルーワロタw

477 :名無しさん@初回限定:2008/02/08(金) 10:58:58 ID:huC2VGN60
アイマスからまさかサザエさんに発展するとはw

>>476
きょうはたのし〜きょうはたのし〜♪バ〜ベキュ〜♪

478 :名無しさん@初回限定:2008/02/08(金) 11:06:32 ID:huC2VGN60
>>475だったorz

479 :名無しさん@初回限定:2008/02/08(金) 21:28:38 ID:xI4cv4CM0

ふむ。ようやく俺にも出番が訪れたか……ゆくぞ!

  ヾ'ベ^7^フ7
  ミミ「_~~_i/
   ミ(!゚ _ ゚/
  ∠ λ|介|イゝ
  <》])===∩「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄¶
  く_Αリ_||Αゝ !==========================================リ

480 :名無しさん@初回限定:2008/02/08(金) 22:21:23 ID:pIy9n/2a0
中の人がいるのに声優デビューとな。
しかしまて、エスとんをデビューさせるにはまず滑舌訓練がうわなにを

>>479
おっさん、自分の下半身に空間断絶掛かってるぞ

481 :名無しさん@初回限定:2008/02/09(土) 01:56:25 ID:I522Y4Ba0
>>475
どうみても最終回です、本当に有難うございました。

482 :名無しさん@初回限定:2008/02/09(土) 13:07:34 ID:gRONDP770
  ヾ'ベ^7^フ7
  ミミ「_~~_.i/
   ミ(!゚ 3 ゚/
  ∠ λ|介|イゝ_____________________ 
  <》])===∩「  高嶺君。帰りに一杯どうだい?          .¶
  く_Αリ_||Αゝ!=========================================リ

483 :名無しさん@初回限定:2008/02/09(土) 13:29:35 ID:FUitxQjo0
  _____________
  |      __       ヽ)/     .|
  |  「,'´r==ミ、 __く´ハ `ゝ  |
  |  くi イノノハ)))| 〈ハノ/ノハミミ|T ._|
  |  L!| l|| ´(フ∩|__ li´- ゚ リゞ」 .|  < …ん?今何か聞こえたような…
  | ?ノ从'´ `ヽつ.と,.'´ `ヽノ>  |
  | ((f´    `ー'    ヽ  |
  .,レ'               `ー.|
  .|´                  |
  .|                   |

484 :名無しさん@初回限定:2008/02/09(土) 20:17:25 ID:qy5BkmcS0
>>482
出番は明日ですよ

485 :名無しさん@初回限定:2008/02/09(土) 22:51:22 ID:tVd2qDD10
明日なにかあるの?

486 :名無しさん@初回限定:2008/02/09(土) 22:55:32 ID:Y5LHiRn60
国民的アニメ

487 :名無しさん@初回限定:2008/02/09(土) 22:57:55 ID:gRONDP770
さざエスさん症候群発症者急増の日でそ。

>483
式神を使って抱き枕を作るなんてやりますねときみん。

488 :名無しさん@初回限定:2008/02/10(日) 02:28:24 ID:vYJWYdDt0
おおっ、今週のサザエさんはどんなエスを演じてくれるんだっ今から楽しみだぜ!

489 :名無しさん@初回限定:2008/02/10(日) 22:44:52 ID:VLO3nebq0
さざエスさんの球場ウグイス聞きたかったよ……゚(゚´Д`゚)゚


490 :名無しさん@初回限定:2008/02/10(日) 23:39:17 ID:7kZAu14P0
漏れも見れなかったんだが、『隣のウグイスさん』ってそんな話だったのかw

491 :名無しさん@初回限定:2008/02/10(日) 23:56:42 ID:VLO3nebq0
いや俺は見たんだw
隣の娘がウグイス嬢をやることになって、そこへ経験者? のさざエスさんが指導を頼まれる、ていうお話。
イガー

あとは、穴雄と裸のつきあいを敢行するタラバちゃんに勘当。

492 :名無しさん@初回限定:2008/02/12(火) 00:03:59 ID:yHdBzvDW0
さざエスさんの指導では余計舌足らずにうわなにを

さて、そろそろ例のイベントだな。お前ら誰に手作りトワミ貰いたい?

493 :ヒミカイザー 第1話 0/17:2008/02/12(火) 01:44:22 ID:k1LsytlG0
 
判る方には一発で判ると思いますが、
この話は殆ど原作そのままです。
長い改変コピペと考えてお読み下さい。


494 :ヒミカイザー 第1話 1/17:2008/02/12(火) 01:48:50 ID:k1LsytlG0
 
♪ヒミカイザーのテーマ

熱き想い 鋼の腕に宿した
白き光の翼

世界の奥 深く蠢くダークラキオス
その野望を打ち砕く日まで

悲痛にまみれた 遠い記憶が
その拳を炎へと変える

進め! ヒミカイザー
そうさ お前は
愛に彷徨い
歩き続ける旅人

平和の日が 邪悪に霞みそうなら
魂を振り絞れ

揺るぎの無い 心が暗黒を吹き消す
突き抜けろ 必殺ヒミ・フェニックス

共に授かった 優しさという
名の力を勇気へと変えて

戦え! ヒミカイザー
そうさ お前は
孤独に強く
歩き続ける旅人


495 :ヒミカイザー 第1話 2/17:2008/02/12(火) 01:52:27 ID:k1LsytlG0
 
第1話 『ヒミカイザー、誕生』


 その日ヒミカは、友人であり、理学、工学、心理学といった多くの分野における権威でもあるセリア博士と共に、緑亭への帰り道を歩いていた。
「……Dr.ヨーティアがダークラキオスの幹部と結託している証拠よ。
 これをラキオス警備隊へ持っていけば、Dr.ヨーティアの悪事を阻止出来るわ」
「セリア、なぜそこまでDr.ヨーティアの事に拘るの?」
「彼女と私は共に学んだわ。
 けれど、彼女は研究の為には手段を選ばなくなっていった。
 私はそれをとめる事が出来無かった。
 学会から疎外されていく彼女を救えなかった……。
 私はこれ以上、彼女に悪事を重ねて欲しくない。
 あんな風になってしまっても、彼女は私の友達だから」
 少し寂しそうにセリアが言った時、突如爆風が巻き起こり、ヒミカとセリアを巻き込んだ。
 ヒミカは衝撃に大きく吹き飛ばされ、激しく地面に叩きつけられた。
「うっ……」
 すぐにヒミカは目を覚ましたが、セリアの姿はどこにも見当たらなかった。
 ヒミカは爆発の瞬間、確かに見た。
 あれは指名手配されている、ダークラキオス幹部、コウイン。
 目的は、セリアが手に入れたと言っていた、Dr.ヨーティアとダークラキオスの繋がりを示す証拠だろう。
 セリアもいずこへか連れ去られてしまったらしく、姿が見えない。
「セリア!
 くそっ、ダークラキオスの奴等め……」


496 :ヒミカイザー 第1話 3/17:2008/02/12(火) 01:56:34 ID:k1LsytlG0
 
 よろける足取りでようやく緑亭の前に辿り着いたヒミカは、怒りの叫び声を上げた。
 緑亭が、燃えていたのだ。親友であるハリオンと暮らす心安らぐ我が家であり、ようやくかなえた夢であった二人の菓子店が。
 何よりハリオンは無事だろうか。
 体の軋みを無視して、激しく炎を上げる緑亭へと駆けるヒミカの前に、コウインが立ちはだかった。
「お前、セリア博士の友人だな。
 まだ息があったとは驚きだな。だが、幸運もここまでだ。
 ここにいた女の後を追わせてやるぜ」
「な……! よ、よくもハリオンをッ!!」
 コウインの言葉に、その残酷な意味に、ヒミカは激昂した。
 体の痛みも完全に忘れ、怒りのままに拳を振るう。
 しかしスピリットの全力を持ってしても、コウインには全く歯が立たない。
「くっ!? あなた一体!?」
「エトランジェさ」
「……違う。ただのエトランジェじゃない」
「ほお。ご明察。なかなか頭の回転が速いじゃないか。
 冥土の土産に教えてやるぜ。
 この身体はDr.ヨーティアの研究の賜物だ。
 ただでさえ強靭な肉体を、機械で更に強化したのさ。
 俺はスピリットだの、エトランジェだのという次元を超越した存在なんだよ」


497 :ヒミカイザー 第1話 4/17:2008/02/12(火) 02:00:22 ID:k1LsytlG0
 
「そんな醜悪な手段で力を得るなんて、恥を知りなさい!!」
「恥? やれやれ。
 頭の回転はそれなりに速いようだが、考え方は固くて古臭いな。
 重要なのは結果だ。どんな過程を辿ったとて、結果が出ねば自己満足に過ぎない。
 まして、力を求めておいて力及ばずでは、自己満足すら出来やしない。
 違うか?
 今のお前は、無力だ。お前は今、誇りを抱いて満足か?」
 コウインは嘲笑を浮かべる。
「うるさいうるさい、うるさいッ!!」
 ヒミカは更に力を込めて拳を打ち込むが、悲しいかな、コウインとの力の差が明白にあらわれるだけだった。
 コウインは、いなすのも面倒だと言わんばかりに攻撃を防ぎもしない。
 にもかかわらず、コウインはまるでダメージも受けず、逆にヒミカの拳の方が裂け、血が滲んでいる。
「無駄だな。勢いはあるが、それだけだ。
 さて、これ以上時間をかけてもいられないんでな。
 そろそろ遊びは終わりにさせてもらう」
 コウインの鋭く重いパンチが、あっさりとヒミカのボディを捉える。
「うぁーーーっ!」
 ただの一撃で、ヒミカはまるでボールか何かのように吹き飛ばされ、そのまま気を失った。
 口から溢れる大量の血が、内臓に大きな損傷を受けた事を如実に物語る。
「脆いな。
 無力が罪とは言わないが、力が無ければ何も出来無いのが現実だ。
 悔いるんだったら、守りたいものも守れない、自分の力の無さを悔いる事だな」


498 :ヒミカイザー 第1話 5/17:2008/02/12(火) 02:04:20 ID:k1LsytlG0
 
 コウインは、倒れ伏したヒミカにゆっくりと歩み寄る。
 そして、止めを刺そうと拳を振り上げたその瞬間、

 ドカーーーン!

 閃光と共に現れ、コウインを蹴り飛ばした者がいた。
 ヒミカに幾ら殴られても、まるで微動だにしなかったコウインが大きくよろける。
「遅かったっ!?
 コウイン、私が相手ですっ!!」
「何者だ!?」
「私は正義の使者、トキミンザー!
 私が来たからには、もう好き勝手な真似はさせません!」
 金色のヒーロースーツを身に纏った人物が、コウインを真っ直ぐに指差し、宣言する。
 そしてそのまま、必殺技に移行する。
「くらいなさい! スーパーアマテラス光線!!」
 眩い光を放つエネルギーの奔流がコウインに撃ち込まれる。
 コウインは、両腕をがっちりと交差させ、この攻撃を凌ぎきるが、目の前の人物が奇天烈な外見からは想像もつかない実力者である事を十二分に理解した。
(厄介だな。こりゃ、戦えば短時間では終わりそうにない)
 ヒミカが生きていた事で予想以上に時間をくった。
 そもそも緑亭に火を放っているのだ、狼煙をあげているのと変わりない。
 これ以上時間をかけると、人が集まってきて厄介な事になると、コウインは判断した。


499 :ヒミカイザー 第1話 6/17:2008/02/12(火) 02:08:12 ID:k1LsytlG0
 
「まぁいい。
 既に目的は果たしてある。じゃあな」
 コウインは、あっさりと身を翻した。
 金色のヒーローはコウインを追う事無く、倒れたまま微動だにしないヒミカのところに急いで駆け寄る。
 トキミンザーもまた、自分の必殺技が防がれた事で、相手の実力が半端では無い事が判っていたのだ。
 ヒミカの状態は一刻を争う。コウインを追って戦っている時間は無い。
 ヒーローであるトキミンザーにとって、傷つき倒れた人を見捨てるという選択肢は無いのだ。
「しっかり!
 いけない、このままでは助からない」
 金色のヒーローはほんの僅かに逡巡したが、すぐに決心し、ヒミカに物々しいバックルのついたベルトを着ける。
 ベルトが装着された途端、ヒミカの身体は閃光を発し、次の瞬間にはヒミカの身体は真っ赤なヒーロースーツで覆われていた。
「しっかりしなさい。ヒミカイザー」
 その声に反応し、瀕死だったはずのヒミカが身を起こす。
 はっとしたように周囲を見渡し、自分の身体を確認する。
 そして、目の前の人物に声をかけた。
「あなた、一体何、その格好は?
 私にまでこんなもの着せて、ふざけてるの!」


500 :ヒミカイザー 第1話 7/17:2008/02/12(火) 02:12:24 ID:k1LsytlG0
 
「いいですか、あなたの命を救うにはこれしか方法がありませんでした。
 あなたをヒーローにするしかありませんでした。
 あなたにその資格があるかどうかを細かく調べている余裕がありませんでした。
 けれど、今日からあなたはヒーロー「ヒミカイザー」です。
 ヒーローになってしまったからにはヒーローの掟に従わなければなりません。
 ヒーローに相応しくないと判断されれば消去されます。
 一般人に正体を知られた場合は、全ての記憶を消されます」
 その金色のヒーロースーツを纏った者が言う事は、荒唐無稽とも言える内容だったが、ヒミカには先程の戦闘の記憶がある。
 致命傷を負っていた筈の体が、今や痛みも無く、それどころかかつてない力が満ちているのは紛れも無い現実だった。
「ヒーローは強いの?
 私を強くしてくれたの?」
 色々と疑問はある筈だったが、ヒミカの口をついて出たのはそんな言葉だった。
「ヒーローの力は正義の為に使わなければなりません」
「ダークラキオスの奴等をぶちのめす!」
「復讐はいけません!
 正義の戦い以外に力を使えば、あなたは消去されますよ」
「どのみち死んでいたんでしょう。
 ダークラキオスだけは許さない!」


501 :ヒミカイザー 第1話 8/17:2008/02/12(火) 02:16:23 ID:k1LsytlG0
 
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コマーシャル
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クラブザウスに入れば、楽しい特典盛り沢山!

今年、クラブザウス会員に送られた『聖なるかな2008カレンダー』は、
各月の絵柄が全て、まさはる先生と人丸先生の完全描き下ろし!

コミケに行けなかった人の為に、コミケグッズの会員通販も決定!
人丸先生の設定画も載った『聖なるかな』設定資料集や、
ユーフォリア抱き枕もゲットのチャンス!

ここまでくると、人丸先生のアセリア&なるかな設定集付画集も是非欲しいところ!
そんな夢も、お願いすれば実現するかもしれません!
お前個人の要望だろ、というツッコミは無粋だぞ!
メーカーとプレイヤーの繋がりを大切に!

クラブザウス会員証は僕らとザウスの友情の証!
さぁ、みんなもクラブザウスに入ろう!


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コマーシャル終了
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502 :ヒミカイザー 第1話 9/17:2008/02/12(火) 02:20:07 ID:k1LsytlG0
 
「あと3つあげて。はい、ストップ。
 あなたもだいぶ上達してきましたね」
 ヒミカが怪訝そうな顔で振り向く。
「どうかしましたか?」
「いや、トキミさんが私を褒めてくれるなんて、何かあったんですか?」
「私をどういう目で見てたんですか、全く。ちゃんとやれば褒めますよ。
 それより、到着準備まで間があります。休憩にしましょう」


―――ここは飛行艇、ものベー号だ。
  私は、セリアの友達だったトキミというおbs……お姉さんに拾われて、ここで働き始めた。
  トキミさんはものベーの機関長で、私は見習いだ。
  あの日の事は一瞬たりとも忘れた事は無い……。


503 :ヒミカイザー 第1話 10/17:2008/02/12(火) 02:24:53 ID:k1LsytlG0
 
 ヒミカが機関室を出ると、そこにはヘリオンがいた。
 ヘリオンはものベー号の従業員で、黒髪を二つに束ねた可愛い女の子だ。
 いつも一生懸命で、ドジではあるが憎めないキャラとして、皆に可愛がられている。
「やっほー、ヘリオン。
 到着したら遊びに出ない?」
「うーん、どうしよう。
 おごってくれますか?」
「え〜っ、私が見習いだって知ってるでしょう。
 給料安いんだから」
「いくらもらってるんですか?
 私は……」
「私のほうが安い……」
 そんな話をしていると、他の従業員からヘリオンに声がかかる。
「ヘリオン、手が空いてるならちょっと来て」
 ヒミカは休憩中だが、ヘリオンはまだ仕事中だったらしい。
「あ、はい!
 それでは、失礼しますね、ヒミカさん」
「ああ、仕事中にごめん」
 ヘリオンはパタパタと駆け出したが、途中でヒミカに振り返ってにっこり笑う。
「割り勘でもいいですよ!」
 ヘリオンの言葉に、ヒミカはにこりと笑う。
 ヒミカのフランクな態度、その根底にある相手を尊重した礼儀正しさ。
 義理堅く、正義感にあふれた言動。どこか子供っぽさを残した真っ直ぐな性格。
 そして細やかな気遣い心配りは、新入りであるヒミカを、ものベー号の従業員として早くも溶け込ませていた。


504 :ヒミカイザー 第1話 11/17:2008/02/12(火) 02:28:07 ID:k1LsytlG0
 
 船内に到着が近いというアナウンスが流れる。
 ヒミカは、早足で機関室に戻る。
 既にトキミは、着陸の準備を始めていた。
「準備はいいですか?
 配置に着いて下さい」
 ヒミカは、了解! と大きな声で返事をすると、持ち場についた。


 ものベー号は大地に降り立ったが、結局へリオンは仕事が忙しく、船から下りる事が出来なかった。
 飛行艇の従業員は相応の実力が必要である為に、なれる人数が少ない。そして淘汰も激しい。
 それは飛行艇の従業員の絶対数が少ないという事をも意味し、同時に、従業員の仕事がきつく且つ多くなるという一種の悪循環にもなっていた。
 だが、だからといって採用のハードルを下げては、飛行艇の業務がまともに行えなくなる。
 質を量で代用可能な業務では無いのだ。
 いかにして優れた人材を多く取り込むか、それが飛行艇人材募集の焦点にもなっている。
 幸運にも、飛行艇乗務員は一種のステータスとして世間からは認められてはいる。目指す者も少なくない。
 だが、頭でっかちだけがなれる職種でも無いのが面白いところで、いわゆる高学歴の者がなれるのかといえばそうでも無く、学歴が幾らあっても落ちる者はあっさりと落とされる。
 その一方で、力を認められれば(もしくは見抜かれれば)、ヒミカのような全くの素人が採用される事も多々ある。
 だからこそ、真の実力が求められるエリート集団とも言われるのだろう。


505 :名無しさん@初回限定:2008/02/12(火) 02:30:48 ID:H4MMw/6Z0
支援

506 :ヒミカイザー 第1話 12/17:2008/02/12(火) 02:32:21 ID:k1LsytlG0
 
 何はともあれ、ヒミカは一人で船から下りた。
 ヘリオンと一緒に遊べなかった事に少々がっかりはしたものの、気を取り直してダークラキオスの情報を集める事にする。

 ダークラキオスは、超巨大な犯罪組織だ。
 新興の組織ながら、圧倒的な力を持って瞬く間に世界のあらゆる裏の勢力を潰し、裏の世界を牛耳った。
 その力の一端が、天才科学者Dr.ヨーティアの力によるものとされる。
 怪人と呼ばれる者の人体改造や精神操作、様々な情報操作、兵器の開発や製造。
 それらが天才Dr.ヨーティアの力とすればしっくりくる。いや、実際にはそれ以外には考えにくい。
 しかし、証拠が無い。
 それどころか、これほど巨大な犯罪組織でありながら、ダークラキオス自体、その実態が殆ど掴めていない状態なのだ。
 本当に存在するのか? 一部ではそんな疑問すら出る程に。

 ヒミカの降り立った街には、大きなカジノがあった。
 ヒミカは、そのカジノに向かう事にする。
「ダークラキオスの奴等が、こんなところで遊んでるって事はないと思うけど……」
 それでも情報は、どこに転がっているか判らない。
 情報の数は、ひとまずは人の数に比例する。
 ある段階までいくと、情報はある場所にはあり、無い場所には全く無くなるのだが、その前段階として、まずは切っ掛けや取っ掛かりを掴まねばならない。


507 :名無しさん@初回限定:2008/02/12(火) 02:34:52 ID:H4MMw/6Z0
つC

508 :ヒミカイザー 第1話 13/17:2008/02/12(火) 02:36:06 ID:k1LsytlG0
 
 ヒミカは賭け事には全く興味が無いので、ぶらぶらとカジノの中を見回っていると、予想に反し、ダークラキオスのボディスーツを着た怪人が数人、スロットをやっていた。
「……マジか」
 脊髄反射的に蹴り飛ばしてやろうとし、何とか思いとどまる。
 下っ端を少しくらいぶちのめしたところで意味は無い。
 幾ら尻尾を叩いても、頭をつぶさねば意味が無いのだ。
 どうしてダークラキオスがここにいるのか、その目的を探らねばならない。
 とはいえ、怪人達はスロットに夢中で、ヒミカのことなど眼中に無い。
「おい、セリア博士の御友人様だぞ」
 と、言ってやっても一向に反応が無い。
 恐らくは、状況も見えぬままに金を使い果たし、気が付いたときには破産しているタイプだ。
 ヒミカにとっては、怪人がなけなしの財産を賭けにつぎ込んだからといってどうという事も無いのだが、このままでは埒が明かない。
 そこでヒミカは一計を案じる。
「あ、コウインだ!」
 ヒミカがそう言った途端、怪人達は椅子から飛び上がり、駆け出していく。
 ヒミカ自身、こんなに効果があるとは思わなかった程の覿面の反応だった。
 チャンスとみてヒミカはそれを追うが、みるみる離されてしまう。
 カジノは人でごった返しているが、怪人達は人を押しのけ、どんどんとヒミカとの差を開いていく。
 何しろ、怪人達は一目で怪しいと判る全身スーツを身に着けている。
 そんな奴がものすごい勢いで走ってくれば、大概の人は驚いて道を空ける。
 一方のヒミカは、ごく普通の、どこにでもある服装。普通で無いといえば美人である事ぐらいだ。
 確かに人目を引く美貌ではあるが、このタイミングでは人達の意識は怪人にいく。
 なので、道は当然空かず、人ごみを掻き分けて追わねばならない。
 差が付くのも当然である。


509 :名無しさん@初回限定:2008/02/12(火) 03:24:16 ID:i2/yU1eDO
支援は……必要か?

510 :ヒミカイザー 第1話 14/17:2008/02/12(火) 09:33:17 ID:/OnIBVRL0
 
 怪人達はエレベーターにとび乗った。
 ヒミカの目の前で、エレベーターの扉が閉まる。
「くっ、どこへ……」
 エレベーターは下の階に向かっていた。
 エレベーターの横にある階情報を見る。
 下の階には、何がある?
「……駐車場か?」
 ちょうど隣のエレベーターが止まる。
「どちらまで?」
 エレベーターの中には、エレベーターガール一人しか乗っていない。
 バニースーツのエレベーターガールをエレベーターから押し出す。
「何なさるんです、お客様!!」
 エレベーターガールの叫びを残して、扉は閉まった。


511 :ヒミカイザー 第1話 15/17:2008/02/12(火) 09:34:38 ID:/OnIBVRL0
 
 駐車場には怒声が響いていた。
「バカどもが!
 カジノに遊びに来たわけじゃ無いぞ!」
「ダークラキオスが修学旅行か?
 コウイン、お前がここにいるとはな」
「誰だ、お前は!」
 エレベーターの中からでてきたのは真紅のヒーロー。
 目の覚めるような赤いスーツが、薄暗い駐車場に鮮やかに浮かび上がる。
「正義の使者、ヒミカイザー!
 ダークラキオスの悪党ども、覚悟しろ!」
 ヒミカイザーは真っ直ぐコウインに指先を向ける。
 それを受けたコウインは、あからさまに胡散臭そうな目でヒミカイザーを一瞥する。
「お前のようなイカれた奴に構っているほど暇じゃないんでな。
 おい、お前ら、こいつを始末しろ」
 コウインは薄く笑うと、怪人達に指示を出し、立ち去る。
「待て!」
 追おうとするヒミカの前に怪人達が立ちふさがる。
「邪魔だ! どけ!!」
 ヒミカイザーが拳を振るう度に、数人の怪人がに吹き飛ばされる。
 ヒミカイザーが蹴りを放つ度に、数人の怪人がに弾き飛ばされる。
 それでも怪人達は、数に任せて襲い掛かる。
 一人々々の力は大した事が無くとも、何十人もいるとなると話は別だ。


512 :ヒミカイザー 第1話 16/17:2008/02/12(火) 09:37:33 ID:/OnIBVRL0
 
 一通り怪人達を片付けた時、既にそこにはコウインの姿は無かった。
「くそっ、どこに行った」
 その時、ヒミカイザーのポケットの中から電子音が響いた。
「ものベーからの呼び出しか」
 時計を見れば、かなり時間をくってしまっていた。
 コウインはもう、他の世界に向かっているだろう。
 落ち着いて考えてみれば、古今東西、賭博は裏の世界の住人達の資金源だ。
 ダークラキオスとカジノの間に、何らかの繋がりがあってもおかしくない。
 けれども、一度こうして逃げられてしまった以上、恐らくはこのままこのカジノのルートを追っても無駄だろう。
 ダークラキオスが尻尾を切るのは素早い。
 だからこそ、未だに警備隊もダークラキオスについての有用な情報を掴みきれていないのだ。
 倒した怪人を尋問しようにも、怪人達は「キー」しか言わない。
 強固なマインドコントロールを施されているのだ。問い詰めたところで情報は得られない。

「コウイン、次は逃がさない!!」
 ヒミカは決意を胸にそう呟くと、ものベーに戻るのだった。


513 :ヒミカイザー 第1話 17/17:2008/02/12(火) 10:00:03 ID:JW3l1Wxa0
 
----------------
次回予告
----------------

ヘリオンが偶然にも、ものべー号の貨物の中に大量の兵器を発見する。
それは奇しくもダークラキオスに繋がっており、ついにはものベー号を巻き込んだ事件へと発展するのだった。


次回『黒い月光仮面』、お楽しみに!


514 :名無しさん@初回限定:2008/02/12(火) 10:01:58 ID:JW3l1Wxa0
5_226さんがさるさん喰らったそうですので、避難所から転載しました

515 :名無しさん@初回限定:2008/02/12(火) 20:39:01 ID:gp4kZauv0
>>514
乙です。
アルカイザーフイタw
続きに期待。

516 :名無しさん@初回限定:2008/02/12(火) 22:49:33 ID:UV24UQhR0
ヒーロー技マダー?(・∀・)っ/凵⌒☆チンチン

517 :名無しさん@初回限定:2008/02/13(水) 16:33:20 ID:BCneJlNI0
ヒーロー技といったらやっぱりあれだな、ジャンプキックだけで相手爆発させるライd(ry

518 :名無しさん@初回限定:2008/02/13(水) 17:31:21 ID:yGoNlkOS0
こっそりヒーロー技練習させてみた

ヒ「ブライト、ナアァァァッコゥ!」
ナ「ただの鉄拳です」
ヒ「シャイニング、キイイィィックゥ!」
ナ「ただの蹴りです」
ヒ「アル、ブラスタアアァーーーッ!」
ナ「ただのファイアボルトです」
ヒ「カイザァー、スマアァーーーーッシュ!」
ナ「ただの(フル)スィングです」
ヒ「これが必殺のぉっ!アル、フェニイイィィィィイックス!!」
ナ「ただのファイアエンチャントですね」

ヒ「ああもうっ、ナナルゥうるさい!真・アr…」

                   ' ` ^ヽ          '´ ⌒ヽ
 ヽ          _ ___ _ ノ ル从ルリゝ        ! l」」ルl」」
 ;; `);; ヽ     ー ‐‐ ―‐ ― 从リ"ロ从        i !ゝ゚ -゚ノゝ
  );;  ⌒)‐‐ ―‐ ― ‐=ニ二l]OO[l二ニ=‐    ノi⊂》|Tリつ
;)   ;;)  ;;;`ヽ⌒`)⌒   _ __ く/|_|〉           く/|_|〉
 ;) )´⌒;;)´⌒;;)⌒;;);; )_ ___(/し'             (フフ

ナ「それはまだ使ってはいけません。イグニッション!」

                ∫
           ∫   ' ` ^ヽ    ぷすぷす
              ノ ル从ルリゝ
          ⊆|二と从リ;;;;;;;;;ノつ

がんばれヒミカイザー!

519 :名無しさん@初回限定:2008/02/13(水) 18:44:16 ID:rVTFRIaX0
>>493
アルカイザー乙w
コピペ改変だなんて、楽しませていただきましたとも。
CM入ってたり、芸が細かいですね。
しかしヒミカさん、コスプレの芸風まで身に着けてますます腐(ファイアエンチャント

520 :選択権は、彼にある:2008/02/14(木) 00:07:30 ID:72aooaIV0
 
聖ヨト暦332年エハの月。
例によって驚くべき順応力により飄々とラキオスに適応した光陰が、
例によって呆れるべき性懲りの無さを発揮して、第二詰所年少組に何がしかを吹き込んでいる。

「ふ〜ん。それがハイペリアのホーリツなんだぁ」
「そうなんだよネリーちゃん。あくまで、日頃感謝している男の人にだけってとこがポイントだ」
「……明日、なの?」
「ああ。ちょいと急だったかも知れないが、まぁまだ間に合うだろ?」
「ん〜とぉ……お菓子、用意するね」
「うんうん。シアーちゃんは素直だなぁ」
「シアーがするんだったらネリーもしようっと」
「そうそう。こういうのは、みんなでやるのが楽しいんだ。ね、ヘリオンちゃん?」
「ふぇっ?! あ、はい、そうですねっ……ユートさま、喜んでくれるかなぁ」
「え? 何か言ったかい?」
「いいいいえ、なんもないですっ」
「はは、そんな緊張しなくても大丈夫だって。受け取らないと死刑なんだから、ちゃんと渡せるさ」
「お姉ちゃんにも教えてあげよっと」
「おお、それは大いに結構。でもいいかいニムントールちゃん。くれぐれも今日子にだけは内緒だぜ」
「……なんでさ」
「なんでってそりゃ俺の身が危……げふんげふん。いや、ほら、あいつはそういうのに興味無いしな」
「……」
「……」
「……ふ〜ん」
「うをっ、止めてくれよみんな。そんな刺すような視線でじっと見つめられたら流石に照れちまうぜ」

あほか。
呆れすぎて、突っ込む気にもなれん。
つか、こいつは本当に寺の息子か。ここまで嘘八百を並べ立てるなんて、詐欺師も吃驚の悪行だ。
いつかそのうち天罰……もとい、仏罰が下るだろう。それもそんな遠くはない日に。楽しみだ、いや実に。


521 :選択権は、彼にある:2008/02/14(木) 00:11:40 ID:72aooaIV0
 
「てな訳で明日は楽しみだな、悠人よ」
「いきなり現れて何意味不明なことを」
「おいおいご挨拶だな。折角の潤いを親友にも分け与えようかとわざわざ第一詰所まで足を運んだのに」
「は? おい、話が全然見えないんだが」
「ふふふ、そんなに詳しく聞きたいか? 聞きたいだろ? そうだろそうだろ」
「いや、全然。見て判るだろうが今は大切な会議中なんだ。忙しいから、冗談なら後にしてくれないか」
「あん? なになに、リレルラエル攻城策……はぁ、相変わらず肩肘張ってばかりいやがる」
「悪いかよ。俺は今度こそ瞬から佳織を救い出す。こんな戦いをとっとと終わらせる為にも」
「道理だな。だが悠人、佳織ちゃんを助けるのとこの世界自身の戦いはまた別物だろ。違うか?」
「……」
「両天秤って訳じゃないが、一度に背負おうとすると折れちまうぜ。言っただろ? 俺達だっているんだ」
「……光陰」
「まぁ、そう無理に深刻になるなってこった。大将がそんなツラしてちゃ、周りだって不安になっちまう」
「……ああ、そうだな。悪かった。で、なんだよ潤いって。今度は判るように話してくれ」
「そうそう、今の話にも関係がある。大切な仲間達に、戦い前の心のリフレッシュってやつだ」
「は?」
「こういう平和な時間を得てこそ、それを守る為の戦いにも身が入る。それはお前だって例外じゃないぞ」
「いや、なあ、光陰」
「うん? なんだその悟りを啓いた高僧の説法が全く理解出来ません、ってな顔は」
「生臭坊主の遠回しな世迷言がまともな俺には全っ然理解出来ないんだよっ!」
「ははは、相変わらず悠人は鈍いなぁ」
「鈍いのはお前だっ」
「おおっ?!」

どげしっとか鈍い音と閃光のような右ストレートが光陰の頬にめりこむ。
ちなみにバカ二人の正面には、最早口を挟む機会も失ったまま呆然と佇むエスペリアがいる。
彼女の性格なら仕方が無いが、手元でくしゃくしゃになった地図とかが何だか怖い。怖すぎる。
更にちなみに彼女の隣には、新たにラキオススピリット隊参謀として加わっているクォーリンもいる。
なんだかもじもじと落ち着かないのは、恐らく既に何がしかを吹き込まれている為だろう。全く。


522 :名無しさん@初回限定:2008/02/14(木) 00:17:38 ID:JEH3OpitO
つC

523 :選択権は、彼にある:2008/02/14(木) 00:17:39 ID:72aooaIV0
 
「はいっ。ユートさま、これあげるっ」
「……あげるの」
「ん? なんだ、ネリーもシアーもか」
「え〜、他にも貰ったの〜?」
「……なんか、ヤだぁ」
「いや、そう言われても。あのさ、今日のヨフアルって美味しくなかったのか?」
「ううん、凄っごく美味しいよっ」
「いつもより、美味しいの〜」
「変だなぁ。さっきニムが投げつけてきたからさ。こう、ライトニングストライクばりに」
「……はっは〜ん。へっへっへ〜、ユートさま、ニブいなぁ」
「ニブいなぁ〜」
「なんだよそれ。二人とも何をニヤニヤ……うわっ」
「こっこっここここれ、受け取って下さいっ」
「ああ、ありが……ってもういないし。……あれ? ネリーもシアーもか。何なんだ」
「ヨフアルだらけですね」
「うわびっくりしたっ! ……なんだ、セリアか」
「年長組代表として来ました。あくまで年長組代表としてです」
「? お、おう」
「本当は甚だ不本意なのですが。ですが籤で引いてしまった以上、あくまで任務として割り切り」
「……ああ、嫌なのは悲しいくらい伝わったから。で、その大量に抱えてるのはもしかして」
「はい。折角ですのでここに追加しておきます。落としたら承知しません」
「いやちょっと待てってうわっ、おっとっとと。……ふい〜、危なかった」
「念の為ですが、一つでも食べ残したりしたらスピリット隊全員が敵に回りますので。では失礼します」
「え゙。いやだからこれはなんの仕打ち……いないし。本当になんなんだよみんな」

相変わらずモテまくっているが、本人だけに自覚が無いという最悪のパターン。
恐らく日付にも気が付いてはいないだろう。らしいっちゃらしいが、贈る方はたまったものじゃない。
今頃第一詰所の部屋にもこっそり積上げられているであろうヨフアル達が哀れすぎて涙をそそる。


524 :選択権は、彼にある:2008/02/14(木) 00:21:54 ID:72aooaIV0
 
そして哀れすぎるといえば、この男。夕暮れ時に自室でぽつねん、と一人寂しく膝を抱えているアホ。

「なぜだ……なぜ誰も来ないんだ……はは、そうだよな。みんな訓練とかで忙しいんだそうなんだ……」

いや、奴の部屋の扉の前にだって、慎ましくラッピングされたヨフアルが一個だけそっと置かれている。
全く、贈った方も贈られる方も、扉一枚を乗り越えられればまた違った展開もあっただろうにさ。
その頃の記憶は飛んでるんだけど、きっとマロリガンからこっち、ずっとこの調子だったんだろうなぁ。
可哀想に。当時のアタシよりあの娘なら、なんてふらふらしてるアタシが偉そうに言う台詞でもないけど。

「……さて、それはそれとして」

こんな楽しそうなイベントでアタシだけハブにしようとした落とし前だけは、きっちりと付けて貰うわよ。
なんも知らない女の子達を騙くらかした大罪も引っくるめて。まぁそっちの方はどうやら自爆気味だけど。
というか健気な乙女心に鈍すぎるって方が腹立って来た。ライバルなだけに、何だかこう、クるものが。

「おっと、用意したヨフアルはポケットにっと……いい、『空虚』。気配を感じさせちゃだめだかんね」

きっ、と軽い音を立て、ノブが回る。
今頃中では遂に訪れた来客に気づき、緩みきったアホづらが期待に満ちつつ振り向いている最中だろう。
フェンシング宜しく構えたアタシを見て、表情がどういった具合に化学変化を起こすのか、実に楽しみだ。
多分、99.9%までは見るも無残な驚愕の表情。そして0.1%だけど、満面の笑顔の可能性も……ないか。
さて、御開帳。まぐれでもなんでも喜んでくれれば、それだけで勘弁してあげちゃうんだけど……ねぇ?


525 :信頼の人:2008/02/14(木) 00:26:45 ID:72aooaIV0
毎年恒例ネタ。支援、有難うございました。

>>513
ヒミカ…ヘリオンより安月給なのか(←そこかい
>>518
赤なのに熱に弱いのかヒミカイザーーー!!

526 :名無しさん@初回限定:2008/02/14(木) 21:20:04 ID:reNNU0nZ0
>>525
乙です。
今日子こうしてみるといい女なのにな。
なんで本編だとあんなb(ペネトレイト

527 :名無しさん@初回限定:2008/02/14(木) 22:53:46 ID:9U+dk/MV0
>525
光陰後ろーー(AAry

空虚に突き刺さったヨフアルが舞い踊り、引きつりながらも今までハイペリアでもらったチロルチョコを思い出して、
レベルの上昇にむせび泣きそうです。
「……ネリーチャン……ニムントールチャン……何でかな? このヨフアルは何故かしょっぱいんだ」
「な に か い っ たっっ !?」

と怒鳴りながら、テーブルの上にさり気なく置かれたラップに包まれたもう一個。



「……うーなんでかな? せっかく抜け出してきたのにユートくんには出会わないし、最大の楽しみのヨフアルは売り切れだし。
こんな運命全部ユートくんのせいだよ!!」

ラキオス情報部はお膝元の情報入手に課題がありそうです。 

528 :名無しさん@初回限定:2008/02/15(金) 21:57:41 ID:WPuXeu1D0
>>525
乙です。
やっぱりこういうの見ると光陰の相方は今日子なんだなぁと実感しますねぇ。
なんだかんだ言って今日子姐さんはいい女だと思う。
いろんな意味で、この扉を乗り越えるのは困難なんでしょうねぇw

529 :名無しさん@初回限定:2008/02/15(金) 22:20:29 ID:ey3r5mpd0
だが俺は永遠神剣依存も好きなのだ

エターナル大集合のハーレム√もマジ欲しかった>アセリア

530 :名無しさん@初回限定:2008/02/16(土) 00:59:38 ID:Gblyd71R0
>依存も好き

ノシ あの風来坊っぷりがいい

531 :名無しさん@初回限定:2008/02/16(土) 01:58:29 ID:INZUVf+L0
ユーフォリアにいっぱい妹や弟がいてもいいと思うんだ エターナルの寿命なんてあってないようなものだし
種はともかく畑が違うケースばかりになるような気もするが

532 :名無しさん@初回限定:2008/02/16(土) 02:10:06 ID:hxdOFJq20
>>531
母親は同じスピリットという種族。でも同一個体ではないと・・・・・・。

533 :名無しさん@初回限定:2008/02/16(土) 02:49:13 ID:UuS9mY6c0
二ムと子作りしたい

534 :名無しさん@初回限定:2008/02/16(土) 03:37:43 ID:6v7hgxwq0
>>533
埋めますよ?

535 :名無しさん@初回限定:2008/02/16(土) 09:18:16 ID:XWC2IPqp0
>>534
貴女と小作したい

536 :名無しさん@初回限定:2008/02/16(土) 12:58:19 ID:sHvH5M/J0
不定形の依存は……

「うーシアーの方がまた胸おっきくなったっ」
「えーそうかなあ〜?」
ばしゃばしゃ
「これネリー殿シアー殿。湯船の中で騒ぐものではありませぬ。それに手ぬぐいを入れるのもよろしくありませんぞ」
「「はーい」」

「うんしょ、うんしょ」
「ありがとうニム。今度はわたしがニムの背中流してあげる」
「うん。お姉ちゃん」

「ヒミカ〜こっちも洗いっこしましょう〜」
「くるな!」
「あう〜イケズなヒミカです〜それじゃヘリオンさ〜んこちらへどうぞ〜」
「いえ! あの! 間に合ってますから!」

「どうしたのナナルゥ?」
「いえ……なにか気配が……それもどこか邪な……」

――――
「ユウトよ。『依存』の気が高ぶっているのを感じる。察するにこれは尋常ではないぞ」
「何だと、ま、まさか敵襲? 今日子はどこだ!」

――――
「ま、まてみんな! お、俺は無実だ! アリバイもある!」
「クォーリンの証言を信じろというのですか? 正直割り引いて受け取ってしまいますが?」

――――
「ちょっと『依存』。あんたどこ行ってたのよ?」
「ふ……。俺ほどの高次存在ともなるとな、小さい存在を愛でることに至上の喜びを感ずるようになるものなのさ」

537 :名無しさん@初回限定:2008/02/16(土) 22:03:37 ID:6Du66mNd0
>>536のせいで心底『依存』になりたくなった

538 :名無しさん@初回限定:2008/02/17(日) 01:15:55 ID:r7qinTGd0
高次存在である『依存』は風呂を覗、もとい小さい存在を愛でることにしたっ!

今、『依存』の前には風呂場への扉が3つ用意されているっ!
豪華そうな右っ、質素な造りの真ん中っ、いかにも妖しそうな左っ

  右
  真ん中
→左

「……ん? なんじゃ? 妙な気配が……お、おおおっ?」
『おっさん、疲れてんなぁ』

ルーグゥ大王の個室風呂だったっ! 『依存』は愛でたっ!

539 :名無しさん@初回限定:2008/02/17(日) 09:45:50 ID:WiuLxezZ0
とき○モかよ(怖いから伏字

今日子のストレ、もといマインドが下がった!

540 :名無しさん@初回限定:2008/02/17(日) 14:00:09 ID:y30t28b80
>>538
つまりルーグゥのあれは小さいということだな!
いやあれっていうのが何かはわかりませんが

541 :名無しさん@初回限定:2008/02/17(日) 15:16:52 ID:0i5twyT/0
  γ"⌒ヽ
  (.リノ彡ヾ〉 
   !pリ゚ ヮ゚リ          794 名前:名無しの雑魚スピ 投稿日:2008/02/17(日) 15:11:22 ID:lIgHTniN
   ((<(つ/ ̄ ̄ ̄/         >536
 ̄ ̄ ̄ヽ/SpiNet/ ̄ ̄ ̄ ̄.    >「ま、まてみんな! お、俺は無実だ! アリバイもある!」
                    >「クォーリンの証言を信じろというのですか? 正直割り引いて受け取ってしまいますが?」

                     これってまさか……コウイン隊長とクォーリンが一晩一緒にいたとかなんですかね!?
                     トゥルーEDがついに……。

542 :名無しさん@初回限定:2008/02/18(月) 23:17:26 ID:4nWZk5C00
オタからすれば何を今さらだろうけど、高嶺悠賀って声優いるんだね。

543 :時代劇スペシャル:2008/02/18(月) 23:59:19 ID:kCYE9t9P0
 
OP:永遠のアセリア(パーフェクトアレンジアルバムver.)

脚本:☆ミカ
演出:☆ミカ

BGM:Natural garden(永遠のアセリアサウンドトラック)

   昼時のラキオス城下。露天で野菜売りをしているお蓮。
   あまり売れずに困っていると、通りすがりの八方惚れが声をかけてくる。

「おうおう、辛気臭そうなツラしてやがんなぁ。どうだい売れ行きの方は」
「あ、旦那……はは、それが、こう不景気じゃ」
「あー、そうかい。すまねえな、お上がエーテル禁止とかいうお題目をぶっちまけちまったせいで」
「いえ、それは良い事ですから。それに、頑張っていればその内きっと道も開けると思うんです」
「……そっか。うん、そうだな。ところでお蓮、そのリクェムを貰おうか」
「あ……はいっ! いつもご贔屓に有難うございますっ」
「なあにいいって事よ。困った時はお互い様ってな。それに、おめえの所のは格別新鮮だからよ」
「ふふ、煽てたってこれ以上、なにも出ませんよ」
「ちぇ。さて、俺は行くぜ。ま、世知辛ぇ世の中だ。何かあったら声でも掛けてくれ」
「はいっ。有難うございました」


544 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 00:01:01 ID:kCYE9t9P0
 
   八方惚れ、去る。また暇になる時間帯。合間に、古糸でマフラーを編むお蓮。
   ちょこちょこ進めていると、手元に影が落ちてきたので顔を上げる。
   物珍しそうに覗き込んでいるユウさん。顎に手を当て、しきりに感心するような素振り。

「ふうん。中々器用だな」
「きゃっ、ユウさんいつの間に! びっくりするじゃありませんか」
「ははは、悪い悪い。驚かすつもりは無かったんだが、つい声を掛けそびれてしまってな」
「もう……お人が悪い」
「しかし、そんなに恥ずかしがる事は無いだろう。お似霧のかい?」
「あ、はい。そろそろ寒くなってきましたから」
「きっと喜ぶぜ。それはそうと、そこのネネの実を少し貰おうか」
「はい、毎度。……ふふ、リクェムもおまけしましょうか?」
「おいおい、勘弁してくれよ。俺が苦いの苦手だって、知ってるだろ?」
「冗談です。さっきのお返しですよ♪」
「やれやれ、これは一本取られたな……おっと、忘れてた。差し入れだ、とっといてくれ」
「これは……いいんですか、こんな高そうなアカスク」
「気にするな、どうせ上司からの振る舞い酒だ。俺はあまり飲まないからな」
「有難う御座います、美味しく頂きますね」
「ああ。じゃ、商売頑張れよ」


545 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 00:05:12 ID:SkydwNzz0
 
  ==== 場面反転 ====

BGM:The end of our time(永遠のアセリアサウンドトラック)

   郊外にあるあばら家。今にも倒壊しそうな四畳半。
   破れるにまかせた障子から、隙間風がぴーぷー吹きこんでいる。
   姉の帰りを待ち侘びながら、黴を生やして死んだふりをしているお似霧。
   畳をむしり始めた頃木戸を叩く音に気づき、我に返って慌てて駆け寄る。

「……お姉ちゃん?」
「おう、お姉ちゃんですよ〜帰りましたよ〜開けてくれいっ」
「もう。今一体何刻だと……うわっお酒臭いっ」
「はっはっは〜。いつ見てもお似霧は可愛いですねぇ」
「ああもう、こんなになるまで……ほら、早く入って。外寒いんだから、風邪でも引いたら大変」
「おっとっと、慌てるねい。どっかのグリーンスピリットじゃないんだからそう簡単に引くもんか」
「いいからっ。もう、口調まで変わって。お似霧がいないとホント駄目なんだから」
「お姉ちゃん、今日は張り切っちゃったんだぞっ! ほら、お、み、や、げ♪」
「って、凄いっ! これ、ヨフアルじゃない。最後に食べたのって確かラキオス隊に居た頃だから」
「へへっ。そうやってお似霧に喜んで貰えるのが、やっぱり一番。酒なんて無くても酔っちゃう」
「そ、そんな事言っても何にも出ないんだからっ……でも、いいの? 高かったんでしょ?」
「ほ〜らお似霧は、そんな事気にしちゃだめ。安心してっ、今日は野菜が高く売れたの」
「そうなんだ! 良かったね。やっぱりエヒグゥ追っ払ったのが良かったのかな」
「ええ、苦労掛けたけど、これでやっと今年の冬も無事乗り越えられるからね」
「わーい」
「わーい」


546 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 00:08:22 ID:SkydwNzz0
 
  ==== 場面反転 ====

BGM:For your heart(永遠のアセリアサウンドトラック)

   しかし、やはり風邪を引いてしまったお蓮。しかも酷くこじらせてしまう。
   お似霧の甲斐甲斐しい看病。隙間風に混じり始めている、真っ白な粉雪。
   フトンで寝込み、苦しそうに咳き込むお蓮。額のタオルを換える心配そうなお似霧。

「ごほっごほっ……」
「大丈夫? お姉ちゃん」
「くっ、あのエヒグゥ、あんなに大量の仲間を呼び寄せやがって……ごほっ! げほっ!」
「お姉ちゃん、無理しちゃだめっ! っていうか何その無理して悪ぶったような棒読み口調」
「諦め切れる訳っ……折角、折角冬を越せると思った矢先なのに……ごほごほっ」
「もう、大人しくして。お姉ちゃんが強いのは知ってるけど、今回は相手が悪かったんだから」
「マインドさえ……マインドさえ万全だったらエヒグゥの101匹位、居合いの太刀で蹴散らせて……」
「うんうん。だから、ね。ちゃんとお体治してから、また一から一緒に頑張ろ? ね?」
「わたしにもっと甲斐性があれば……お似霧にだってアースプライヤー教えて貰えるのに」
「いいの。お似霧、リヴァイブ好きだから。お姉ちゃんが生きてれば、それだけで充分」
「お似霧……いつも済まないねぇ」
「お姉ちゃん、それは言わない約束でしょ?」
「おう、ここか。なんだなんだ、汚ったねぇ小屋だなぁ」
「しょ、小吾屋さま?」
「……誰?」


547 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 00:13:40 ID:SkydwNzz0
 
BGM:cursed crisis(永遠のアセリアサウンドトラック)

   突如開かれる破れ障子の襖。どかどかと踏み込んでくる大男、小吾屋炉平。
   袈裟の胸前に片手を突っ込み、首からはでかいジュズをぶら下げている。
   いかにもふてぶてしく笑いながら、物色するように部屋の中を眺め渡す。   

「……ふん、金目の物はねぇか。おい、お蓮、約束の期日だってのに返しに来ないから、心配したぜ」
「! そ、それは」
「約束……? 返し……? お姉ちゃん……?」
「忘れたとは言わせねぇ。といちの利息分含め5ルシル、今すぐきっちり耳を揃えて払って貰おうか」
「ご、5ルシル! そんな、私がお借りしたのは確かヨフアル代2ルシルの筈じゃ……ぁ」
「え……ヨフアル……っってまさか」
「あん? 今更何言ってんだ。お前みたいな貧乏スピリットに、まともに金貸す訳ないだろ?」
「そ、そんな……無理です……酷い……」
「証文だってこうしてあるんだ、どうこう文句は言わせねぇ……お?」
「ひっ……な、なに?」
「ほう、なんだ、ちゃんとあるんじゃないか。結構なべっぴんさんがよおっ」
「きゃあああっ! ちょっと、ヤだぁっ!」
「待って下さい! お似霧を離してっ!」
「五月蝿ぇっ! こいつは借金の"かた"に連れていく。げへへ、高く売れるぜぇ、最近需要が多いからな」
「お姉ちゃん、お姉ちゃーーーーんっっ!!」
「お似霧ーーーーー! ……っっ、ごほっ、ごほっ……」

   やにわにお似霧を肩に担ぎ、高笑いしつつ立ち去る小吾屋炉平。
   追い縋ろうとするも、咳き込み、そのままフトンに倒れこんでしまうお蓮。
   フトンに微かな鮮血が混じらせつつ、そのまま意識を失う。


548 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 00:18:04 ID:SkydwNzz0
 
  ==== 場面反転 ====

BGM:Dark of dialogue(永遠のアセリアサウンドトラック)

   小吾屋炉平の屋敷。奥座敷に、マナ行灯が妖しく揺らめく。
   お蓮お手製のマフラーを握り締め、怯えながら後退るお似霧。
   部屋の隅に追い詰める小吾屋炉平。二人の間に横たわるフトン。

「ちょっと、こないでよっ」
「おうおう、気の強い所もそそるねぇ」
「お、お姉ちゃん……助けて……」
「へっへっへ、助けを呼んでも無駄だぜ。お前は売られたんだ」
「違うっ! アンタが無理矢理っ! 帰してよ、お家に帰してっ!」
「おっとあぶねぇ。手癖が悪ぃなぁ。そんなこっちゃ嫁の貰い手が無くなっちまうぜっ、と」
「あっ! や、ヤだ、触らないでよっ!」
「ほーら捕まえた。さて、そろそろ本気でいくか。覚悟しな、名物コマ回しーーーー」
「あーれー!!」

   縺れ、フトンに倒れこむ二人。暗転。


549 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 00:21:19 ID:SkydwNzz0
 
  ==== アイキャッチ ====
     __
 「,' ´r==ミ、
く i イノノハ)))
  i l||゚ ヮ゚ノl|  <時代劇のお供に、倉橋製菓時深だいふく
  i (/つ旦O  
  i と_ノ_')_)>  旦旦旦旦旦


550 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 00:25:39 ID:SkydwNzz0
 
  ==== 場面反転 ====

BGM:Lost Days(永遠のアセリアサウンドトラック)

   早朝。お蓮達のあばら家に、お得意先の一人であるかんざし屋のお突が訪れる。
   いつものように暮らしぶりを窺いに来たのだが、様子がおかしい。
   不審に思い、裏庭に回る。するとこの寒空に、襖は開かれたまま。
   いやな予感を覚え、大声で名前を呼びながら部屋へと飛び込む。
   するとフトンにうつ伏せ、片手を真っ直ぐ縋るように伸ばしたままのお蓮。

「おいっどうしたしっかりするんだお蓮!」
「ぁ……お、お突さま……お似霧が、お似霧が……」
「お似霧がどうした? 一体何があったんだっ」
「ヨフアルを……小吾屋さまが……需要……5ルシルって……酷い……」
「小吾屋だと? そうかあの破壊坊主、前から手入れの噂はあったが……ヨフアルの"かた"にお似霧を」
「お願いです、か、かたきを、かたきを……」
「お蓮? まずは覆面を取れ、話はそれからだお蓮ーーーっ!」

  呼びかけも虚しく、かんざし屋のお突の腕の中で気を失ってしまうお蓮。
  彼女をフトンの中に横たえ、かんざし屋のお突はゆらりと立ち上がる。
  力尽きる直前、懸命に差し伸ばされた手から手渡された、2ルシルを握り締めながら。


551 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 00:30:29 ID:SkydwNzz0
 
  ==== 場面反転 ====

BGM:引き続きLost Days(永遠のアセリアサウンドトラック)

   同じ頃。濃い朝靄がかった湖畔。
   何故か砂浜っぽい水辺を、これまた何故かエクゥに乗ったユウさんが駆けて来る。
   ふと、前方に不審者を見つけ、エクゥを降りるユウさん。
   胸元を大きく広げたあられも無い格好のまま呆然と湖の中央へと足を向けているお似霧。
   仰天したユウさんは、必死で駆け寄り留まらせようとする。暴れるお似霧。

「早まるなぁーーっ」
「離してっ! もう、お似霧なんか、お似霧なんかっ! マナの霧になった方がましなんだぁっ」
「落ち着けっ! その服……一体、何があったんだっ」
「ぐす……無理矢理小吾屋に……小吾屋に弄……うわ……うわあああんっ!!」
「小吾屋……これは、炉平の仕業なのかっ」

   泣きじゃくるお似霧を胸に抱きながら、カメラ目線で睨むユウさん。
   何かを決意したような表情の背後では、放牧中のエクゥが草を食んでいる。


552 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 00:37:13 ID:SkydwNzz0
 
  ==== 場面反転 ====

BGM:Great fear(永遠のアセリアサウンドトラック)

   薄暗い土蔵。黴臭い中に、幾つかの人影が動く。
   中央に置かれたテーブルに、ちゃりんちゃりんと軽い音が2つ。

「で、これが依頼料って訳か」
「今回はこの2ルシルだけだが……受けてくれるか」
「当たりめぇだ。ったく、何かあったら声くらいかけろってあれほど言っといたのによ」
「悪、即、斬」
「ちぇっ。ルシル硬貨がこんなに重く感じられた事はねぇな……行くぜ」
「……ああ」

   言葉数も少なく、それぞれに依頼料を手に取り立ち去るお突と八方惚れ。
   一人残されたお七も暫くぼーっとしていたが、やがてゆっくりと立ち上がり、

BGM:The Aselia(永遠のアセリアサウンドトラック)

「……私の分がありませんが」

   何も残っていないテーブルに溜息ひとつ。


553 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 00:39:55 ID:SkydwNzz0
 
  ==== 場面反転 ====

BGM:Power politics(永遠のアセリアサウンドトラック)

   め組の一室。寝かしつけられたお似霧の枕元で、ユウさんと辰五郎が話している。

「全く、年端もいかねぇ子に酷ぇ事しやがる。それにユウさん、こりゃあ……」
「ああ、ご禁制のせぇらぁ服だ。この手の衣装を着せたがる趣向が蔓延っているとは聞いていたが」
「着せるだけってのも質悪いがまさかその元締めがあの小吾屋とはねぇ。だがユウさん、これからどうする」
「どうもこうもない。のんびりしていては、証拠を消される。どうせ他にもたっぷり用意されているだろう」
「そうさな。なにせこういう輩は、取締りにだけは敏感だ。……行くのかい?」
「ああ、ここを頼む。後は任せておけ」
「がってん承知の助。それより、ユウさんこそお気を付けて」


554 :名無しさん@初回限定:2008/02/19(火) 00:41:55 ID:mmlZYVrY0
与力。

555 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 00:58:14 ID:MyPh4t8/0
 
  ==== 場面反転 ====

BGM:The Spirit(永遠のアセリアサウンドトラック)

   小吾屋炉平の屋敷。奥座敷に、マナ行灯が妖しく揺らめく。
   南蛮渡来のマナ投影機で、昨晩撮影したばかりの映像を堪能している炉平。

「うはぁ、最初は嫌がってたのに最後はこんなポーズまで……ぐへへ」

   映像の中では、せぇらぁ服を着せられたお似霧が引き攣った笑顔を見せている。
   膝に手を当て屈み込んだ姿勢から見えそで見えないぺったんこな陰影に、炉平は思わず喉を鳴らす。

「なんでかなぁ。こんなに可愛くしてあげたのに、逃げちゃうなんて……誰だっ!」

   風の音に異変を感じ、立ち上がる。慌ててコレクションを仕舞いこみ、面した中庭へ。
   辺りを見回すが、誰も居ない。首を傾げつつ、戻ろうと縁側へ足を乗せる。
   その瞬間、背後に舞い降りた影が、後ろから素早く炉平の口を塞ぐ。


556 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 01:01:51 ID:MyPh4t8/0
 
BGM:ちゃらら〜、ちゃららちゃらちゃちゃ、ちゃらら〜
    ⇒hallelujah(ザウスボーカルコレクション vol.3)

「動かないで……ずれると余計痛くなるわよ」
「……っっ!」

   ずぶり、と炉平の首筋に沈み込むかんざし。
   すかさず抜き取り、ウイングハイロゥを広げて飛び去るお突。
   まだ生きている炉平。あえぐように、縁側をよじ登る。

「だ、誰かアースプライy」
「……逃がしません」
「っっ!」

   その正面に立つのは、三味線抱えたお七。
   逆手に持った撥を、くるりくるりと回りながら首筋目がけて一閃、二閃イグニッション。
   草笛を咥え、そのまま無言で退場。だが、それでも炉平はまだ生きている。

「だ、誰かガイアブレs」
「お、炉平じゃねぇか。どうだい、最近商売の方はうまく行ってるかい?」
「は、八方惚れの旦那、どうしてここへ。いや、じゃなくて助け、はぐぅっ!」
「仏罰だ……地獄で破理仙が待ってるぜ」

   炉平の腹からずりゅっと『空虚』の刃が抜け落ちる。縁側を転げ落ちる炉平。
   動かない獲物を冷やかに見下ろし、血を払うように刃を振り下ろす八方惚れ。
   ゆっくりと立ち去った後、何事も無かったかのように静まり返る中庭。でもまだ生きている炉平。


557 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 01:05:27 ID:MyPh4t8/0
 
BGM:ちゃ〜らら〜、ちゃら〜らら〜、ちゃ〜ら〜ら〜、らら〜
    ⇒永遠のアセリア(永遠のアセリアサウントトラック)

「だ、誰かハーベスt」
「小吾屋炉平、余の顔を忘れたか」
「ぐふ、ユ、ユウさんいきなり何を……あ、貴方様はまさか」
「ご禁制のせぃらぁ服をヨウジョに着せて喜ぶとは羨ま、もとい言語道断。武士らしく、潔く腹を切れ」
「い、いや、武士じゃないし、それ説明端折すぎ……というか、腹ならとっくに切れて」
「歯向かうか、ならば巻きも入ってる事だし……成敗っ!」
「いやだから歯向かってなんていな、ちょ、ホント、勘弁しっ!」

   言い分も聞かず、すちゃっと『求め』を逆刃に構える暴れん棒将軍。
   しかし元々『求め』は両刃なので、その行為自体に意味は無い。
   問答無用のオーラフォトンで止め。少し考えた後、こっそりとマナ投影機を証拠没収。

「だ、誰かリヴァイb」


558 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 01:15:03 ID:MyPh4t8/0
 
  ==== 場面反転 ====

BGM:Hi! high! HI!(永遠のアセリアサウンドトラック)

   帰宅した八方惚れ。ルシル硬貨をこっそり額縁の裏に隠していると、背後から声をかけられる。
   慌てて振り向いた瞬間、ルシル硬貨を畳みに落としてしまう。したり顔で拾い上げるお絵須。

「おやこれは……? 婿殿、お早いお帰りで」
「あ、ああ、起きておられましたか」
「はい、年 寄 り の冷 や 水 で。しかし早起きは三文の得とはよく言いましたね」
「は、ははは……」


559 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 01:24:12 ID:MyPh4t8/0
 
  ==== 場面反転 ====

BGM:Eternal sky(永遠のアセリアサウンドトラック)

   後日、め組の表口。すっかり回復したお蓮と寄り添うお似霧がしきりに頭を下げている。

「いいのかい? もっと休んでいってもいいんだぜ?」
「いえ、もう充分お世話になりましたから。みなさん、有難うございました」
「無茶するんじゃねぇぞ。病み上がりなんだからよ」
「はい、大丈夫です。ほら、お似霧も。ちゃんとご挨拶なさい」
「……ありがと」
「もう、この子ったら。すみません、相変わらず不器用で」
「まぁいいじゃないか。元気になって、なによりだ……うん? どうした、お似霧」
「……ユウさん、他の人に見せたら許さないからね」
「っっ!」
「はは、どうしたいユウさん、顔が真っ赤だぜ」
「にくいねこんちくしょう」
「ははははは」
「ははははは」

ナレーション:

   微妙にフラグが立ったかも知れない冬晴れの空。
   無事立ち直った姉妹二人を祝福するかのように白く浮かぶ雲がゆく。
   今日も平和なラキオスに、冷や汗が爽やかな悠人であった ――――


560 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 01:29:11 ID:MyPh4t8/0
 
ED:この大地の果てで(ヒミカこぶし入りver.)

スタッフロール:

お蓮            ファーレーン・ブラックスピリット
お似霧          ニムント−ル・グリーンスピリット
小吾屋炉平       エトランジェ・コウイン

八方惚れ         エトランジェ・キョウコ
暴れん棒将軍      エトランジェ・ユート

かんざし屋のお突    セリア・ブルースピリット
三味線のお七  .    ナナルゥ・レッドスピリット
お絵須          エスペリア・グリーンスピリット

め組の辰五郎      ファイアー☆ミカ(友情出演)


  ==== 次回予告 ====

BGM:Harrowing battle(永遠のアセリアサウンドトラック)

ナレーション:

   今日も元気にマロリガン道中水戸光陰様ご一行。
   立ち寄った宿場街で出合ったのは元気な芸人姉妹お練とお紗、のんびり屋のお針。
   どうやら追われているような三人に、うっかりお縁が義侠心を持ち出して……?
   次回、『凛さん、瑠華さん、やっておしまいなさい』お楽しみに。


561 :時代劇スペシャル:2008/02/19(火) 01:34:52 ID:MyPh4t8/0
 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄
                            ____________            O
      ヘー    ♪       ホェー     /                \    _ _  。
  ,べV                      |  という、そんなお話――― > //, ヽヽ\
 / 〃  ̄ ヾ;  〃  ̄ ヾ;   ,'^》フ⌒´ヽ》ヘ    \_____________/_ (/ハ\ヾ ii
 ! i ミ(ノハソ   i`_(ノハソ   ( ノ i」」」」」〉))          |_|__|__|__|__ ハ´ヮ`)))/
 !ik(i|゚ ヮ゚ハ   l从゚ ヮ゚ハ   ノノ(!リ゚ ヮ゚ノリ((          ||__|       |__ / ( Y _ ) ))
 リ⊂}!廿i つ ⊂}!廿i つ (( ⊂! |T|!つ リ         |_|_| 从.从从 |_(つ//⊂二//
   く/Цレ'    く/Цレ'     く/|_|〉            |_|_|///ヽヾ\|  | |_| ||/||
    し'ノ     し'ノ       (フフ             ─────────し レ ||/


                _ _                               /\, ._    っ
__________ //, ヽヽ\                 ____      /| ::::゙i `,... つ
|__|__|__|__| (/ハ\ヾ ii        , ⌒⌒ヽ    |      |   ∠=====>  ゝ
|_|__|__|__|_ ハ´ヮ`))|)/         (((゙^ )) )i   |      |    |」、‐ ;;;ノ!ヘヘJ
||__|       |__ / ( Y_)))    <》==0L!、ヘ'ノi)イ>===|      |=℃--------')>
|_|_| 从.从从 |_(つ//⊂__//       `ヽ\_.!廿( >   |      |  ℃--------'
|_|_|///ヽヾ\|  | |_| ||/||          くi |_ L\  |      |    くi |_ L\
─────────し レ ||/             しし~    ̄ ̄ ̄ ̄     しし ~
                                                   ''''' ''' '' '

562 :信頼の人:2008/02/19(火) 01:37:39 ID:MyPh4t8/0
支援、有難うございました。
いつもですが、途中でさるさん規制に引っかかっていたので今回はホント助かりました。

そして●持ちではない書き手さんにご報告。
鯖変更してから何故か葱にも導入されてるさるさんに実はこれで3回程引っかかっているのですが、
いずれも何もせず大人しくしていれば大体15〜30分位で解除になりました。
ID取得し直したりもしてみましたが、そちらの方は効果の程は判りません。むしろ関係ないかも。
そして例のもちつけ規制によって書き込み無視された場合でも、
924スレのようにもちつけの方の投稿数にカウントされているような手ごたえがあります。
これもただの感覚ですが、いずれにせよさるさん食らったら慌てず騒がずじっと待つのが吉かも。
>>1の避難所って最終手段もご好意で運営されている事ですし。

563 :名無しさん@初回限定:2008/02/19(火) 02:35:10 ID:PCOsVLcV0
乙です。
いつぞやの話題でもありましたが、ついに和名でデビューの雑魚スピ。
しかし、八方惚れって。
そっちはそっちで仏罰のような気がします。
楽しく読ませてもらいました。


564 :名無しさん@初回限定:2008/02/19(火) 02:45:03 ID:unWE6L5u0


   |ヽ          /!
    ! |  ,.-‐‐-、  r"/
   l ゙"i I Iノ ノ ,'>-r,."
   |レ'" ̄ ̄"‐-、l/
   |_i:::..__..::::::::ノ,!
   _ト、,,____,,..ノ^
    ト-,ヘ、r=、ノゝ)
   ヽr'_')_;、_'-_>
     |,<_.rト-'|
    ,.r' 、ソゝ^ヽ、_
   !''‐".:l└‐‐--'
    ̄ ̄

力作乙だぜっ・・・!

565 :名無しさん@初回限定:2008/02/20(水) 09:26:43 ID:ihbEcbJP0

  〃  ̄ ヾ; 
  i`_(ノハソ
  ノ从;-;ハ,
  ( Ημ)|
  乙_∪ .∪

566 :名無しさん@初回限定:2008/02/21(木) 00:08:20 ID:zU4GWWce0
シアーが寂しがっています。さて、あなたならどうしますか?

【1】 お菓子あげる
【2】 ネリーを呼ぶ儀式を踊る
【3】 寂しさにつけ入ってお持ち帰る
【4】 敢えて放置して楽しむ
【5】 「あ、人がいる〜」と口真似る
【6】 攻撃魔法を唱えてバニッシュされる
【7】 寒いのマフラーをかけてやる
【8】 壺を売りつける
【9】 一緒に孤独になる

567 :名無しさん@初回限定:2008/02/21(木) 00:24:23 ID:v4cJ5yrp0
>>566
あえて【9】を選ぼう

568 :名無しさん@初回限定:2008/02/21(木) 01:58:24 ID:XBZTxah80
時刻の最後の桁で

569 :名無しさん@初回限定:2008/02/21(木) 02:36:47 ID:h+yuJD1m0
>>566
【7】 しかあるまいw

570 :名無しさん@初回限定:2008/02/21(木) 09:28:58 ID:vXP0z1oA0
>>567-569の時刻末桁を比べてしまったばっかりに、
>>567のツンデレっぷりと>>568の鬼畜っぷりと>>569の見事な一致っぷりに全俺がフイタ

571 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 02:04:05 ID:3ROebkOR0
>>563さん
どもです。
和名ネタは今までも結構顔出していたので、調子に乗って駄洒落てみました。
ですが八丁堀⇒八方惚れ⇒今日子ってのはやっぱりちょっと無理があったかも。
>>564さん
どもです……って、誰w


>>566
時刻の最後の桁で

572 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 09:59:22 ID:3ROebkOR0
便乗してこんなのはどうだろう。
時刻の最後の桁でファンタ式今日の占い

【0】いきなりデートに誘われて怪しげな弁当食わされる
【1】ベッドの下にソーマ・ル・ソーマが隠れている
【2】ダンボール箱ごと捨てられたネリシアを拾って帰る
【3】実は子供の頃から巫女ストーカーに観察されている
【4】瞬とクェド・ギンとザレントールを同時に敵に回す
【5】アナタの事、信用してませんからと罵倒される
【6】ナナルゥとヒミカがヒートフロアをかけてくれる
【7】光陰とクォーリンが結ばれるという幻想を見る
【8】異世界に飛ばされてレッドスピリットと巡り会う
【9】食パン咥えたヘリオさんと、朝街角で衝突する

573 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 10:03:58 ID:v71dz6y40
>>572
おk。行ってみる

574 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 10:05:24 ID:v71dz6y40
ちょっとマナ奪われてくるわ

575 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 11:20:04 ID:UVpyqaY20
てs

576 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 11:34:21 ID:ayQa+BdW0
>>572
何が出るかな
何が出るかな

577 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 11:35:14 ID:ayQa+BdW0
(゚д゚)

578 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 15:08:01 ID:tVNWBDoOO
よーし5,7,9来いっ!

579 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 15:08:29 ID:tVNWBDoOO
orz

580 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 15:48:30 ID:Dzt+8vT70
よしこい

581 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 15:49:21 ID:Dzt+8vT70
よっしゃあ!
ヨフアル一直線だぜ

582 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 18:25:49 ID:J9gHjiOAO
ネリシアお持ち帰りしたいよぉ

583 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 18:26:50 ID:J9gHjiOAO
なんだよヘリおさんか

584 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 20:20:56 ID:ff80ZH680
やってみるさ

585 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 20:46:44 ID:/Xhf8+Mn0
>>562
乙です。
悟り屋さん、趣味の充足だけで借金帳消しにしたりしてる辺り結構いい人な気がするんですがw
でもお突に刺されてちょっと羨ましかったり。
とりあえず八方惚れに吹きましたw

そして、お似霧を最後までオニギリと読んでいた私。

586 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 21:02:51 ID:/Xhf8+Mn0
【5】番取れなかったorz

ところで、今回の連投規制、かなり深刻なようなので、
具体的な対策見つかる(もしくは運営側でなんらかの対策が採られる)まで、SSの投下に関しては

基本避難所に投下、本スレには最初の1レス+避難所のレス番URL投下

って感じで統一してみてはどうでしょう。
正直今の状態が続くと流れが悪くなるし、
前みたいな新規住人との悲しい摩擦が生まれるし、
IDでSS抽出してる保管庫的に捕獲が手間になるし、
いい事が何一つ無いような気がするので。

今後のルールでは無く、あくまで具体的な対策が見つかるまでの暫定処置として。
保管庫的には最後の部分が切実なんでご検討頂けると幸い(´・ω・`)

587 :名無しさん@初回限定:2008/02/22(金) 22:52:48 ID:cha7keyN0
お似霧ワッショイ(AAry

>586
キス。
ちょと臨場感に欠ける気もするけど、それがベストな方法ではないかと。
他の板だと1レス60行とかあるから楽なんだけどなあ。

588 :名無しさん@初回限定:2008/02/23(土) 05:07:28 ID:HZI39Xs+0
  ☆ チン

        ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・)<  ニムのデレデレSSまだー?
             \_/⊂ ⊂_)_ \_______
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
        |           .|/

589 :名無しさん@初回限定:2008/02/23(土) 09:32:30 ID:e/ZOcfV40
ツンの無いニムSSとな

気が付いた?……言葉、判んないみたい。
どうしよ。取りあえず、御飯食べさせて。
少し元気になったかな。あ、お姉ちゃん紹介しなきゃ。
洗濯洗濯っと。おおお、親指立てられた!?

こうですか、わかりません!

590 :名無しさん@初回限定:2008/02/23(土) 14:59:29 ID:eyNJqgOa0
ちょっとお伺いしますが、アセリアタソに性欲ってありますかね・・・・・?
どう考えてもない気がするが・・・??

591 :名無しさん@初回限定:2008/02/23(土) 15:32:07 ID:kF0jN0U00
>590
無印pc版をやりたまえ。

だが、ユーフィーを産んでからはご無沙汰な気もする悠人哀愁。

592 :名無しさん@初回限定:2008/02/23(土) 15:42:42 ID:6gPI//S80
>>591
いや、すでに無印もプレイ済みだけど、それでもさ。
そもそもアセリアタソは可愛いけど、意味不明な言動が多すぎる・・・
エンディングで朝焼けの空に向かって「永遠のアセリアの名において命じる。剣よ永遠よ私の盾になれ」っていうのも意味不明だし・・・
いい場面で最初は感動したけど、よくよく考えたら「あれ?」って思った。

593 :名無しさん@初回限定:2008/02/23(土) 16:28:19 ID:kF0jN0U00
「……我の力となれ」の間違いじゃね?

意味不明というか、そこをくみ取ればアセリアの魅力も染みこんでくると思う。
このスレでは、出番が薄いけれども。

594 :名無しさん@初回限定:2008/02/23(土) 17:02:13 ID:aB9Z5H290
>>593
我の力の間違いでした・・・
確かにそうかもしれん・・・
やっぱりアセリアタソが一番いいね。

595 :名無しさん@初回限定:2008/02/23(土) 19:42:47 ID:FPE8bIuT0
>>586
それでいいんじゃない? でもSSと呼べないような短いネタの場合も避難所使うのはどうかと思うので、
規制がかかる前のレス数(3レス?)で済む場合はそのまま投下って具合に線引きはした方がいいと思う。

596 :名無しさん@初回限定:2008/02/23(土) 22:49:10 ID:FO+MqMOV0
>>586>>595
暫定ガイドラインとしては賛成。
後はそれぞれのメリットに応じて、個人の好みでいいと思う。
外部板には抵抗あるって人もいるかもしれないし。
リスクとしては、
スレに直投⇒規制の壁、流れが滞る為に起こる弊害、保管庫の人やや涙目
避難所⇒投稿したリンクを読み手が踏んでくれるとは限らない、感想レスにネタばれが発生する
こんなとこでしょうか。他にもあるかな?

597 :名無しさん@初回限定:2008/02/23(土) 23:22:33 ID:hmYEytXa0
>>596
>外部板には抵抗ある
外部板って言ってもこのスレの一部みたいなもんだし、気にする人が居るとは思えないけどね。

>投稿したリンクを読み手が踏んでくれるとは限らない
これはスルーしやすくなったとも言えるので、考えようによってはメリットなのかもしれない。

>感想レスにネタばれが発生する
これは弊害としては大きいかもしれないけど、そこ慣れでなんとかカバ出来そう。

あとはなんだろ、スレ内からSSの占有率が大幅に下がることでレス数が減り、寂れたような空気が立ち込めてしまうとか?w
あくまで暫定処置だしそんなに心配する事では無いと思うが、外部投稿が主流だった聖なるかなでSSスレを見てるとそんな不安が……。

598 :ヒミカイザー 第2話『黒い月光仮面』:2008/02/24(日) 02:41:48 ID:GLcuZsxI0

ヘリオンが偶然に見つけた大量の兵器。
それがものベー号を巻き込む事件の始まりだった。
現れる空賊、そして共に戦う仲間の活躍。

ヒミカの、正義の心が燃え上がる!

ヒミカイザー 第2話『黒い月光仮面』。
チャンネルは、こちら。

ttp://www.miscspirits.net/Aselia/test/read.cgi/refuge/1099180045/109-140



599 :名無しさん@初回限定:2008/02/24(日) 03:26:36 ID:jx4avUXI0
今こそスレ住人の団結力を見せる時!

ってな訳で、
作者→外部に投稿
住人→気付いた奴から3レスずつ投下

無茶かな?無茶だな

600 :名無しさん@初回限定:2008/02/24(日) 20:48:26 ID:EtDLEpiS0
>>598
乙。ファーレーンの陰険さに吹いたw
ストーリーもいい感じにパロディしてると思います。
続きに期待。

601 :名無しさん@初回限定:2008/02/24(日) 20:49:11 ID:EtDLEpiS0
>>599
さすがに混乱招くだけになりそうなので止めたほうが良さげ。

602 :名無しさん@初回限定:2008/02/26(火) 07:56:27 ID:0mt9BSfYO
この流れなら言える!!

ファーは俺の嫁!!

603 :ニム:2008/02/26(火) 09:36:42 ID:i5vuD8y90
殺すよ

604 :名無しさん@初回限定:2008/02/26(火) 16:45:25 ID:HQh3eUVb0
今朝、槍で串刺しになった>>602が発見されました
犯人はグリーンスピリットと見て捜査を・・・

605 :名無しさん@初回限定:2008/02/26(火) 18:42:24 ID:0mt9BSfYO
バイト終わったら俺死んでたwww

606 :名無しさん@初回限定:2008/02/26(火) 22:04:18 ID:m0O9+jc90
       _
    '´ ヘ ヘヾ
   ノ〈从ハ从〉
   从ヲ´ヮ`ノヲ  >あらあら、今リバイブかけますね〜〜
   ノ⊂》|Tリつ
  て(く/|_ノゝ
     し'ノ

607 :名無しさん@初回限定:2008/02/26(火) 23:27:53 ID:HhdYGHDa0
なんという偽神剣魔法、これがハリオンマジックかw

608 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 00:12:38 ID:p4ow05tj0
リバイブ=リ・バイブ
死体にバイブを突っ込むと申すか!?

609 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 01:19:26 ID:rtnjSsBi0
「もうダメ、これ以上は本当に無理だって……」
「あらあら〜。それでは、もう一度復活していただくために、リ・バイブー」
「アッー!」
「まだまだ元気になるじゃないですか〜。では、もう一回いただきますね〜」

こんな調子で先頭に戻って、エンドレスループなハリオンとユート。

610 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 02:22:18 ID:NxtwZfkD0
「もうダメ、これ以上は本当に無理だって……」
「あらあら〜。それでは、もう一度復活していただくために、タイムシフト」
「アッー!」
「まだまだ元気になるじゃないですか〜。では、もう一回いただきますね〜」

こんな調子で先頭に戻って、エンドレスループなおbsnとユート。

611 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 04:25:33 ID:vtPI1P6x0
「もうダメ、これ以上は本当に無理だって……」
「あらあら〜。それでは、もう一度復活していただくために、キュアー」
「アッー!」
「まだまだ元気になるじゃないですか〜。では、もう一回いただきますね〜」

こんな調子で先頭に戻って、エンドレスループなエスペリアとユート。

612 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 06:26:09 ID:8OUTTLIlO
「おい、さすがにこれ以上は本当に無理だって……」
「駄目!まだ満足してないんだから。もう一度復活してもらわないとね〜」
(電撃ハリセン)
「アッー!」
「ほ〜ら、まだまだ元気じゃない。それじゃ、もう一回戦といきますか♪」

こんな調子で先頭に戻って、エンドレスループな今日子と光陰




…そして、それを見ながら慰めるクォーリン

613 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 09:57:22 ID:pHDjskNu0
四人の意外(でもない)共通点が明確に示された瞬間である

614 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 17:43:48 ID:gHz3Izh70
>>609-612を参考にしたナナルゥが冗談を言おうとしているようです

615 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 18:11:23 ID:fwSQo4r60
そういえば「永遠のアセリア」がカラオケで歌えるようになったみたいだけど、スピリット隊でうた上手いやつ誰だろうね


616 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 18:38:15 ID:0vIo/01P0
>>614
「では、開始します。

『おい、さすがにこれ以上は本当に無理だって……』
『まだだっ! 俺たちの力はこんなもんじゃない! 力を振り絞れぇぇっ!』
『アッー!』
『ホレ見ろ、まだ元気じゃねーか。それじゃ、もう一回戦といくか♪(CV:間寺司)』

このような調子で先頭に戻って、エンドレスループするユート様とコウイン様。
いかがでしょう、面白かったでしょうか?」

617 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 18:57:51 ID:pHDjskNu0
では、逆を突いてみよう

「はぁ…暑いぃ…もうダメ、これ以上は本当に無理」
「そう。じゃあ、もう一度復活してみよっか。サイレントフィールド!」
「アッー!」
「ほら、まだまだ元気じゃん。んじゃ、もう一回。いい声で鳴いてよね」

こんな調子で先頭に戻って、エンドレスループなニムとネリー。

618 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 19:16:09 ID:FFzZ+IEbO
>>615
エスは無問題だろう
後はセリア、ファーレーンは手堅いか
ヒミカはコブシ効かせすぎ、ナナルゥは逆に技術だけが先行してる

619 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 19:45:07 ID:6XbjqNzu0
>>618
エス以外は問題アリアリだろ
ハリオン=リズム感皆無
ファー=赤面して歌うどころじゃない
アセリア=新手のボーカロイド
オルファ=お歌のじかん
セリア=上手いが見せモンじゃねぇぞゴラァとキレる
ウルカ=全ての歌が演歌っぽい
ヒミカ=俺の歌を聞けぇっ!

620 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 20:54:47 ID:ddT/Z4Up0
シアーがかなり上手い気がする。年少組の中では

 |
 |"⌒ヽ    
 |ノ彡ヾ〉
 |リ ゚ヮ゚リ  コウインさまにラブソングを歌えと言われた気がして来てみました
 |と))  
 |

621 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 23:06:48 ID:QkQBVuhG0
ネリーとクォーリンはなんとなく自覚ないジャイ○ン音痴なイメージ
デュエットで周囲に甚大な被害をもたらすソニックライトニングス
ニムントールはことことおなべ
でも絶対にお姉ちゃんの前で以外唄わない

他に伏兵馬いるかな
セリアとシアーが本命対抗?

622 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 23:31:09 ID:7WEnsjqu0
ファーレーンとニムントールは姉妹で合唱なイメージ。
ニムがソプラノ、ファーがテノールで分担ありの。

スピリット隊の面子はそれぞれ得意な歌のジャンルも違うのかな。


623 :名無しさん@初回限定:2008/02/27(水) 23:56:51 ID:8FUy9ITm0
そこでスピドルマスターですよ。
マナ未来通信による課金システムで、ホイホイ、と。

624 :名無しさん@初回限定:2008/02/28(木) 22:09:41 ID:++UDEupP0
何となくだがヘリオンは素朴に歌がうまそうな気がする。
でも素朴なんで実際に聞いた奴にしか良さが分からないみたいな。

625 :名無しさん@初回限定:2008/02/28(木) 22:40:35 ID:aEbK7p7t0
ナナルゥなら……ナナルゥなら草笛とボーカルを同時にこなしてくれる……!

626 :悪戯に、徒に:2008/02/28(木) 22:54:38 ID:/fufEjaz0
 
右手へ控え目に絡められている細い腕。
左手にぶら下がってる小っちゃな手。
見ようによっては微笑ましい家族連れ。
城下の街をぶらぶらと見物しつつ、ふと思う。
それにしても俺は今、一体何をやっているのだろうかと。

「ほらユート、見て見て美味しそうなネネの実」
「ああ、美味しそうだな。食べたいのか?」
「間食はだめよ、ニム。晩御飯が食べられなくなるわ」
「はーい」
「あ、ごめんなさい、出過ぎた事を」
「いや、いいよ。でもやっぱり、基本的な所は変わってないんだな」
「はい? なにがですか?」
「あー、なんでもない」
「ねーねー、早く行こうよぅ」
「こらこら、引っ張るなってニム」
「もう、慌てると転ぶわよ」

続く↓
ttp://www.miscspirits.net/Aselia/test/read.cgi/refuge/1099180045/141-146


>>625
そのスピケンサー下さいw

627 :信頼の人:2008/02/28(木) 22:56:25 ID:/fufEjaz0
コテ付け忘れたonz

628 :名無しさん@初回限定:2008/02/29(金) 01:03:18 ID:8iKofVdg0

やっぱりニムは可愛いな

629 :名無しさん@初回限定:2008/02/29(金) 10:55:29 ID:iTjiEngjO
イオは上手そうだな
ウルカは静かに歌うなら上手いだろうけど、普通に歌ったら下手かも

雄々しく歌うならラキオスの兵士達が以外といけそうな気がする…まあ、軍人だからってのが理由なんだが

630 :名無しさん@初回限定:2008/02/29(金) 16:18:03 ID:hpbfF1oP0
>>627
乙です。
組み合わせもだけど、終始デレている二人とはまたレアですね。
でもヤンチャな子供と厳しいけど優しいお母さんの組合せは凄くバランスがいいと思う。
家族としてのバランスなら申し訳ないが、終始アメしか与えない姉よりもw

しかし、こうしてデレの方向性を見ていると、ニムがメインヒロインとして台頭して来ない理由が分かりますね。

セリア→嫁にしたいスピNo1
ニム→娘にしたいスピNo1

631 :名無しさん@初回限定:2008/02/29(金) 18:04:46 ID:E1zDjQ2o0
>>627
乙です。いきなりツンをすっとばしてデレにブッ飛んでる二人の組み合わせは新鮮でした。

唐突だが、世界樹の第二詰め所メンバー表(わかる人にしかわからないネタ)

ソゥ・ユート→ソードマン♂ 光陰→パラディン♂ 今日子→ソードマン♀
アセリア→ソードマン♀ エスペリア→メディック♀ オルファ→カースメーカー♀ ウルカ→ブシドー♀
セリア→ソードマン♀ ヒミカ→ソードマン♀ ハリオン→メディック♀ ナナルゥ→アルケミスト♀
シアー→ペット(パンダ) ネリー→ペット(熊) ニム→ロリメディ子verへヴィスト ヘリオン→ブシドー♀
ファーレーン→レンジャー♀(眼帯半覆面ver) イオ→ドクトルマグス♀ 佳織→バード♀ 小鳥→ガンナー♀
時深→ドクトルマグス♀

うん、システムの都合上再現できません。そして誰かはいるのに誰かがいません。

632 :名無しさん@初回限定:2008/03/01(土) 01:08:13 ID:NGa+1jZF0
久々に画像版見に行ったら吹いたw
あのブームがファンタズマゴリアにも押し寄せていたのか・・・

633 :名無しさん@初回限定:2008/03/02(日) 00:29:50 ID:rr+FjrD10
なんだ、俺が見に行ったからあんな顔されたのかと思った。
安心した、みんなあんな顔されるんだな。

634 :飴と鞭と鞭と鞭:2008/03/04(火) 01:02:54 ID:0272mCHz0
 
遠征先のランサ組と交代で取る休息にも、一つだけ問題がある。それは、食事の問題。
こればっかりは出来るメンバーが限られているので、必然、彼女らに頼るしか術がない。
ランサとのローテーションも、変な話だがそれらを主軸に考えられ、実行に移されている。
具体的にはエスペリア、オルファ、ハリオン、セリア、ファーレーン、それに補欠でヘリオン。
彼女達が同時に居なくなると食糧事情が深刻に悪化してしまうので、特に注意が必要だ。
以前、今日子とアセリアとヘリオンに妙な料理を食わされてから、そう硬く心に誓っている。
だが、元々一人だけでも残ってくれていればいいとか考えてたのが、そもそもまだ甘かった。
もう少し余裕を持たせて人員確保していれば、こんなことにはならなかった筈なのに。
そう、引き金はとっくに指にかかっていた。今日唯一の料理人が確定していたその時に。

続く↓
ttp://www.miscspirits.net/Aselia/test/read.cgi/refuge/1099180045/148-153

635 :勘違いしないで:2008/03/04(火) 01:04:47 ID:0272mCHz0
 
たまのお休みにふと思い立った私用で城下へ出掛けてみると、
街角で他愛も無い口論をしている人達を見かけ、一体何をやっているのかと思う。
聞くともなく耳に入ってくる罵声は足を踏んだだの話を聞けだの、どれも下らない。
「……まあ、どうでもいいけど」
そう、どうでもいい。私達スピリットにとって、人同士の理不尽な諍いなどは。
そんなことよりも、折角のお休みを楽しまなくては。よく晴れた気持ちの良い青空。
こつこつと小気味良く石畳を叩く靴音。今日は、ささやかに楽しみな目的地もある。
少しだけ浮ついた気分という贅沢を、今は思う存分味わおう。ぎゅむ。
「あっ、ごめん」
「〜〜〜〜〜っ」
足を、踏まれた。わたしはちゃんと、前を見ていたのに。
でも、踏まれた。ぎゅむって、聞こえた。角を曲がった所で、はっきりと聞こえた。
これでもかって位、思いっきり踏まれた。だってわたし、蹲ってる。わりと本気で。
「大丈夫か? 俺ちょっとよそ見してて……あれ?」
「大丈夫なわけないでしょうっ! 一体どこを見て……え?」
半分泣きそうになりながら顔を上げ、反射的に叫ぶ。
そして叫んでから改めて相手の顔を確認し、わたしの口は丸く固まってしまう。
心配そうに覗き込んでいる、逆光に翳る特徴的な黒い髪。灰色の、きたない羽織。
「……セリア?」
「……ユート、様?」
そのまま暫くの間、わたし達は硬直してしまう。お互いを見合わせたまま。

続く↓
ttp://www.miscspirits.net/Aselia/test/read.cgi/refuge/1099180045/154-159


636 :信頼の人:2008/03/04(火) 01:07:29 ID:0272mCHz0
てな訳で、セリア二本立てでお送りします。
それぞれ、母性と女性、とかツン割り増し、とか。
そして(多分)、保管庫短編セリア100本目は貰ったぁっ(何

>>628さん
今回ちょっと脇役っぽくなっちゃいましたが、そう言って頂けると幸いです。
>>630さん
ニムはニムで需要ありそうですけれど。
>>628さんとか「ニムは俺の嫁」の中の方とかw
>>631さん
ブッ飛ばしたらどうなるかなぁ、と。
新鮮、って言って頂けると救われますけど、やっぱりこの二人ってツンありきですねw

637 :名無しさん@初回限定:2008/03/04(火) 01:25:06 ID:krgsDEvQ0
乙です。
セリアは語彙多そうだしツンられると(´;ω;`)

なぜ嫁がニムだとわかったんd(ry

638 :名無しさん@初回限定:2008/03/04(火) 22:43:06 ID:QGsKo1fa0
そういえばカテゴリ別ファン投票ってないなあ
妹、姉、母、娘、嫁、姑とかに分けて住人投票したらスレ的にはどうなるんだろ

639 :名無しさん@初回限定:2008/03/05(水) 01:49:13 ID:njjSi+jq0
妹から姑までセリア流しでFAだ

640 :名無しさん@初回限定:2008/03/05(水) 21:53:47 ID:ROzPDahk0
俺の日記 3月5日


永遠のアセリアをやっとプレーしたけど世界観がしっかりしてて
すげえ面白かった

こんなに嵌ったのはオルタぶりだわ
聖なるかなは、批評空間でシナリオのダメだしが酷いから
スルーしよう


おしまい

641 :名無しさん@初回限定:2008/03/05(水) 22:46:39 ID:+1WNg81n0
>>636
二本立て乙&セリアカテゴリ100げtおめ。

>>634
セリアさん、試行錯誤の末にカロリーメイトを開発してしまうとはw
ていうかユート、こんだけしてもらって食わねぇってどういう事だ。

>>635
これはセリアさんというキャラを体現した100にふさわしい作品ですね。
セリアさん可愛いよセリアさん。

642 :名無しさん@初回限定:2008/03/07(金) 03:31:44 ID:u56NRuCi0
俺の日記 3月7日

周回していたら何だかサブスピが気になってくる
育て辛いヘリオンとか僕ッ子とかもう最高


以上、>>640を勝手に続けてみた

643 :名無しさん@初回限定:2008/03/08(土) 02:24:10 ID:HjOqo0Cj0
LV0  永遠のアセリア?どうせ典型的SRPGだろ?とりあえず積んどこ…
LV1  絵は中々クセがあるな。ってかこの登場キャラ何で貧乳ばっかりなの?
LV2  一番抜けるのは冒頭の赤スピだな。エスペリアさんってのはなんかリレルラエルしてて結構いいかも。
LV3  イオさんって女神じゃね?伊達に永遠神剣第四位理想じゃないって感じ・・・
LV4  オルファも技説明面白くていいな。アセリアとかウルカとかレムリアもいい・・・
LV5  ソーマって別に強くないのに腹出しててしゃべり方がうぜぇ。ソーマ斬首!
LV6  エスペリア結婚してくれ!住職は膣内でも外でもどっちでもいから帰ってくれ!
LV7  やべぇ聖緑最強!ネイチャーフォースがあれば何でも倒せる!
LV8  コアラ一味と瞬は倒した!俺はエスペリアと結婚するぞ!!
LV9  雑魚スピは重要だと今更気がついたわ
LV10 やっぱPS2版は必要だわ
LV11 メダリオが強くてソーン・リーム長いよぉ〜
(以下ぞれぞれの萌え属性へ)

644 :名無しさん@初回限定:2008/03/08(土) 02:45:20 ID:4sdOBJuu0
・・・?
メダリオ強い・・・?

645 :名無しさん@初回限定:2008/03/08(土) 09:53:13 ID:6cCyyC6aO
Lv6〜11まで全部当てはまるわ
というか久々にやったらバッニッシャーいなくてメダリオで積んだw


それとソーマは死ななくていい

646 :名無しさん@初回限定:2008/03/08(土) 10:54:55 ID:Pj2h0yGW0
あれはあれで貴重な存在です
ていうかLV1辺りで既にファーレーンに転んでいた自分って一体

647 :名無しさん@初回限定:2008/03/08(土) 16:20:36 ID:iTDkDs5D0
ところでスピリットの身体能力って、エトランジェと同じように
神剣持ってるかどうかで変化するのかね?

いや、買い物して重い荷物を持たせるというお約束が成立するかどうか気になって…・・・

648 :名無しさん@初回限定:2008/03/08(土) 16:28:37 ID:uSJMXIgx0
>>647
分からんが神剣持ってなければただの女の子、なんて事はなさそうな気がする。
人間と肉体の構成が違うし、K-1出ても通用するぐらいの強さじゃまいか。

ユートも棒だけで人間の兵士何人も倒してたしな。

649 :名無しさん@初回限定:2008/03/08(土) 22:46:45 ID:CakOBCbT0
ちょいと調べてみた
PS2(なるかな同梱版)ヒミカ&ハリオンエンディングより抜粋

「ヒミカは力持ちさんですからねぇ〜」
男が数人がかりでようやく持ち上げそうな岩を、ヒミカは軽々と持ち上げている
「ちょっと……神剣の力を使ってれば、ハリオンだってあまり変わらないでしょう?」
「あらぁ〜? 今、使ってるんですか?」
「あ・た・り・ま・え・よ!」
「やんっ♪ ちょっとした冗談ですよぅ」

男数人がかりというには小ぶりでちと大げさなような気もするけど、
少なくとも神剣が無いとこの1枚絵のシーンの岩が持てない位には弱体化するらしい

650 :名無しさん@初回限定:2008/03/08(土) 23:58:35 ID:mBH6uuzA0
神剣を持ち歩かなくてもある程度の腕力はあるとおもう。
初っ端のベッドに伏せる悠人が身を起こすのをエスが手伝うわけだが、こん時、意外な力強さに驚いてる。

ただ、神剣がなければただの人間だと、どっかで書いてたような気もする。
悠人も、黒アセリアの時や求め両断時には素に戻ったようだしね。

651 :名無しさん@初回限定:2008/03/09(日) 00:31:58 ID:MWrv0tNx0
まぁ、素に戻るつっても実践訓練で得た、経験や筋肉
は無くならんだろうから一般ピーポーよりは体力あるだろうな

652 :名無しさん@初回限定:2008/03/09(日) 00:45:32 ID:Fh7nbaJa0
荷物一つ持つのにもコツを体得してるかどうかで違う品
基礎体力は通常人間レベルに落ちてもその辺の差が大きいってとこか

653 :名無しさん@初回限定:2008/03/09(日) 01:12:11 ID:m+hFd3qY0
そういや、ロティは神剣無しでも強かったな。
ロティの親父が、元々戦闘種族だったのかも試練。

654 :名無しさん@初回限定:2008/03/09(日) 01:14:07 ID:xZQ1m0v30
神剣があれば怪力だが、神剣がなければ可憐な少女と言うわけですね>スピ
でも攻撃力500%超なスピが一般生活じゃ非力っていうのもすごい話ではあるがw

655 :名無しさん@初回限定:2008/03/09(日) 01:35:37 ID:m+hFd3qY0
リュートリアがヘリオンに見える件。

これにまつわるネタは今後生かされるのかな。

656 :名無しさん@初回限定:2008/03/09(日) 09:52:02 ID:Ikyv6Dd00
どうしても両側に浮いているアレにばくんと喰われてしまいそうに見えてしまうw
合体してぴぃたんになるんかな

657 :名無しさん@初回限定:2008/03/09(日) 10:50:48 ID:gik7+6N70
リュートリアってどっかに出てきたっけ?

658 :名無しさん@初回限定:2008/03/09(日) 13:42:46 ID:kuYF1x2B0
クラブザウスにゴーオン。

悪い意味で予想を裏切られた。もっとオルファっぽくない外見で良いじゃんかよぅ。

659 :名無しさん@初回限定:2008/03/11(火) 23:11:09 ID:uYSLR86q0
1人目:リア
2人目:セリア
3人目:アセリア
4人目:リアセリア
5人目:セリアセリア
6人目:セレスセリス




0人目:ア

660 :名無しさん@初回限定:2008/03/11(火) 23:28:30 ID:TtvsWB0S0
パットサイセリアですがジャスラックから来ました。

661 :名無しさん@初回限定:2008/03/12(水) 00:04:05 ID:lXJdk3zG0
1人目:リア
2人目:ペリア
3人目:スペリア
4人目:エスペリア

662 :名無しさん@初回限定:2008/03/12(水) 09:04:51 ID:M2pQ/Tiu0
100円ショップですが生活良品から来ました

つか3人目がスペアリブに見えた

663 :名無しさん@初回限定:2008/03/12(水) 16:48:33 ID:6mRlEiWj0
1人目:オン
2人目:リオン

3人目が巨乳だった場合:ハリオン
3人目が貧乳だった場合:ヘリオン
3人目がガチムチだった場合:ガンダリオン

664 :名無しさん@初回限定:2008/03/12(水) 19:45:31 ID:LSHSIufb0
>>663
減りオン
張りオン

…なるほど

665 :名無しさん@初回限定:2008/03/12(水) 20:20:14 ID:Na35c8R10
なんぞこの流れw

>>664誰が上手いこと(ry     競りア…なるほど

666 :名無しさん@初回限定:2008/03/13(木) 19:02:33 ID:TU1P/8j70
>>661
ぺリアを超え、スぺリアを超え、神とならん

超重樹神 Sぺリア…なるほど

667 :名無しさん@初回限定:2008/03/14(金) 00:54:50 ID:iH/hgs9y0
三段変則活用

君、時深、おbsn。

668 :名無しさん@初回限定:2008/03/14(金) 05:10:59 ID:yT5eVcTA0
活用失敗

時深、ブキミ、クリティカルワン

669 :名無しさん@初回限定:2008/03/15(土) 01:37:45 ID:s1MSeHAP0
この先神剣シリーズの事が忘れ去られてもおbsnだけは現役で生きている気がする。 

670 :名無しさん@初回限定:2008/03/15(土) 02:25:30 ID:bWZHCrom0
生ける屍って言葉があるな。あと人間国宝とか

671 :名無しさん@初回限定:2008/03/15(土) 02:34:51 ID:y+ZmS+E00
結局オルファとウルカはエターナルになったのか、聖緑は主を得ることが出来たのかくらいは知りたい

672 :名無しさん@初回限定:2008/03/15(土) 07:53:37 ID:/1lhKUzi0
続編が出て地雷な設定追加されるよりは
今のままの設定で妄想してた方がいいわ

673 :名無しさん@初回限定:2008/03/15(土) 10:55:20 ID:nA7K3skJ0
腹黒なエスペリアとかファーレーンとか忍者ナナルゥとかGヘリオンとか
3年前から暴れまくってるこのスレで、今更続編なんぞ痛くも痒くもないわ
住人自体がある程度設定をぶっ壊した所でスピLoveで遊んでるんだから。

674 :ラキオス放送局:2008/03/15(土) 22:44:33 ID:RvbDJDbu0
  「ね、そろそろ始まんのかな?」
              「そうだと思いますけど〜」
     「う〜楽しみだよね〜」
              「わたしは緊張しすぎて〜ゔ〜」
 「あの〜、どうして小声なんですか?」
               「これがくーるなの。わかんない?」
「すみません、全然わかりません」
          「だいじょぶだいじょぶ、そのうちわかるからぁ」
   「わかるかなぁ〜?」
                       「……なにやってるの?」
 「 う ぇ っ ? ! 」
              「あ〜ニム〜なんかけだるげ〜」
       「ほっといて」
   「それよりいいの? もう始まってるみたいだけど?」
                           「えええええ」
                    「あれれれれ」
   「ま、ニムはどうでもいいんだけど」
     「そんなことないですよっ! これも大切なお仕事なんですしっ!」
 「そうそう、それにチャ〜ンスなんだからぁ」
                    「チャンス?」
           「みんなをネリーのくーるな魅力でめろめろに〜」
  「はぁ〜」
    「はぁ〜」
                        「め〜ろめ〜ろに〜♪」
                    「えっと……」
                 「……ばか?」
           「な、なんでっ?!」
  「は、はははっ、ま、まあまあ……」
               「まいっか、面倒だから、さっさと始めよ」

続く↓
ttp://www.miscspirits.net/Aselia/test/read.cgi/refuge/1099180045/161-165

675 :名無しさん@初回限定:2008/03/16(日) 10:17:19 ID:oa45yjFo0
乙。
あれから2年以上か。
つーか、雑魚スピスレ、4年越えたのか。
うむうむ、風呂は名所だよね。
わかってないけど、くーるにキメる。ネリー……おそろしいこっ

×:見も蓋も
○:身も蓋も
かな。

676 :名無しさん@初回限定:2008/03/16(日) 13:49:41 ID:oRKqcd0J0
>674
取り留めのなさはこの頃から発揮していたのかw

「今日のラッキーカラーは、と。あら? ニム、ラキオス新聞知らない?」
「今日は休刊日だって。なんでダイ・ラキオス新報もラキオス日々新聞も一斉に休むんだろ。変なのってお姉ちゃん思わない?」
「……あ、あれがないと覆面の色決められない……。もしも悪い色を選択してユートさまに粗相を働いてしまったら……」
「……どっちにしろ、裏面はまっ黒なんだから表の色なんて関係無いと思う」

677 :ヒミカイザー 第3話『仮面武闘会』:2008/03/17(月) 02:28:28 ID:t3Vsgo8J0

ヒミカはダークラキオスを探って、武闘会に参戦する事になる。
そこで闘う相手とは……。

ヒミカの、正義の心が悪を討つ!

ヒミカイザー 第3話『仮面武闘会』。
チャンネルは、こちら。

ttp://www.miscspirits.net/Aselia/test/read.cgi/refuge/1099180045/166-183


678 :名無しさん@初回限定:2008/03/18(火) 22:21:52 ID:QMYE65y30
>>677
ヒミカイザー「メタルヒミカイザー…お前は強かった
       しかし間違った強さだった…」

こうですねわかります

679 :名無しさん@初回限定:2008/03/19(水) 00:03:13 ID:gaYx+tvS0
>>674
乙です。
感覚的には最近のネタなんですが、もう2年以上経ってるんですねぇ。
なんだかんだで歴史のあるスレになりましたなぁ。

ていうかファーさんお風呂用の覆面てw

>>677
ヒミカイザーキター

元ネタ知ってる私ですが全然展開が読めなかったり。
同じようにどもって登録されたのであろう、ユユユさんがどういう意図で潜り込んできたのでしょう。
続きwktk


680 :名無しさん@初回限定:2008/03/19(水) 20:40:23 ID:0CPQyP0Y0
>>679
元ネタをやったことがあったけど、すっかり記憶は風化されてるので
時期を見てやり直そうかと思ってる俺が思わず書込

681 :名無しさん@初回限定:2008/03/20(木) 02:12:08 ID:PChB7v/a0
ここで元ネタとか全く知らずに
それでも笑ってしまった俺登場

682 :名無しさん@初回限定:2008/03/20(木) 11:51:38 ID:UJelbdMR0
頼れる斬り込み隊長
    ↓
軽くヒンニュウ疑惑
    ↓
突如ストーリーテラー
    ↓
百合に目覚める、主に攻
    ↓
爆乳と焼き菓子屋創業
    ↓
エロ同人作家に転身
    ↓
凍った果物に大変身
    ↓
悠人と大恋愛の末消滅?
    ↓
謎の組織と取っ組み合い    ←今ここ

683 :名無しさん@初回限定:2008/03/20(木) 13:08:54 ID:A9OzSPl60
>>682
実はこのスレで最も波乱万丈な人生を送っている子だったのねw

684 :名無しさん@初回限定:2008/03/20(木) 19:32:23 ID:GC0v20LE0
元々脇役で十分生きるキャラだったが、
ストーリーテラー辺りからどんなネタでも使いやすくなった
ネタ内容を選ばないオールラウンダー


685 :名無しさん@初回限定:2008/03/21(金) 00:00:26 ID:UJelbdMR0
なんという過酷な4年間
他の子のも誰か見せてくれw

686 :名無しさん@初回限定:2008/03/21(金) 12:39:44 ID:IRggFBCzO
>>685
ハリオン
たゆんたゆん&ハリオンマジック(4年変わらず)

687 :名無しさん@初回限定:2008/03/21(金) 21:19:15 ID:FK3Y+hnW0
年少組
スピたんで三年経っても性徴無し。

688 :名無しさん@初回限定:2008/03/22(土) 00:51:24 ID:QDrFF0Xy0
トキミさん
過ぎ去った年月の事など考えてはいけません

689 :名無しさん@初回限定:2008/03/22(土) 01:48:18 ID:OfWcpuVf0
腹黒→暗殺者→スパイ大作戦→酔っ払い

690 :名無しさん@初回限定:2008/03/23(日) 14:30:13 ID:eC3P+jW6O
おbsn、いつものプリーズ!

691 :名無しさん@初回限定:2008/03/23(日) 14:51:45 ID:Bn9b11Py0
  「,'´r==ミ、
  くi イノノハ))
   | l|| ゚ヮ゚ノl|   タ…タイ
   j /ヽ y_7っ=
  (7i__ノ卯!
    く/_|_リ


692 :名無しさん@初回限定:2008/03/23(日) 22:12:48 ID:Rk6dDYhK0
  「,'´r==ミ、
  くi イノノハ))
   | l|| ゚ヮ゚ノl|   無視!
   j /ヽ y_7っ=
  (7i__ノ卯!
    く/_|_リ

693 :名無しさん@初回限定:2008/03/23(日) 22:20:06 ID:H8qiJHPR0
     __
 「,' ´r==ミ、
く i イノノハ)))
  i l||゚ ヮ゚ノl|   ふー……
  i (/つ旦O  
  i と_ノ_')_)>  旦旦旦旦旦

694 :名無しさん@初回限定:2008/03/23(日) 22:57:43 ID:dnbNQtjp0
     __
  「,'´r==ミ、
  くi イノノハ))ヌ
   | l|| ゚ヮ゚ノl|
   〈. )_jーi_》つ  トウなんて立ってませんよ?
   Ubハ爻ハ    
    'ーrtァ-'

695 :名無しさん@初回限定:2008/03/23(日) 23:02:00 ID:yxKogJ/H0
  「,'´r==ミ、
  くi イノノハ))
   | l|| ゚ヮ゚ノl|  トウ(10)じゃなくて永遠の16歳ですよ
   j /ヽ y_7っ=
  (7i__ノ卯!
    く/_|_リ

696 :名無しさん@初回限定:2008/03/24(月) 00:09:46 ID:ilxL0dJR0
【審議中】
    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U (  ´・) (・`  ) と ノ
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'

697 :名無しさん@初回限定:2008/03/24(月) 20:23:17 ID:1DnTwxjC0
【審議中】
    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・`∩) ワーン
| U (  ´・) (・`  )   ノ
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'

698 :名無しさん@初回限定:2008/03/24(月) 21:22:45 ID:27dfY2/b0
【判定】
    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´-ω-) (-ω-`) ∧∧
( ´-ω) U) ( つと ノ(ω-` ) サワラナイデオコウカ・・・
| U (    -) (-    ) と ノ
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'


699 :名無しさん@初回限定:2008/03/24(月) 22:51:58 ID:0+4NQwjK0
おい、今回の審議会名簿が誰かに盗まれたらしいぞ

700 :名無しさん@初回限定:2008/03/25(火) 12:29:39 ID:Yj44RvJs0
【行方不明中】







701 :名無しさん@初回限定:2008/03/25(火) 14:12:40 ID:IoxRcvzT0
【説得中】
                  o

       ∧,,∧  ∧,,∧=,,∧i!i
     Σ(´ω(;;o=(ω・ =・ω)o从
   ( ´・ω) U)ミヽ,   o=∠´  )n
   | UΣ´・(;;(0ミo从o=0 と、  <__
    u-u (,   っ< ̄ ̄)nn  `u一'
        `u-u'  `c , -一'


702 :名無しさん@初回限定:2008/03/25(火) 15:00:43 ID:AXSeUcBx0
審議会メンバー弱えw

703 :名無しさん@初回限定:2008/03/25(火) 16:05:06 ID:Gljhdj1+0
>>701
何をしているんだおまいらはw

704 :名無しさん@初回限定:2008/03/26(水) 00:46:10 ID:XAobIYKA0
つーか、着ぐるみ被ってまで折檻……いえ説得ですかw

705 :名無しさん@初回限定:2008/03/27(木) 02:00:51 ID:u5LIp5Wj0
審議会A「あははははっ。ほらほら、良い声で啼きなっ!」
審議会B「いいですねぇその冗談、ぞくぞくしますよっ!」
審議会C「ンギュルギュギュギュッ!」
審議会D「鯖読みで年齢を語るようではおしまいですわっ!」
審議会E「佳織ィッ! 僕の佳織ィィッ!!」
審議会F「16本の触手…10(トウ)くと味わえっ!」

706 :ザ テイルズ オブ ファンタズマゴリア act.1:2008/03/28(金) 00:09:47 ID:P+elNQvR0
 
ハイペリアには、様々な童話が伝わっています。
そしてそこには、様々な含蓄や教訓が含まれています。
今では私達スピリットも、それらの幾つかを知り得る幸運に恵まれました。
ここでささやかながら、その一部を紹介していこうと思います。
さて、今回のお話から得られる教訓とは果たして一体……


むかしむかし、異世界から飛ばされてきた馬鹿正、もとい正直なエトランジェと骨弱な妹が城に籠絡、もとい住んでいました。
エトランジェは戦いで敵スピリットを斬って一生懸命働いていました。でも妹を救い出す方策はありませんでした。

ある日の夕方のことです。
太陽がゆっくりと沈もうとしている時、エトランジェはまだ森の中、湖のすぐそばで、『求め』を持って戦争をしていました。
もう一振りで敵が倒れます。そしたら詰所に帰ろうと思っていました。でも最後の一振りは失敗でした。
『求め』はビューンと木立を抜け、小さな湖に落ちました。『ボチャーン』。『求め』はあっという間に水没してしまいました。
エトランジェは敵を放ったらかしにして湖のふちにかけより、膝まずき、『求め』が落ちた辺りを覗き込みました。
エトランジェは『求め』を失くして何とがっかりしたことでしょう。
いつもは五月蝿い、ごくありふれた神剣ですが、敵を倒すといつも喜んでいたので少し寂しい気もします。
妹を守っていくにも無くてはならない大切な神剣でした。大きく溜息をつき、呟きます。
「たった一つの『求め』。あれがなくちゃ、佳織を守れない。どうしよう」
その時です。水から靄が立ち上がり、まばゆい女性の姿が現われました。


707 :ザ テイルズ オブ ファンタズマゴリア act.1:2008/03/28(金) 00:11:23 ID:P+elNQvR0
 
美しい、流れるような緑色の髪。慈愛に溢れた瞳。エトランジェは驚き、丸くした目でその姿を見ました。
「そんなに恐がる必要はありません。私は大地の妖精です。とても困っているようですが、どうしたのですか」
「大地? 湖で?……いや、『求め』を失くしてしまいました。大切な神剣です。あれがないと生き残れません」
軽く突っ込みつつ、エトランジェは弱々しく答えました。
「おや、それは大変なことですね。わかりました。力になってあげられるかもしれません」
大地の妖精は同情すると、水の中に飛び込みました。暫くして現れた時には、両手に神剣を抱えています。
「あなたが落としたのはこの神剣ですか」
それは仰々しくも禍々しい装飾の施された、『誓い』でした。
「と、とんでもない。俺のではありません。俺のはキ○ガイ仕様なんかじゃありません」
エトランジェは、大層がっかりしました。大地の妖精は少し何かを考えています。
「そうですか、それではちょっと待っていてください」
そう言うと、大地の妖精は再び水の中にもぐり、まもなく両手に『空虚』を抱えて出てきました。
「さあ、これはどうですか。あなたのでしょう」
「申し訳ありません。それも俺の神剣ではありません」
と男は希望を失い項垂れながら呟きます。
「俺のはごく普通の神剣です。そこまで物騒な精神支配はしませんが、敵を斬るには十分です。戻ってくればいいのですが」
大地の妖精は静かに頷くと、また水の中に飛び込み、今度は両手に無骨な神剣を抱えて戻ってきました。
それを見たエトランジェの全身から、パアーッとオーラフォトンが漲ります。


708 :ザ テイルズ オブ ファンタズマゴリア act.1:2008/03/28(金) 00:13:15 ID:P+elNQvR0
 
「それこそ俺のです。俺の愛用の神剣です」
『寒い。不愉快だぞ契約者。ついでだ、その妖精を襲え、マナを奪え』
「うん、間違いありません。よかった。何とお礼を言ったらよいものか」
濡れて機嫌の悪い『求め』を受け取りながら、苦情はスルーしつつ、エトランジェは何度もパッションを発動させます。
「あなたのおかげで使い慣れた神剣が戻りました。頭痛も綺麗に復活しました。一安心です。本当にありがとうございました」
「ちょ、ちょっとお待ちなさい」
お礼を繰り返しながら立ち去ろうとするエトランジェの歩みを、大地の妖精の声が引き止めます。
彼女はまた水の中に潜ると、すぐに両腕に『誓い』と『空虚』の二振りを抱えて出てきました。
「あなたは稀に見る馬鹿……こほん、正直者です。あなたの正直さと誠実さにいたく感動しました。これらも差し上げましょう」
「俺にこの大地を統一せよというのですか。かたじけないことです。本当にありがとうございます」
「いえ、まだ一本足りないですけど。それから、もし一つだけ願いがかなうとしたら、あなたの願いは何ですか」
「何もありません。でも、実を言うと、妹が城に閉じ込められて困っております。助け出すのが、今の俺の唯一の願いです」
エトランジェが家に帰ると、妹が鼻歌を歌いながらお茶の種類を質問してくるではありませんか。
今までにしたことのないようなお嫁さんの選択肢を迫ったりと、とても監禁されていたようには思えません。
エトランジェは妹に「いないねぇ」と答えて、そのいきさつを話しました。言うに及ばず、二人にとって最後の晩餐になりました。


709 :ザ テイルズ オブ ファンタズマゴリア act.1:2008/03/28(金) 00:16:46 ID:P+elNQvR0
 
数日たったある日のことです。
マロリガンに住むエトランジェが一人やって来て、『誓い』と『空虚』が保管されている詰所の部屋で寝ていた双子に目を留めました。
「ふーん、あれが『誓い』と『空虚』か。初めて見るな。一体どうやって手に入れたんだ」
顎鬚を擦りながら、疑いの眼で、でも、うらやましそうに尋ねます。何故か、視線の先だけは微妙に違う方角に向けながら。
ですが、正直者のエトランジェは気が付きません。正直なだけに、あの不思議な体験を黙っているわけにもいきませんでした。
するとマロリガンに住むエトランジェはやにわに双子を抱え込みます。驚いた正直者のエトランジェが止める暇もありません。
マロリガンのエトランジェはさっそく湖に駆けつけると、双子を水の中に投げ込みました。
そして妙に息の荒いオーラを背負ったまま、大きな声で、さも一大事のように叫びます。
「困った。どうしよう」
すると大地の妖精が現われました。マロリガンのエトランジェを見て驚き、少し頬を赤くしましたが、殊更冷静に話しかけます。
「何故泣いているのですか」
「誤ってスピリットを水の中に落としてしまいました。あれが無くてはスピたんが出来ません。どうしたらよいでしょう」
そう言いながら、嘘泣きを始めました。その様子を、大地の妖精は暫く不審そうな眼差しで窺っています。
「……あら、まあ。何とかなるでしょう」
大地の妖精は水の中に飛び込むと、すぐにグリーンスピリットを持って現われました。
マロリガンのエトランジェは、その髪の短い幼いグリーンスピリットを見て、大きな声で叫びました。
「それです。それこそ俺が落としたスピリットです。ありがたや」
マロリガンのエトランジェは、嬉しそうに両手を突き出します。しかし大地の妖精はスピリットを素早く後ろに隠し、
「このロリ坊主。貴方の貧乳、もといヨウジョ趣味は嫌いです。もう助けてあげませんよっ」
と言うが早いか、自らに大地の祈りを唱えつつ水の中に戻ると二度と出てきませんでした。ちょっと泣いていました。


710 :ザ テイルズ オブ ファンタズマゴリア act.1:2008/03/28(金) 00:19:55 ID:P+elNQvR0
 
業深い、ある意味正直すぎるマロリガンのエトランジェはすっかり落ち込み、家に戻りました。
ニムントールは手に入りませんでした。それだけではありません。ネリシアも失ってしまいました。
これから先、ロリなしでどうやって生きていけるのでしょう。全く途方にくれて、重い足取りで家路に着きました。
入り口を開けようとすると、中からやや高めの、初々しい声が聞こえてきます。
いつもは『マナを……』という苦しみを伴った地獄の底の呟きしか聞こえない為に、オヤッと思って、こわごわ戸を開けました。
するとそこには神剣に精神支配されている筈の幼馴染では無く、黒髪のツインテールが涙目で屈みこんでいます。
「ゔ〜……どうして私が突然こんな所にぃ……えっと確か、城に召集がかかって、それから慌てて転んで……」
「な、中の人繋がり……だと?!」
どうもラキオスのエトランジェが大地の妖精から『空虚』を譲り受けた瞬間、摩り替わったようです。
マロリガンのエトランジェは、戸惑いつつも歓喜して、今にも飛びかかろうとします。いけませんね。
「ごくり……く、とても同じ声とは思えんな、ハァハァ」
「ふぇ? ひゃああああっ? あ、あなた誰ですかぁっ!」
「だめだ、辛抱溜まらん……ヘリオンたーんっ」
「この、あほんだらーーーっ」
「ぐはぁっ!」
瞬間、正気に戻っていたハリセンの凶暴な攻撃が、マロリガンのエトランジェに天誅を加えていました。めでたしめでたし。


「お約束でまとめてみました。再生の剣は正直な者を助け、正直すぎる者には罰を与えます」
「どんな教訓だよ、それ」
「いや、まとまってるっちゃまとまってるけどさ……笑えないわね」
「ああ、光陰なら実際やりかねん。っていうかやっぱり微妙に趣旨変わってないか?」
「う〜んそうでしょうか。実は書いていて私も途中から少し違うなとは思っていたのですけど」
「うん。大体悠にしたって正直とかじゃなくて、ただ単になーんも考えてないだけなんだから」
「今日子にだけは言われたく無……いや、なんでもないからハリセンは仕舞ってくれ。頼む」
「判ればいいのよ」


711 :ザ テイルズ オブ ファンタズマゴリア act.1:2008/03/28(金) 00:21:57 ID:P+elNQvR0
「ネリー、泳げないの」
「シアーもだよね?」
「……コウインは苦手」
「ああ、オルファもそんなこと言ってたな。お前やっぱり」
「待て、みんな誤解してるぞ。俺はただ可愛いものを愛でる仏の心でだな」
「でも、実際こうなったら同じ事言うだろ?」
「言うかっ! 言うともっ!」
「どっちだよ」
「このあほんだら、自慢げに言うんじゃないっ!」
「ぐはぁっ!」
「あはは、お話とおんなじだね」
「だね〜」
「あのぉ、さっきからクォーリンさんが部屋の隅でいじけてるんですけど……」
「ほら、悠が余計な話をするから」
「いやでも、俺はただヒミカが聞きたいっていうから教えただけなんだけどな」
「いいから、慰める」
「何で俺が……ええっとクォーリンあのな、俺、『求め』落としちゃったんだけど」
「うわあああああーーーーん!」
「あ、逃げた」
「泣いてたよ〜?」
「ユート様、冗談にしてもそれはちょっと……」
「お、俺はただヒミカの台本通りに……いや、ごめん」
「……バカユート」
「やれやれ光陰といい悠といい。どうしてアタシの周りにはこんなのしかいないのかしらね」
「今日子にだけは……なんでもない」
「う〜んここはやっぱりもう一捻り……ううん、捻りすぎたからこうなっちゃったのかも……」
「ところで、僕の出番はまだか」


712 :信頼の人:2008/03/28(金) 00:23:31 ID:P+elNQvR0
葱のさるさん規制が解かれた模様ですので、試しに投稿してみました。

>>675さん
言われて気づきました>4年
早いですねぇ。。。御指摘感謝です。
>>676さん
新聞で色決めてたんですか。意外と庶民的なw
つかニムの切り返しがきついw
>>679さん
ほら、シャンプーハット的な感じで>お風呂用

>>705
なんか違うの混じってるw

713 :名無しさん@初回限定:2008/03/28(金) 22:11:13 ID:p5Mgk1ZH0
>>712
乙!
ネタ投下する住人とそれを形にしてくれる職人が手を取り合っているからここまで続いたんだろうなぁ。



714 :名無しさん@初回限定:2008/03/28(金) 22:45:12 ID:4PstY0s70
>>712
ちょwww光陰wwwww
なんてことしてんだw
てか双子放り込んで緑幼女一人じゃ割に合わないだろうに。
どうせ放り込むなら君のとこの大きいお姉さんとk(ライトニングストライク

クォーリン可愛いよクォーリン。

715 :名無しさん@初回限定:2008/03/28(金) 23:13:59 ID:J+fkXYmx0
>712
怒鳴り散らした今日子が声を涸らしてヘリウム……ヘリオンボイスになるわけですね! わかります!

だが、この流れならファブリーズが本スレ初登場してもよかったと水が汚れる! わたくしは汚れています!

716 :名無しさん@初回限定:2008/03/29(土) 07:52:11 ID:scdnOQ6b0
>>713
全くもって正しいが、故になるかなネタスレが鞭打たれるような言葉だな…。
穿ちすぎかもしれないが、「なるかな認める奴はアセリアへの理解と愛着が薄い」
みたいな捉えられ方するような空気を感じてどうにも切ない。

717 :名無しさん@初回限定:2008/03/29(土) 14:10:30 ID:Cg68VZzs0
>716
    ヽ)/
 ∠´ノノハ`ア
<彡ノク~~ヘリ
∠イi▼o-oノ п  まあ飲め
  / く|U|>ゝっ|〜|
  U__:|-|__|   ̄
.   /_/ ヽ.)

718 :名無しさん@初回限定:2008/03/30(日) 00:01:26 ID:U5H3OWIB0
>>712
おつかれ。
オーラフォトンわらた
光陰・ヘリオン間に面識があるのかないのか微妙な感じなのが
ちょっと座り悪い気もするけど、勢いで流せてしまいますな。



>>716
「穿ちすぎ」ではなく「言いがかり」にしか見えないかなぁ。
>>713からはかなり穿っても「なるかなスレの奴らはなるかなへの理解と愛着が薄い」
ぐらいが限界だと思うぞ。かなり「すぎ」だけどな。
せっかくの妄想力なんだから、被害妄想ではなくネタ妄想に使って、
打ってもなければ鞭でもないのに鞭打たれた気になる必要がないほどに
なるかなスレをおまいさん自身の力で盛り立ててはどうか。

なるかなは積みっ放しでなるかなスレには参加してないが、だからこその
外から視点で個人的になるかなスレ(のごく一部を除く)へ贈る言葉は
「北原白秋 作詞 山田耕筰 作曲 『待ちぼうけ』」
叱咤だけどその心は激励。

とか何とか言いつつ、ぶっちゃけ、雑魚スピスレもねぇ……、
もう往時ほどの力は無いという説もなきにしもあらずで、
遺産を食い潰してるだけの没落貴族と化しているやもしれない。
当否をしっかり判断するには自分が住人過ぎるのを自覚してるので
断じることはできず、とりあえず懸念を抱えとくだけなんだけど。

とか何とか思ってみたりとかした。うし、がんがるか。

719 :名無しさん@初回限定:2008/03/31(月) 01:24:04 ID:v9rTJuCP0
全盛期と比べて人が少ないのは仕方ない。それだけ時間が経ってるし。
それでも未だこのスレを大事に思ってる人がいるんだから、気楽にやっていこうぜ。難しく考えたって無駄無駄。
くーるお菓子食いつつ楽しかったら良いと思うよ、うん。

720 :名無しさん@初回限定:2008/04/01(火) 06:22:21 ID:wITkcKYu0
くーるにがんがってみたよ!(←がんがる方向を間違えてる
ttp://www.miscspirits.net/Aselia/main/news/news-20080401-02.html

721 :名無しさん@初回限定:2008/04/01(火) 22:05:29 ID:m/0d9UiM0
>>720
懐かしいネタ乙。

発音が↓だからか、ボタン連打してたらなんだか悲しい気分に……w

722 :名無しさん@初回限定:2008/04/01(火) 22:16:08 ID:ieeFfmeC0
ぐーるにがんばtt



うまいかゆ

723 :名無しさん@初回限定:2008/04/03(木) 09:10:05 ID:10VbSXSE0
>>721
もっといい発音のデータが見つかれば変更はできるんだけど、
とりあえず見つけ易くどれにでもあるもので。


まぁとりえあず、SSでもお絵描きでも立体化でもない何かとしての
『「素材を配布することなく素材を使う」というコンセプト』の
手軽でわかりやすい(なじみある)デモということで。
このコンセプトで何かおもしろい玩具を思いつけばなぁ、と思いつつ。
このスレにもおたぐらスレみたいに濃ゆい面子が多数潜んでるなら
ソース(スパゲティだけど)出して「よろしく」な方がおもしろくなるかなぁ
とかも思ってみたりする。

でもまぁ、作業してみて思ったけど、CD,DVD,EXP,CSPC
(,今の所対応してないけどスピたん・アネたん)と
あまりにバラけてしまってるのが、このコンセプトにはちとつらいね。
その点、単一ななるかなの方がこのコンセプトには有利かもしれない。


ちなみに、思いつきはしたけどさすがに没だったエイプリルフール。
4/1にやっぱりくーるボタン(仮)をリリースするんだけど、
一般的には全く無害にも拘らずスレ的には大問題なバグを仕込んであって、
4/2になった途端に新バージョンをリリースしてこう言うの。
  「無印(CD,DVD共)使用時に、ネリーの顔グラではなくセリアの顔グラが
   表示されていた不具合を修正しました」

724 :名無しさん@初回限定:2008/04/03(木) 13:50:15 ID:V2WoLCA20
>>723
乙です。
次回作はセリアさんの「貴方のこと信頼してませんからボタン」でお願いします!
もしくは「触らないでボタン」

725 :名無しさん@初回限定:2008/04/03(木) 20:47:52 ID:RV48OFNe0
>>723乙ーる。

    ,ィ^i^!1-、
   ,(レ´  ̄ ヽ) レ゙ベル゙ガレ゙ベル゙ガヒビヒビレ゙ベル゙ガア゙ラ゙ダナ゙ヷザヺジュ゙ヴドグジマ゙ジダーーー!!!
   i`_l !i_!li_!i!リ γ⌒'ヽ
    jixi」 ゚ヮ゚ノリ  i ミ(二i
    (ヽ)llΨ)ヽ  ヽ、,,_| |ノ
   ん/うt___|lう    r-.! !-、
             `'----'
      ↑つまりこんなのも出来ちゃうってわけですかね

726 :名無しさん@初回限定:2008/04/04(金) 02:50:18 ID:9Pfe4ptE0
ヘリオンのレベルが上がりました。
クラスが上がりました。エクソシストになりました。
新たなスキル『雲散霧風の脚』を覚えました。
名前がヘリナリー・リーに変わ

         ̄      =  -  .,__  _ ., \
            -   _    ‐-;-.,_ "''=;- .,_\ \\
                    ̄ _ -"‐ニ‐-> "`"'-' \
     = _  ______二)        ヽ       \ ヽ
      =   ̄"'''─-、          ,'^》フ⌒´ヽ》ヘ    ヽ,;";:,;・.',;";:,`;  ,;  ";,;・.
ヽ ’, ‥,    ,;'         .      ( ノ i」」」」」〉))`    ヽ:`;:";+,;:"`;:"`";:,`   ,;"
─  +  ─┼  ̄ ̄  三 ≡ -   _ ノノ(!リ゚ ヮ゚ノリ(( ヽ , ;・;:` ,;:"";:+,;`;:*, ;:`: ,.’  ,;' . ,. ', .
───‐ +─         ――=.  ノノ.( イノニ ,ヘ―一')   | :、,;:`;:";+ ,;";:,;・.',;";:,`;";:,;←>>
── 仲間だからに決まってますっ! .. _(,,/ヽ,_( ̄,,/―‐'´   i '.',;’,∴ ;. ‥,’, ・; . ',..∴.';;:`"+,;`
―‐────+” ";・‘,,,   +            ̄       ! ∴.;. '∴.',;";:,`;";:,;・`:,
   ── ̄ ̄;.;:;・ +: ̄ ̄ =  ̄ _ヾ、_、          |;・;:`,;:"" ;:+,;`;: *,;:’,;' . , . ', .:
        ”";・‘,,, + ─┼ ,,”‘;::, ,,ヾ./_     _    //’,∴ ;. ‥ ,;・ ;:`,;:"";:+,;` ;:*,;: : '
           ─┼`;,,:  .'┼;:,ー`、-、ヾ、、,  、, /i// , `:,.’,;'',.
                = _ ― // ./// /    / / / `: ., :
                     /  / / /   / / ,'
                               /  /|  |
                               !、_/ /   〉
                                  |_/

727 :名無しさん@初回限定:2008/04/04(金) 14:30:09 ID:i5/WSarK0
くらったら痛そうだな…
でも一瞬だけでもヘリオンのおぱんちゅが見えるなら!


728 :名無しさん@初回限定:2008/04/04(金) 19:11:39 ID:cPZUJ1K10
黒スピの素早さだと1コマ見えるかどうか

729 :名無しさん@初回限定:2008/04/04(金) 20:09:26 ID:PVQk8Eq+0
ザ・ワールド! 止まれい!時よ!!

って、瞬が言ってました。

730 :名無しさん@初回限定:2008/04/04(金) 23:22:45 ID:dwylrz0z0
   |
   |     __
   |   「,'"    ヽ
   | くi  r==ミ、l
   |  | ||i イノノハ))          それ私が言おうと思ってたのに…
  / ̄j ノ.lニ⊃⊂) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./    (7ヽ~(ヘ_)_). :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
      . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::



731 :名無しさん@初回限定:2008/04/05(土) 01:04:05 ID:SxVaqoU30
>>726
最近脚に包帯ぐるぐる巻いたり技封じられたり髪燃やされたりしませんでしたか?
>>730
このAA見るたびに可愛く思えてしまう俺はきっと神経おかしいですねワッヒャッヒャ

732 :名無しさん@初回限定:2008/04/05(土) 02:10:56 ID:RUigoZAR0
流れぶった切って投下。
そこらにペタコラ貼り倒してスミマセンが、ご容赦下さい。
ttp://etranger.s66.xrea.com/gbbs/src/1207328023035.jpg

ネタ拾いのためにスピたんプレイしてたら
ファーレーンの仮面かぶるニムの立ち絵があってめっさ可愛かった。

733 :名無しさん@初回限定:2008/04/05(土) 11:47:37 ID:L8q+vzsG0
>>732
光陰www

734 :名無しさん@初回限定:2008/04/05(土) 13:40:06 ID:PZzby8iA0
     |
     |
 | ̄ ̄ ̄
 |  
 |  >>724
 |  あー、そう来るのか。セリアさんという発想が無かったなぁ……。
 |  方向性としては「なじってセリアさん(仮)」とか「叱ってセリアさん(仮)」なのね。
 |  貴方の〜は無印のあれだよね。「触らないで」は何だっけ?無印ではないよね。
 |  
 |  >>725
 |  そうそう、「報告人★エスペリア(仮)」
 |  扇風機エフェクトはともかくとして(w
 |  
 |___
     |
     |
     ↓

>>732
あぁ、ネリーはこの泣きが似合…もとい、
こういう泣きがここまで似合うのはネリーぐらいだよなぁ。
「元気」はオルファと被り、目無し絵はセリアと(ry
だったあのネリーが……立派になったのぉ(w

735 :名無しさん@初回限定:2008/04/07(月) 00:35:02 ID:voRBlSSe0
スピ達って数年後を想像しても絶対いい女に成長していそうだから困る

736 :名無しさん@初回限定:2008/04/07(月) 00:52:33 ID:EiwKUxAs0
セリアはよりいっそうおばさんくさく

737 :名無しさん@初回限定:2008/04/07(月) 00:53:48 ID:u8QF7tvY0
ネリシアが20年経って落ち着いた女性になってる所は想像できない

738 :名無しさん@初回限定:2008/04/07(月) 05:06:05 ID:JKUTMcFu0
シアーと死に別れると憂い顔が一番多いという意味でくーるな女になるんだよな…>ネリー
逆にネリーと死に分かれたシアーは舞○i-MEのスタッフにアニメ化されたような病みキャラになるわけで…。
やっぱ大人にならない方がいいんだな。 ロリコンバンザイだな!



(……犠牲を出さなきゃいいだけの話じゃねえか?)

739 :名無しさん@初回限定:2008/04/07(月) 07:45:47 ID:mSnRyUlA0
ニムの数年後を想像したら縮んで無くなっちゃうんじゃないかと心配だ

740 :名無しさん@初回限定:2008/04/08(火) 21:47:10 ID:uJYlaMCN0
スティックポスターを捨てようと思って中身を出してみた。

レスティーナさんだけ居なかった。

どうやら、一枚だけ何処かに紛失してしまったようだ。

ごめんよレスティーナ。

741 :名無しさん@初回限定:2008/04/08(火) 21:52:40 ID:ukk4xDcZ0
レスティーナって誰だっけ

742 :名無しさん@初回限定:2008/04/08(火) 22:03:47 ID:/GMugbpL0
色ボケして王族としての責務を放り出したりはしない姫様です

743 :名無しさん@初回限定:2008/04/09(水) 01:55:22 ID:mmNEGSjY0
主として >>724氏向けに。
クールボタン(仮)
tp://www.miscspirits.net/Aselia/SketchPlay/tmp/Cool_btn_V001.LZH
無印では 0〜8、同梱版では 0〜4、
それぞれ該当キーを押すと対応した特定台詞を再生できます。
他のキーやマウスボタンでは2以降の台詞を順に再生します。
(8 or 4)まで行ったら 2 へ戻る。

>>724氏へ
無印・EXPANSION・同梱版のセリアの台詞は一通り漁ってみたつもりですが、
「触らないで」は発見できませんでした。

744 :名無しさん@初回限定:2008/04/09(水) 02:10:43 ID:/cM44Wvw0
>>743
テライービルルートwww
>>724じゃないけど糞ワロタ
終了した時のオチネタで噴いた俺のヨフアル返せww

745 :名無しさん@初回限定:2008/04/09(水) 06:17:20 ID:TUeKixBTO
>>739
捨てるなんて、とんでもない!(DQ風に

746 :ヒミカイザー 第4話:2008/04/09(水) 09:10:10 ID:B9kr7pgH0

ヒミカはものべー号を降りる事を決意する。
ダークラキオスを追う仲間との再会。
そして、ダークラキオス四天王の一人との直接対決。

ヒミカの、正義の心が悪を討つ!

ヒミカイザー 第4話『天網恢恢疎にして漏らさず』。
チャンネルは、こちら。

ttp://www.miscspirits.net/Aselia/test/read.cgi/refuge/1099180045/184-199


747 :名無しさん@初回限定:2008/04/10(木) 21:09:44 ID:jkm8P8H60
     |
     |
 | ̄ ̄ ̄
 |  
 |  クールボタン(仮) >>743 をバージョンアップ。
 |  tp://www.miscspirits.net/Aselia/SketchPlay/tmp/Cool_btn_V002.LZH
 |  カスタムインストールで(ADV)音声をCD-ROM/DVD-ROMから読み込むようにして
 |  いる場合には、discを探して見つかったらそこから読み込むようにしてみた。
 |  
 |  >>744
 |  冷たそうな台詞探してる時にぶつかって、これはこう使うしかあるまいと。
 |  
 |___
     |
     |
     ↓

>>748
お疲れ様です。
元ネタ知らないのでコメントはしにくいんですが、
無茶っぽさが楽しいなぁ、と思いながら読んでます。

748 :名無しさん@初回限定:2008/04/11(金) 22:54:46 ID:hjg0HH/a0
                |
                |
                |
                |
     /V\        ,J
    /◎__ヽ ジー
    レ'´iミ(ノハソ
_  l !ik(i|;;゚ヮ゚ハ   < つ、釣られないっ!加速装置なんかに釣られないんだからぁ!
ヽツ.(ノリ:::::::.::::.:..|)
  ヾソ::::::::::::::::.:ノ
   ` ー U'"U' ___
             ↓

749 :名無しさん@初回限定:2008/04/11(金) 23:01:31 ID:hjg0HH/a0
             |
       _     |
    「,'´r==ミ、   .,J
    くi イノノハ))
     | l||;゚ヮ゚ノl|  <じっ、時間ごと加速するわたしには…
_     j /ヽ y_7っ=
ゝ\.  ,ィT~ ̄~ヽ、 ,ノノ'ァ
ゝヾミっVJ'  ° ゥ kヽ彡'  
 ̄ ソノJ      ルノ
     zゝ  v  ,.v'
     ケ^ー ''" ___
             ↓

750 :名無しさん@初回限定:2008/04/12(土) 23:36:24 ID:A1NNskve0
             ↓
             _|
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | tp://www.miscspirits.net/Aselia/SketchPlay/tmp/Cool_btn_V003.LZH
 |
 |      ,ヽノ_
 |     ,' 〃, ^^ヾ      バージョンが上がりました。
 |     i y(从ソ))リ゙     終了時のメモリ解放忘れを修正しました。
 |    ノノ゙(リ゚ -゚ノリ.
 |   (((<(つ/ ̄ ̄ ̄/
  ̄ ̄ ̄ ̄ヽ/SpiNet/ ̄ ̄ ̄ ̄|
         ̄ ̄ ̄    .    |
                .    ↓

751 :名無しさん@初回限定:2008/04/12(土) 23:37:18 ID:A1NNskve0
                   ↓
                   |
                   |
        ,ィ^i^!1ー、       |     ,べV
   ヽ,  ,(レー― 、)      . |   / 〃  ̄ ヾ;
    )ヽ. i`_l !i_!li_!i!リ       |   ! i ミ(ノハソ
   ノソ  jixl」# - ノリ       |   !ik(i|゚ ヮ゚ハ  < エスペリアってば自分が一番手じゃ
  ((_( _   λ(Ψll (う]      .|   リ⊂}!廿i つ    なかったからってユートさまに
 i<(Iif_Et=G//'__'jヽ===←-┘     く/Цレ'     やつ当たりしてたんだよー
 | `ー――` (メーtソ              し'ノ      
 |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | \ネリーーーーーー後ろーー!!/   \後ろ 後ろー!!/
 | ∧_∧ ∧_∧ ∩_∩ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∩_∩ ∧_∧
 |   ∩_∩ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∩_∩ ∧_∧ ∧_∧   ;)
 |
 | tp://www.miscspirits.net/Aselia/SketchPlay/tmp/ReporterEspelia_V001.LZH
 | # 既定では「レベルが〜」は I に、「日々〜」は 8 に割り当て。
 | # その他てきとーに 0-9,A-Z に割り当て。
 | # マウスボタンやその他のキー(ENTERとか)では順次。
 |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
              ↓

752 :名無しさん@初回限定:2008/04/14(月) 18:37:00 ID:bps36YfI0
             . |
       _     . |
    '´ ヘ ヘヾ     |
   ノ〈从ハ从〉    . | えれめんたるぶれすと〜
   从ヲ´ヮ`ノヲ    .|
   ノ⊂》|Tリ←───┘
  て(く/|_ノゝ
     し'ノ



753 :名無しさん@初回限定:2008/04/14(月) 20:10:30 ID:cKcy8XdH0
ハリオンさんが止めたからもう普通に書き込みしてもいいよね?(´・ω・`)

>>746
乙です。
ファーさんの黒さが半端なかったり、ユユユさんの正体は有耶無耶になったり何がなんだかw
あとやたら必死なクラブザウスのCMに噴いたw

>>750-751
遅まきながら>>724ですが、リクエストにお答えいただきありがとうございました。
クールボタン、早速重宝させて頂いてます。やっぱりくーるよりもクールだなと。

てかエスさんのボタン、再現度が凄まじいですねw
できれば「リレルラエル」も喋らせてあげてください。

754 :名無しさん@初回限定:2008/04/15(火) 00:10:17 ID:2ZzLSucD0
スレの燃料にでもなれば・・・
ttp://kjm.kir.jp/pc/?p=56125.jpg

切っているうちに表情が変わる不思議。

755 :名無しさん@初回限定:2008/04/15(火) 10:07:42 ID:6OVuCfD80
切絵?すげぇ!

756 :名無しさん@初回限定:2008/04/15(火) 21:51:36 ID:E5T70qxe0
>754
切り絵北ーーー

ナナルゥが縁日で切り絵大道芸してそうで困るw
いや、火吹きか?

757 :名無しさん@初回限定:2008/04/15(火) 22:24:56 ID:2ZzLSucD0
いいえ、カッティングシートです。
もっと腕を上げて、単車に貼りたい所です。

見かけたら、生ぬるい視線を送ってくだせぇ。

758 :名無しさん@初回限定:2008/04/15(火) 22:39:53 ID:jurvMqTs0
g.j.!
ウイングハイロゥ付けて疾走してたらむしろ拍手喝さいを贈るw

>>756
片抜きとか異様に上手そうだな
で、綿雨巻いていてこんがらがるのはヘリオン、と

759 :名無しさん@初回限定:2008/04/15(火) 22:53:36 ID:E5T70qxe0
>757
   _§_
  ,´ 皿`, 
ヽ( ( ●))ノ 
  ルリルリ   キュー♪
   リ

760 :名無しさん@初回限定:2008/04/16(水) 01:31:52 ID:qUExfbWX0
>>753
tp://www.miscspirits.net/Aselia/SketchPlay/tmp/ReporterEspelia_V002.LZH
CFファイルの書式を変更したのでご注意下さい。
「リレルラエル」はインストール設定次第でdisc依存になってしまうので、
既定では割り当てていませんが、aexp以外のCFファイルの Y の割り当ての下に
数行コメントで「リレルラエル」割り当ての例を入れてありますので、
それを参考に、CFファイルをメモ帳等で書き換えてどこかに割り当てて下さい。
# 「リレルラエル」に対応した結果、CFだけ頑張れば
# ほとんどのエスペリアの台詞を(理論上)再生可能になってしまったので、
# あまり「報告人」ではなくなってしまった……

761 :名無しさん@初回限定:2008/04/16(水) 04:58:49 ID:bNf7pQ9AO
>>754に先手を打たれたっ!
自宅に帰ったら3月に晒したのをうpするか…

762 :名無しさん@初回限定:2008/04/16(水) 13:09:27 ID:bNf7pQ9AO
ttp://kjm.kir.jp/pc/?p=56184.jpg
ttp://kjm.kir.jp/pc/?p=56185.jpg
ttp://kjm.kir.jp/pc/?p=56186.jpg
ttp://kjm.kir.jp/pc/?p=56187.jpg
ttp://kjm.kir.jp/pc/?p=56188.jpg
ttp://kjm.kir.jp/pc/?p=56189.jpg
ttp://kjm.kir.jp/pc/?p=56190.jpg
ttp://kjm.kir.jp/pc/?p=56191.jpg
ttp://kjm.kir.jp/pc/?p=56192.jpg

遅れたけど投下
…ヘリオンも切って貼ってるけど、出来が悪いのでうpしてません
あと、スピたん&なるかなが混じってますが、気にしないでください

タンクをノーマルに戻してスペースが出来たので、またステッカーをカットする日々が始まる…予定

763 :名無しさん@初回限定:2008/04/16(水) 13:15:34 ID:cxvETXs50
おまww
俺は今、真性のスレ住人というものと遭遇しているのかも試練

764 :名無しさん@初回限定:2008/04/16(水) 16:08:24 ID:PytXPG9s0
これはwwww

765 :名無しさん@初回限定:2008/04/16(水) 17:26:26 ID:g+oybcyy0
>>762
乙ってレベルじゃねーぞ!w

色んな意味で神すぐる。


766 :名無しさん@初回限定:2008/04/16(水) 17:28:39 ID:p87obhzC0
ザウスもこういうの売れよw

767 :名無しさん@初回限定:2008/04/16(水) 21:24:44 ID:aDG+WURC0
そして速攻で流れているこの悲しみ。

768 :名無しさん@初回限定:2008/04/16(水) 22:39:48 ID:nij3ojtA0
>>762
いろんな意味ですげー。凄いじゃなくてすげー(ネリー的な意味で)

すげー。>>762すげー。まじですげーよ、マジすげー。
>>762すげー。
まず勇者。もう勇敢なんてもんじゃない。超勇気。
勇者とかっても
「クックック、勇者殿」
とか、もう、そういうレベルがレベルが日々前進じゃない。
何しろメット。すげー!インナーシャツとかじゃないの。これで料金所とか行っちゃう。メットだし超見える。
しかもタンクにも貼ってるらしい。すげーよ、タンクだよ。
だって普通はスーツの背中にキャラ絵とか貼ったりしないじゃん。だって先生に「それ何だ?」とか尋ねられたら困るじゃん。馘首とか困るっしょ。
濃度が増して、一年のときはちまいSDキャラだったのに、三年のときは肌色率九割とかヤバイっしょ。
だから俺とか部屋にポスターすら貼らない。チキンなヤツだ。
けど>>762はすげー。そんなの気にしない。貼りまくり。最も遠くまで到達する精霊光とかで観測してもわかるくらい貼る。
勇者って言ったけど、もしかしたら普通かもしんない。でも普通って事にすると
「じゃあ、そういうシール売って資金稼ぎしないザウスってナニよ?」
って事になるし、それは誰もわからない。すげー。誰にも分からないなんてすげすぎる。
あと超多い。約1アシュギス。マナで言うと70000。すげー。多すぎ。太って滑舌悪くなる暇もなく死ぬ。怖い。
それに超危ない。超18禁。それに超同人誌。18禁同人誌運搬中とか宣言する。宣言て。政治業者でも言わねぇよ、最近。
なんつっても>>762は馬力がすげー。運搬とか平気だし。
うちらなんて同人誌とかたかだかコミケで数冊頒布されただけで上手く所持できないから袋に入れたり、鞄に仕舞ったり、カタログに挟んだりするのに、
>>762は全然平気。同人誌を運搬してる。ヤバイ。すげー。
とにかく貴様ら、>>762のすげさをもっと知るべきだと思います。
そんなすげー>>762の先手を打った>>754とか超すげー。もっとがんばれ。超がんばれ。

769 :名無しさん@初回限定:2008/04/16(水) 22:52:35 ID:6I4ls7410
くーる! 762と754は別人とかあり得な酢w
こんなエトランジェが二人も落ちてくるスレの底力にナポリタンを脱ぐぜよw
個人的に時深さんに惚れた。

さあ、夏の陣へ向けて量産体制にはいるんだ。

>767
2chブラウザでなくて、IEとかのブラウザでひらけば見えると思うよ。

770 :名無しさん@初回限定:2008/04/16(水) 23:46:11 ID:aDG+WURC0
おお見れた。探検隊の背中のロゴとか気合入りすぎだね。
鉛筆でトレスするのでさえひと苦労だっちゅーのに。

キャラをそのままぺったんこするのは勇気がいるが、文様とかは
人丸氏が面白いセンスで描いてるのでわりとあざとくならないかな。

771 :名無しさん@初回限定:2008/04/17(木) 00:09:40 ID:tlb1aMjM0
神が連続降臨されておられるww
もうこうなったら>>754>>762はツーリングOFFするしかないんじゃないか?
その為の旅費は、夏の陣で俺達が大量に貢いでみせるからさ!

772 :名無しさん@初回限定:2008/04/17(木) 05:54:38 ID:2eJUuUW30
二人ともすげええwwww


773 :762:2008/04/17(木) 13:31:22 ID:xvxvOd0rO
まず…
>>754がうpしてくれた事に感謝。うpするか迷ってたところに切っ掛けを与えてくれた…
もし、このタイミングでうpしてなかったら、晒す事無くタンクのステッカーを剥がしてました
二年前の夏コミ頃からチョコチョコ貼ってきて「アセリアメインの痛い車や単車って見たこと無いな〜」と思い、挑戦…受け入れてくれた住人達に感謝

>>766
専門業者に委託して、業務用プロッター(機械切り)で作ろうとしたら、データを作る段階で結構な費用が発生する現実・゜・(つД`)・゜・

>>768
ものベーが某キャラに手紙を配送しているネタを元に妄想している時にオフ会で頂いたので貼ってみました>18禁同人誌運搬中
なるかな女性陣にヒミカ先生の801本を運んでくるものべー…

>>769>>771
同人活動はやってないんだ…昔はちょっとだけやったけど
あと、手切りメインなので量産は難しいです。切ってスキャナで取り込んでデータ化してやれば何とかなる…かな?
…まあ、取り込む前に満足のいくものを作らないといけない現実
現在、ごく一部の物なら自宅にあるプロッターで量産可能です

>>770
資料からスキャナで取り込んでプリント→修正→再度、取り込み→バランスを取る為、形のいい片方を線対称になるように反転貼り付け
といった手順で作りました。…文字は最初に取り込んだ時のままですがw


住人の反応を見てやる気が沸いてきた…まず、相棒(バイク)用を頑張って切ってくる

774 :名無しさん@初回限定:2008/04/20(日) 10:53:30 ID:N0zU6Ohd0
求め 【代償なき奇跡は存在しない……今ならホワイトマナプランがマジお勧め】

775 :名無しさん@初回限定:2008/04/20(日) 22:22:51 ID:asFTSXPu0
住職【イオルートの臭いがする……イオルートの臭いがするよっ!!】

776 :戦士の努め:2008/04/24(木) 02:13:23 ID:xgfq1bzv0
 
  ―――― ズウゥゥゥゥン……

それは珍しく暇な午後、戦いの狭間に生じた一拍の烈音。
丁度暇潰しにヨフアルのサドンデス大食い競争に挑んでいた俺とネリーは窓を震わす大音響に驚き、
死闘の果てに残された最後の一個をばくつき合わせていた所で顔を見合わせ、同時に立ち上がっていた。
食いかけのヨフアルを放り投げ、それぞれの神剣を手に取りながら第二詰所の外へと我先に飛び出す。
「どっちだ!」
「ユートさま、あっちっ」
すかさずネリーが指差す方角を見る。と、確かに街の郊外、森との狭間辺りから黒煙が舞い上がっていた。
幸い城からはやや距離が離れているが、しかし国境を侵されたことには変わりが無い。
またか。思わず舌打ちを繰り返す。サーギオス帝国のソーマズ・フェアリーによるテロじみた小規模襲撃。
瞬らしいちくちくとした嫌がらせ。一体どこから侵入して来るんだ。これだけ防御網を強化しているのに。
「くそっ! 今月に入ってからこれで何度目だ」
「四回目だよ。ほんと、しつっこいよねぇ〜」
「確か今、あの辺にはナナルゥとハリオンしかいない筈だ。いくぞネリー!」
「はいっ!」
同時に駆け出す。すぐに森に迫り、開けた草原でガイアブレスを展開しているハリオンの背中を見つける。
そしてその隣では神剣を垂直に立て、精神を集中させるように目を閉じ、詠唱を唱え続けているナナルゥ。
「ハリオン! 何人だっ!」
「三人ですぅ〜」
「……ファイアボール!!」
轟音と同時に炸裂する、膨れ上がったヘリヤのマナ。地面を舐めるように焼き進んだそれが、森の手前で炸裂する。
周囲の木々が吹き飛び、熱風が吹き荒れる。立ち昇った土煙の中から片手を失ったブラックスピリットが飛び出す。
瞬時に反応したのはネリーだった。飛び込み、アーネスのマナを纏わせた『静寂』で肩口から斬り伏せる。
しかし絶命の瞬間、ブラックスピリットも掌に収束させたマセスのマナをネリーの下腹に叩き込んでいた。
結果、衝撃で跳ね飛ばされた小柄なネリーは全身をくの字に曲げたままこちらの方へと吹き飛んできたので、
地面に落ちるすんでの所で、スライディングで受け止める。ハリオンが施す治癒魔法が辺りを緑色に染めていく。

777 :戦士の努め:2008/04/24(木) 02:15:51 ID:xgfq1bzv0
 
「……ふぅ。危なかった」
「ゔ〜……あいたたたぁ……」
「んもう、無茶しちゃめっめっ、ですぅ〜」
「へへ、ありがとう、ハリオン」
「……これであと二人になりました」
「うん、後は俺に任せろ。ナナルゥは後方支援、ハリオン、ウインドウイスパーを……ッッッ!」
「? あらあら〜?」
「ちょ、ちょっとどうしたのユートさまぁ?」
「グッ! こ、これは」
その時だった。暫く忘れていた、あの感覚が蘇ったのは。唐突に襲い掛かる激痛。流れる脂汗。速まる動悸。
とても立っていられない。ネリーを離し、膝をついて蹲る。皆が心配そうに覗き込んでいるのが判る。
しかしそれでも、動けない。ちょっと気を許すと、間歇的にぶり返す鈍痛が脳髄の奥まで衝撃を送ってくる。
「大丈夫ですかぁ〜?」
「い……今、俺に触るな!」
「ひゃっ! 敵が来たよぉ? どうするの?」
「……仕方がありません。私達だけでなんとかしましょう」
「そうですねぇ〜」
「……」
情けない。八つ当たり気味に怒鳴り散らしたばかりか、肝心な時にこのざまとは。
しかし今は草を掻き毟り、全身を震わせながら、内部から湧き上がるこの痛みを懸命に堪えるしかない。
なにせスピリット同士の戦闘が巻き起こす地響きやら突風やらの振動ですら辛いのだ。とにかく痛い、痛すぎる。
余りに痛くて、ふいに何もかもどうでも良くなり、つい破壊的な衝動に身を委ねたくなってしまうほどに。
全身に、熱が帯びてくるのが判った。嫌な汗が大量に流れ、シャツの下がじっとりと冷たくなっていく。
そうして、どれ位耐えていただろうか。やがて痛みは少しづつ引いていき、最後には小康状態を保ち始めた。
ようやくのことで顔を上げると、駆け寄ってくる三人が見えた。戦闘は終了していた。


778 :戦士の努め:2008/04/24(木) 02:20:34 ID:xgfq1bzv0
 
「……全く、虫歯だなんて」
「まぁそう言ってやるなよセリア殿。確かに兵士の中には罹患者が多いんだ。奥歯に負担がかかるからな」
「そうなのですか? ヨーティア様」
「ああ。踏ん張ろうとすると、噛み締めるだろう? 兵隊は特に、その手の場面と頻繁に接する職業だからね」
「なるほど。ではユート様も度重なる激戦で」
「あ〜、このボンクラは違う。そんな格好良いもんじゃない。恐らくあっちの世界で治療を怠ってきた口だろう、違うか?」
「あたたたたっ! くそっ、そのとおりだよ!」
指先でつつかれた、腫れた頬を抑えながらヤケクソ気味に怒鳴り返す。しかし涙目になってしまうのは否めない。
呆れたセリアが首を振りながら小さく溜息をついている。視線がいつもの五割り増しで憐れみ臭い。
一方でまるで実験動物を見下ろすようなナナルゥの無感動な眼差しというのも精神的には結構こたえる。
他にも、戦場で俺が倒れたというある意味誤報を聞きつけた面々が押しかけてきて、治療室は賑やかだった。
だがヨーティアの説明を聞いた後で、とりまく雰囲気は確実に変化している。心配から、軽い失望へと。
「で、なんでこんなになるまで放置していたんだい?」
「……忘れてた」
「……やれやれ」
「仕方ないだろ! 突然別世界に飛ばされたんだぞ! そんな事思い出す暇……いたたたた」
「ばかだねぇ、大声出すと響くだろうにさ。そうじゃなくて、前の世界で、ってことだよ」
俺とヨーティアの問診?が下らない口論に成り下がったのを見て、何人かそそくさと無言で出て行った。
小さく"下らない"と呟いたセリアの一言を最後に扉が閉まり、残ったのは治療班のイオ。
ベッドの脇で心配そうに覗き込んでくれているオルファ、シアー、ネリー、ヘリオン。
一緒に出て行こうとしたニムはファーレーンに制止されたのか、渋々部屋の隅で立っている。
その隣で腕を組み、思慮深げ(いつものことだが)に佇んでいるのがウルカ。ついでにアセリア。
何気にエスペリアとハリオンが居ないのが軽くショックだった。そんなに呆れられてしまったのだろうか。

779 :戦士の努め:2008/04/24(木) 02:26:50 ID:xgfq1bzv0
「……嫌いなんだよ」
「は?」
「嫌いなんだよ。佳織にも言われたけど、あんな音を聞かされる位なら我慢していた方が百倍ましだ」
「なんだいあんな音ってのは。まぁいい、どちらにせよ治療は受けて貰う。いいね、エトランジェ殿?」
「ゔ……わかった」
エトランジェ、と言われてはぐうの音も出ない。
頬に当てた氷嚢越しに擦ってくれているシアーの髪を撫でながら、渋々頷く。
確かに好む好まないに拘らず、こんなつまらないことで戦線離脱している暇は無いだろう。
サーギオスとの決戦が近づいている。瞬と対峙している時に動けなくなってしまったら目も当てられない。
恐らく取り返すどころか、瞬にはこれ以上ないって位嘲られ、佳織には兄妹の縁まで切られてしまうだろう。
そんなことになったら俺は死ぬ。瞬に止めを刺されるまでもない。決心した俺はヨーティアに向き直った。
当てたままの氷嚢をネリーがつんつんと面白そうに突付いてくる。ええい、うっとうしい。
「頼むよヨーティア。佳織のためなら、俺はあの嫌な機械音でも何でも耐えるからさ」
「機械? あっちじゃ機械を使うのかい? ハイペリアってのは意外に古臭いね」
「へ? あっちじゃって、こっちじゃ違うのか?」
「ラキオスのマナ技術力をなめて貰っちゃ困るな。更にはこの天才科学様が手助けしているんだ、当然だろ」
「いや、後半部分はともかく、それは期待できそうだ。是非頼む」
「うむ。アセリア、準備はいいかい?」
「ん」
「え? なんでそこでアセリアが出てくるんだ?」
「……ユート、失礼」
「ああ、そういう意味じゃなくて。てっきりまた何となくそこに居るのかと思ってたから」
「さて、始めるかね。ヘリオン殿、ネリー殿、シアー殿、オルファ殿、ニム殿、ぼんくらの手足を抑えてくれ」
「は、はい! ユートさま、失礼しますっ」
「は〜いっ。パパ、ちょっとだけ大人しくしてねっ」
「うわっ! な、なんだなんだ」
「ん゙〜〜、動かないの〜」
「ユートさま、暫くの辛抱だよっ」
「覚悟してよね」

780 :名無しさん@初回限定:2008/04/24(木) 02:29:14 ID:I4EDPcPe0
おっ、こんな時間に投下乙。内容が内容だけにドキドキだ。

781 :戦士の努め:2008/04/24(木) 02:30:25 ID:xgfq1bzv0
「ウルカ殿は背後で首を固定。ファーレーン殿はその補助を」
「心得ました」
「はい。動かないで下さいねユート様。暴れるともっと痛くなりますよクスクス」
「いや一体何を! っていうかやっぱり痛いのか?!」
がっしりと固定され、思わず手元が『求め』を探す。しかし部屋の隅に立てかけられたそれには遠く及ばない。
傍目から見れば、美女美少女に四方八方縋りつかれ、うらやましいかも知れない光景。
しかし今の俺には、何故だか未知の危機感しか与えてくれない。先程の軽い返事が悔やまれてくる。
そうこうするうちに、目の前のアセリアがぼんやり光り出した。いや、正確にはアセリアの頭上でハイロゥが。
いつもは綺麗なリング状をしているそれがぐねぐねと不規則にうねり出し、まるで投げ縄のように変形していく。
あれは。そうだ、見たことがある。オルファのハクゥテが詰所内を逃走していた際、見事捕獲した必殺技だ。
ええと、落ち着け。あの時何か言ってなかったか? 未完成とか、失敗とか。そういえば、爆発したっけ。
「……待て! ちょっと待てぇ!」
「今だ、アセリア殿!」
「ん……行くっ!」
「しまっ……ぐあああああ!」
思わず叫んだのが失敗だった。なんて器用な、とか感心する暇もない。
大口を開けた瞬間、アセリアのハイロゥが口中に飛び込み、虫歯をがっしりホールドする。
そしてあろうことか、そのままぎりぎりと引っ張り始めた。こう、首ごと引きちぎるような勢いで。
しかし幸か不幸か、首はファーレーンとウルカが万力ようにスピリットの力全開で固定している。
結果、歯だけが。歯だけがずっずっと、重度の歯槽膿漏患者でも有り得ないような怪音を立てて。

782 :戦士の努め:2008/04/24(木) 02:35:23 ID:xgfq1bzv0
「ひひゃっ! まふい、せめてまふぃををっ!」
「何言ってるのか判らんな。アセリア殿、せめて苦しませないよう一気に行ってやったらどうだ?」
「ん、難しい」
「くぁうぇdrftgyふじこlp!!!」
制御が難しいと言っていた。
だからこそ、アセリアらしく慎重になっているのだろう。それが心配りなのはわかっている。
だが今は、それが全くの逆効果だった。じわじわと引き離されていく歯茎の軋みまで聞こえてくる地獄。
どんな拷問だ。こればっかりは、味わってみなければ判らない。いや、判りたくもなかった、本気で。
余りの痛さに神経が侵され、感覚がだんだん遠ざかっていく。何だか気持ちが良くなってきた。
ああ、これがあれか。快楽信号とかいう、死の間際に優しい人体の神秘って奴か。


数日後、ようやく腫れの引いた頬を擦りながら、俺は呟いていた。
「あー、しっかし酷い目に会ったな。ったく、どっちが原始的な治療なんだよ」
「へへ、でも良かったね、こうしてまたヨフアルが食べられるようになって」
「元々このヨフアルのせいで悪化したらしいんだけどな。ところでネリーもあれ、受けたことあるのか?」
「ないよ。えっとね、スピリットは虫歯になんかならないんだって」
「そうなのか?」
「うん。ほら」
「……それはなによりで」
にーっと笑ったネリーの歯並びは、正にくーるに相応しいホワイト&ホワイトな輝き。
何だか世界の理不尽さを感じつつ、俺は心底、これからは歯磨きを欠かさないようにしようと硬く胸に誓っていた。


783 :信頼の人:2008/04/24(木) 02:38:58 ID:xgfq1bzv0
おっ、こんな時間、誰も居ないと思ってたのにw
支援Thxです。

ところで本当の所、スピリットって虫歯になるんでしょか。
ネリシアとかハリオンとかは結構危ないと思うのですけど。

784 :名無しさん@初回限定:2008/04/24(木) 02:50:20 ID:I4EDPcPe0
おつであり乙でした。自分、リアル重虫歯なので
(きのうパンかじってたら奥歯が砕けた)他人事じゃないです。
ちなみに綺麗に破砕しましたが痛みはなかったので末期は相当前に通り越していた模様。
ところでこのキョーフの治療法は、ある種の触手SMプレイという奴ではないでしょうか(笑)

設定によるとスピリットは頑強だけど不潔が疲労に繋がりやすいので
風呂などデトックスな設備は整ってるらしいです。歯磨きすれば完璧に予防できる、程度じゃないかしら。

よい子(=21歳以上)のみんな、歯磨きは欠かさないようにしましょう。美少女ゲームは歯が命。
あと巨乳もしくは貧乳と、変な語尾と変な好物とついでに処女膜と萌えボイスも大切にネ☆

785 :名無しさん@初回限定:2008/04/24(木) 21:26:41 ID:I4EDPcPe0
「戦士の務め」にフリを返させていただきましたが、あまりにも悪乗りしてしまったので
外の保管庫の方にアップさせていただいたとだけ伝えさせて下さい。


786 :名無しさん@初回限定:2008/04/25(金) 10:44:05 ID:g0qaCjdR0
匿名希望「ニムの歯替りがまだなんです…私が悪いのでしょうか…」

787 :名無しさん@初回限定:2008/04/26(土) 00:50:44 ID:FJFzFgKJ0
相談員Y「心配いらないよ、成長が逆に進んでるんだからそのうち生え替わるさ。乳歯に」

788 :名無しさん@初回限定:2008/04/26(土) 22:58:09 ID:RFZQjNbB0
>>784-785さん
一言だけ。

   。     。 +  
゜ 。・ 。 +゜  。・゚ (;゚`Дフ。  ネタマケダヨ
            ノ( /     ウワァァァン
              / >    

789 :名無しさん@初回限定:2008/04/27(日) 13:14:20 ID:xoltGc9I0
>>783
乙。
一般人はともかく、スピリットが虫歯になるとしたら&エトランジェについては、
アースプライヤー/リヴァイブ方面的な再生治療で日本の現状より上を行くかもなぁ。

790 :名無しさん@初回限定:2008/04/27(日) 16:54:05 ID:+gY21UDP0
再生度合いによっては地獄見そうだけどな…

791 :名無しさん@初回限定:2008/04/27(日) 22:14:31 ID:5x3SnKDo0
>>789
それだと虫歯も再生されないかな?

792 :名無しさん@初回限定:2008/04/27(日) 22:37:15 ID:OvIhoJmP0
アースプライヤーがだめでもピュリファイがある

793 :名無しさん@初回限定:2008/04/27(日) 23:35:19 ID:csb9l3CH0
スピが虫歯になると常に口から金色の霧が出ちゃうようになる…わけないか。

794 :名無しさん@初回限定:2008/04/28(月) 10:30:01 ID:fMHxCFK40
抜くにしても麻酔が無いのが痛いな。
マインドブレイクとかバニシングハイロゥとか
つか歯替りあるのか? 成長に応じて歯もデカくなるのか?

795 :名無しさん@初回限定:2008/04/28(月) 10:35:26 ID:s4uLsOJD0
歯替りあるなら・・
抜けた瞬間に口から金色の霧が出るのかね

796 :名無しさん@初回限定:2008/04/28(月) 10:38:53 ID:xSELLb7y0
アースプライヤーで髪が治るようなシーンがあったし、
歯を抜いてもアースプライヤーかければニョキニョキと歯が生え変わってくる

797 :名無しさん@初回限定:2008/04/28(月) 13:18:45 ID:7YivsneX0
寝ているヤツの髪をこっそりアースプライヤーで伸ばしまくっておどろかす遊びとか。

798 :名無しさん@初回限定:2008/04/28(月) 14:50:59 ID:84ehF+f90
伸びるって言うか、そのスピリットが一番健全な状態に修復するんじゃないかね>回復魔法

799 :名無しさん@初回限定:2008/04/28(月) 23:56:04 ID:8lRtSRQX0
>>798
つまり現在がもっとも健全であるスピは年を取っても成長しないんだな!
ニムとかニムとかニムとかニm(ry

800 :名無しさん@初回限定:2008/04/29(火) 00:01:55 ID:YkXQKlwF0
木漏れ日の光 大地の力よ、この髪を癒して…アースドライヤー!!

801 :名無しさん@初回限定:2008/04/29(火) 00:06:22 ID:VeqHkaNb0
>>800の後ろにて

 | ̄ ヽ
 |」」 L.
 |゚ -゚ノ| <ヒートフロア
 |とl)


802 :名無しさん@初回限定:2008/04/29(火) 00:14:40 ID:47ZORE9D0
エス√突入後は、毎晩アースプライヤーが大活躍していると

803 :名無しさん@初回限定:2008/04/29(火) 10:26:05 ID:E+sOzTO60
>>799
待て、18禁ゲームの攻略キャラな時点でもう健全ではうわなにを

804 :名無しさん@初回限定:2008/05/01(木) 21:55:00 ID:u8jaPbQO0
つまり永遠の乙女?
もしくは何度も乙女?

805 :名無しさん@初回限定:2008/05/01(木) 22:11:22 ID:RiuxvRt+0
>>804
どこのアブナイゲームかと。…でも実際に出来そうで怖い。

806 :名無しさん@初回限定:2008/05/01(木) 22:19:05 ID:xcn8ZKe70
つまり永遠のおbsn?
もしくは何度もおbsn?

807 :名無しさん@初回限定:2008/05/02(金) 11:44:46 ID:YKUrLW0SO
つまり、天の岩戸のドンチャン騒ぎのたびに再生するという火の鳥な膜だと言うのですね。
ひのかぐつちも蕩けるホド!


808 :名無しさん@初回限定:2008/05/02(金) 11:48:40 ID:NlsLY4/D0
膜再生のオルファリル

809 :名無しさん@初回限定:2008/05/02(金) 22:27:53 ID:juc6/SxY0
膜張メッセ…すまん、言ってみただけだ

810 :名無しさん@初回限定:2008/05/02(金) 22:45:44 ID:6yZCLGW10
とりあえずニムの膜を破る係は俺でいいですね?

811 :名無しさん@初回限定:2008/05/02(金) 23:22:49 ID:yH85b5ua0
じゃあファーレーンは俺が

812 :名無しさん@初回限定:2008/05/02(金) 23:24:41 ID:juc6/SxY0
その熱き思いを試しに短歌にしてみてくれ、それで判断するから

813 :名無しさん@初回限定:2008/05/02(金) 23:27:23 ID:trif+l+E0
刺殺された>>811が見える

814 :名無しさん@初回限定:2008/05/02(金) 23:38:17 ID:6yZCLGW10
ツンデレの
ニムを抱きしめ
撫で回す
照れて暴れる
頬真っ赤

短歌なんて書いたことないよ旦那
でもニム可愛い

815 :名無しさん@初回限定:2008/05/02(金) 23:40:58 ID:6yZCLGW10
あ、最後7じゃないといけないんだったorz

816 :名無しさん@初回限定:2008/05/02(金) 23:56:37 ID:a/dacb9O0
勝手に改訂

ツンデレの
ニムを抱きしめ
撫で回す
照れて暴れて
脛に一撃

817 :名無しさん@初回限定:2008/05/02(金) 23:59:25 ID:juc6/SxY0
>>814本当に詠むとはww
末は「真っ赤っ赤」にすると座り良いかも

うし、対抗してみる

罵られ
斬り励まされ
髪切られ
それでも常に
エースゲッター

818 :名無しさん@初回限定:2008/05/03(土) 00:00:06 ID:IHYIfmvf0
うを、リロードorz

819 :名無しさん@初回限定:2008/05/03(土) 13:58:01 ID:ILivD4Xc0
ここまでの流れでふと思い出したがヴェドゴニアというゲームにロリヒロインがいてな
ツンデレではないが過保護過ぎて妹に近づいた主人公を殺そうとしたり、花嫁衣装を着せたりする兄がいて
外傷が勝手に治ってしまう能力持ちで膜も外傷扱いで再生してしまってたなぁ
ENDがある意味救われないがな

820 :ザ テイルズ オブ ファンタズマゴリア act.2:2008/05/04(日) 00:09:31 ID:ia84UcWO0
ハイペリアには、様々な童話が伝わっています。
そしてそこには、様々な含蓄や教訓が含まれています。
今では私達スピリットも、それらの幾つかを知り得る幸運に恵まれました。
ここでささやかながら、その一部を紹介していこうと思います。
さて、今回のお話から得られる教訓とは果たして一体……


むかしむかし、ミエーユにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
子供のいない二人は、毎日子供が授かるようにと神仏、もとい神様に祈っていました。
今日も緑色の長いもみあげの女神を模した木彫りの像に向かって手を合わせます。
「神様、どうか私たちに子供を授けてください。どんな小さな子供でも構いません」
「むしろ小さい方が、げへへ……ぐはっ」
「いいから黙ってお祈りする! このロリ坊主っ!」
ある日のことです。驚いたことに、二人に小さな赤ん坊が授かりました。
『門』を抜けた際のトラブルか、背の高さがコシカナ(一寸)にも満たない男の子です。
「チッ。なんだ、男かよ」
「……アンタって奴は」
さっそくコシカナ法師と名付けました。二人は宝物のように育てました。
マロリガンの子供たちはいつもからかいました。『コシカナ、コシカナ、ハリガネ法師』と。
その度におばあさんはとても腹を立て、『おだまりっ!』とハリセンをかざしつつ追い返しました。
しかしそれでもコシカナ法師はたくましい頭のいいエトランジェに育ち、ある日こう言いました。
「お母さん、ロリ坊主、俺に針と藁とおわんと箸を下さい」
「なんだとこのクソガキ」
「一体どうする気ですか」
とはおばあさん。
「針は神剣、藁はさや、おわんは船、箸は櫂(かい)です。都に行ってスピリットの隊長になるつもりです」
「なんと、ラキオスに……」
「行け。いやむしろ、とっとと逝ってこ……ビビビビビッ?!」
「……おお、像から緑の落雷が。天罰じゃ、天罰じゃ」
おばあさんが念仏を唱えるその目の前では、女神像が大きな天使の輪を輝かせています。
何故か非常に悲しんでいるかのようなその両瞼からは、ぽろりと大粒のマナが零れ落ちていました。


821 :ザ テイルズ オブ ファンタズマゴリア act.2:2008/05/04(日) 00:11:31 ID:xV0eCXUd0
 
さて、快く許してくれた二人から送り出されたコシカナ法師はさっそく都へと向かいました。
『契約者よ、代賞をよこせ。マナを奪え、犯せ』
「五月蝿い針だな」
『なんだと』
頭痛と闘いながら歩いている途中、ラースの辺りで名も無き序章のレッドスピリットに会いました。
「名も無き序章のレッドスピリットさん、川はどこですか」
「……お前、人じゃないな」
「アーーーーッ!!」
『フン、やれば出来るでは無いか』
いけませんね。

ようやく川に辿り着き、おわんに飛び乗ると、おわんは矢のように川を下っていきます。
泳いでいたメダリオがコシカナ法師に向かって来ました。メダリオは美味しい食べ物とまちがえたのです。
コシカナ法師は針、もとい『求め』を懸命に振るって何とか追い払いました。しかし、苦難は続きます。
『鞭』に打たれ、『目玉』に吹かれ、『触手』に掘られ、やっとのことで都に着きました。
誇らしげに城下を歩いていくと大きな立派な城の門が見えてきます。コシカナ法師はそこで働くことを思いつきました。
「門を開けてください。お願いがあります」
主人であるラキオス女王が門を開け、あたりを見回しましたが誰もいません。
「全く、これから変装しようって時に……あれ、誰かが呼んでいたと思ったんだけど」
「あなたの足元にいます」
「え……きゃあっ」
ラキオス女王はドレスのスカートに首を突っ込みかけてるコシカナ法師を見つけました。
驚き、転んだ拍子に大量のヨフアルを落としてしまいます。コシカナ法師はその『落石』を懸命に避けました。
「ふう、危なかった」
「あ、あ、あああああーっ! ヨフアルが、ヨフアルがぁ……よよよよよ……」
「あー……えっと、俺はコシカナ法師と申します。ここで働かせてもらいたいと思います」
「くっ、なかなかマイペースなエトランジェですね。よし、家来にしてあげます。ただし、ヨフアル代分はただ働きで」


822 :ザ テイルズ オブ ファンタズマゴリア act.2:2008/05/04(日) 00:14:28 ID:xV0eCXUd0
 
この女王には、美しいグリーンスピリットの家来がおりました。
少しぼんやりしていますが、家事が得意で、詰所でも結構な発言権を持っているようです。
コシカナ法師はどうにかして彼女に取り入り、出世しようと悪だくみを思いつきました。
丁度お昼寝をしていた彼女の頬に、さっき拾ったヨフアルの屑をなすりつけ、泣き出します。
「ああ、俺のおやつがああぁぁ。あれが無いと飢え死にしてしまうというのに……お、おおおっ?」
「むにゃむにゃ……あ〜ん……」
「うわわ待って悪かった、俺が悪かったから起きてくれぇっ」
「ん〜……あらぁ? 誰ですかぁ〜?」
しかし、寝惚けた彼女には敵いません。悪計も木っ端微塵です。
摘み上げられ、食べられそうになったコシカナ法師は、こうして危うく難を逃れました。
しかもどこを気に入られたのか、これをきっかけにグリーンスピリットの方が積極的に世話を焼いてくれます。
コシカナ法師はマナの使い方を教わりました。コシカナ法師は『求め』の強制ですぐに理解してしまいました。
「あらあらぁ〜。これはたいへんなお利巧さんですぅ〜」
「あの、そんなことはどうでもいいですから胸を押し付けないで下さい。圧死させるつもりですか」
コシカナ法師のマインドは日々下がっていきました。


823 :ザ テイルズ オブ ファンタズマゴリア act.2:2008/05/04(日) 00:17:38 ID:xV0eCXUd0
 
ある日、グリーンスピリットはコシカナ法師を連れて買い物に出かけました。
途中、大きなエターナルに出会いました。エターナルは、国を滅ぼしに来たのです。
「そこをどけ、若きエトランジェとスピリットよ」
「あらあら、困りましたぁ〜。若いだなんて、そんなぁ〜」
「どこを困ってるんだよ……こほん、悪いエターナルめ。ラキオスにちょっとでも手を出せばただではおかないぞ」
「面白い。お前の全てを見せてみろ……ふんっ!」
とエターナルは言うやいなや、空間断絶でコシカナ法師を一気に飲み込んでしまいました。まるでイ○ガです。
しかし、コシカナ法師も黙ってはいません。『求め』でちくちくとエターナルの胃袋の内壁を刺しまくります。
「オーラフォトンビームッ! オーラフォトンビームッ! オーラフォトンビィィムゥゥゥッ!!!」
「いたた、いたたたいたた。これでは死んでしまう。しかたがない、ここは一旦引くとするか……また会おう」
エターナルはコシカナ法師を吹き出すとキハノレの方へ一目散に逃げて行きました。


824 :ザ テイルズ オブ ファンタズマゴリア act.2:2008/05/04(日) 00:19:54 ID:xV0eCXUd0
「ふう。丁度マインドが下がってて助かった」
「ありがとうございますぅ〜。あなたは小さいですけど、とっても勇敢で強いのですねぇ〜」
「ちょっと待ってください。エターナルが何か忘れていきました。これは何でしょう」
「これはぁ、『再生の剣』の一部ですぅ。これを振るとぉ、欲しいものが何でも手に入るんですよぉ〜」
「ほ、本当ですか? お願いします、俺は大きくなりたいです」
「判りましたぁ〜。えいっ☆」
「え゙。あのちょっと待って下さい」
「大きくなあれ、大きくなあれぇ〜」
「お、お、おおお……おおおおおっ!」
スピリットが剣を振ると、コシカナ法師の「一部」はぐんぐん「再生」され、あっと言う間に立派な大人になりました。
「んふふふ〜。元気さんですぅ〜。ん〜、今鎮めて差し上げますねぇ〜」
「いやちょっと鎮めるってそんな、どこ見て言ってるんですか。って、身体が動かないっ!?」
いつの間にか詠唱を終えていたハリオンブラストはとても強力です。マイターンでも指一本動かせません。
『契約者よ、我は眠る。どうもこの娘は苦手だ』
「アーーーーーーッ!」
こうしてコシカナ法師はスピリットと結婚し、望んだ通り立派なスピリット隊隊長になりましたとさ。めでたしめでたし。


「おじいさんや」
「なんだい、ばあさん」
「ほっほっほ」
「はっはっは」
「……も゙ゔい゙っ゙がい゙言゙っ゙でみ゙な゙ざい゙よ゙」
「お、おお、おおおおお?」
「……まぁ二人とも少し落ち着けよ。こんな所で神剣同士の鍔迫り合いなんて止めてくれ。詰所が無くなる」
「なにさ、悠だって鼻の下伸ばしてたくせに。だらしない」
「こ、これはお芝居だろ? ってか、藪蛇?!」

825 :ザ テイルズ オブ ファンタズマゴリア act.2:2008/05/04(日) 00:23:28 ID:xV0eCXUd0
「え、えっと今回の教訓は、悪銭身につかずってことで……あの」
「……」
「……」
「なあヒミカ、これってイービr」
「言わないで下さい。そもそもハリオンを出した時点で間違っていたと、今では反省しています」
「あらあら〜。それは困りましたねぇ〜」
「いや、絶対困ってないだろ」
「しかし、判ってないな悠人よ。そもそも巨乳と結婚するなんて人生を捨てるようなもんだぐわばらっ!」
「んもう、おじいさん、めっめっですぅ〜」
「……やるわねハリオン。あたしより早いなんて」
「……なあ今日子。俺、判った気がするぞ本当の教訓。……口は災いの元、だ」
「あ、なーる……納得」
「あの、いいんですか? 『大樹』がなんだかこう、芯を捕らえるようにコウイン様の首を圧し折ってますけど」
「へーきへーき。こんくらいで死ぬようなタマじゃないから」
「そうそう。なにせ光陰だからな」
「はぁ」
「だ、誰か助けぎゅむ」
「さあさあみなさん、おやつにしましょう〜」
「……笑いながら止めを」
「……あたし、ハリオンにだけは絶対に逆らわないわ」
「……すみません。信じてもらえないかもしれませんが、本人に悪気はないんです」
「いや、よく判るよ。第一、悪気があったら大変だ」
「はあ。本当にすみません」
「てか、ヒミカが謝ることないじゃないの。なんだかんだ、仲いいのね」
「よよよ〜……わたしのヨフアルがあぁ……」


826 :信頼の人:2008/05/04(日) 00:30:03 ID:xV0eCXUd0
子供の日向け(何

>>816
覆面の
奥で揺らめく
黒きマナ
手を出さないで
ウチの娘に

827 :名無しさん@初回限定:2008/05/04(日) 03:50:04 ID:eZdIlbPt0
>>826
いつも乙
たまには俺に
良役を
ちょ、待て今日子
なんでここまd(雷撃

828 :名無しさん@初回限定:2008/05/04(日) 17:01:33 ID:H5blsrUvO
大きくなると10トゥニクルの神剣になるんですね!!大きく長い鼻が増長して!(チガ

ヨフアルが本物志向なのがさすが☆ミカ脚本w

次はコウイン様の三枚目の御札でヨロ


829 :名無しさん@初回限定:2008/05/05(月) 10:02:06 ID:4gTzUjBqO
「ふぅ、あいかわらずこの支払い方法は面倒だなあ」
八百屋の前で一人ごちるのはエトランジェ高嶺悠人。視界に入るのはリクェムを今まさに購入しようと軍票を切るエスペリアの姿……。

――あれ?『献身』を平時の街中でかざして何を……シャリーン。

え、あれ? なんだ今の?

市場の喧騒の中、買い物籠を腕に掛けてエスペリアは振り返りニッコリ微笑んだ。
「便利になりましたね。カウートマネーはヨーティア様とイオ様のおかげです。お店のご主人様にも好評ですし…何よりお得なポイントが密かな楽しみなんです」
そう言って彼女は、イタズラっぽく顔をほころばせたのだった。
そんな、風薫るレユエの月の昼下がり。



830 :名無しさん@初回限定:2008/05/09(金) 23:37:22 ID:u1iT+dBc0
ライフ ―51429pt
攻撃力 ―500pt
防御力 ―500pt
抵抗力 ――プライスレス

「お、お金で買えない愛がありますっ!」

831 :名無しさん@初回限定:2008/05/10(土) 01:17:04 ID:1eU8chyQ0
スピリットたちだけがカウートマネーを使える事にジェラシー炸裂のクェドギンたんが
「禍根」を使って人の手でも使えるカウートマネーを作ろうとして大失敗。
マロリガンを吹っ飛ばして総すかん。そんな永遠のアセリアのスピンオフ
「ギンちゅ 〜大統領は貯金中〜」というのがザウスの次回作だそうです。

832 :名無しさん@初回限定:2008/05/10(土) 03:46:38 ID:pNy1OrPd0
え?俺が聞いたのは
ご利用を計画的に出来なかったソーマが
借金地獄の妖精部隊を率いて大陸中の博打に手を出す
「スッたん 〜ご主人様は破産中〜」だったんだが

833 :名無しさん@初回限定:2008/05/10(土) 07:44:42 ID:FrXNUKQOO
あれ?
確か大統領に立候補したソーマたんにあやかった相馬市で、腹出しルックが大流行してトヤーアの置き薬の風邪薬特需が起きて世界を股に掛けたものべー交易で戦後景気が高揚したって話でなかった?


834 :名無しさん@初回限定:2008/05/10(土) 23:59:00 ID:yWmGa5Ee0
  「,'´r==ミ、
  くi イノノハ))
   | l|| ゚ヮ゚ノl|   時深ちゃんの新妻だいあり〜よろしくね!
   j /ヽ y_7っ=
  (7i__ノ卯!
    く/_|_リ


835 :名無しさん@初回限定:2008/05/11(日) 00:00:05 ID:Eog8uHKm0
出たら買うよ

836 :名無しさん@初回限定:2008/05/11(日) 00:17:13 ID:T2iUuVjd0
本当に10〜20代の話だったら買うよ

837 :名無しさん@初回限定:2008/05/11(日) 04:41:56 ID:5touQvIO0
なんだかんだでメインヒロインの中じゃおbsnが一番なヤツちょっと手挙げろ。

838 :名無しさん@初回限定:2008/05/11(日) 10:03:10 ID:eRyJD6HS0
アセリアノシ

839 :名無しさん@初回限定:2008/05/11(日) 10:04:20 ID:si876HHP0
おbsnノシ

840 :名無しさん@初回限定:2008/05/11(日) 19:03:25 ID:KsnV0o6D0
セリアノシ

841 :名無しさん@初回限定:2008/05/11(日) 19:07:57 ID:t6bB0wmS0
メインならヨフアルノシ

842 :名無しさん@初回限定:2008/05/11(日) 21:13:55 ID:wfSSicGw0
エスペリア一択ノシ

843 :名無しさん@初回限定:2008/05/11(日) 21:50:24 ID:L+9yBjYH0
ハリオンは俺の嫁( ´∀`)ノシ

844 :名無しさん@初回限定:2008/05/11(日) 22:10:54 ID:dDRJ/JCX0
メインならファーレーンノシ

845 :名無しさん@初回限定:2008/05/11(日) 22:11:28 ID:4hejvaj10
いいからヘリオンをよこせよ

846 :名無しさん@初回限定:2008/05/11(日) 22:19:59 ID:nJgQnUaJ0
ではシアーをノシ

847 :名無しさん@初回限定:2008/05/11(日) 22:50:29 ID:syZHtLvt0
ニムは俺の娘ノシ

848 :名無しさん@初回限定:2008/05/11(日) 23:18:17 ID:KaynA/xo0
ナナルゥノシ

849 :名無しさん@初回限定:2008/05/12(月) 00:54:05 ID:lHZl41as0
シアーを、ノシ

850 :名無しさん@初回限定:2008/05/12(月) 01:53:18 ID:2Tsm03OY0
現在の売れ残り
オルファ・ウルカ・ネリー・ヒミカ・イオ・クォーリン・テムオリン
住職・小鳥・今日子・ントゥ・ユーフォリア・ヨーティア

さぁ早い者勝ちだよ!

851 :名無しさん@初回限定:2008/05/12(月) 04:33:29 ID:uDOyQ6yJ0
ントゥたんはちょっと市場間違えてると思うんだ。

852 :名無しさん@初回限定:2008/05/12(月) 07:14:41 ID:oo82oVRsO
遅くなってすまんな小鳥ノシ

853 :名無しさん@初回限定:2008/05/12(月) 10:26:18 ID:w/c+ifqT0
光陰隊長ノシ

854 :名無しさん@初回限定:2008/05/12(月) 19:33:50 ID:SbjJ5MYR0
ヒミカさんが残っているのが信じられない!
私が身請けします!

855 :名無しさん@初回限定:2008/05/12(月) 20:46:09 ID:w7kKx05V0
では、師としてウルカを戴いていきますよ
料理もしっかり仕込んでやるさ♪

856 :名無しさん@初回限定:2008/05/12(月) 20:53:45 ID:w7kKx05V0
現在の売れ残り
オルファ・ネリー・イオ・クォーリン・テムオリン
今日子・ントゥ(?)・ユーフォリア・ヨーティア

とりあえず、俺のところで飯でも食わしときます
その後、訓練に付き合ってもらうけど…

857 :名無しさん@初回限定:2008/05/12(月) 21:55:06 ID:w/c+ifqT0
「オルファちゃんとネリーちゃんは俺が……」
「くぉおらぁああー!!アタシがいるってのにっ!」
ドォォォォォォォォォン!
「隊長……私は……」

858 :名無しさん@初回限定:2008/05/12(月) 22:05:28 ID:PYvFXQeb0
相変わらずクォーリン影薄いな

859 :名無しさん@初回限定:2008/05/12(月) 22:51:45 ID:R3aRjd/J0
>>847
娘さんと結婚してよろしいでしょうか

860 :名無しさん@初回限定:2008/05/12(月) 23:19:32 ID:qVg1PgjP0
誰にもやらねぇ!

861 :名無しさん@初回限定:2008/05/12(月) 23:35:49 ID:RY0dGeF20
ニムが欲しい奴は義兄である俺にも話を通してもらわないと困るな

862 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 00:38:48 ID:ft1/DHEm0
せめてオーラフォトンノヴァくらいは使えないと認められないな

863 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 01:06:14 ID:vxMXgH7V0
ニムを下さい。
パッションなら、精一杯頑張れば使えます。

864 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 01:12:17 ID:ur+ak56w0
というかだな、まずニム自身を倒せる位の豪傑でないといけない

865 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 01:47:04 ID:x1VYOgi/0
最大の関門はフ

866 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 01:53:36 ID:RqbsHnRy0
くめん

867 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 12:01:25 ID:92NOyMhl0
ここで10分レスが無かったらくーるなネリーは俺の嫁、と昼間っからほざいてみる

868 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 12:02:23 ID:2tag3uJR0
仕事してください><

869 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 12:11:24 ID:92NOyMhl0
orzせめてネリーっぽく阻止してくれよ…

870 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 12:26:53 ID:2tag3uJR0
だが断る

871 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 12:58:10 ID:92NOyMhl0
なんというツンデレ

872 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 15:13:46 ID:dtyQGh3h0
>>867->>868
自演レベルの早さの阻止ワロタ


873 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 17:09:59 ID:nmP0w03P0
>>855
では、俺が嫁としてウルカをもらっていく

874 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 20:02:05 ID:FBU0YGoz0
いいのか、浮気したら確実に殺されるぞ

875 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 20:51:21 ID:ur+ak56w0
浮気なんてする必要が無いから問題は無いな

876 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 22:44:53 ID:JkXMjbQw0
だがちょっと待って欲しい、スピ達の浮気って俺達の基準と同じなのか?
例えば他の女の子にうっかり親指立てたりしたら大変なことになるだろうし

877 :名無しさん@初回限定:2008/05/13(火) 23:04:45 ID:v1NKdBrr0
というか浮気したら確実に殺されそうなのは全員かと。
エスペリアはもちろん、アセリアもあれで嫉妬してたし。

878 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 00:24:18 ID:2TImXJTI0
誰が一番苦しまずに死ねるか競い合えるレベルですね

879 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 01:07:58 ID:BkwEkeKF0
命と彼女達…優先すべきは明らかだろう

880 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 01:43:28 ID:RDWNwKFB0
ナナルゥとヘリオンに殺されるのは想像するのが難しいな

881 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 02:15:28 ID:2TImXJTI0
ちょっと想像してみた

思わずやっちゃったヘリオンの場合
公式発表によると、被疑者は殺害現場に蹲り、神剣を抱えて泣いていたという。
「ぐす……ぐす……言ってたじゃないですかぁ……わたしだけって……言ってたじゃないですかぁ……」

極めて冷静に感情開花したナナルゥの場合
公式発表によると、被疑者は金色の霧を全身に纏いながら被疑者の側で微笑んでいたという。
「これで永遠に所有出来ます」

882 :855:2008/05/14(水) 02:28:18 ID:GtOKaTW4O
>>873
すまんが、(性的な意味で)いただいた後なんだ…
訓練所(道場)と台所と風呂で…

>>880
ナナルゥ→背後に立っていきなり全力全開!
そしてサラッと「…怒ってません」と
ヘリオン→怒りながらブンスカ神剣を振り回してる内にサクッと…そして大慌て

イオが一番(肉体的)被害が少ないと予想
ハードな説教か、長期間『浄化』してくれないぐらいだろうから…

883 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 02:29:39 ID:RDWNwKFB0
怖ぇよw

884 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 13:07:41 ID:BkwEkeKF0
>>881
やべぇそれツボにきた

885 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 13:35:35 ID:MDUyq5Bn0

    ぐす、、、ぐすっ、、、          ||        ||
    .言ってたじゃないですかぁ、、、    ||        ||
   | わたしだけって、、、        (::: )A`)      (::: )A`)
   | 言ってたじゃないですかぁ、、、 ミ‖‖‖j     ミ‖‖‖j
   |                     ミ>>  .|j     ミ>>  .|j 
   |  , ^》ヘ⌒ヘ《ヾ            ミ‖‖‖j     ミ‖‖‖j
   |  ( リ〈 !ノルリ〉))            ヽ)ヽ)      ヽ)ヽ)
  / ̄ノノ.lニ⊃⊂) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./   ((7ヽ~(ヘ_)_). :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
      . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::

886 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 17:44:11 ID:3JJJiPhB0
左半分だけなら心にグッと来るものがある

887 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 18:12:16 ID:9PFZ3HRu0
遅くなったがユーフィーのお友達になるぜ。

888 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 19:27:30 ID:RDWNwKFB0
>>885は後世に伝えるべきだな

889 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 19:31:53 ID:MDUyq5Bn0
>>886
つまり部屋の片隅で膝抱えてるおにゃのこにだけグッとくるんだな
うし、まかせろ



   |          ここは暗くて、、、
   |           だ れ も いなくて、、、
   |     _ ,ヘ    落ち着きますね、、、
   |   〃/::::|ヽ
   | ∠ <=====ゝ
  / ̄j ノ.lニ⊃⊂) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./    (7ヽ~(ヘ_)_). :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
      . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::   :*¨∵:;⊂

890 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 20:11:59 ID:RtkqimY0O
隅になんかあるw

891 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 21:01:05 ID:V2j3cgH/0
スピリット隊ヤンデレ化計画が行われていると聞いて来ました

892 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 22:45:43 ID:RDWNwKFB0
さあ、全員分作る作業に戻るんだ

893 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 22:57:57 ID:Fnc2SKwX0
その前にお前ら、
他の子に気のあるような素振りを見せてまでスピをわざと拗ねらせてみたいドSなのか
ただスピのヤキモチを見たいが為だけに命を懸けるのも厭わないドMなのかはっきり汁
                                .,.:..ゝ/.:      >/.:..,
                               ..,;.ヘ|.       」>》,.;:
   |                            ..ゞ/|        >/,,.:;
   |                           ..,:.;.,:<丶       /》.,:.;;
   |       ,                    ;,,,;iミ.          |ヾi::;.
   |   _,'´⌒"´|                  ..,;.ゝ/,.         》..,.;
   |  \フl」」ルl」」 、、怒っていません     .,:.;..;\;|         ゞ>..,;;,:
   |   i !ゝ゚ -゚ノゝ. 。               :::,;.;.:.<ヽ        >》;;.:,..
   |   i⊂》|Tリつ __||__           ドォォォォ .,:../.<:.        /|ヾ,,.;;:..,;ォォォォォン!
  / ̄ ノノく/|_ノゝ ̄ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ..,:.;.;.,:.;;/ゞ        \》);;,:..,:.;.;:,;..
./       し'ノ . :. :. .:|| :: :: :::::::: : ::::::::::::::... ...,:.;:,;.;;<;:\<           》//.>.,:.;,:,;
      . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::    ,,:.;,..,巛;<\.., .      ,,.   />》;,;.:,;..



894 :名無しさん@初回限定:2008/05/14(水) 23:08:03 ID:RDWNwKFB0
え?両方じゃないの?

895 :名無しさん@初回限定:2008/05/15(木) 07:57:48 ID:gq0y9o5/0
MとSは同じカードの裏表。
ントゥ頂いて行きます。こっそりと。

896 :名無しさん@初回限定:2008/05/15(木) 22:56:52 ID:zfSOmdd60
なんか出遅れたっぽいけど折角なので貼ってみる

   |                        
   |                         || ||
   |                         ||し||
   |    '´ ⌒ヽ  ニムは、、、        .||ょ||
   |   ! ソノノ~))) ニムは悪くない、、、.  .||こ||
  / ̄ ノ.lニ⊃⊂) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         .||.| ||
./    .ヽ~(ヘ_)_). :. :. .:: : :: :: :::::::: : :::::::::::::::::: .|| ||
      . :. :. .:: : :: :: :::::::: : :::::::::::::::::: :*¨∵ ;⊂||/


そろそろ煽り文&点呼ネタ募集の時期ですな

897 :名無しさん@初回限定:2008/05/16(金) 21:42:46 ID:ydnpiAwc0
                       _         ヽ  ; ;、、。    : :"; ヽ)/
                  ' ' '' '' '''''''''''''¬―., ´  ̄ ヽ .-,,,,,,,,,__:;:";∠´ ハ`ゝ ’;・∵
                            i イ((()))       ゙̄彡//ノハハ〉‘
         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\     三.モヽ | l| ゚ -゚ノ||      ゞ(リ;゚д゚ノ~''ー,,
 ずっと一緒って言ったのに… >  ニ  ヾ( ノく/介),.ヽ         ・,‘・,‘     ,〉
         ______/  三    (Y_ (_ノ              _,,r'"
                   ニ       /""               ,,―'"
                         "/'""         _,,,,,v一''"<
                         ;/"'"'"    _,,,v-ー'''' ¨ <_ノ_jイ_ゝ ^
                      _;:;"'",,-―''

エタニティリムーバー!!!
              ̄ ̄ ̄ ̄-----________ \ | / --
-------------------------------------  ・
     _______ --------  ヽ ̄ ̄ ̄             _
             , ´  ̄ ヽ      / / |  \ 
              i    )))     /   /   | .    \
            ノ`ヽ|   il|ノ .ノ`ヽ /    / . |          !
<(ΞΞΞΞV(ノUu.リ   ルソ_(uUJ    /     |         ァ
             ノノノリリヾ>       /      |       ア
            (ソ‐ヾ_)ゝ      /      |     。
                       /  __゛  / \
                       / .    /     
                         /\

898 :名無しさん@初回限定:2008/05/16(金) 22:43:13 ID:/4FxW5FA0
おおっとアセリア選手フルスイング、奇跡的に悠球の真っ芯を捕らえたぁ!
これは大きい、大きいぞ、追いマナに乗って伸びる伸びる!
入るのか?入るのかぁ?入った、入った入ったーー!これは見事なホームラン!
まさに会心の一撃で、貴重な生まれつきのエターナルを手に入れました!



悠球のユーフォリアなんちゃっ(死

899 :名無しさん@初回限定:2008/05/17(土) 10:45:09 ID:8yTukss80
>>897
ソウユートの首トンドルw

900 :名無しさん@初回限定:2008/05/17(土) 17:32:41 ID:cEKpyFnn0
エターナルだから大丈夫
また生えてくる

901 :名無しさん@初回限定:2008/05/17(土) 17:55:56 ID:UFdPPXW50
手違いで2人になったりしてな

902 :名無しさん@初回限定:2008/05/17(土) 20:24:45 ID:8+aEByre0
今すぐ人数分にわけるんだ



何分割かな?

903 :名無しさん@初回限定:2008/05/17(土) 20:34:57 ID:yJjki1/OO
ユートなら俺の分もとっておいてくれよ

904 :名無しさん@初回限定:2008/05/17(土) 20:35:47 ID:wKWfsaVK0
何分割してもおbsnが全部もらっていきます

905 :名無しさん@初回限定:2008/05/17(土) 21:57:37 ID:0FsXrv5U0
なんという逆ハーレム

906 :名無しさん@初回限定:2008/05/18(日) 20:33:10 ID:/DD1vILxO
遅レスすまないが、
>>877
アセリアが嫉妬しているのが見て取れるような場面本編中にあったっけ?
「このスレでの」アセリアの話とかなら空気読めなくてすまん、スルーしてくれ

907 :名無しさん@初回限定:2008/05/18(日) 20:40:27 ID:1St1oHw70
悠人「エスペリアにまで忘れられたいたのは正直堪えた」
アセリア「そういえばユウト、いつもエスペリアにデレデレしていた」
と拗ねていたシーンがあった

908 :名無しさん@初回限定:2008/05/18(日) 20:58:49 ID:hWV37l/W0
ソウユート量産って、ヨーティア辺りが飛びつきそうな商売だな。

ヨーティア「今度は増やした上でショタ化して売りに出してみるか」

909 :名無しさん@初回限定:2008/05/19(月) 15:58:36 ID:G5RlXCaEO
やはり隊長タイプは針金髪が1本立っているのですね。

910 :名無しさん@初回限定:2008/05/19(月) 16:10:05 ID:KcpA0JN40
       /)
     ヽ/ /
  ∠´ ハ`ゝ
  彡//ノハハ〉
  ゞ(リ ゚ -゚ノ!      ノ|    <コンニチワ、リョウサンガタエトランジェタイチョウタイプデス。
   <´ii Yliン, つ= ̄ ̄處     モチヌシノトウロクト、オレノナマエヲ
   U |.Tii<     ̄ ̄ ̄     オンセイガイダンスニシタガッテ ニュウリョクシテクダサイ。
    <_ノ_jイ_ゝ            ナオ、アンショウバンゴウニワカリヤスイスウジヲツカウノハオヒカエクダサイ



911 :名無しさん@初回限定:2008/05/20(火) 00:35:18 ID:K4iaUKos0
量産型ユートに、色々な服を着させてあげるのが最近の流行。
水着、運動着、執事服などが人気。
白衣や、学生服も根強い。
一部では、ナナルゥプロデュースによる奇抜な衣装(通称ジョジョ服)も話題に。

912 :名無しさん@初回限定:2008/05/24(土) 02:44:47 ID:doD0XzPU0
で光陰が年少組みの気を引くために大量購入したのを目撃され勘違いされたりするんだな
もしくは瞬がストレス発散に破壊するために大量購入したのを佳織に見られて誤解するんだな
さらにロティがスピリット隊の隊長としてがんばるための見本として大量購入し勘違いされるんだな

913 :名無しさん@初回限定:2008/05/24(土) 02:45:49 ID:doD0XzPU0
もしくは第二段として量産作業中に残念な結果になるのか?

914 :名無しさん@初回限定:2008/05/24(土) 02:49:35 ID:W/7dAkUl0
>>912
コウインとシュンはともかく、ロティ君は大量購入しなくていいだろw

915 :名無しさん@初回限定:2008/05/24(土) 08:27:01 ID:XcouQozG0
                          ヽ)/
ヾ'ベ^7^フ7          , -‐‐- 、   ∠´ ハ`ゝ
 ミミ「_~~_i/         /二二二\  彡//ノハハ〉
  ミ(!゚ _ ゚/ ・・・       ノ,ノノ^ソ从ゝ  ゞ(リ ゚ -゚ノ!
∠ λ|介|イゝ    Σ ノ从リ゚ヮ ゚ ノ从  <´ii Yliン,
 》U)|肉|U        (  /つ 〒つ  )  U |.Tii<
く_Αリ_||Αゝ        し と_ノ_')_)>」 ノ  <_ノ_jイ_ゝ

ロウエタ陣営でも人気の逸品らしいです

916 :名無しさん@初回限定:2008/05/24(土) 17:36:27 ID:doD0XzPU0
コアラ『カオスに対抗してタキオスを量産するための見本ですわ』

917 :名無しさん@初回限定:2008/05/24(土) 18:35:55 ID:Axat0K0N0
タキオス1「ぶるあぁぁぁああぁぁぁぁぁ」
タキオス2「ぶるあぁぁぁああぁぁぁぁぁ」
タキオス3「ぶるあぁぁぁああぁぁぁぁぁ」
タキオス4「ぶるあぁぁぁああぁぁぁぁぁ」
タキオス5「ぶるあぁぁぁああぁぁぁぁぁ」
確かに脅威だな

918 :名無しさん@初回限定:2008/05/24(土) 18:52:47 ID:zf4FBIiv0
むしろントゥたんを量産しようぜ!

919 :名無しさん@初回限定:2008/05/24(土) 20:58:40 ID:s2lgvqBS0
ントゥたんは分裂したら、なぜかサイズまでちっちゃくなってしまいました。
どうしますか?

920 :名無しさん@初回限定:2008/05/24(土) 20:59:21 ID:doD0XzPU0
八体を合体させてキングントゥたんを作る

921 :名無しさん@初回限定:2008/05/24(土) 21:17:52 ID:gDbJhOGY0
6体合体させてゴッドントゥたんに

922 :名無しさん@初回限定:2008/05/24(土) 21:35:56 ID:zLi/HPTh0
フュージョンして超ントゥたんに

923 :名無しさん@初回限定:2008/05/24(土) 21:51:40 ID:iWmtfjsY0
寒い冬に一家に1匹
ミニントゥたん

924 :名無しさん@初回限定:2008/05/25(日) 08:27:58 ID:wLI3eEgIO
もちろん夏のキャンプファイヤーやバーベキューなどにも!

925 :名無しさん@初回限定:2008/05/25(日) 13:28:16 ID:8D1L3ohN0
ントゥたんって攻撃するとき頻繁に弾け飛んでたよな
でも次の瞬間には何事もなく元通り
やっぱりこれは弾けた肉片がうにょうにょと動いてくっついて元通りになってるんだろーか
それとも実は弾けて飛び散った肉片のそれぞれがントゥたんになって爆発的に増えてるとか・・・

926 :名無しさん@初回限定:2008/05/25(日) 18:14:31 ID:d5gnX8yh0
群体なんじゃ?

927 :名無しさん@初回限定:2008/05/25(日) 18:39:05 ID:FxcS8Rog0
もしかしたら俺達が知っているのが、既にキングントゥたんなのではなかろうか。
合体前のミニントゥたんには色々と種類が在るのではなかろうか。

ントゥベスたんとか、ホイミ…じゃなくてハーベストントゥたんとか、
メタルントゥたんとか、バブルントゥたんとか、ントゥつむりたんとか。

928 :名無しさん@初回限定:2008/05/25(日) 23:31:05 ID:4M2kAIeN0
ということは、あの上に金色に輝くゴールデンントゥたんが居るのか…どうやったら会えるんだろうな

929 :名無しさん@初回限定:2008/05/25(日) 23:33:13 ID:d5gnX8yh0
なんか光ってる物に友達になってよっていうと会えるよ……
つまり、今はユーフィのところにいるわけですな

930 :名無しさん@初回限定:2008/05/26(月) 00:05:07 ID:p73ebrKi0
じゃあ悠人が人の心を捨てて触手魔人化するわけだ

931 :名無しさん@初回限定:2008/05/29(木) 23:54:14 ID:49Mml2Ye0
次スレネタ投稿待ちの停滞ちう

932 :名無しさん@初回限定:2008/05/31(土) 01:42:14 ID:y0npY3160
とりあえずな煽りネタ。

---
 エターナルも滅多に訪れない次元の遥か僻地に、何の変哲も無い小さな世界がある。この世界に住む人間は呆れるほど愚かで、正体も解らぬエーテル技術を疑いもせずに使っているほどだ。
 その世界にはひとつ問題がある、というか、あった。そこにある国の殆どが、大抵いつでも不満を抱えていたということだ。多くの解決法が試みられたが、その殆どは概ねスピリットたちの生死に関係していた。
これはおかしなことだ。というのも、だいたいに於いて、その不満を抱えていたのはスピリットたちではなかったからである。
 というわけで問題はいつまでも残った。人々の多くは心が狭く、殆どの国が不満足だった。スピリットを最も多く保有している国さえ例外ではなかった。
 そもそもスピリットたちが何処から生まれて来るのか、そこに疑問を抱く者はほとんどいなかった。スピリットたちに戦わせるべきではない、人間自らの手で解決するべきだ、と言い出す者に至っては砂漠で水を探す如くであり、仮にいたとしても既知外と見做された。
 そんなこんなのある日のこと。どこぞの国の王子がエーテル技術とスピリットを手に入れてから三百年余りが経ったその日、ラキオス領内のとある街付近で育成されていたひとりの幼いスピリットが、これまでずっと何が間違っていたのか不意に気がついた。
そしてとうとう、世界を満足させる方法を思いついた。その方法はくーるできっと上手く行くはずだったし、大飢饉が発生する心配もなかった。
 ところがもったいないことに、そのことを人に伝える間もなく、彼女の妹がヨフアルを持って来て、彼女の思いつきは深き淵に沈んでしまった。
 ここは、その時のヨフアルが巡り巡って引き起こした大戦乱を分析するスレッドではない。
 その無邪気なスピリット姉妹と仲間たちを愛でるスレッドである。

永遠のアセリア&雑魚スピ分補充スレッド 29
---

元ネタわかる人は少なかろうし、いまふたつぐらいだし、
もっと良いのが出て来てそっちになることを期待。

933 :名無しさん@初回限定:2008/05/31(土) 07:13:37 ID:MWi9T+Ye0
じゃあ俺も、とりあえずな煽りネタ。

---

ス ピ れ !

永遠のアセリア&雑魚スピ分補充スレッド 29

---

勢い重視で。

934 :名無しさん@初回限定:2008/05/31(土) 18:33:51 ID:Tc9hJjdCO
(・∀・)っ[点呼ネタ]着てほしい服・してほしい事(ネタ可
例:光陰・大統領→パンツ一丁
ガチプロレス

注:あくまでネタです

935 :名無しさん@初回限定:2008/06/02(月) 14:00:39 ID:RuYsmS4LO
3月のライオンを読んでて、どうにも既視感が有ったんだがアセリアだったんだなw
ベタだけど。

川本三姉妹がエス、アセリア、オルファで…とか妄想しました。


点呼ネタおもいつかねぇ。メロドラマやるなら配役は……とかw

936 :名無しさん@初回限定:2008/06/03(火) 17:50:16 ID:i03RmhcZO
ttp://imepita.jp/20080603/630000

アセリア関係のステッカーを切ってみた
元々の画像の精度が高くないのと、色の反転・調整・ステッカーの強度の問題やらで細部が違ってるけど…
これは、手切り(白)→スキャン→プロッターでの機械切り量産版

次回はキャラの方を切る予定です

937 :名無しさん@初回限定:2008/06/07(土) 02:41:54 ID:kti8yibNO
書き込み止まってるな…

938 :名無しさん@初回限定:2008/06/07(土) 10:06:37 ID:ZpbctTkq0
新作はなるかなのアペンドだしなぁ
ユーフィー出るならまだ盛り上がれるものの

939 :名無しさん@初回限定:2008/06/07(土) 15:50:27 ID:KgsPuqLF0
なるかなはなぁ。某クロスSS系の掲示板でこき下ろされるほどあれだからなぁ……
とりあえず、データがとんだ無印アセリアのやり直し中ハードでイビル以外のENDは見終わったがSHに挑戦すべきか

940 :名無しさん@初回限定:2008/06/07(土) 21:24:28 ID:Rn2CxQ5z0
いけるなら迷わずSHを選ぶんだ
三週目以降でHやるのは得策じゃない

941 :名無しさん@初回限定:2008/06/08(日) 02:03:03 ID:TIUMUJex0
見れないせいか誰も>>936に食いつかんしね。

942 :名無しさん@初回限定:2008/06/08(日) 02:57:52 ID:iYhPrXK7O
見ても特に思うところがないだけだと思う

943 :名無しさん@初回限定:2008/06/08(日) 09:50:59 ID:fB2QAsgz0
前と同じ感想しか言えないから自重した

944 :名無しさん@初回限定:2008/06/08(日) 11:08:00 ID:ArF7yAyp0
次スレないから書込減。>933-934でいいんじゃね?

945 :名無しさん@初回限定:2008/06/08(日) 17:55:38 ID:AuruDpYn0
>>936
すごい!

・・・としかいえんよなあ。
自分はその手の事やらんからそれ以上言えん・・・

946 :名無しさん@初回限定:2008/06/08(日) 18:47:30 ID:uuPm5cGC0
ントゥシトラは普通に群体的な意識集合体+神剣の意思
ちびっこいのは別種で呼び名はシトラ

947 :名無しさん@初回限定:2008/06/09(月) 13:46:21 ID:YLa3Nsxd0
すみません、教えてください。
ハリオンマジックってなんですか?

948 :名無しさん@初回限定:2008/06/09(月) 23:20:51 ID:BECM8rJb0
>>947
おっぱいです。

949 :名無しさん@初回限定:2008/06/10(火) 06:11:57 ID:G7zE4+3Q0
>>947
ヘリオンのSSを書いたと思ったらハリオンのSSだった
そんな事態が起こった時のことをハリオンマジックという説や
緑亭で年々売上は上がっているのに赤字が増えていくという奇妙な現象のことをさすという説などがある
他にも色々な説が飛び交っているがどれが正しいのかは誰にもわからない
どの説が正しいのかわからないこと自体がハリオンマジックなのではないかという説まである

950 :名無しさん@初回限定:2008/06/10(火) 19:39:42 ID:wU4AmK8Y0
ハリオンさんのおっぱいに顔面ダイブしたら未だかつてない幸福感に包まれた
その気持ちがハリオンマジック

951 :名無しさん@初回限定:2008/06/10(火) 21:17:49 ID:/CQ2fLKX0
アセリアで面白い長編ss読んだことない

952 :名無しさん@初回限定:2008/06/11(水) 00:41:34 ID:d1bfrvDj0
聖なるかななら一本だけ面白いとおもった作品あるけどな。

953 :名無しさん@初回限定:2008/06/11(水) 02:04:36 ID:jeQfOW6h0
あったっけか。なるかなは書いてくれる人が少ないからな…
原作がアレだが資料が膨大なので色々できるとは思うんだけど、
その色々をこなせるほどのモチベーションが原作から取り出せないという。

954 :名無しさん@初回限定:2008/06/11(水) 02:16:31 ID:HQlynIH30
>>952
おせーてくれさい。

設定が設定だから多少文章を書きなれてるくらいじゃ
中二になっちゃうのかなあ

955 :名無しさん@初回限定:2008/06/11(水) 17:20:38 ID:d1bfrvDj0
理想郷にある。ヒントは大アルカナの愚者。
「聖なるかな」で検索かけりゃ二種類しかないから、すぐ解るはず。

粗は多いし、展開もベタだが、オリキャラも含めキャラ描写は悪くない。
原作よりよっぽどジャンプ展開、王道展開ってやつをわかってる作品だと思う。

956 :名無しさん@初回限定:2008/06/11(水) 18:19:31 ID:HQlynIH30
>>955
原作を比較に出す時点で
面白いんだろうなあ、と思っちゃう俺はw

もう高瀬氏は全シナリオ書いたりせんのかなあ

957 :名無しさん@初回限定:2008/06/11(水) 18:50:51 ID:BioQ2aok0
遅筆過ぎて会社が持たないから「全シナリオ書かせたりしない」んじゃねえの

958 :名無しさん@初回限定:2008/06/11(水) 19:52:16 ID:yKfRCckW0
ここに投下されるSSを面白がってみてるのって
まさか俺だけだったりするのかこれは

959 :名無しさん@初回限定:2008/06/11(水) 19:53:47 ID:08/7v3Rh0
そんなことはないぞ

960 :名無しさん@初回限定:2008/06/11(水) 19:55:50 ID:q9X6zAmf0
むしろそういう人が集うのがこのスレ

961 :名無しさん@初回限定:2008/06/11(水) 20:05:59 ID:HQlynIH30
短編なら読めるけど、完成された長編は読めるもんは少ないな、ってコトで。

理想郷の『最弱』おもすれーよ。

962 :名無しさん@初回限定:2008/06/11(水) 20:56:06 ID:BuIyVCJu0
>>956
なるかなに高瀬氏は関わってるんじゃ?
なるかな発売後だよね?ザウス辞めたの

963 :名無しさん@初回限定:2008/06/11(水) 21:18:48 ID:HQlynIH30
>>962
ほとんど企画屋さんじゃないすか。わかんないけども

964 :名無しさん@初回限定:2008/06/11(水) 21:44:31 ID:d1bfrvDj0
>>961
お気に召して何より。
ああ、話数一桁の頃から追いかけてきたけどついに完結してしまったなあ。
やはりジャンプ展開はいい、紀元前の昔から好まれてきた王道中の王道だからなあ。
弱っちくて情けない主人公が努力して強くなり、ライバルと友情で結ばれ、そして最後は勝利する。
アセリアの設定で純米をやりたかったってーのは、つまりはそういうことだよな。

965 :名無しさん@初回限定:2008/06/11(水) 23:07:26 ID:jeQfOW6h0
>神剣世界で純米
その語感から企画屋が判断して膨らませた結果があーだとすると、彼らの能力は勿論
世間における純米ブランドの出来高認知が知れる気がして切ない…。
ザウス自体良くも悪くも荒っぽい作りのメーカーだから、ビジネスで取り組もうって集団にはその粗ばかり目に付いて
見くびられちゃったのかなぁ…と思う俺はなるかな厨。

>最弱
検索して触りだけ読んだ、つか読もうとしたもののオリジナル要素の時点で自分的に無理だった。
原作キャラの性質を引き立たせる視点として用意するのなら大丈夫だけど
主人公にまでなられると違和感ばかり先立ってむずがゆすぎる。贅沢言ってスマン。

966 :名無しさん@初回限定:2008/06/12(木) 00:23:42 ID:gE3lKUob0
>>961
たどり着いてから2時間ずっとよみっぱ、最後まで一気に読んじゃうんだぜ
他に何かオススメってなーい?

967 :名無しさん@初回限定:2008/06/12(木) 00:44:37 ID:68inw+Lf0
>>966
生憎愚者以外俺は知らない。もう一つの方はいまいちだしな。
むしろ俺が聞きたい。

968 :名無しさん@初回限定:2008/06/12(木) 02:02:43 ID:UawBrIRv0
主人公がどこまでも読者視点ってのは、読み物には必要な要素だよなあ
なるかなプレイ中にツッコミたかったことを全部ハリセンで叩いてくれるから気持ちいいわ。

969 :名無しさん@初回限定:2008/06/12(木) 08:21:41 ID:RzqXkSpm0
>>966
というか、ここじゃなくてなるかなSS方で聞いたほうが……
駄目かあそこ過疎ってるし

970 :名無しさん@初回限定:2008/06/12(木) 08:48:15 ID:5tKr6eSd0
発売後の混乱を避けるために分枝したけど、結果的には杞憂だったよな

971 :名無しさん@初回限定:2008/06/12(木) 19:26:24 ID:gk7oDPFP0
俺はここの長編どこの作品よりも好きだけどな。
読めるもんは少ないで一蹴されるのは個人的に不愉快。
てか外部のSS捜索したいんなら理想郷の板でやればいいじゃんよ。
なんでここでやるんだよ。

972 :名無しさん@初回限定:2008/06/12(木) 20:15:12 ID:68inw+Lf0
だってネタないし。

973 :名無しさん@初回限定:2008/06/12(木) 21:59:05 ID:Hzj+OmGA0
このスレ住人のmybest(短長編関係なく)上げてもらったら
結構時代を感じられるんじゃないかと思う事しかり・・・

・・・自分なんかスレ読んで更に属性強化されたらなあ。
そういう意味では最古参に近いかも・・・

974 :名無しさん@初回限定:2008/06/13(金) 06:17:52 ID:UqRRVob60
そういやアセリアって2003年のゲームなんだよな。

ソフ倫の規制緩和後にアセリアが発売されていたら
キモウトルートがあったと思うとゾッとするな

975 :名無しさん@初回限定:2008/06/13(金) 06:36:11 ID:UqRRVob60
住職のエロシーンあったのか・・・
どうもスキップして記憶から抹消していたようだ。

976 :名無しさん@初回限定:2008/06/13(金) 21:03:36 ID:BLyfoe7a0
しかし、ザウスの新作どうしようか?
地雷なのはわかりきってるけど特典目当てで買うべきか否か……
スピたんは地雷臭がしたと同時にきったんだけどなぁ

977 :名無しさん@初回限定:2008/06/13(金) 21:27:42 ID:a8ELIA+w0
レビュー見てからがいいと思うぜ・・・

978 :名無しさん@初回限定:2008/06/13(金) 22:02:00 ID:pEMls3TB0
ナナシの為に買うしかないだろ…

979 :名無しさん@初回限定:2008/06/14(土) 07:03:40 ID:+Gxkk54m0
高瀬氏がザウスをもう辞めてるってことは新作には関わってないんだよね?

980 :名無しさん@初回限定:2008/06/15(日) 00:33:55 ID:B7wspdQ20
ないだろうね。

981 :月野陽介:2008/06/18(水) 20:34:01 ID:un77jz6o0
初めまして。丸きりのネット初心者ですがどうかお見知りおきを。
ここはSSを投下していいスレなんですよね?
自分は永遠のアセリア、スピたん、アネたん、聖なるかな(今プレイ中)
とプレイしてきたんですけど
スピたんでナナルゥがストライクで楽しみにしてたら
攻略対象じゃないじゃん!ってことでアネたんも買ったんですけど
どうも物足りないと感じまして(決して悪くはないけど話が短すぎて・・・)
悶々と脳内妄想していた所
ついに暴走しだして架空ナナルゥ攻略ルートを書きたくなったんですが
ここはアセリアオンリーなんですか?
「スピたんならこっち行け」っていう所があるなら教えて欲しいです。
ここでスピたんネタかいてもOKならちょっと教えてくれませんか?
設定はヘリオンルートならライバル的キャラがレイヴァーン、
二ムならハリウスという感じなのでここはエンレインを持ってきて
3節のダンジョンクリア直後という辺りから架空ナナルゥルートをやりたいと想ってます。
もしかしたらすごいアホなこと聞いてるかもしれないけど
OKならやっていいですか?

982 :名無しさん@初回限定:2008/06/18(水) 20:40:24 ID:nWW6gQJ+0
かまわん、続けろ(AAry

983 :名無しさん@初回限定:2008/06/18(水) 21:26:44 ID:otZdQxQr0
さっさとクリアしてなるかなに燃料投入するんだ

984 :名無しさん@初回限定:2008/06/19(木) 01:46:20 ID:RUuwnWD70
>>981
981 まで読んだ

985 :月野陽介:2008/06/19(木) 11:41:29 ID:q01y1vuc0
こんにちわ。また来ました。OKぽいと勝手に判断して投下させていただきます。
スピたんのナナルゥルートを妄想で作りました。
3章の赤の山をクリアしたところからという事で。
無駄に長ったらしく、投下するのも時間がかかる危険性が有り、
「こんなのナナルゥじゃねぇ!」 と思う方がいるかもしれないけど、
心の広い方、どうかお付き合いください。
お題は スピたん〜幻のナナルゥルート〜 で。いざ。

986 :スピたん〜幻のナナルゥルート〜 一章 誰が為の力:2008/06/19(木) 11:46:35 ID:q01y1vuc0
「どう、ツェナ?」
「もうちょっと・・・・・・んっ、よし終わり!」
「分かった。これで大丈夫だね。・・・みんなと合流するまでここで待機する。
少し体を休めておこう」
「はい!」
「わかったわ」
「了解しました」
僕達は赤の山で探索の為に僕、ヘリオン、セリアさん、ナナルゥ、ツェナ達の2手に分かれて行動していた。
険しい山道と高温で悪戦苦闘しつつも一足早く目的地に着いたので少し休息をとる事にした。
「隊長。身体の調子に支障はありませんか?」
「うん。今は特に問題は無いよ。」
「そうですか」
一息ついていた僕に声をかけてきたのはナナルゥだった。
その整った顔は基本的に無表情で何を考えているか分からないように思えるが、ここしばらく行動を共にし、
なんとなくだがそのときどう思っているかを感じられるを感じ取れるようになってきた・・・と思いたい。
今も僕の事を心配して声をかけてくれた・・・はず。うん、多分。
「ナナルゥもご苦労様。調子はどう?」
「体調は平常時よりも良好に思えます。特に問題はありません」
「そっか。さっきの戦いでも調子がよかったしね。やっぱりこの場所のおかげなのかな?」
「そう判断しております。・・・隊長。今の問いは私の身を案じていただいたという事になるのですか?」
「え?ああ、そうだよ。ナナルゥは大切な仲間だからね。」
「私が大切・・・それは隊長が私に対して特別な意識、愛情や恋愛感情を抱いているという事ですか?」
「ふえ!?」
「ナナルゥ!?」
「なっ!?なななななナナルゥ?そりゃあナナルゥの事は大事に思っているけどそれはあくまで仲間とか戦友とか
そういうものであって決してそういった邪な感情は一切なくでだね――」
「愛情や恋愛感情というものは相手を大事に思う事から成り立つものであり決して邪ではないと思いますが」
「い、いやあのね・・・」
「はわわわわ・・・」

987 :一章 誰が為の力2:2008/06/19(木) 11:50:49 ID:q01y1vuc0
――なんだこれは。
ナナルゥはこんな事をいう人だっただろうか。僕は実はナナルゥの事をよく知らなかったという事だろうか。
「隊長は私に対して恋愛感情は到底抱けないという事ですか?」
「はいい!?」
これはあれなのか?こんな事を聞いて来るという事はナナルゥはもしかして僕の事をいやまて実は全くただの疑問
でしかないという場合もあるし変に深読みしたら色々と恥ずかしまずい事に
「ああああああのね!?いや恋愛感情を抱けないなんていう意味じゃないしむしろ恐れ多いというか
釣り合わないんじゃないかとかでもし受け入れてくれるならとてもうれしってそうじゃなくて
ならどうなのだといわれたらそれはもう何という」


「冗談です」


「か・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・ぷっ」
「楽しい気分になりましたか?」
「・・・・・・あ、あのねナナルゥ・・・そういう冗談はがっかりしたり悲しい勘違い・・・じゃなくて!
どう反応していいかわからなくなるからできればそういった冗談はやめて欲し―」
「あら、なかなか悪くない冗談だったと思うけど?」
「セリアさん・・・」
「隊長。確かな前進を感じます。」
「うう、うううううううううぅぅ・・・・・・」
またここにひとり、僕をおちょくる人が増えた。
「あ、あはははは・・・あの、ナナルゥさん、どうやってそんな冗談思いついたんですか?」
「冗談を趣味にする旨をヨーティア様にお伝えした所、隊長に対して実行するようにとご指導いただきました」
「ヨーティアさん・・・」絶対に面白がられている。頼むから変な事教えないでほし――

988 :一章 誰が為の力3:2008/06/19(木) 11:53:59 ID:q01y1vuc0
「!!」
突然、うだるような熱さは変わらないというのに背筋が凍りつくような殺気が襲った。
(主よ)
(判ってる・・・この感じは)
「エンレイン・・・!」
「またあったな。ロティ・エイブリス」
忘れようのないその姿。炎の刃を無造作に構えるその姿は隙だらけに見えているが、
こちらが動いた瞬間にいつでも斬りかかる準備ができている。
「・・・再戦は、もっと後の事と思っていた」
「俺としてもまだ戦わずともよかったのだがな。生憎と事情が変わった。」
「事情?」
「他の開拓者達が本腰を入れて動き出した。無粋な横槍はかなわんのでな。
多少不本意だがこうして出向かさせてもらった。ロティ・エイブリス。どうか俺に見あう強敵となっていてくれよ?」
「くっ」
よりにもよって先生達がいない時に・・・!
だけど、やるしかない。
相手はこっちを待ってはくれないし見逃してくれるとも思えない。
「・・・隊長。あの男の力は危険です。加勢を許可願えませんか?」
「・・・わかった。ナナルゥ、援護をお願い。ヘリオン、セリアさん。ツェナといっしょに下がって!」
「了解」「は、はい!」「ロティ君、気をつけて・・・!」
「エンレイン。悪いけど二人がかりでやらせてもらう」
「俺は一向に構わん。では・・・ゆくぞ!」
言葉が終わると同時にエンレインが肉薄する。
「ふっ!」ギィン!
上段からの一撃を受け止め刃をはずして切り返す。
相変わらず重く鋭い太刀筋だが、前よりも落ち着いて対処できた気がする。
「・・・ほう、腕を上げたか。それがどこまで俺に通用するかな」

989 :一章 誰が為の力3:2008/06/19(木) 11:57:03 ID:q01y1vuc0
ガシン!チィン!
「・・・はあ、はあっ・・・!」
数分が経過した。何とか斬りあいにはなっているが、やはり実力が数段違う。
受けるだけで精一杯だし、このままでは体力が持たない。
「燃ゆるマナよ、紫電を纏いた狩矢となれ。ファイアボルト!」
「一貫・護剣の段、竜撃の型!」
「ぬるい!」
火象の刃を横薙ぎに振るってナナルゥの炎の矢を打ち落とし、そのまま僕の剣を弾き返す。
「まだ時期尚早だったか・・・だが会ってしまった以上見逃す事はできん。
・・・そろそろ終わらせてもらう」
不敵に笑んだエンレインが地面に剣を突き立て、そのまま地面を削りながら下段から剣を振り上げてくる。
あわててその剣を受け止めようと構えなおすが―

「地象弩!」

ドバン!
「!!!――・・・!」
「隊長!」
剣そのものは受け止めた。
そのかわりに数十もの石飛礫が至近距離で身体にめり込み、
凄まじい威力にそのまま吹き飛ばされる。
くそ・・・あの技は前にも一度見ていたのに!
身体が動かない。エンレインが来る!

990 :一章 誰が為の力5:2008/06/19(木) 12:01:36 ID:q01y1vuc0
「させないっ!紅蓮のマナよ、焦熱の猛火、天裂き地砕く破壊の戦斧となれ・・・アークフレア!」
ナナルゥが詠唱を終え、「消沈」から凄まじい紅蓮の炎がエンレインにむけて迸る。
「ふん」
対してエンレインは炎の刃を氷に変えて一閃し、地を這う業火をあっさり消滅させる。
「くっ・・・はああぁっ!」
効果がないと察したナナルゥが「消沈」を振りかざしエンレインに斬りかかる。
「遅い。」
ドゥ!
ナナルゥの一閃を軽く受け止め、みぞおちに蹴りが入る。
「がっ・・・!」
ナナルゥの身体がくの字に曲がり、数メートルも飛ばされる。
「ナナルゥ・・・!」
だめだ。体がいう事を聞いてくれない。動け!動かないと、ナナルゥが――
「ここまでか・・・ロティ・エイブリス。残念だが、永の別れの時だ。」
声が聞こえた瞬間エンレインは僕の眼前に立ち、炎に揺らめく刃を――
「隊長・・・っ!う、うああぁぁぁ・・・!」

――勝てない。ロティ様が、殺される。
だめだ。
あの人は、こんなところで死んではいけない。
少なくとも自分なんかより先に死んでいいはずがない!
・・・力。力が欲しい。
あの人を守る力が。死なせない力が!
それ以外など今はどうでもいい。
負けない為の、目の前の敵を屠る為の、全てを払いのけることのできる

チカラ、ガ――

・・・ブツン。

991 :一章 誰が為の力5:2008/06/19(木) 12:14:54 ID:q01y1vuc0
すいません。時間がないので抜けます。
今日中にまた戦闘終了まで投下しようと思ってます。
よければお付き合いください。
あとレス数がやばそうだけど次のスレってもうできてたりしますか?
できてたら教えてくださいすみません・・・

992 :名無しさん@初回限定:2008/06/19(木) 15:49:41 ID:bbANse0p0
稀有なスピたんネタ乙でありんす。
しかしなんという絶妙の場で引くかねあなたは(笑)しかも天然っぽいし。
コマい感想は一区切りついてからー。がんばれがんばれ。

993 :続き。一章 何が為の力:2008/06/19(木) 20:45:07 ID:q01y1vuc0
「っああああああああああああああああああ――っ!!!」

「え・・・」
絶叫。それと同時に視界に飛び込んでくる一条の赤い閃光。
「むおっ!?」ギャギィィイイイイイイイイイン!!
閃光は正に僕に引導を渡そうとしていたエンレインにぶつかり、そのまま吹き飛ばした。
「ナナ、ルゥ・・・?」
そう。赤い閃光の正体はナナルゥだった。
だけど、おかしい。本当に僕の知っているナナルゥなのか?
やった事は単純だ。
ナナルゥは「消沈」を真横に振るってエンレインを薙ぎ払い、僕を助けてくれた。
だけどナナルゥは接近戦は苦手とまでは言わなくともヒミカさんやヘリオンほど得意ではない。
毎日訓練を怠る事が無くとも神剣魔法を得意とするナナルゥはスピリットとはいえ非力な方だ。
だけどそのナナルゥが一薙ぎでエンレインの剛剣を弾き、更に体ごと吹き飛ばすほどの力を出した?
「・・・・・・。」
そしてその表情。全く感情が無い。
ナナルゥは基本的に無表情で感情表現が乏しいとはいえ、決して感情が無いわけではない。
冗談を趣味にするなどという方法がどうであれナナルゥはいろいろなものに目を向けるよう努力し、
僕でもナナルゥがその時どう想っているかくらいならなんとなく感じれるようになった。
だけど今。ナナルゥの表情は完全に凍り付いており、その瞳には全く感情がない。
いくらなんでも、おかしい。
「・・・いけない!神剣に完全に飲み込まれかけている!」「なっ!?」
セリアさんの言葉で我にかえり、事の重大さに気付いた。
ナナルゥが表情が乏しいのはもともとほとんど神剣に意識を飲まれたからだ。
この数年間でだいぶ自我を取り戻す事ができたようだが、それでも神剣が精神に与える影響は皆の中で一番大きいだろう。
そして今度は完全に神剣に取り込まれようとしている。・・・まずい!
「ダメだ・・・!ナナルゥ・・・!」


「・・・敵勢、排除。」

994 :続き。一章 何が為の力2:2008/06/19(木) 20:48:06 ID:q01y1vuc0
「・・・!」
その口から紡がれたのはいつもの平坦な声より更に冷たく一切の感情が消えていた。あんな声を生き物が出せるものなのか。
ナナルゥは皆を一顧だにせずエンレインに切りかかる。
日頃の訓練によって洗練された太刀筋という感じは無く、恐ろしく正確すぎる、自動的に振るわれているような剣。
「ぬうぅ・・・!」
そんなナナルゥの一撃一撃はエンレインの守りを弾き飛ばし、反撃を許さない。
僕達を圧倒していたエンレインに焦りと戸惑いが浮かび、確実に後退してきている。
だけど。
(主よ、あの眷属の自我が飲まれつつある。あの男を斬ればあの眷属は完全に神剣に支配される)
そうだ。神剣使いは心をしっかり持たないと神剣に取り込まれれるのだ。
あんな状態で人を斬れば完全に神剣に飲まれ、もうナナルゥは戻ってこれない。
いけない。ナナルゥをこれ以上戦わせたら・・・!
(だが主よ。あの男に今の主達では敵わぬ。このままあの眷族に始末させる他はない)
(ダメだ!絶対に・・・ナナルゥを正気に戻さないと!)
紡ぎが僕の心情を読み取り、ナナルゥに任せるように語りかけるがそんな事は承諾できない。
あんなのはナナルゥじゃない。
無表情で不器用だし、世間ずれしている所もあって危なっかしくて見てられない時もあるけど、
その行動は常に真剣で、いつも皆を想っての事だという事を僕は知っている。
周りに目を向け、命令などでなく自分自身の意思で新たな事を知ろうと頑張っているナナルゥを僕は知っている。
ここでナナルゥが神剣に飲まれ、今までのナナルゥの頑張りを無に帰すなんて。
絶対にさせない。隊長としても、いっしょに旅をしてきた仲間としても!
「ナナルゥ!落ち着くんだ!」
軋む体を無理やり起こし、ナナルゥとエンレインとの斬り合いに割り込もうと駆け出す。
(主!今近づいてはならぬ!)

ザシュ!

「・・・え?」

995 :続き。一章 何が為の力3:2008/06/19(木) 20:51:21 ID:q01y1vuc0
紡ぎの警告が聞こえた瞬間、左肩からに胸にかけて灼熱が走る。
「ロティ!」「ロティさん!」「きゃあああああっ!」皆の悲鳴がやけに遠く聞こえる。
いつの間にかこちらに半分だけ体を向けている凍りついたナナルゥの顔に赤いものがかかった。
(血・・・斬られた・・・?僕が、ナナルゥに?)
それだけを理解するのにずいぶん時間がかかった気がする。
反射的な行動だったのだろう。無造作に一閃された切り傷は浅かった。
だけどそれはもう少し深く入り込んでいたら確実に致命傷になっていたという事だ。
「もはや敵味方の区別もつかんか・・・愚か、そして哀れ。
強く、そして心弱き者よ、せめてここで引導を渡してくれようぞ!」
今まで受け太刀だったエンレインが斬りかかる。それに合わせてナナルゥが僕達に一瞥もくれずに飛び掛って行く。
だけど、僕は動けなかった。声をかける事もできなかった。
「はあああああぁぁぁっ!!」「っ・・・。」
先刻まで劣勢だったエンレインがナナルゥを押している。ナナルゥの剣をエンレインは最小限の動きでかわし
エンレインの燃える刃が徐々にナナルゥの体を傷付けていく。
「無駄だ。貴様の太刀筋は見切った。少々遅れをとったがもはや俺の体に届く事は無い。」
ナナルゥの機械的に繰り出される太刀は無駄な動作が無く、同時にフェイントなどが全く無い。
騙しや裏表が無い太刀ゆえにエンレインはもうナナルゥの太刀筋を見破ってしまったのだ。
「・・・白兵戦は不利と認識。神剣魔法によって掃討する。」
そうつぶやいた瞬間周囲に凄まじい熱気が立ち込める。なのに僕はなぜか背筋に寒いものを感じていた。
使わせてはいけない。そう頭が命じているのに体は全く動いてくれない。
「・・・無限なる虚空の闇を破りて、紅蓮を纏いて此に降り来れ・・・。」
「っ!ダメですナナルゥさん、その呪文は・・・!」
ヘリオンの言葉が聞こえなかったのか、気いていて無視したのか、ナナルゥは詠唱を唱えきる。
僕は、何も、できなかった。

「天駆くる流星よ、無慈悲なる死の鉄槌を降りおろせ。・・・スターダスト」

996 :続き。一章 何が為の力4:2008/06/19(木) 20:54:17 ID:q01y1vuc0
「――」閃光。そして爆音。
頭の理解が追いつかず、視界が白一色に染まり、完全な無音の世界となる。
スターダスト。膨大な赤マナの塊を正に流星のように敵の頭上に落とす超強力な神剣魔法。
全く加減が聞かず敵味方問わずに爆発に巻き込む危険性ゆえに滅多に使う事の無かった魔法をナナルゥは躊躇い無く発動させた。
僕達や、自分自身の事をもろともせずに。
「あれ・・・。」だけど僕は熱気は感じるが、火傷を負った様子は無い。
なんとか回復してきた視界で辺りを見回すと皆も火傷を負った様子は無い。
もっともセリアさんとヘリオンも爆音とショックでまともに動けそうに無く、ツェナは気を失っているが。
「くうぅ・・・」「・・・・・・」
そして前方に視線を戻すとナナルゥは力を使い果たしてひざをつき、その更に前ではボロボロの状態のエンレインがいた。
服はあちこちが焼け焦げ、袖が燃えて左手の義手がむき出しになっている
どうやら水象の刃を壁のように変化させてなんとかスターダストを受け止めたらしい。
皮肉な話だが、彼が受け止められずにスターダストが発動すれば僕達は吹き飛んでいただろう。
「これほどとはな・・・。だが、ここまでだ!」ひどい手傷を負いながらそれでも動けないナナルゥに剣を振り下ろす。
「っ――!」
ようやく体が動き、止めようと駆け出す。だけど、間に合わない!
「むっ!」
横からの飛来物に寸前でエンレインが飛びのく。飛来物の正体は一振りの剣。これは・・・ネリーの「清浄」?
「ナナルゥ!だいじょうぶ!?」駆けつけてきたのは剣の持ち主、ネリーだった。後ろからは別行動を取っていた皆が追いついて来る。
「さすがに・・・まずいか。ロティ・エイブリス。また勝負は預ける。この女に感謝するがいい。
もっとも・・・礼の言葉が届くのであればな。」
深手を負ったと思えぬ敏捷さでエンレインは初めて会った時と同じように消えた。
「むぅー逃げられちゃった。あ、みんな、だいじょうぶ!?」
ネリーが僕達の方に駆け寄ってくる。その時、言い知れない悪寒が走り、ナナルゥの方に目をやる。
ナナルゥが起き上がり、「消沈」を握り直している!

997 :続き。一章 何が為の力5:2008/06/19(木) 20:58:53 ID:q01y1vuc0
「ダメだ――っ!!」

絶叫し、ナナルゥを後ろから羽飼じめにする。
「ふえ・・・。」
きょとんとしたネリーが呆けた声を出す。
ナナルゥは反射的に間合いには入ったネリーに切りかかったのだ。
寸前で僕が押さえ込まなかったらナナルゥの剣は確実にネリーの喉を抉っていた。
「「ナナルゥ!?」」「う、うあ・・・。」追いついた皆が驚愕しネリーが泣き顔になってへたり込む。
「ナナルゥ!ネリーだ!ネリーが分かる!?僕の事は!?」

「・・・あ・・・。」

表情は見えないがナナルゥの体から力が抜け、「消沈」を取り落とす。
「・・・ネリー。ロティ、さま。」
「!ナナルゥ、僕が分かる!?」
正面に回りこみ、俯いたナナルゥの顔を覗き込む。
その呆けたような顔には先ほどの凍りついた人形のような様子は無く瞳には光が戻ってきている。
だが戻ってきた表情は動揺や驚愕、そして絶望の表情だった。
「あ・・・私は。ネリーを。隊長を。ヘリオンを、みんなに、あ、ああ」
「ナナル――」

「―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!」
スレがやばそうなので1章終了で休憩します。(じつは残り未完成・・・)
新スレができたらまたきます。では、よろしければ後ほど。

998 :名無しさん@初回限定:2008/06/20(金) 00:53:58 ID:IQm2wnuR0
オナヌー書くくらいなら次スレ建てろよボケ
二度とくんな

999 :名無しさん@初回限定:2008/06/20(金) 01:18:34 ID:8louVTpT0
次スレ
永遠のアセリア&雑魚スピ分補充スレッド 29
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1196850598

1000 :名無しさん@初回限定:2008/06/20(金) 01:19:27 ID:xKp6ek9j0
>>1000ならなるかなFDに等身大ルーグゥたんのフィギュアが付く

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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